September 21, 2014
ポエム・ホリデー ’14
オレの夕刻AM07:06、バドワイザーはまだ呑んでない。
久方振りの休日らしい休日、今が夕刻時だとしたらオレは朝のPM17:30から起きている。早起きだと云える。
一体いつ歯を磨き、いつシャワーを浴びれば正しいのかも定かでない。
バット、正しさなんてさほど重要じゃない、エチケットに従順である限りは。
どっかしらイカレているだなんて思わない、イカレているヤツなんて外に出ればたかだか2秒で会える。
トラベラーズファクトリーへ出向き、音楽を聴き、洗濯物を干し、格安チケットと格安宿を探る。
「休みーが必要だー」、奥田民生が唄っている。
「余裕があってこそ笑いは生まれる」、松本人志が語っている。
一日あればリセットは可能だ。オレは資金を稼ぎ、ソレを必ず取り返す。
長年お世話になっているクレジット会社から何の前触れもなく封書が届く。
「拝啓、ますます御健勝のことと・・・」だとか何だとか、歯どころか顎ごとすっ飛んで行きそうな逆モダン文句が並んでいる。
さて、封を切れば「限度額、今までの5倍にしときましたよ!」の通知だ。
すなわち、「クソガキ、もっと使えよ」だ。
クレジット会社はカードを使ってもらわないと儲からない。
葬儀屋は人が死んでこそ儲かると同義だ。
遂にオレは溜まりに溜っていたツケを返し、その通知により大逆転完全勝利を達成した。
自らの足で稼ぎ、ソレを達成した。
バット、資金は幾らあったとて足りるモンじゃない。やりたいコトが多過ぎる。
休みが必要だ、ゆっくりモノゴトを見極められる。
さて、我が愛しのバックページマスターから写真が届く。横には何と、良く知るフルスロットルガールも写っている。
「福岡のバーで呑んでるよ!貴様の曲が流れてるよ!」
写真には文章が添えてある。不思議だ、不思議×713291だ。
そしてオレはジャスト二ヶ月後、そのバーで唄っている。不思議×2935647さえ達成だ。
ところで、ワーゲンバスの貯金箱には小銭が信じ難い程のチャリンジャリン具合にて詰まっている。
ソレでバドワイザーを呑んだって良いだろう。