June 05, 2015
Let's get seoul,16 May
2、3日の内に書き上げる予定がこのザマ。思考が次にしか向かない性分故、振り返るどころかとっとと行こうってなモンながら、着手したこの記録はスゥーッと残しておきたい次第。
May 16

PM12:30、ローリングホール入り。あの雰囲気で「タップリ睡眠」だなんてまるでモグリだろう。
リハーサル、「リバーブゼロ」「ボリュームアップ」「ヒップ!」などのやり取りを通訳を介して行う。同時にカメラ位置を確認。
本番までの時間、快晴の空の下でビアーなどを嗜む連中を心底羨みながらホットコーヒーにて体内を燃やす。
本番、どんな感じで展開するのか皆目見当もつかんままに普段通りのセッティングを整える。
階段を上る前からずっとカメラは回っている、「ドキュメンタリーフィルムを常に撮られてる気分で居られれば・・・」をジャスト実践。
幕が上がり切る前にかの有名な歓声ってヤツが聞こえてきた。オレが駆使するべきはハッタリの英語と標準って意味さえ知らん日本語、それに加え一つ二つ辛うじて憶えたハングル語だ。
「プリーズコールミーアキチャン!」、あきちゃんと呼んでくれ!などと正しいかどうかも定かでない英語で叫んでみたら「アキチャーン!」と黄色い声が返ってきた。
あとはイクだけ。イッた。全部を記憶して脳内を離さないが全部を書き綴るだなんてモスト野暮だろう。
https://youtu.be/IQ4EiQKvjns (こちらは韓国主催者側の映像)
終演後、カメラマンが聞いた、「どうでした?」、
あの瞬間なら空も自由に飛べただろう。一人じゃないからこそ出来るコトがある。10人皆が歓喜し、そして泣いていた。オレは気狂い寸前の覚醒状態にて震えていた。
ようやくビアーを掴み、ラウドバンドのライヴを眺め、男に肩車を頼み、その状態で最前列まで躍り出てバンドにダブルガッツポーズを送りながら叫んだ、「ファー!!!」。
打ち上げに出向き、そこから大人しく眠るだなんて強固オカマ、如何わしい場所を徘徊し、それから韓国式サウナに出向いた。
男とサウナ場で立ち相撲を興じ、「アチー」などとのたうち回り笑っていれば簡単に朝が来る。一人じゃないからこそ出来るコトがある、例えば立ち相撲だろう。
サウナ場を出る時、韓国式アカ擦り90分コースに大枚を叩いていたメンバーとすれ違った時、奴等の顔はプルピチと輝いていた。各々の過ごし方で朝は来る。
格安ゲストハウスに舞い戻り、また懲りもせず喫煙所でビアーを掴んだ時、ソウルの朝は完璧な仕上がりで晴れ渡っていた。