April 04, 2020

the long winter vol.4


3月17日、午前の内に神戸空港へ着いた。2020年に入りほとんど初めて、太陽を浴びた様な感覚だった。

それから6日間、晴れは続き、詩の重要さを再確認し、人との出会いを思い、
 意気揚々と下北沢へ舞い戻った。

3月24日、「The Sundance」を猿小屋へ招き、今後の胸躍る出来事について打ち合わせ。ターンテーブルの上ではローリングストーンズ「イッツオンリーロックンロール」が回っていた。

3月28日、急遽穴の開いた下北沢CCOで今村竜也とセッション。今村竜也が云った、「これがラストライヴかも知れんぞ」。その後、今村竜也が帰った後も結局宴は真夜中まで続いた。以前誰かが云った「オレ達は下北沢という村に生きている」という言葉を思い出した。

そして4月。太陽を浴びない日々プレイバック。今、外には出たくない気分だ。誰もが先が見えず、スケジュールを組み直すのもままならない中、オリンピックの延期日程だけは最速で出しやがったなコノヤロー。

今年7月で77歳を迎えるお母ちゃんがいつか電話越しで云っていた、「7月やろ、77歳やろ、スリーセブンや。せやからオリンピック見てから死んだら丁度ええかな思てますねん」

「丁度ええってどないやねん!」、電話は笑って切ったが、個人的なその観点からみればオリンピックは永久に中止でええぞバカヤロー。

ボブディラン中止、ジムジャームッシュ公開延期、規模の小さいオレのライヴも他のライヴも中止、
ライヴハウスは当面の自粛、個人経営のバーは客入りが途絶え、行くヤツは阿呆と捉えられる風潮。そして東北でのオリンピック聖火展示会には5万5000人が殺到したらしい。

主催者がヌカす、「予想を遥かに上回っちゃいました」。ハニーベイヴ、この世はペテンとイカサマ。

オレは閉じ篭っている。誰にも干渉されず、誰にも指図されず、一旦静まる為に。

動く事が悪となり、その悪を唱える奴等が満員電車に乗っているという矛盾。国と国との争いなんかじゃなく、人と人との間から戦争ってのは始まる仕組みだ。加わるな。

今まで詩を唄ってきて最も嬉しかった言葉は「ヤクザの人がアンタの詩を聴いて泣いてたよ」って言葉だと思う。12月の札幌だった。

得意気な顔したこの国のリーダーが云う、一つの住所にマスク二枚を送ります。期待するから馬鹿を見る。アテにするから落ち込む。生まれながらのボンボンは残念ながら理解力に乏しい。ヤクザの方がよっぽど信頼出来るぜ。

オーケー、オレの住居は302号室と303号室をぶち抜いて一つにしてある特殊な構造なので登録住所は二つになる。すなわち、四枚頼むで!ってか。


 

drecom_eroom5session at 07:10│Comments(0)│ │散文 

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