June 25, 2020

ザ・ルポルタージュ vol.2


'20.06.25(木) 

スナック感覚で記録を残し続ける心積もりだったが、早くも中9日開いていた。書いては消しを繰り返し、気付けば7月さえ目前だ。

西村賢太を根こそぎ読み漁り、辞書を引き、大衆とは折り合いがつかず、つける気もなく、

旅に出る目処も立たず、理不尽なゴミに絡まれて、その品の欠片もない挑発に乗ってしまうオレはカスなのだろうかなどと思考する。

曇天の下、都知事選挙の演説を聞きに明大前へと向かった。いつからか選挙期間中は何故か落ち着かない胸中を抱える様になった。

別に「貴方は何も悪くない」などと云ってほしい訳じゃない。オレはある意味、充分に悪いだろう。

しかし大学卒業、いい企業、持ち家35年ローンが正しい生き方だとは残念ながら産まれてこの方一度も考えた事がない。

それと同時にオレはサラリーマンを尊敬している。生き方なんて各々でいい。

とにかく変化を決め込むには斬新なニューヒーローの誕生が必要だ。そしてオリンピックは中止でいい。

明大前から歩いて帰る。久方振りにジャズ喫茶「マイルス」の前を通る。完璧な佇まい。

しかしその扉にも、以前はなかった「禁煙」の文字が躍っていた。


(491文字)


 


drecom_eroom5session at 19:29│Comments(0)│ │散文 

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