ライヴ

May 07, 2009

ヒッピーに捧ぐ

dscn29770001.jpg


’09.5.6(水)
【オグリ昌也個展&LIVE!!】
アット 阿佐ヶ谷オイルシティー


1.雨が降ったって大丈夫
2.喜怒哀楽な男
3.ロマンチック
4.アウトロー・バカヤロー
5.ラウンドミッドナイト
6.自作自演屋
7.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
8.ルート・スゥイートホームにて
9.ビッチ(カバー)
10.自由
11.愛すべき日々
12.マリーと暮らす
13.スポットライトな生き方
14.俺が唄うブルースに首ったけ


dscn29850001.jpg

dscn29900001.jpg


真っ当な人間になろうぜ。誰の指図も知ったこっちゃない。

やる事をやれば良い、演り続ければ良い。

辞めるなら辞めろ、好きにしろ。

やるなら何でもやれば良い、誰の指図も知ったこっちゃない。

間違っとると思う時は誰に何を言われるでもなく自分で気付くモンだぜ。

迷惑はかけるな、出来る事なら人を傷つけるな、受け取ったモノは無駄にするな。

そして俺達は残念ながらほとんど何も間違ってない。

【オグリ昌也個展&LIVE!!】 5日間連続で開催された最終日、

久方振りにこの男と演り合う。それはとても気持ち良い。

「個展までやってまえ!」、この時点で充分にニクい。

外野席からヌカす輩にこちとら、リングの上から堂々の暴言を。

後ろめたい生き方はするなよ。

ブコウスキーを読み、

「こんなふざけたおっさんが一丁前に作家などと呼べる訳ないやろ!」

心底憤慨する輩はきっとゴマンと存在するだろう。

そんな輩にはたったの一言、

「ほっとけドアホ!」

迷惑がないなら好きな様にやれば良い。

それはいつかどこかで圧倒的支持を得るだろう。

生を受けたら死ぬまで夢を見続ける権利がある。

ビールを三杯呑み、断じて明日の事など考えずギャンギャンと喋り、

哀愁の「CHESS RECORDS」Tシャツを物色しとる内に最終列車は走り去った。

そして忌野清志郎は逝ってしまった。夢を見続けたまま逝ってしまった。

会った事もなければ観た事もない、普段頻繁に聴く訳でもないのに関わらず、

この虚無感は一体何なのか。

放送禁止を連発した「夜のヒットスタジオ」のタイマーズには心底胸を躍らされた。

それだけではないが、ある意味それだけでもインパクトは充分だった。

音楽を演る意味はそんなところにもある。

寝不足さながらの仕事の合間、ニュース記事や数々の音楽家の文章を読み、捉えようのない何かが急に襲ってきた。

「認められん」と人は言うが確かに逝ってしまった今、俺みたいなモンでも何かがしたくなり、そして何かを受け止めたくなり、

俺は仕事の休みを入れ替えて9日の葬儀場に出向く事にした。








at 21:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

November 20, 2008

俺は酔っちまった

’08.11.17(月)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.4」
アット 高円寺楽や
w/上田健太郎/うつみかや


1.表現者
2.ポップアートの偽者の住人
3.アイスクリームマン(カバー)
4.自作自演屋
5.どうにかなりそう
6.何を想う
7.自由
8.愛すべき日々


弾き語りは人生初、6月の2デイズ企画「スモール・チェンジ・デイズ」では2日目の武蔵境スタットで「高哲典とサブタレニアン・ボヘミアン」として3曲ギターを弾いてくれ、1回限りとはいえ俺の5年振りのバンドらしいバンドをサポートしてくれた上田健太郎、夏の風物詩「国立ジャム2008」で共演したうつみかや、この3組でお送りしたニュースタイルの「ブレイクスルー・アコースティック vol.4」。

弾き語り人生初の初々しさを感じながらも確かな意志でやり抜いた上田健太郎に色んな事を感じ、色んな事を思い出し、すなわち胸を打たれちゃったの人間このワタシ、そんな些細なきっかけを作れた事が嬉しくなる。うつみかやは独特の雰囲気を持ち合わせ、途中にはルードバレエ・吉村隼氏も飛び入りし、はっぴぃえんどの「暗闇坂むささび変化」を唄った。俺はこの曲が好きなのだ。そう、かなり。思い入れも強い。

何はともあれ、俺に人の事をとやかく語る権利はない。俺が偉そうにも一言告げさせてもらえるとすれば、「こいつら好きやわー」という事である。肝心の俺はといえば、場の雰囲気から察して、「今日はゆっくりのんびりタイプで演っちゃおっかなー」感覚だったがライヴが進む内にそんな事は許されず、許す訳もなかった。知らん間に力が入り4弦が吹き飛んだ。バットしかし、ギターなどないならないでどうにでもなるんちゃうんけ精神の持主このワタシ、苦笑いで切り抜ける。帰り際マスターが、「勿論企画も良いけど、次はウチの企画で演ってみるのも面白いかもね」と声をかけてくれたのが嬉しかった。俺は単純な喜怒哀楽人間なのだ。さりげなくCDが売れたりして「おぉ、ええ感じやんけー」と思ったな。


’08.11.19(水)
ライヴ アット 新宿スモーキンブギ
w/江崎掌/古見健二/サヨナラ食堂


1.自作自演屋
2.雨が降ったって大丈夫
3.ロマンチック
4.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
5.どうにかなりそう
6.自由
7.愛すべき日々


喉はしゃがれっぱなし、そして潰れた。声が何度かひっくり返った。バットしかし、俺は唄にとりつかれた。徐々に徐々にとりつかれていく感じを自らが感じた。やるだけやってやれと思った。お客の雰囲気も良かった。気持ち良かった。すなわち全てをぶちまけたのだ。それでいてこの場において弦を切る事もなかった。この場においての俺は9割5分の打率確率で弦を切っとるというのに。共演者の「サヨナラ食堂」と意気投合と相成り終電間際まで呑む。終電などシャラクサイぜバカヤローと思ったが、俺はチャッカリと乗り込んだ、何に?そう、最終電車に、ミッドナイトトレインに。江崎掌氏に敬意を。もっとゆっくり話がしたかった。この男は観る度に変わって行くあん畜生コノヤロー。すなわち一言で片付けてしまうと格好良い。お互いやりたい事をやりたい様にやり、2マンで結びつきたい。

今日は今日とて19時まで働き、上田健太郎とスナック感覚で一杯ひっかける。そこで俺は、5年位前の俺自身に見せてやりたいぜと感じる、「ほら、俺には信頼出来る仲間が東京にもいっぱいおるぞ」ってな。とにかくめまぐるしい、やりたい様にやってやれと俺が言う、俺に言う、言ってやるぞコノヤロー。

P.S 土曜日に井の頭公園でとある人物と合流する事がたった今確定。

’08.12.1(月)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.5」
アット 新宿スモーキンブギ
w/THEWATTER/PLEASANT TAP/THE REVOLVER


この日は3バンド+俺の4組で確定。必ず良い夜になる。だって信頼出来る人達と過ごす夜。騙されたつもりで観に来てみんか?俺の昔からの些細な夢もまた一つ叶うかもな。夢なんて叶える為にあるぜ。ウッドベース・クレイジー。

at 22:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

October 27, 2008

振り返る1ウィーク6ライヴ

’08.10.19(日)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.2」 
アット 下北沢off beat
w/ルードバレエ/加藤愛/今村竜也とウエタケユキオ


1.自作自演屋
2.ラウンドミッドナイト
3.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
4.どうにかなりそう(仮)
5.夢の暮らし
6.自由
7.愛すべき日々

ルードバレエ・吉村隼氏とまさかのASKAトークを繰り広げ、京都拾得で知り合った加藤愛と下北沢で再会し、竜也兄貴とウエタケユキオ氏にほのぼのする。打ち上げでは兄貴と色んな話をしたが、終始「そんな事はどうでもよかろうもん」と諭される。「どうでもよい事なかろうもんですたい」と一騎打ち、すなわち俺の考えは簡単には変わりそうにない。そしてそれで「よかろうもん」と思う俺は、早い話ある意味自分勝手なのだといえるね。


dscn20020001.jpg


’08.10.20(月)
「ブレイクスルー・アコースティック 2マンシリーズ vol.1」
【高哲典VS松島英生】
※オープニングアクト/シムスケ
アット 高円寺楽や


1.楽やのテーマ
2.表現者
3.ポップアートの偽者の住人
4.喜怒哀楽な男
5.深夜高速バスブルース
6.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
7.どうにかなりそう(仮)
8.自作自演屋
9.ラウンドミッドナイト
10.夢の暮らし
11.自由
12.愛すべき日々

お客さんは最後まで減る事無く、松島英生氏と一時間勝負。こんなのはまるで久し振りで感慨に浸る。最後の曲を唄い終えたその時、完全に突き抜けた気がして大いに笑う。そして、呑む。


dscn20140001.jpg

※写真はボヘミアン・シムスケと、いつかは一緒に演りたいウッドベースクレイジー・亮平佐藤。

’08.10.21(火)
十条フォークジャンボリー&高哲典合同企画
「饗宴寺」
アット 高円寺楽や
w/十条フォークジャンボリー/KEYNA/くないきんのすけ


1.何を想う
2.雨が降ったって大丈夫
3.自作自演屋
4.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
5.愛すべき日々
6.東京ライフ(with ニトログリセリン)
7.スポットライトな生き方(with ニトログリセリン)

二日連続の高円寺。人間に最も必要な心の持主、ニトログリセリン氏と二曲。客が減ろうが俺が悪いんじゃないぞ、そう、事情はあれど帰るお前等が悪い。十条フォークジャンボリーと朝の5時まで語り合う。呑む。


dscn20250001.jpg


’08.10.22(水)
LIVE AT STOMP!!!


1.ストンプのテーマ
2.どうにかなりそう(仮)
3.自作自演屋
4.ラウンドミッドナイト
5.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
6.夢の暮らし
7.愛すべき日々


★トムウェイツ・カバー・スペシャル
1.アイスクリームマン


波に乗ってきた男このワタシ、この場においても全く迷う事無くフルスイング、この場でのライヴで一番感情を込めて唄う事に成功し、俺は俺の道を確かに進む事にも成功する。心地良く呑む。

’08.10.23(木)
松島英生&池袋トライ共同企画
【マイク一本十番勝負 其の四】 
アット 池袋トライ


1.どうにかなりそう(仮)
2.明大前にて
3.何を想う
4.愛すべき日々


5デイズ最終日。空気をグッとこちらに引き寄せ、それにさえ成功すれば俺は絶対にミスはせん。理想通りのライヴ展開で気分は絶頂。終演後、タップダンスのNOИちゃんのビートをバックに俺が唄う、そんな試みをする約束を交わす。イカしたセッションバンドが組めそうな、そんな気がして胸躍る。メンバーは頭の中にいっぱいおる。松島英生氏、十条フォークジャンボリーと健闘を称え合い、呑む。

dscn20420001.jpg


’08.10.25(土)
ライヴ アット 世田谷区民会館ホール


1.自由
2.愛すべき日々


広い。俺は何故こんな場所で唄っとるのか、まるで意味が分からず笑う。「愛すべき日々」をのえさんと、死んでしまったお父さんと、一人で暮らすお母さんに捧げる。確かな意思をもって捧げる。最後の間奏部分で通常なら拍手が起こるが、ところがどっこいすっとこどっこい拍手の欠片も無く、客席に向かってギターを掻き鳴らしながら満面の笑顔を送る。とにかく色んな意味で面白かった。

dscn20510001.jpg


dscn20570001.jpg


このライヴウィークが始まる前、俺は減煙減酒を考えた。バットしかし、それは考えただけで終わった。回を重ねる毎に声はスコーンとぬけ、緊張とは無縁。無論、次は2ウィーク13ライヴを狙う。最後に見に来てくれた人達に一言告げたい、俺みたいなモンの為にありがとう。企画に二つ返事で賛同してくれた人達に一言、またドカッと演り合おうぜ、あなた達のおかげで俺はさらに自分を強く出来る。ガソリンがあれば何処にだって行けるぜ。





at 02:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

October 17, 2008

神経質が服着て歩くぜ

’08.10.16(木)
LIVE BAR【Trinity】open!!
アット 池袋トライ


1.トリニティのテーマ
2.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
3.明大前にて
4.喜怒哀楽な男
5.ラウンドミッドナイト
6.自由
7.愛すべき日々


最後の一曲、すなわち一撃必殺必至ワンフレーズ、

【虫を殺すなよ 確かに生きてる
フライドチキンにしゃぶりつきながらチンピラが叫ぶ】


この部分を気分も良く声高らかに唄い上げとるまさにその時うだつの上がらんジャパニーズ代表の風格漂うイデタチすなわちスッテンコロリン男女何人かがドカドカと入ってきやがり入り乱れキャーワァーキャーワァー騒ぎやがるモンやさかいこちとらベイビー仮にも「潔癖ともいえる程の神経質男」、集中力に欠けこれがまだ二曲目ならばトコトンコンコンまくしたてたる精神常時持ち合わせとる男このワタシところがどっこいすっとこどっこいその輩共にとってこれ幸い最後の曲の為こちとら決してそんなモンには負ける訳なく最後まで何も言わずに唄い上げるに至るバットしかし「これ幸い」な事あるモンか一語一句聴き逃す事なかれのこのナンバーしっかり耳かっぽじって聴いとる人物もおるのにやで君、空気の読めんノータリン極まる自由を全くもってはき違えた育ちの悪い低知能薄っぺら人生人間宜しくそんなお前らみたいなモンにそれではこちとら一曲お送りしましょう「高哲典で【自由】です」、あーごめん好きじゃないねーこういうの難しいねヨシヨシさよなら金輪際近づくなかれ。アドリブでギターを止めて御丁寧にも唄だけにしてやっての一撃必殺必至ワンフレーズ、

【夢を殺すなよ 確かに生きてる
無断欠勤を繰り返しながらやさぐれが叫ぶ】


【矛盾は永遠のテーマだね】に繋げる為のこのセンス抜群フレーズにファック交わるうだつの上がらんジャパニーズ代表の与太話。うーん、しばきあげた後にツバキ吐きつけど突き罵り引っ張りそして回しせしめたい。その後のライヴ中も輩はごちゃごちゃごじゃごじゃヌカしやがりこちとら視界に入ってくる事すら毛嫌い舌打ち百連発。俺は縮図を見たはっきりと縮図を見た、すなわち「ノータリンにはノータリンが集まる」という縮図を改めて実感。終演後、池袋名物「玄や」に出向き、KEYNAのバックを務めるやさぐれピンク・モヒカン・パンクス・ハーピスト「ニトログリセリン」、「玄や」のメニュー表やらなんやらの写真をいつも送ってくれる今後もお世話になりますトライ店長「T.K」も加わり、俺にとってまさに最新ニュースタイルの組み合わせが実現。あーだこーだどないなってまんねん調子で語り合いその後は「ニトログリセリン」さん引き連れ下北沢移動し2時の半までストンプ・イン。21日の高円寺「饗宴寺」でも共演のニトロ・ヤサグレ・デリンジャー・パンクス、人間に最も重要な心の持ち主。そしてこちとら現在コールセンターPC前。無断欠勤?ノー!バットしかし只今この文章ようやく書き上げた次第だい。

P.S 今まで書き溜めた文章、それに書き下ろし文章を加えて文庫本製作予定。あわよくばアナログ盤よりも早く。お前は何がやりたいんやだと?ほっとけ、やりたい様にやりなさい。




at 10:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

October 08, 2008

聞こえる声を捨てるなよ

’08.10.6(月)
ライヴ アット 新宿スモーキンブギ
W/Tommy?


1.何を想う
2.深夜高速バスブルース
3.表現者
4.ポップアートの偽者の住人
5.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
6.夢の暮らし
7.ラウンドミッドナイト
8.自作自演屋
9.愛すべき日々


客がゼロ。それを抜きにしても演りにくい状況。MCをする気が一切なくなり、次から次に唄いまくる。序盤で早くも三弦が吹き飛び、三弦の持ち合わせがなかったこの俺は、エレキギターの弦を店から借りる。最後の曲ではまたしても五弦が吹き飛ぶスプラッシュ・マウンテン。そういや、十三クラブウォーターで五弦が吹き飛んだ時、終わった後にのえさんが言ったな、「五弦が切れるってスゴイね」。あんたは五弦を吹き飛ばすロマンさえ捨ててしまったのか。それはあまりにも寂し過ぎる。俺は弦をライヴ前に毎回替える。しかし切れたモノはどうしようもない、ほとんどアカペラで唄う。バットしかし中途半端にギターに頼らず、どうせなら全部アカペラで唄えば良かった。俺には声がある。ギターを置いてハンドマイクで唄うべきだった。はたまたギターを叩いてリズムを取るべきだった。その方が良かったんじゃないかと終わった後で後悔する。もうギターには頼らん、そんな心持ちで次のライヴには挑む事にする。こんな経験さえものえさんは捨てたのか。敬語は止めた、空に向かって堂々と言ってやろう、あんたはあまりにも馬鹿過ぎるぜ。昨日も今日も雨、あんたはずっと泣いとるんやろ?死んだら後悔もしきれんぞ。

そんな事を考える。



P.S 

’08.12.1(月)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.4」(仮)
アット 新宿スモーキンブギ



第一弾出演者発表。

その名は、【THEWATTER】。

池袋トライブッキング、山口人史氏率いる四人組バンド。

イカす、まず人間性がイカす男が率いるバンドに間違いはないと確信する。

タイトルを(仮)にしたのは、タイトルを変更する可能性があるという事。







at 13:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

September 25, 2008

10月の関東ドサ回りシリーズ

’08.9.24(水)
ライヴ アット 新宿スモーキンブギ


1.自作自演屋
2.その日暮らしの哲学
3.深夜高速バスブルース
4.ビッチ(カバー)
5.夢の暮らし
6.自由
7.愛すべき日々


「ビッチ」で一弦が吹っ飛んだ。この場において、俺は毎回毎回弦を切ってしまう。選曲をガラッと変えてみようかとも思ったが、今日もひとまずこんな感じで落ち着いた。もっともっと出来た様な、そんな気もするライヴだった。

そして、


’08.10.6(月)
ライヴ アット 新宿スモーキンブギ決定!!


おぉ、10月も埋まりに埋まるスケジュール。

さらに何と、

’08.10.23(木)
松島英生&池袋トライ共同企画
【マイク一本十番勝負 第四弾】
アット 池袋トライ


こちらが確定。そう、すなわち5デイズ。

記念に色をつけて縦書きで記しておこう。


’08.10.19(日)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.2」 
アット 下北沢off beat
w/ルードバレエ/加藤愛/今村竜也とウエタケユキオ

’08.10.20(月)
「ブレイクスルー・アコースティック 2マンシリーズ vol.1」
【高哲典VS松島英生】
※オープニングアクト/シムスケ(るーるるるーず)
アット 高円寺楽や

’08.10.21(火)
十条フォークジャンボリー&高哲典合同企画
「饗宴寺」
アット 高円寺楽や
w/十条フォークジャンボリー/KEYNA/くないきんのすけ

’08.10.22(水)
LIVE AT STOMP!!!

’08.10.23(木)
松島英生&池袋トライ共同企画
【マイク一本十番勝負 第四弾】
アット 池袋トライ



そして一日おいて、

’08.10.25(土)
世田谷区主催イベント
アット 世田谷区民会館ホール



イカすにも程がある週7日中6日ライヴ、すなわち「関東ドサ回り」。この縦書きを見ただけでゾクゾクとくる。

どうなっても知らんが俺は動きを決して止めん。10.20(月)の高円寺楽や「2マンシリーズ」には、オープニングセレモニーとして町田の住人シムスケに一発かっ飛ばしてもらう事も確定。この週はきっと前代未聞の幸せ感を獲得出来る。

さて、こんなに攻めても、これで発表が終わるとは断じて俺らしくない。

’08.12.1(月)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.4」
アット 新宿スモーキンブギ大決定!!


出演者未定、勢い任せの企画も途切れる事はない。場所は天下のスモーキンブギ。そう、すなわちバンドと弾き語りのミックス企画を実現。夢は広がる為にある。

おまけに、

’08.10.16(木)
LIVE BAR【Trinity】open!!
アット 池袋トライ
w/KEYNA/てらぴぃ/Tak.


おぉ、KEYNA!!俺は運命を馬鹿にした事など一度もない。重なる時はほっといても重なる。音楽とお酒のコラボレーションでチャージがたったの500円。すなわち10月も捨てライヴは一本もなし(捨てライヴなどした事もないが)。


ところで俺は関西ー名古屋へ出向く準備をいまだ何一つしてない。そう、散歩感覚、そんな感じが丁度良い。

’08.9.26(金)
ライヴ アット 京都拾得
w/灘本ケンタ/Kenbanwalk 

’08.9.27(土)
ライヴ アット 大阪・十三クラブウォーター
w/まぼろし/カオリーニョ藤原/シャカリキ!


明日の夜、深夜高速バスは一直線に関西を目指し、この俺はその足でイノダを目指す。

dscn19080001.jpg


「どうしてー?」と泣き叫ぶスモーキンブギのミッキーマウス。

ミッキーマウスの概念を軽く吹き飛ばすこのセンス、もはや最高としかいい様がない。


at 02:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

September 17, 2008

突き抜け方を知った男の物語

’08.9.15(月・祝)
高哲典企画「ブレイクスルー・アコースティック vol.1」
アット 下北沢ロフト


下北沢ロフトに辿り着くその瞬間まで、俺には元気というモノがなかった。階段を一段ずつ下りながらやる気を出した。中には俺よりも先に着いて、弦の交換をするシムスケの姿があった。おー、今日はこれから待ち望んだ企画が始まるんかと思うと意識が自然と一気にそっちに傾いた。この日、別のライブハウスでライヴがあった、来月の「ブレイクスルー・アコースティック vol.2」にも出てくれるルードバレエ、すなわち吉村隼氏にも会い、色んな話をしとるその瞬間、確かに「哀しみ」はなかった。そこにあったのは「嬉しさ」だけだった。皆のリハーサルを観ながら、「これはとんでもない夜になるぞ」と思った。誰彼構わず声をかけた訳ではない、「この人にはこの出順でこんな役割を」、そんな偉そうな事を考えて、俺はこの日を迎えたのだ。それを自分の出番がくるまでゆっくり観れると思い、これを自分が企んだのだという事実が嬉しくて誇らしかった。

dscn18680001.jpg


「シムスケ」の一曲目から、「一緒に突き抜けようとする姿勢」が伝わってきてぐっときた。俺の企画といえども演者は個人個人であり、身内乗りの様などうしようもない空気を作る事だけは避けたかった。そして、そんな空気はどこにもなかった。「KEYNA」のライヴを観るのは二回目で、会うのも二回目だった。そんな事は断じてどうでも良い、20歳でこの佇まいはどこからくるのかといった類いの堂々としたライヴ展開。前日の長野ライヴから一睡もせずに駆けつけてくれた。しかし俺には絶対にそれを無駄にさせず、損はさせん自信があった。それが伝わって、何よりも出演してくれた事が嬉しかった。唄を聴きながら何度も泣きそうになった。サポートでハープを吹いたニトログリセリンさんとも本番前、「バーで働く身」について語り合った。安月給で働くこの二人の欠点は、それを「好きで続けとる」という結論だった。「girasoul」はおおらかだった。俺とは一目で分かる程に演っとる事が違うが、前から一緒に演りたかったし、それが実現出来た。渡辺雅弘(黒煙会中心人物)がMCで俺の企画について、自分の解釈で話してくれたのが嬉しかった。「踊ろうマチルダ」は雰囲気をいっぺんに変えた。力のある男はそれがどんな場所でも出来るのだと思った。俺が出難くなる程に客を掴んだ感があったが、この日の俺にとってそんな事を気にする暇は微塵もなかった。

1.自作自演屋
2.ラウンドミッドナイト
3.深夜高速バスブルース
4.ビッチ(カバー)
5.夢の暮らし
6.自由
7.愛すべき日々

アンコール
1.表現者


緊張も何もない、やりきるのみ。アンコールがあると想定して、その時に演る曲を前もって決めとく事程、恥ずかしい事はない。もしもアンコールがなかった時、その選んであった曲が埋もれるのはあまりにも哀れ過ぎる。とにかく誇らしかった。俺は全てを受け入れてやりきったのだ。出来るモンなら演ってみろと何度も何度も思わずにはおれんかった。演者一人一人、一切ひけを取ってなかったと思う。数々の嬉しい言葉をもらい、それを全部丁寧に受け取った。その言葉を全部書き留める程俺は野暮ではないが、書きたい衝動が抑えられんが故、多少書くぞコノヤロー。友達が言った、「どうしてあなたの周りにはこんな格好良い人達しかいないんですか?」。おぉ、まぁな。調子に乗った。出演者の女の子が言った、「こんな事言ったら駄目かも知れないけど、抱き締めたい位伝わった。あなたは美しい」。おぉ、サンキュー。この言葉一生大切にする。ロフトを出る際、マスターが言った、「今日は良かった、自分が良かったよ」。俺は答えた、「いや、そりゃ俺は良いですよ」。「何だよお前」と肩をど突かれたが、そこには確かに真実があった。俺は調子に乗るのが好きだ。それを決して無駄にせず、それ以上の力に変えて生きていける。打ち上げはお好み焼き屋で下北沢ロフトの店員さん二人を巻き込んで呑んだ。俺は調子に乗って言った、「これ観てない奴はただのモグリですよ、ほんまに」。その場においても嬉しい言葉は山程あったが、全部書く必要などどこにもない。バットしかし、全部全部何一つ俺は無駄にはせんぞ。三代目魚武濱田成夫が言った、「俺は自分を褒め讃えた作品しか作らない」。おぉ、イカす。とにかく個人個人それぞれに伝わるモンがある企画が出来たんじゃないかと思う程に伝える事が出来た気さえした。どこに出ても恥ずかしくない、もう関係ないなとまた強く思った。2時過ぎに部屋に戻り、嬉しい言葉の数々を思い出してきれいに頭の中で整理しとる最中、打ち上げには参加してなかった「踊ろうマチルダ」から電話があり、4時過ぎに部屋へ来て、それから一時間位話をした。泊まって行って欲しかったが、ゆっくりしたい感もあった。泊まりたかったかも知れん男を帰した事にひどく罪悪感を感じたが、俺はその後も暫らく、夜が充分に明けるまで眠る事はなかった。何故?興奮して眠れずに。こんな企画が出来て俺が一番誇らしい。俺が一番突き抜けて俺が一番得をした。もしも俺が俺じゃなかったら嫉妬して嫉妬してしょうがないかも知らん。そう、俺が俺で良かった。こう思える人間はただの馬鹿か本物の幸せ者だ。生まれ変わっても俺が俺でありたい。もう一回書こう、出来るモンなら演ってみろ。今の俺にはベタでも何でも皆に「ありがとう」、これしか言えん。沢山の元気をもらったのだ。適切な言葉は素直に「ありがとう」で間違いはない。そして俺にはこれしか出来ん。音楽は美しい。そして来月もそこらにうろつく輩を大きく突き放すべく、

’08.10.19(日)
高哲典企画「ブレイクスルー・アコースティック vol.2」
アット 下北沢off beat
w/ルードバレエ/加藤愛/今村竜也とウエタケユキオ


これも必ず素晴らしい。もう確信出来る程に。

その前に釜山、京都、大阪、名古屋、そしてニューヨーク、はたまたサンディエゴ。行きまくれ、行きまくれ俺。

自分自身に、周りに、そしてどんな状況にも負けるなよ。


at 01:43|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

September 15, 2008

過去に仕返しを

’08.9.14(日)
LIVE AT STOMP!!!


1.ストンプのテーマ
2.雨が降ったって大丈夫
3.アイスクリームマン(カバー)
4.ビッチ(カバー)
5.夢の暮らし
6.愛すべき日々


唄った。とにかく唄った。客が目の前におる事さえ気にせずに唄った。十条フォークジャンボリーの唄に震えた。あんな事を唄える奴に悪い奴はおらんと偉そうにも思った、思ったぞコノヤロー!

そして明日、三ヶ月も前に出演者も決めずにとりあえず日程だけおさえた、


’08.9.15(月・祝)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック」 アット 下北沢ロフト


いよいよこの日がやって来る。

1.シムスケ(るーるるるーず)
2.KEYNA
3.girasoul
4.踊ろうマチルダ
5.高哲典


三ヶ月の間に一人一人に話をし、遂に出揃った怖い程のラインナップ。はっきりと口にしたい、後悔はさせん。これで後悔をする奴はモグリだ。話は合わん。二度と俺の前に現れるな。

それ位自信がある。下北沢ロフトが埋まり、そして俺が心底笑える事を期待する。ズタボロでも止まる訳にはいかんのだ。誰が何と言おうと一番突き抜けたいのは俺だ。過去に仕返しをしてやれ。


at 04:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

September 08, 2008

アナログ盤を作る夢は消えない

’08.9.7(日)
ライヴ アット 学芸大学アジアンカフェ


1.表現者
2.自作自演屋
3.アイスクリームマン(カバー)
4.何を想う
5.夢の暮らし
6.自由
7.ラウンドミッドナイト
8.愛すべき日々


とにかく演った。客が二人だけでも関係ない。決して悪くないライヴだったが、ライヴハウス滞在時間2時間は最短記録。もちろん理由はある。お前には分かるだろ。どうしようもなくどうしようもなかった。

ところで「myspace」、登録日は「2008/4/4」。すなわち5ヶ月の時を経て遂に楽曲のアップデートに成功した男このワタシ。本日も訳が分からず、パソコンに向かって数々の暴言を吐きもしたが、手探りながらどうにか完成。まだ見直す点はあるがとりあえずくたびれもうけた。これを使いこなせれば更に面白くなるかも知らん。時代はやはりデジタルなのか。バットしかし俺は必ずいつかアナログ盤を作る。これは10代の頃からの自分との約束である。それだけは明言する。

http://www.myspace.com/akinoritaka


いってみよう!!

at 02:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

September 04, 2008

茶番夜

’08.9.3(水)
ライヴ アット 池袋3-tri-(トライ)


1.何を想う
2.深夜高速バスブルース
3.ヘアースタイルブギ
4.ガラクタミュージック
5.首ったけ
6.自由
7.愛すべき日々


毎日ライヴハウスにおる様なこの感覚。旅から旅へ、街から町へのツアーバンド、おー、そんな風に言うてみたい。気付けば演ってなかった曲を中心に40分、アメニモマケズカゼニモマケズミニスカートノアイドルニモマケズ。どんな場所でもブレイクスルー、惑わされずに演りきるのみ。さて、俺にとって「池袋トライ」と「玄や」(以前書いた写真よりも実物の方が量が多いモノホン中華料理屋)はもはやイコールだと言える。俺は決して外食が多い人間ではないが、「玄や」に関しては口に出してこう叫ぼう、いつも御馳走様です。

そんな事よりBGMはこれ、


dscn18410001.jpg


「えーっ!ヤダー、ショーケンじゃないの!なんでもっと早く出さないの??ワタシ知ってるわよ!!」

などと責められたならば、おー、ほんまか?ありがと(苦笑い)と答える。


dscn18420001.jpg


「ウソー?こんな本あるの??読ませなさいよー!!」

などとせがまれたならば、「触るな」と答えよう。これは俺が行きつけの古本屋で見事掘り当てた一品。バットしかし全く読めてない。7日のライヴまでには読破したい。おっとその前に、釜山に出向くのは大いに結構だが、肝心な「何を唄うか」が全く決まってない事に最近ようやく気が付いた男このワタシ、決まってないというか、まだ何一つ出来てない。すなわちパスポート作りに頭を悩まされすぎた男もこのワタシ、まだまだ決して落ち着く事はない。





at 01:27|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

September 02, 2008

楽やで全てを振り切った夜の出来事

’08.9.1(月)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック 番外編」
アット 高円寺楽や
w/竹原ピストル(野狐禅)/十条フォークジャンボリー/江崎掌


1.自作自演屋
2.ラウンドミッドナイト
3.ロマンチック
4.夢の暮らし
5.自由
6.愛すべき日々
ーアンコールー
7.スポットライトな生き方


もはや何も書く必要がない。俺は真剣勝負に強く惹かれる。「ブレイクスルー・アコースティック」の皮切りに相応しいイベント展開。日曜日の借りを見事精算し、いや、プラスに転換し、自分の中で区切りをつける事に成功した男このワタシ。この企画でのアンコールは全く予想出来る筈もなく、幸せを強く噛み締め、これならイケるぞと普段は絶対にやらん手拍子をお願いしたりするお調子人間このワタシ。朝まで呑み明かし、この幸せが瞬く間に消えていくのが嫌で嫌で、俺は朝の仕事の休みをいただいた。四月の「準決勝」から発展し、親交は徐々に深まり、場所を変え、満を持して全く同じメンバーでの番外編。それがまさか曲りなりにも俺の企画として演れるこの不思議感覚がお前には分かるか。お客さんは大入り、最後まで残ってくれた事にも喜びに震え、あの雰囲気の中で唄えた事は必ず今後もプラスに作用する。江崎掌、十条フォークジャンボリー、竹原ピストルさん、そしてお客さん、楽やマスターへ素直に心から口にしたい、ありがとうございました。明け方にCDが売れた、千円で売れたぞ。

そしてお次はこれ、


’08.9.3(水)
ライヴ アット 池袋3-tri-(トライ)
w/mole/冬華(元東京パフォーマンスドール)/黒沢成美


どこでも何でも、アイドルに囲まれてでも演りまくれー。




at 15:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

September 01, 2008

今日で昨日を塗り替えろ ’08

’08.8.31(日)
オグリ昌也企画
「ASAGAYA JUKE JOINT Vol.2」 アット 阿佐ヶ谷OIL CITY


1.ジュークジョイントのテーマ
2.ポップアートの偽者の住人
3.タイトル未定(新曲)
4.自作自演屋
5.自由
6.夢の暮らし
7.愛すべき日々



今月最低のライヴをしてしまった。激しく自己嫌悪。企画者に悪い事をした感さえ漂う始末。自分で自分がハナにつくライヴ展開。誰に何を言われた訳でもないが、俺は何でもかんでも「良い」と思える程ノータリンではない。


’08.9.1(月)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック 番外編」
アット 高円寺楽や
w/竹原ピストル(野狐禅)/十条フォークジャンボリー/江崎掌
開場19:00/開演20:00/前売当日共に1000円(+1order)



本日のビッグ企画で全てを取り返す。昨日観た人全員に観に来て欲しい。



at 14:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

August 25, 2008

喜びで満たされた地下室での出来事

’08.8.24(日)
LIVE AT STOMP!!!


1.ストンプのテーマ
2.表現者
3.ロマンチック
4.ラウンドミッドナイト
5.スポットライトな生き方
6.東京ライフ
7.愛すべき日々



突き抜けた夜を昨夜も獲得。

後半三曲はエレキギター、カホーン(十条フォークジャンボリー!)、ピアニカ

などが入り乱れての攻防戦。

あの場においては楽しみ方が他とはちょっと違う。

カッチリというよりも楽しむ側に重点を置いたりする、特別なライヴ。

ライヴ終了後、仕事は二の次にし、お祭り男、十条フォークジャンボリーと呑み語らう。

四月にスモーキンブギで初めて共演した時はほとんど話す事も無く終わったのに

近頃徐々に、そして昨日で一気に絆みたいなモンまで勝手に感じてしまったり何かしたりして意気揚々。

まさか初めて会ったあの時に、その何ヶ月か後に、

ましてカホーンで参加してもらう事になるとは思いもよらん展開。

人生はどう転んで何が起こるか分かったモンじゃない。


dscn18100001.jpg







at 19:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

August 19, 2008

次から次へと日は捲れる

’08.8.16(土)~17(日)
「国立ジャム2008」 アット 国立市総合グラウンド


最寄り駅に着き、東京とはまるで思えん街並みにすっかり旅気分、前日から開場入りしすっかりキャンプ気分。バットしかし、ステージ設営などに関する知識が皆無に限りなく近い男このワタシ、大いに戸惑う。どこまで役に立ったかは分からんが、ライヴハウスにアンプ一式、スピーカーやらマイクスタンドやら何やらを取りに行って担いだり、ステージとなる木を担いだり、テーブルを担いだり(担いでばっかりかいな君!)する。とにかく手作り100%で、この野外フェスティバルを実行に移すその精神にまず胸を打たれる。夜は夜とてキャンプの名の下手伝いに来てくれた友人と語り合い、真夜中には多摩川麓で曲でも出来んモンかとギターを担いで(また担いだ!)一人になれる場所を探し、曇り空の下で唄った。

そして明け方、吉村隼氏が作ってくれたテントで小雨が降る中眠った。

dscn17620001.jpg


3時間程眠り、あまりの寒さに目が覚めたが俺はこんな場所でもご多分に漏れず機嫌が悪かった。そう、寝起きの悪さは天下一品、多摩川麓で煙草を一本吸いゴキゲン気分を取り戻し、設営に再度参加した。とにかく寒く、俺は8月半ばにしてダウンジャケットを愛おしく感じた。

本番が始まりDJをやり好きな曲を回した。晴れて欲しかったが、いや、雨も予想はしたが寒さは完全に予想外だった。


俺の出番前には雨も本降り、

1.国立ジャムのテーマ
2.ポップアートの偽者の住人
3.雨が降ったって大丈夫
4.自由
5.愛すべき日々


音が掴めんまま終わってしまったが、野外で降りしきる雨の中で唄った。「雨が降ったって大丈夫」と思い、「自由」はこの日の風景そのものだった。伝説のステージ「国立ジャム2008」、いつか語り草になるぞと思った。

dscn17670001.jpg


その後も雨は降り続き、ガタガタ震える程の寒さだった。バットしかし、全部が終わった後は無事終わった事に感動すら覚えた。あれだけ晴れが続いた後の、この日だけに降る雨。「国立ジャム」はかっこいい。参加出来て嬉しかった。そう、何を隠そう俺は第一回目から出演したかったのだ。

そして間髪入れずに向かうのは、ハイカラタウン池袋、

’08.8.18(月)
池袋3-tri-(トライ)&松島節共同企画
「マイク一本十番勝負」


1.自作自演屋
2.自由
3.夢の暮らし
4.愛すべき日々


マイク一本で唄いきる。ライヴハウスの雰囲気も良い感じで面白い企画だった。

dscn17930001.jpg


CDは売れる、今のところ毎回売れる。しかしそうなると、「もっとええモノ作りたいがな」と欲が出てくる。フルアルバムが作りたい。今日出会った女唄うたい「KEYNA」、非常にイカすライヴ展開。毎年岩手で三日間の野外フェスティバルを開催しとるという。誘ってくれたら断わる理由などまるでない。来年は東北にも旅に出るぜー。その時はフルアルバム持参で。嗚呼、女だらけの企画、こんなのも出来そうで嬉しい。

ところで俺は関節が痛い。設営のせいか、雨に打たれたせいか。ハハッ、「国立ジャム」、あの記憶は一生忘れん。むしろ、雨が降って良かったとさえ捉える事に成功した男このワタシ。おっと、真夜中3時半、明日はまさかのダブルワーカー。休もう休もうともう一人のワタシが耳打ちする。

P.S 甲子園はまさかの大差。おー、来年まで待ちきれん。来年の楽しみもドンドン増える今日この頃。


at 02:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

August 11, 2008

拾得で掻き鳴らす夜

dscn17430001.jpg


’08.8.11(月)
飛び入りライヴ アット 京都拾得


1.自作自演屋
2.ラウンドミッドナイト
3.愛すべき日々



すなわちCD同様の展開。

そしてCDは値段を飛び越えて売れ続け、

マスターテープさえなくなる結末。

おっちゃんが俺に近付きこう言った、                    
「CDあるとか言うとったなぁ。お釣り要らへんから頂戴や」。                   

嗚呼、あんたもう離さへんで。おっちゃんに俺の詩が伝わった事は通常とは一線を画す喜びがあった。無論、普通に買ってくれた人達にも。俺は出番が終わってから一切の営業をしてない。来る時は俺が何も言わんでも必ず来てくれると信じて疑わんのだ。その分買いに来てくれた時は何倍も嬉しい。それが俺の誇りだと言える。俺は確かに関西の街で少なからず名前を刻む事に成功した。

まもなく京都発新宿行きバスが来る。俺はまだ戻りたくない心持ち。

´08.9.25(金)
ライヴ アット 京都拾得

この話をもらった。まだ決定はしてないが俺は是非出たい。もう仕事など辞めようか、そうしようか。

そんなに甘くはないが、前回とは明らかに手応えが違う、違いすぎる。


at 23:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

バーニング・十三

img20080811.jpg


十三デリンジャー・タウン、俺はこの場所に初めて乗り込み、そして完全に燃えた。

’08.8.10(日)
ライヴ アット 大阪・十三テハンノ


1.テハンノのテーマ
2.深夜高速バスブルース(大阪編)
3.自作自演屋
4.自由
5.夢の暮らし
6.何を想う
7.愛すべき日々



客は僅かだったが

CDが三枚売れたぜ、

俺の唄で確かに。

俺は調子に乗る、乗りまくって更なるプレッシャーを自分にかける。毎回客は少なくてもやりきれば必ず手応えを感じる。アウェイの雰囲気も何も関係がない。十三の街で、共演したブルースマン、口石和人氏と夜更けまで呑む。そこには初対面同士とは到底思えん空気が漂う。心底分かり合い語り合い、突き抜けた夜を獲得。俺はこんな感じを求めて関西に来たのだ。俺はまた大阪に来るし、そして東京にも必ず呼ぶ、今年中に。現在京都行きJR線車内。最終目的地は京都拾得。


at 11:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

August 09, 2008

頭丸めて タオル巻き

img20080809.jpg


今日は移動も少なく、三宮ー甲子園ー三宮。一日動き続けても声のヌケは抜群に良く、神戸バックビートも無事終了。

’08.8.8(金)
ライヴ アット 神戸バックビート


1.ラウンドミッドナイト
2.スポットライトな生き方
3.明大前にて
4.夢の暮らし
5.自由
6.愛すべき日々

おっと、通常にはない曲展開。そして、歌いたい曲はまだまだある。

客は僅かだったが、

CDが二枚売れたぜ、

初対面の男達に。

今夜のザ・ブルースドッグスは粋だった。別れる時、寂しさを感じた。俺は22時過ぎに三宮周辺ホテルにチェックイン、その後再度三宮を散策しまだまだ余裕の心持ち。明日はオフ、いや、甲子園。夜は大阪へ移動。ICOCAを駆使して移動。PASMO同様、こんな目から鱗の便利なモノがあってええのか。俺には手に余る程の贅沢さだぜ。早く「大PASMO論」を書きたい。今現在、まさに夢の暮らし、旅とライヴは途切れる事がない。

P.S 丼物&うどんそば専門店「どん兵衛」、かつ丼ときつねそばを堂々とオーダー。本格派の匂いがはっきりと漂う店内。俺は毎年ここに来る事に決めたの。


at 02:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

August 08, 2008

お父さんの愛した京都で

’08.8.7(木)
ライヴ アット 京都バックビート


1.バックビートのテーマ
2.表現者
3.自作自演屋
4.深夜高速バスブルース(京都編)
5.自由
6.愛すべき日々



俺は金閣寺だとか清水寺だとか

甲子園だとかイノダのコーヒーを飲みにだとか

その為に関西にやって来た訳ではない。

俺はやった、

演る事をしっかりと演った。

三曲目で一弦が吹っ飛んだ。

MCで全てを繋いだ。

もっと褒められるべき繋ぎ具合だった。

言い切っても良い、

やれるモンならやってみろ。

「愛すべき日々」でゴローが泣いた。

そう、俺も泣いた。

京都はお父さんが愛した街だ。

客が僅かだった。

CDが二枚売れたぜ、

ザ・ブルースドッグスに。

マスターは俺を見抜いてくれた、

俺が伝えたい事を。

それが収穫だった。

現在地神戸、通称マンガ喫茶。

今日は歩きに歩いて歩きまくった、

ラスタカラーのサンダルで。

明日も唄う、曲を大幅に入れ替えて。


P.S そういや、六曜社に結局は出向いた。明日の午前中は甲子園で疲れを取る。







at 01:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

August 04, 2008

「夢でなく今を語れ」第三夜

’08.8.3(日)
六九狂ヴィヴィアン企画
オープンマイク「夢でなく今を語れ」第三夜 アット 学芸大学アジアンカフェ


1.自作自演屋
2.愛すべき日々



武者震いが止まる事がなかった。

俺は俺自身が満足出来るライヴをただ演った。

二曲全神経集中型、俺は誰にも似てないライヴを演ったと自負する。

唄い終わった後、一気に疲れがどっと出た。

次はいよいよ関西シリーズへ。


at 01:55|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

July 10, 2008

うたをうたえば世界が変わる

´08.7.9(水)
江崎掌&スモーキンブギ合同企画「うたをうたえば Vol.1」
アット 新宿スモーキンブギ


w/TUMA銃ゴロウ/踊ろうマチルダ/江崎掌 

1.スモーキンブギのテーマ
2.表現者
3.ポップアートの偽者の住人
4.明大前にて
5.自由
6.夢の暮らし
7.何を想う
8.愛すべき日々


何故か近年稀にみる程の緊張感に支配された男このワタシ、バットしかし、ステージに上がった瞬間、近年稀にみる程のリラックスムードが突き抜ける。あの感覚はいったい何なのか。またしても三弦が吹っ飛ぶハプニング、バットしかし、そんな事さえどうだって良かった。三番手、「踊ろうマチルダ」がギターを貸してくれ、一曲唄う間に俺のギターの弦を張り替え、チューニングまでしてくれた後、ギターを返してくれた。「気が利く」と辞書でひけばあの男の顔が出てくるんじゃないか。はっきりいって感動を覚えた。俺は出番が終わって暫くしてから「深夜高速バスブルース」を演り忘れた事に気付いた。やはり俺は緊張していたのか。しかし実に気迫が溢れる企画で、こんな企画に呼んでくれた江崎掌氏には心底から敬意を。終演時間23時40分オーバー。帰る事などハナから頭にはなく、呑んだ。そして現在7時間近。とにかく有意義な一日。「ブレイクスルー・アコースティック」第二弾出演者発表、詳細は本日中に。

P.S インターネット未払いで切断。次は水道、そしてまたしても電気が止まる。請求書に制限はない。

at 07:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

June 16, 2008

俺の道はただ俺一人だけが歩く

’08.6.15(日)
LIVE AT STOMP!!!


1.ストンプのテーマ
2.深夜高速バスブルース
3.夢の暮らし
4.愛すべき日々(仮)
5.ドクター(カバー)


THE STOMPS

1.売り語に買い語


dscn15870001.jpg


あの場において、身内乗りを避ける方法を編み出すのは難しい。普段通りを心掛けてもどうしても違う雰囲気になる。歌詞もMCもすっ飛び悪戦苦闘、手応えを感じる前に終わった。最後のセッションではハンドマイク、生まれて初めてかと思ったが、今思えば過去に二回程あった気がする。何にしても楽しかったので申し分はないが、全部終わった後で色んな事を思い出してガックリときた。ライヴ前、ライヴ中、ライヴ後、全てバーの仕事が絡んでくる。出演者に徹して打ち上げに参加出来る人達が心底羨ましく思うがこっちにはその分ギャランティが発生するというエキセントリックな構造。重鎮人物が俺に言った、「お前は迷うな、そのまま行け!」「いいか、色んなヤツがおるんや、その調子でいっぱい曲を作れよ」「お前が観とって一番面白かったぞ」。その時の顔はまるで説教する時の様な真剣な顔だった。俺が迷う事はないし、やり方を変える事など考えられんが、その言葉は全て俺が一番突いてほしい本質ばかりだった。すなわち、ギターテクニックではなく他の部分で俺を見抜いてくれた事があまりにも嬉しかった。俺は中途半端が嫌いなだけだ。この言葉も俺の心の本に一語一句刻まして頂きたい。仮に「冗談で言ってるだけだよー」と冷やかし口調で誰かに言われたならば、俺は眉間に皺を寄せてこう答えよう、「お前、何か真剣にやっとる事あるんか?」。外野の、それも場外席の輩の言葉なんかに誰が耳傾けるか、タコ野郎。まして今までに俺がもらった嬉しい言葉の数々を俺が100%額面通り受け取っとると思うな、俺は俺独自の感覚で受け取っとるだけじゃ、ボケカス野郎!

などと、俺は今、別に誰に対して怒っとる訳でもないが、そんな何とも闘ってない輩が颯爽と登場してきた時の為に先に書いておく事にした。何が「2ちゃんねる」や、闘ってない輩の吹き溜まりが。お前の誰かに対する批判の言葉など、そんなところに書き込んどる時点で1ミクロンの価値もないわ、ノータリン野郎。何か知らんがはらわたが煮え繰り返ってきたが、

次回、

’08.7.13(日)
LIVE ST STOMP!!!


もう突き進むのみ。


at 18:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

June 12, 2008

感謝と涙と花束を

11時間眠り続けた。今日はバーで仕事があった。
そう、夢の二日間【Small Change Days】をやり遂げ、俺は現実に戻されたのだ。

dscn15540001.jpg


★高哲典&安部裕二合同企画【Small Change Days】

6.9(ロックの日・月) アット 下北沢ロフト-一日目ー 

1)オグリ昌也
2)Gorgeous Bathroom純平
3)きっこ※パフォーマンス
4)今村竜也とウエタケユキオ
5)安部裕二
6)高哲典


1.スモール・チェンジ・デイズのテーマ
2.表現者
3.喜怒哀楽な男
4.ラウンドミッドナイト
5.夢の暮らし
6.愛すべき日々(仮)
ーアンコールー
1.自由


見事「ロックの日」を永遠のモノにした男、このワタシ。今後、毎年「ロックの日」が来る度、嫌でもこの日の事を思い出す。いや、むしろ毎年この日に何か企てて演れば良い。一日目にして既にピークの感覚を味わった。眉間に皺が寄るのは通常怒っとる時とされるが、時に、涙を堪える時でもある。出演者もそれぞれの色が明確に打ち出され抜群で、ライヴハウスの兄さんが「最高だった」と俺と裕二君に言った。それは本心であると俺は信じる事にした。ライヴが全部終わった後、裕二君が「君に何があっても俺はお前の味方だぜ」と俺に言った。それは本心であると俺は信じて疑わん事にした。嬉しくて照れた。こんな言葉を掻き集めた本を作りたい。誰も得せんか知らんが、俺には一生の宝になるぞ。いや、本がなくても、心の中には一生忘れん様な言葉が沢山刻まれとるぞ。すなわち俺は幸せ者、すぐ調子に乗るけど気にするなよ。

6.10(火) アット 武蔵境STATTOー二日目ー 

1)及川タクミ
2)ヤナギサワヒトシ(from pink elephant)
3)渡辺雅弘
4)荒井麻由美(渡部隆光)
5)北村悟史(ex.ASIMOV)
6)シムスケ(るーるるるーず)※歌とお話
7)渡部隆光
8)高哲典とサブタレニアン・ボヘミアン
9)安部裕二


1.スモール・チェンジ・デイズのテーマ
2.ヘアースタイルブギ
3.明大前にて
4.深夜高速バスブルース(サブタレニアン・ボヘミアン)
5.自由(サブタレニアン・ボヘミアン)
6.スポットライトな生き方(サブタレニアン・ボヘミアン)


初めて踏み込む街、武蔵境。大荷物を背負い込み、ギターの上田健太郎と電車を乗り継ぐ。
この感覚、立派な旅気分で既に沸点越え。

dscn15630001.jpg


高哲典&サブタレニアン・ボヘミアン

ベース/オグリ昌也
ギター/上田健太郎
ドラムス/長谷頼晃


dscn15670001.jpg


dscn15680001.jpg


勝手なバンド名を付けて演らせてもらったが、それに付き合ってくれたこのメンバーには頭が上がらん。バンドスタイルでステージに上がるのが5年振りなら、ステージでジャンプするのも5年振り。俺はステージでジャンプするのが好きだ。すなわち愛しとる。あんなに気持ち良い事は他に思いつかん。自分の音に精一杯で他のメンバーの音を聴く余裕などどこにもなかったが、気持ち良かったという事は成功したという事と捉える。17時半過ぎに開演し22時半過ぎ終演。

裕二君とは数え切れん程、握手をした気がする。打ち上げは朝まで盛り上がり、そして真面目な話をした。音楽を演る事により色んな人と繋がる事が出来る。全部が全部繋がる訳はないが、繋がる時はちゃんと繋がる事が出来る。好きなモノが同じで、全てが同じである必要は一切ないが、近いモノがあれば何時間でも話し続ける事が出来る。音楽を辞めた仲間に俺は胸を張って言おう、「まだまだ何も終わらしちゃおらんぜ」。

俺一人では何も出来んが、裕二君の多大な力と出演者とお客さんのおかげで、見事「日常の概念を吹き飛ばした二日間」を手に入れた。これがあれば大丈夫。俺には問題点が多々あるがそれを踏まえた上でまた、こんなどでかいフェスティバルを演りたい。心底感謝します。

dscn15700001.jpg



at 04:35|PermalinkComments(3)TrackBack(0)

June 10, 2008

更なる幸せを求めて

【Small Change Days】一日目終了。

1.スモール・チェンジ・デイズのテーマ
2.表現者
3.喜怒哀楽な男
4.ラウンドミッドナイト
5.夢の暮らし
6.愛すべき日々(仮)
ーアンコールー
1.自由


俺は幸せ者だ。仲間を集めて、いや、仲間のおかげで、こんなにも楽しい企画が出来る。ブレンディボトルコーヒーを調子に乗って、いや、調子が良過ぎて丸々一本飲み干したツケが回り俺は現在体調不良。しかしそんな事に構っとる余裕は無い。なんせ明日もこのお祭り気分は続く。サブタレニアン・ボヘミアンで更なる幸せを求めたい。


at 01:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

June 06, 2008

ウーバップ・スモーキンブギ

’08.6.5(木)
ライヴ アット 新宿スモーキンブギ


1.雨が降ったって大丈夫
2.喜怒哀楽な男
3.ロマンチック
4.明大前にて
5.自由
6.愛すべき日々(仮)
7.スポットライトな生き方



客は少なかったがそれが何だという話。

俺は楽しんだ。

「明大前にて」では三弦が吹っ飛んだ。

おまけに歌詞もすっ飛んだ。

力が入り過ぎていたのだな。

それからギターを変えた。借り物のギターで唄った。

音色が違った。チューニングが違った。

ライヴ中に曲を止めてやり直すのは心底好きじゃないが、

それは時と場合とMCでの誤魔化し具合によるなと思った。

明らかにチューニングが違う事に曲の出だしで気付いたのだ。

それはやはり止めた方が良かった。

新曲は更に真実味を増すに違いない。

他出演者も魅力的で多少話が出来た。

どんどん繋がっていけば良い。

こんな機会を与えてくれた江崎掌氏にいつか御返しがしたい。


P.S いよいよ「Small Change Days」まで後三日。やはり晴れを望む。

BGMはクリフォード・ブラウン&マックス・ローチ。ジャズで癒してほしいの。





at 21:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

May 19, 2008

5月18日の精神を鍛える旅

’08.5.18(日)
ライヴ アット ストンプ!!!


1.ストンプのテーマ
2.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる(仮)
3.何を想う
4.ラウンドミッドナイト
5.スポットライトな生き方
6.売り語に買い語(カバー)
7.自由

・THE STOMPS

1.出直しブルース



いや、いつも通り演ったつもりだが自分らしさが全く物足りてなかった。あの雰囲気を自分のモノにするのは至難の技。後半三曲はカホーン、ギター、ベースが入り乱れてのセッション。気持ち良かったが、伝わっとる感じがなかった。楽しかった事に違いはないし、楽しければそれでOKなのだが、とにかくボロボロにくたびれた。

次回、

’08.6.15(日)
ライヴ アット ストンプ決定!!!


俺は例え誰に何を言われても、自分がやめたいと思わん限りはやめんぞ。以上!!!
(誰に何を言われた訳でもないが)

at 20:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

April 18, 2008

空想が現実になる夜

’08.4.16(水)
ライヴ アット 新宿スモーキンブギ
「準決勝 Vol.1」


dscn1335.jpg


・十条フォークジャンボリー
・高哲典
・江崎掌
・竹原ピストル



1.スモーキンブギのテーマ
2.表現者
3.ヘアースタイルブギ
4.明大前にて
5.首ったけ
6.深夜高速バスブルース
7.何を想う
8.自由


急遽の急遽決まって、気付けばライヴ三連発(14日除く)。何十箇所もツアーで回って、「ライヴ演ってお金貰えてどうのこうの」って発想、あれ大間違い。それ、いかに神経使うか分かってない輩のトボケ話。この三人に俺が加わって、企画タイトルが「準決勝 Vol.1」。同じステージに立つ以上、味方であり敵で、敵であり味方。俺は俺のやり方で唄ったがどうだったか。得るものを得て勉強。何事も経験。ベタな事しか書き様がない。勝ち負けはないが、俺は俺の方向で築いていくしかない。当たり前の様にまだまだ足りてない部分がある。しかしあの場はお客の雰囲気も含めてほんまに為になる場だったと思う。また同じ組み合わせで演りたい。必ず演りたい。終演したのが0時半頃で、俺は最終電車の事など一切頭から取り除いて、とにかく呑んだ。共演者の人達と深い話も出来、そこでも終始、為になる夜だった。そして色んな話の中で、俺は涙を堪えるのに必死だったな。仕事が終わって駆けつけてくれた仲間には心から敬意を、そして何よりこの企画に、初対面に近いこの俺を誘って下さった竹原ピストルさんに心から敬意と握手と抱擁を。

dscn1356.jpg


新宿スモーキンブギ、おでんもカレーも取り揃える自由な発想、魅力溢れるライヴハウス。



at 03:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

April 14, 2008

立て続く盛大な夜

’08.4.13(日)

ライヴ アット ストンプ!!!


・ファーストステージ

1.ストンプのテーマ
2.明大前にて
3.首ったけ

・セカンドステージ

1.雨が降ったって大丈夫
2.自由
3.深夜高速バスブルース

・THE STOMPS

1.出直しブルース



当初四曲の予定が、調子に乗り六曲+一曲。客も大入りで、自分の顔のすぐ目の前に人の顔があり一瞬戸惑ったが、所詮そんな事はどうでも良くなった。俺は自分の役割を自分のやり方で終える事に成功した。歌詞は何ヵ所か吹っ飛んだが、ウケは上々で、終演後の評判も上々と俺は受け取った。俺は俺のやり方で、背伸びなどせずいつも通り演れた事を誇りに思った。仲間が沢山集まってくれた。昼間の仕事場の、今まで話した事もなかった男女が、俺がライヴを演っとるという情報をどこからか嗅ぎ付け、この「哲学の哲に辞典の典」を自ら調べ、そして遊びに来てくれた。何とも粋な男。そうと分かると俺は有無を言わさず友達になった。新たな友達、ブコウスキー好きの友達、これは心底嬉しい。そしてお酒を呑み、出演者と語らい、片付けて部屋に戻り、携帯電話を見てみると、以前CDを渡して一緒に演りたいと告げた、待ち続けた男から連絡が入った。そう、「良い事」は時に立て続く。そして次回、

’08.4.15(火)

ライヴ アット 阿佐ヶ谷OIL CITY


すなわち明日。こちらを観に来てくれる可能性すら出てくる急展開。今、波は来た、乗らん手はない。俺は相も変わらずいつも通りを決めるだけ。

dscn1323.jpg


at 19:22|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

March 16, 2008

Juke Jointで唄った夜

’08.3.15(土)

オグリ昌也企画「Asagaya Juke Joint!! Vol.1」

アット 阿佐ヶ谷 Oil City


・北野オサム
・高哲典
・オグリ昌也

dscn1265.jpg


1.ジュークジョイントのテーマ
2.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる(仮・新曲)
3.明大前にて
4.夢の暮らし(仮・新曲)
5.自由
6.ロマンチック
7.深夜高速バスブルース
8.ラウンドミッドナイト
9.何を想う

俺は企画者に、「こいつを呼んだのは失敗だった」と思われる様なええ加減なライヴは間違ってもしたくない。その思いが見事プラスに働き、俺は問答無用のライヴを繰り広げた。皆が皆そう思ったかは知らんが、少なくとも俺にはそう感じた。無論、あの時こうすれば良かったなどと思い返せばいっぱい出てくるが、それにしてもなかなかのモンだったといえるのではないか。自分の事を勝手にこんな風に捉えられるこの俺は幸せ者かも知らんが、今年初ライヴは満足度が沸点間近。こんな気分に浸れるライヴはそんなに多くはない。因みに「阿佐ヶ谷 Oil City」はこの企画がこけら落としライヴだった。俺は「こけら落とし」という言葉に激しく激しく興奮する男なのだ。現状で満足するつもりなど毛頭ないが、この企画に出演出来た事が心底嬉しかった。そしてまた呼んでくれたら更に嬉しい。反応も上々で、良い出会いもあり、久し振りの人も初めての人も来てくれ、俄然力は増した。それが有るか無いかでも全くライヴは違うモンになる。出演者の北野オサムさんが打ち上げの席で口にした「明日も一緒に演りたいね~」、これに尽きる夜。イカした企画だった。

P.S 始発の時間まで未開拓タウン阿佐ヶ谷で過ごした。自分の出番が終わるまで何も喉を通らんかったこの俺は早々に酔っ払い、そして吐きもしたが、割と早目に正常に戻った。駅前の広場で何時間も馬鹿話をし、時に歌い、笑った。そして。企画者の男は、「ふらふらのべろんべろん」と辞書で引けばそっくりそのままあの姿が出てきそうな雰囲気を漂わせ、明け方の街に消えた。


dscn1274.jpg


・無断掲載、文句は受け付けてません。


at 16:19|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

September 01, 2007

’07.8.31(金) 表現する為の下北沢ロフト

dscn1034.jpg


’07.8.31(金)
ライヴ アット 下北沢ロフト


1.ガラクタミュージック
2.ドクター
3.表現者(仮)
4.首ったけ
5.深夜高速バスブルース
6.自由
7.スポットライトな生き方


唄った。大いに唄った。客が多くても少なくてもMCの受けがさほどでも関係なかった。リラックスライヴ、これ、身に付けた感がないでもない。俺は決して悪くないが、まだまだ良くなるぞとは感じた。共演者の人に「地でやれば良いんですね、勉強になりました」と言われた。話半分だとしてもそういう言葉は快く受け止めとけば良い。伝わった事が嬉しかった。地じゃないライヴってどんなんや、と思う。客にすり寄る時点でそれはもはや自分ではない。その点、ぶれる事はない。客がどうであれ俺は自分の唄を唄いたい。新曲は歌詞を変えて一気に加速し出した。ライヴ後、俺には微熱があった。興奮から解き放たれたのが原因かも知らん。




at 19:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

July 31, 2007

’07.7.28(土)のイカした夜について

’07.7.28(土)

ライヴ アット 福山ミュージック・ファクトリー


dscn0897.jpg


1.自由
2.ヘアースタイルブギ
3.深夜高速バスブルース(福山編)
4.コウモリの詩
5.シーサイド
6.何を想う
7.スポットライトな生き方


7年振りに訪れたライヴハウス。一人で演るのはもちろん初めてでステージがやたらと広く感じられた(実際広い)。俺の出番は一番手で予想外だった。少なからず昔からの友達が来てくれて、俺はいつもとは違う緊張感に苛まれた。がしかし、それは武者震い以外のナニモノでもなかった。

福山に帰って来たら東京の空は低いって
言われる理由がやっとこさ分かった


と唄った。ばっちりだった。俺はまだ唄っとる事を自分自身で噛み締めた。他の三組は全てバンドだったが、はっきり書く、俺は、ケタが違うと思った。上手い下手の問題ではない、少なくとも発信の仕方が全く違うと感じた(他のバンドをとやかく言う筋合いは一切ないが)。「えびすや」というバンドを今もやっとる、俺が昔「トライアングル」というバンドをやっとる時に一緒にライヴをした事のある人達と6年振り位に再会した。俺のライヴを見た後、口にした言葉、

「相変わらずビッグマウスだね」

俺にとって褒め言葉以外のナニモノでもなかった。俺は昔から、訳の分からん自信だけはある。謙虚も謙遜も好きじゃない。思っとる事を口にしたいだけだ。音楽家など好き嫌いがはっきりしてナンボや、と思う。そもそも中途半端で自信がないならこんな所にノコノコ帰って来て人を呼んで、まして歌など唄えん(大口を叩くのは自らを奮い立たせる為にハッパをかけとる部分も大いにあるが)。

dscn0908.jpg


そしてその後、唄い足らず向かった先、「神辺HIDEAWAY」。秀行氏に心から感謝する。彼は「まだまだ聴き足りん」と、開いとるかどうかも分からん(開いとっても演奏出来るかどうかも分からん)この場所まで勢いで連れて行ってくれた。俺は「唄えるなら何処にでも行く」と車に乗り込んだ。俺はこの男にどうやってお返しをすればええのか。土曜日の夜、店内に入ると、そこはイカしたブルース・バーだった。客達が陽気なブルース・セッションを繰り広げている。


dscn0926.jpg


俺はラム・コークを呑んだ後、時を見計らいマスターに声を掛ける、

「落ち着いたら俺にもちょっと演らせてもらえませんかね?」

返事はOK。まさかまさかの深夜のライヴ・ショー。ファクトリーでのライヴを見てなかった高校の時の友達も二人、観客として加わる。先程まで陽気なセッションを繰り広げとったベースのおっちゃんを誘い、ギターを借りてステージに立つ。曲のキーだけおっちゃんに告げる。

dscn0922.jpg


’07.7.28(土)

ライヴ アット 神辺HIDEAWAY



1.深夜高速バスブルース(福山編)ーゲスト・ベース おっちゃんー
2.何を想う(スロー)ーゲスト・ベース おっちゃんー
3.コウモリの詩 ーゲスト・ベース おっちゃんー
4.雨が降ったって大丈夫
5・ワンダフル・ピースタイム
6.その日暮らしの哲学


ギターが変われば、雰囲気が変われば、唄い方も全く異なる。とにかく一日二回唄えただけで俺は満足した。マスターにCDを渡し、「とにかく名前だけでも覚えといてくれ」と告げた。俺は実はこの「HIDEAWAY」で99年に一度だけライヴをした事がある(一曲だけ)。そして「HIDEAWAY レーベル」から出されたオムニバスCDに収められた事がある(マスターは完全に憶えてないと思うが)。ボブ・マーリィを敬愛するマスター。帰り際立ち寄ったトイレ内に手書きで書き記された「WAR」という曲の歌詞に俺は感銘を受けた。まさにレベル・ミュージック、俺がやりたいモノ。とにかくイカした夜だった。見に来てくれた人達は心から俺の誇りです。

P.S 「アイスクリーム・マン」とか「喜怒哀楽な男」とか、ファクトリーでのライヴでなくなく外した「東京ライフ」とか、普段あんまり演る事のない曲をもっといっぱい演れば良かった、これ、唯一の悔い。

at 23:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

July 24, 2007

’07.7.23(月) 出口はあったぜ 【東京トンネル vol.1】

【東京トンネル vol.1】

アット 新宿CLUB DOCTOR


1.明大前にて
2.雨が降ったって大丈夫
3.深夜高速バスブルース
4.ロマンチック
5.その日暮らしの哲学
6.自由


良い企画だった。俺を呼んでくれた事に素直に感謝した。そう、安部祐二氏に。彼は俺の「自由」という曲の本質を、初めて聴いたにも関わらず見事見抜いた。制限の中の自由。迷惑を掛けん自由。はき違えるなと。素晴らしく嬉しかった。彼のライヴもまた、見事だった。また必ず一緒に演る事を約束した。そんなに連絡を取り合ったり、しょっちゅう会うといった間柄ではないが、でも心から良い関係で良い間柄だと勝手に思う。多少でも話をすれば、そういうのは感覚で分かる。俺は自分の出番が終わるまでお酒は呑まん。しかし、終わった後には呑みたい、そして呑んだ。焼酎一杯嗜むどころか、「CLUB DOCTOR」の雰囲気も手伝い、四杯呑んだ。ビールも一杯呑んだ。ボロボロのソファが、雰囲気を大いに盛り上げた。終電に何とか乗り込んだ。部屋に戻ってからも一杯呑んだ。それ位、素晴らしい夜だったという事だ。「ロマンチック」の最後の歌詞を変えて唄った。

旅に出たい旅に出たい 長い長いトンネルを抜けたい

そう、トンネルは抜けた。ありがとう。

dscn0870.jpg


dscn0887.jpg

主催者・安部祐二氏

dscn0888.jpg



そして次に俺を待ち構えとるのが、


’07.7.28(土)

ライヴ アット 福山ミュージック・ファクトリー(広島)



気付けばもう明後日出発。俺はまだまだ唄う、次のトンネルを超える為に。

at 23:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

July 04, 2007

’07.7.3(火) 主役だらけの「第二回・俺の新しい酒は新しい革袋に盛れ」

高哲典企画「第二回・俺の新しい酒は新しい革袋に盛れ」

アット 下北沢ロフト


dscn0793.jpg


1.渡辺雅弘
2.勝志
3.華テープ小林
4.オグリ昌也
5.高哲典

企画は良い。言う事ない。堪らん。ほんまに。始まるまではいつもどうなるか気になってしゃーないが、いざ始まると、もう関係ない。ソワソワはするが、関係ない。折角編集した、会場の雰囲気を滲み出させる為の「ビート・ジェネレーション」のCDーRが上手い事流せず(曲数が多過ぎてCDデッキが読み取らず)躊躇したが、オグリ昌也が持ち前のいてまえ精神でマンガ喫茶なる文明の利器を利用し、その中の10曲だけを別のCD-Rに焼いてきてくれ事なきを得、ライヴはトラブルがあってこそだと一丁前に片付ける。本来、25曲目に収録されたディック・モリシー・クァルテット「ST.THOMAS」(ソニー・ロリンズのカバー)をSEに使う予定だったが、CD-Rの都合により急遽セットリストまでをも変更し、ロフトにあった、セロニアス・モンク「ROUND MIDNIGHT」に切り替え、これもライヴこそだと片付ける。出演者一人一人を俺がとやかく言う筋合いはない。というか、何も言う事はない。ただ、この五人で演れて良かった、それだけは言う。ほんまに良かった。別に特別なギミックもないライヴだったが、それがどうした、と声を大にして言おう。ただ、普通のライヴの時とは確かに雰囲気が違う。何よりこの五人を集めて企画したこの俺が、一番楽しいし、嬉しい。さぁ、次の準備をしよう、そうしよう。まず俺が楽しみたいが為に。

1.雨が降ったって大丈夫
2.その日暮らしの哲学
3.自由
4.東京ライフ
5.深夜高速バスブルース(ゲストギター・オグリ昌也)
6.何を想う

合唱、手拍子、笑い、ゲストギター、勝志のストラップを借りて客席で唄う(途中でストラップは切れたが)。企画ならでは、か。毎回こんなライヴが出来ればこれより気持ちの良い事はこの世にはない(ある意味)。

dscn0789.jpg

渡辺雅弘

dscn0790.jpg

勝志

dscn0791.jpg

華テープ小林

dscn0795.jpg

オグリ昌也

dscn0796.jpg

ワタシ


P.S 打ち上げは皆で呑んで、その後路上で出鱈目に唄いまくって、また呑んだ。楽しいとはこの事を言う。他の人達はきっと、眠る事もなく仕事という現実に向かって出掛けた。そしてワタシは休みだった。ただただそれだけのお話。また一緒に演りたい。

dscn0820.jpg



’07.7.23(月)
CRAZY HAIR RECORDS PRESENTS 【東京トンネル Vol.1】 
アット 新宿CLUB DOCTOR


次はこれ。誰の企画だろうと、俺は主役になりたい。

img20070705.jpg


at 23:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

June 07, 2007

神経研ぎ澄まされる下北沢2days

’07.6.4(月) ライヴ アット 下北沢mona records

1.何を想う
2.雨が降ったって大丈夫
3.自由
4.明大前にて
5.ドクター(トム・ウェイツ)
6.深夜高速バスブルース
7.スポットライトな生き方

dscn0697.jpg


客がいっぱいおった。俺の為に何人か来てくれた。一年振りにも関わらず、PAの人が俺の事を憶えとってくれた。声は裏返ってもそんな事は特別どうでも良かった。終演後、俺目当ての当日券が一枚出とったという事を聞いた。「お年を召された女の方でした」と言われた。俺はそんなに遠い存在じゃない。どうぞ気軽に声を掛けてくれ。そして「良かった」のなら、どうぞ褒めてくれ。どこで俺を知ったんか、気になってしゃーない。

’07.6.5(火) ライヴ アット 下北沢daisy bar

1.明大前にて
2.ヘアースタイルブギ
3.自由
4.ドクター(トム・ウェイツ)
5.喜怒哀楽な男
6.深夜高速バスブルース
7.スポットライトな生き方

dscn0709.jpg
dscn0713.jpg


抜群、とまでは行かんが、中々やったった感有りのライヴ。右手は追いつかん個所はあるものの勢いは決して止めん。MCもシンプル、声の抜けも気持ちが良い。評判も上々、「そりゃそうや」感も有る。「もっと褒めてくれ」感も有る。当日券は出んかったが、二日間とも来てくれた人、これはほんまに凄い事だと思う。ありがとう。俺は褒められりしたらね、伸びるタイプなモンでね、まだまだ演れるのだよ。でも良くなかったら良くなかったって言ってくれよ。その点、特別気にせんモンでね、無論そんな時は俺が一番分かっとるモンでね、もしそんな時があったら、「ごめんなさい」と素直に言うよ、俺は。

P.S 北九州に行ったりなんかしての2daysは、「旅」っちゅう感じがして楽しく演れたりもするけど(何処でも楽しいけど)、こっちでの2daysは何か違う感もあった。神経研ぎ澄まされっぱなしで(これも何処でもですが)、一日終わっても、「まだ明日もあるんか」って思ったりもした。しかし、またええ勉強をしたぞ。何箇所も回るツアーっていうのはほんまに大変だと思う。でも止められる訳もないのです。だからワタシはまた、旅に出るのです。何処でライヴを演っても、終演後は「サイゼリヤ」を探すのです。俺は「人生の幸せ者」になりたいだけ、それだけ。



at 01:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

May 14, 2007

’07.5.13(日) 「言葉足らず」の下北沢ロフト

’07.5.13(日) ライヴ アット 下北沢ロフト

1.自由
2.明大前にて
3.雨が降ったって大丈夫(新曲)
4.深夜高速バスブルース
5.首ったけ
6.その日暮らしの哲学
7.ガラクタミュージック
8.何を想う
9.スポットライトな生き方

カバー曲を演る隙間はない。お腹イタイイタイは何処吹く風、声の調子は抜群で気持ちが良い。しかしそれだけで「良いライヴ」ではない。歌詞が飛ぶ、ギターに気をとられ歌詞が飛ぶ、MCは言葉足らずで、俺の中では伝えきれた感があんまりない。まぁ、それもこれも含め全て自分の責任で、見とる客には別に何ともない事も、演っとる俺としては細かい部分がやけに気になる。しかしあれもそれも含め、全て次回、「’07.6.4(月) 下北沢 mona records」で取り返すのです。取り返してやるのです。

dscn0616.jpg



P.S でもそんなん言うても、良かったっちゃ良かったよ。ライヴとは毎回毎回違ってなんぼや。

at 13:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

March 15, 2007

’07.3.14 「自由」な 下北沢ロフト

’07.3.14(水) ライヴ アット 下北沢ロフト

1.自由
2.ヘアースタイルブギ
3.首ったけ
4.ロマンチック
5.コウモリの詩
6.喜怒哀楽な男
7.深夜高速バスブルース
8.その日暮らしの哲学
9.何を想う
10.スポットライトな生き方

一人アンコール
11.明大前にて

気付けば50分位演った。客が少なかった。俺の為に集まってくれた人達、ありがとう。身内だけのノリになりがちだが、まぁそんな感じになりつつも、唄う事は唄った。MCも自由な感じだったが、言いたい事は言った。俺は歌詞を、その場の雰囲気によってアドリブで変えたりするのが好きだ。それ、ライヴの醍醐味。演る予定のなかった「その日暮らしの哲学」を急遽付け足した。演り足りず、勝手にステージに戻ってハーモニカ無しの「明大前にて」を4弦を切りながら唄った(「暑い部屋の唄!」と、リクエスト(?)してくれたオグリ昌也、あれは嬉しかった)。声がひっくり返ってもそれはそれで良い。勢いが止まらんかったら、それで良い。

次回

’07.5.13(日) 下北沢ロフト

陽気な日曜日を、通常の7倍程陽気なモノにしてやる。

P.S 「恰好つけとるなぁ」ってか?ジャケット、ベスト、シャツ、3枚合わせても2900円のTシャツ1枚も買えん。俺はさも高い服を着て、「お洒落でっしゃろ?」感を漂わせとる輩が哀れに思えてしょうがない。それより大事な事なんか腐る程あると俺は思う。380円でこのジャケットを見つける事の方が、遥かにロマンと価値がある。
dscn0320.jpg
dscn0322.jpg
dscn0329_1.jpg
dscn0327.jpg


at 22:55|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

February 19, 2007

旅の途中で

1.自由
2.明大前にて
3.喜怒哀楽な男
4.コウモリの詩
5.深夜高速バスブルース(北九州編) 
6.C.M.C(ルースターズ)
7.何を想う
8.スポットライトな生き方

俺は今、北九州に別れを告げ広島に向かうバスの中。昨日も5時まで呑み明かす。俺の事を真剣な目付きで持ち上げる人達。分かり合える人達。また来る、また来るぞ、必ず。

at 11:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

February 18, 2007

音楽に敵うモンはないんだと俺は思う

1.自由
2.ヘアースタイルブギ
3.深夜高速バスブルース(北九州編)
4.ロマンチック  
5.どうしようもない恋の唄(ルースターズ)
6.何を想う    
7.スポットライトな生き方                 

俺は何年も何年も音楽のマジックにとりつかれている。昨日の城野マウンテンジャム、まさに問答無用。俺が間違ってない事に、自分自身が何度も頷いた。旅に出遅れた借りは既に取り返した。後はプラスになるのみ。本日、北方バードマンハウス。

at 14:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

January 31, 2007

’07.1.30(火) 「勢い」の下北沢ロフト

1.自由
2.明大前にて
3.ヘアースタイルブギ
4.喜怒哀楽な男(仮)
5.深夜高速バスブルース
6.東京ライフ
7.その日暮らしの哲学
8.ガラクタミュージック
9.スポットライトな生き方

まず。来てくれた人達。俺なんかの為に集まってくれた友達。ありがとう。セッティング中、マスターが言うには、「スカっとさせてよ、キメちゃってよ」。答えるは、「今日はキメます」。本番、後ろまでお客さんいっぱい。体中震え。緊張?ノー、武者震い。唄に魂、ギターに魂。チューニング狂いっぱなし、歌詞はとび、ピック落とし。そんな事はええんじゃ(歌詞は良くないが)。ライヴは毎回違うモンでええ。「やったった感」は無かったが、「やり切った感」はある。息きれぎれ=OK。いくら友達がいっぱい来てくれても、俺は身内だけで盛り上がる様なライヴだけは演りたくない。終了後、マスター、「いやぁスカっとしたよ」。俺は行く、「唄」と「誇り」を携えて。

P.S 打ち上げ、下北沢一番街「龍王」。帰り際、来てくれた一人の男にCDを渡す。ヤツは財布を取り出した。

俺「いや、ええよ」
奴「自分の作品を安売りするな、それに、それ位の価値あると思うし」

俺の手に千円が手渡された。安売りなんかしてない。そんなんじゃない。それは分かっとる。「それ位の価値ある」、膨張かも知れん。それでもええ、ありがとう。この千円、俺は使わんよ。

「俺の中では前回を全然上回ったよ」と心から言った男(目を見れば分かる)、「ギターは前の方が良かったけど、ここ(心)があれば問題ない」と言った男、「前よりはあれじゃけど、スタイルが出来上がっとる」と言った男、全部、嬉しい。俺は一人じゃない。この男達の期待を更に上回れる男でありたい。2.4(日)、福岡に持ち込む為、そして自分の為、レコーディングに入る。昨日、「深夜高速バスブルース」、断然の一番人気。俺自身には一番も二番もないが、とてもとても好きな詞、曲。


at 23:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

December 23, 2006

’06.12.22 さすらいの東高円寺KAZTOU

1.自由
2.明大前にて
3.その日暮らしの哲学(仮)
4.深夜高速バスブルース
5.首ったけ
6.何を想う
7.スポットライトな生き方

26歳初ライヴにして今年最後のライヴは初めての場所で。リハーサル一曲目、「自由」を終えた後、ライヴハウスのマスターが言うには「久し振りに実力派が現れた」。こういう言葉は「話半分に聞いとけ」と思う反面、「いやいや、真に受けとけ」と考える側面も持ち合わせとる男、それが私。「自由」、この新曲、この歌詞に私は絶対の自信を持っとる。本番直前、俺みたいなモンの為に、仕事を終え、わざわざ電車を乗り継いで見に来てくれた人達、皆さん、ほんまにほんまに心強い私の味方です。二ヶ月あけた成果か、魂が宿った、込もった唄。「これ見て何も感じん奴は、もう俺の事なんか理解出来んのんじゃないか」と感じる程の案配。すなわち、良い出来。誰も完璧だとは言ってない。その前に完璧などない。でもこのライヴは何より俺自身が満足出来たモノだった。ある人が言うには、「お金を払って見る価値がある」、マスターが言うには、「詩が完成されてる」、「引き込む力を持ってる」。そしてオグリ昌也が言うには、「かっこええわぁ、悔しい。魂込もってたねぇ」。あぁ、嬉しい、ヘヘ。すなわち俺等、認めあっとる。そしてすなわち私、「いやいや、真に受けとけ」の側面、どうやらこちらの方を強く持ち合わせとる男。

「ラブホテル街に 流れ星が落ちた こんな星でも願いを込めて構わないかい」

こんなフレーズ、そうそう出てくるモンじゃない。
のか? さぁ、まだまだ行けるぞ。

at 20:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

October 19, 2006

’06.10.19(木) 三軒茶屋グレープフルーツムーン

1.コウモリの詩
2.ロマンチック
3.深夜高速バスブルース
4.明大前にて
5.東京ライフ
6.シーサイド
7.モナ(アイ・ニード・ユー・ベイビー)
8.何を想う
9.スポットライトな生き方

リハーサルは何ともフワフワした感じだった。オグリ昌也が仕事を終えて駆けつけてくれた。今日急に誘ったのに、である。心から嬉しかった。俺の出番前、客席で元PEAL OUT、近藤智洋を目撃した(多分)。「見て帰ってくれ」と思ったが、俺が唄い出す直前、姿を消した(なんでじゃ)。「モナ」を本番三分前急遽演る事にした。本番は何ともアウェイな感じで(それがどうした、という感もある)、MCも掴み所がない感があったが、そんなに悪くなかった感もある。北九州からやって来た男、下原元気と友達になり、「九州と山口辺り一緒に回りましょう」という話で大いに盛り上がった。嬉しかった。どこにでも行ってやるぜ。終わった後、下原元気の友達が、俺の事を絶賛していたという話を聞いた。「あの人は自分の世界を持っている」「場数を踏んでるのが分かる」とも。こういうのは素直に喜んどくべきだ。もちろん心の中で、「いやいや、俺はもっと出来る男だぜ」と強く思っている。明日は高円寺に行く、オグリ君のライヴを見に行く。もちろん、「今日来てくれたお返し」という類のモンではない。単純に行きたいのだ。こういう関係が続けばいい、そしてもっと広がればいい。

P.S 次回のライヴは決まってない。メンツが集まり次第、下北沢ロフトにて、今度は弾き語り企画をやる予定です。

at 23:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

October 11, 2006

'06.10.10(火) 希望の「俺の新しい酒は新しい革袋に盛れ」

遂に、遂にこの日がやって来た。企画が決まった6月の終りの時点から俺の緊張&プレッシャーは既に始まっとった。楽器と機材を山程バイクに乗せてDAISY BARに向かう途中、道行く人々を見ながら「あぁこいつ等にとっては何気ない平日であって、俺の事なんか関係ないんじゃなぁ」と思った。ライヴハウスに着いてコーヒーと煙草を何本も吸った。リハーサルにけんじが遅れて来てひどくイラついた。本番前、余りに余ったチケットをどうせなら道行く人々に配ろうと街を歩いたが結局声は掛けれんかった。何か色んな事を考えてしまう。「興味もない奴に無理矢理来てもらってもなぁ」とか「来たのはえええけど、もう帰りたいなぁ」とか思われながら見られても堪らんなぁとか何とか。途中から出演者のオグリ君と渡辺君が手伝ってくれて、その心意気だけで嬉しかった。リハーサルから本番の時間まであっという間だった。本番はオグリ昌也から始まった。唄っとる姿を見て、「俺の為に唄ってくれとる」気がした。絶対そんな訳ないんじゃけどそんな気がしたのだよ、君。それ位嬉しかった。「新しい酒は革袋になんか盛らずに胃袋に盛ってくれ」というMCを聞いて、普段本番前には呑まんビールを一杯だけ頂いた。オグリ昌也、渡辺雅弘、ROCKWELL、THROW。この人達が俺の企画に、俺が声を掛けた事によって集まってくれた事が単純に馬鹿みたいに嬉しい。それぞれ持ち味があって、客の入りは置いといて、「ほんまにええイベントじゃ」と自負した。他の人もそう言ってくれた。そして俺とけんじの「酔いどれピエロ」。けんじは楽屋で「こんなに緊張するの初めてです」と言っとったな。本番はそりゃ、ミスが目立った。でも最後まで残ってくれたお客さんが盛り上げてくれて嬉しかった。アンコールもあって俺は弾き語りで唄った。「企画ってええなぁ」と心から思いながら。慌てふためいて、問題点も山程あるが、打ち上げはそりゃあ楽しかった。真面目に話したり、馬鹿話をしたり、ギター弾いたり。ロックはこうあるべき、パンクはこうあるべき、というのがあるのなら、俺はそのどちらでもない事を望む。ROCKWELLの祐二さんとかあんまり話す時間がなくて心残りだったけど、また逢う約束はした。THROWのメンバーともまた逢う約束は出来たし、「楽しかったねぇ」と言ってくれた。この「楽しかった」と、オグリ君が別れ際に言った「このイベントは伸びる気がする」の二つが全てを集約する。まだまだやれる。ほんまにありがとう。ベタは嫌いだが今はありがとうしか言えんのだよ。

P.S 打ち上げは7時半まで続きました。渡辺雅弘、オグリ昌也の二人は寝ずに仕事に向かいました。俺も夜まで寝んとこうと思ったけど、11時頃から寝て、気付けば20時でした。ごめんね。

おい、仕事くれ。

at 20:57|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

September 23, 2006

’06.9.22 下北沢ロフト

1.ロマンチック
2.深夜高速バスブルース
3.首ったけ
4.東京ライフ
5.明大前にて
6.シーサイド
7.何を想う
8.スポットライトな生き方

俺の客はゼロ。何だか疲れた。俺には社交性というモノが備わっていない様だ。「シーサイド」は昨日やっと歌詞が完成して4年越しで初めてライヴで演った。まぁ弾き語りで演る曲ではないかも知れんな。「何を想う」の歌詞で最低の間違え方をした。

「下北沢デイジーバーで今何を感じる」 

今日のステージは「下北沢ロフト」だぜ?

今日のライヴの目的は10.10の宣伝だった。しかしその点、決して上手くいったとは思えん。頼む、俺を見に来てくれ。いや、違う、俺の事を「見たい」と思ってくれ。

at 00:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

September 13, 2006

’06.9.12(火) 下北沢daisy bar

1.生活(仮)
2.深夜高速バスブルース
3.リムジンとオンボロ
4.ICECREAM MAN
5.酒
6.スポットライトな生き方

最後の曲以外新曲、そして久し振りにやる曲、そしてカバー。1と2に力を入れ過ぎて3曲目から随分ひどかった気がする。MCも短く、30分の持ち時間を23分位で終えてしまった。10.10の企画に出てくれる人が3人来てくれて嬉しかった。皆、その企画に対して盛り上がっとって、楽しみにしてくれとってほんまに嬉しい。不安はどっかに閉まっとけよ。

雨ええ加減止んでくれんかね。

at 23:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

July 26, 2006

’06.7.25 下北沢DAISY BAR

1.コウモリの詩
2.30DAYS
3.明大前にて
4.ワンダフルピースタイム
5.何を想う
6.ガラクタミュージック
7.スポットライトな生き方

客はまた誰も来てはくれんかった。でもいつもの様にそれなりに唄いあげ、MCもまずまずで、「悪くなかったなぁ、今日は何て言われるかなぁ」などと、気分良く他のバンドを見とった。しかし終わった後言われた事は思いもよらん事だった。「お前長すぎるよ」。気分はいっぺんに下がってしまった。時間の事は特に毎回気にせずに演っとったのだが、しつこくそれを言われてしまった。「曲もMCも良いけど、時間考えてやれよ」と。他の人に聞いたら、「面白かったからいいよ」とか、「丁度良かったよ」と言ってくれたのが救いだった。確かに持ち時間30分のところ、37分位演っとった様だが。ステージに上がっとる時は「もう最後の曲か」と早い気すらしとったのだが。しかし不安だ、10月10日、人は入るだろうか。いや、入れるしかないのだが。今日出た、「ROCKWELL」というバンドのリーダーの人が「企画、俺等も出させて下さい」と言ってきた。いやぁ、嬉しかったな。俺の大好きな編成、アコースティック&ボーカル、ウッドベース、ドラムスのいかした三人組。ライヴ見ながら「ええ感じじゃなぁ」と思っとって、無料配布のデモテープを貰いに行った時そう言われて、「是非!」と答えた。きっと最高の夜にするよ。

P.S 今日のライヴをMTRに録音したので、何らかの形で配ったりしようと思います。ええ音で録れとった。声もええ感じ。

at 01:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

July 21, 2006

’06.7.20(木) 下北沢ロフト

1.コウモリの詩
2.ヘアースタイルブギ
3.明大前にて
4.神様に気をつけろ
5.ガラクタミュージック
6.東京ライフ
7.ワンダフルピースタイム
8.スポットライトな生き方

魂があんまりこもってなかった様な気がするな。客の雰囲気が何とも言い難い感じだったけど、えらいモンで、慣れた感もあった。無理してライヴを演ってきた賜物かもな。やかましい客はどうしようもないけど、ただただ静かなタイプの客はこっちの腕次第で何とでもなる気がする。終わった後、知らん男の人が「面白かったです」と声を掛けてくれた。「面白かった」じゃ駄目なんじゃけどな。晴香ちゃん、綾ちゃんどうもありがとう。俺の前に出た、オグリ昌也という奴を10.10「俺の新しい酒は新しい革袋に盛れ」に誘った。リハーサルを見て直ぐ分かった。ニューオリンズ、ディキシーランド、そしてこいつは絶対高田渡が好きだろうと。話した結果、その通りの奴だった。そんな訳でようやく企画の全メンバーが決定しました。

1.高 哲典(アコースティック)
2.渡辺雅弘(アコースティック)
3.オグリ昌也(エレクトリック)
4.THROW(ブルースロック)
5.俺の新バンド(ジャズロカビリーカントリーブルース)

どうぞよろしくお願いします。客を集めて楽しく楽しく演るんだ。フライヤーのデザインせんとな。

at 23:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

July 14, 2006

’06.7.13(木)三軒茶屋グレープフルーツムーン

1.コウモリの詩
2.30days
3.首ったけ
4.東京ライフ
5.明大前にて
6.had me a girl
7.ガラクタミュージック
8.ワンダフルピースタイム
9.何を想う
10.スポットライトな生き方

50分計10曲。俺の中で斬新な曲順。あそこはええ!雰囲気もええし、音もええわ、リバーブ強めな感じで。けんじがリハーサルから付き合ってくれて、チケット代払って見てくれて嬉しかったな。ギターとか間違いはそりゃあったけど、ええ感じだったな。最初の3曲位、他のバンドの奴の話し声にイラついたけど、MCで話しかけたりして、途中から話しかけられたりして、笑ったりしてええ感じだったな。終わって店の人に「どうでした?」と訊いたら、「ルックスと歌の内容がそのままですねぇ」と言われたな。俺にとって悪くはない言葉じゃけど。「荒削りだけど」とも言われたな。インターネットテレビの生中継見た人はこの日本に何人おったんじゃろうな。

at 01:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

June 27, 2006

’06.6.26(月) 下北沢daisy bar

1.明大前にて
2.ヘアースタイルブギ
3.神様に気をつけろ
4.モナ(アイ・ニード・ユー・ベイビー)
5.東京ライフ
6.何を想う
7.スポットライトな生き方

客は僅か一人。あとの観客は他の出演者とライヴハウスの人。これはさすがに問題がある。照明はけんじがやった。MCは結構喋った。黒い指輪が消えた話とお父さんが亡くなる前に食べる筈だったカレーにまつわる話をした(この話は書けば長くなる)。俺は客を驚かせる為、笑わすつもりであの話をしたのだが、「笑ってええんか分からんかった」という意見があった。話しとる途中で、空気が変わったのは分かったけど、俺は決してそんなつもりじゃなかった。オーナーからは、「お前のやりたい事は良く分かる。ああいう流れは俺も大好きだ。ただ一本気過ぎる所もある。ギターを見た時、口がマイクから離れるのが気になる。後は集客の問題だ」と様々な意見があった。「一本気過ぎる」という言葉は俺にとってはかなりの褒め言葉だったなぁ。演奏はあっという間だった。7曲なんかあっという間じゃな。確かに口からマイクが離れるのは自分でも気になった。次回は、7.13(木)初登場の三軒茶屋グレープフルーツムーン。持ち時間は50分。10曲は出来るな。そして、10.10(火)下北沢daisy barにて企画をやる計画がある。俺の好き放題に出来る企画を。その際のタイトルは、こういう話が持ち上がる前から既に決めてある。「俺の新しい酒は新しい革袋の盛れ」。これしかない。

at 23:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

June 17, 2006

’06.6.16(金)「UNITY 2」 DJセットリスト

第一部

1.浜田省吾「DJお願い!」
2.THE ROOSTERS「DISSATISFACTION」~手が針にぶつかって「FADE WAY」へ
3.THE MACKSHOW「グリース・ミー」
4.THE BAND「RAG MAMA RAG」
5.THE NITTY GRITTY DIRT BAND「CANDY MAN」
6.DAN HICKS&THE HOT LICKS「MAMA’S BOY BLUES
7.THE CHEVALIER BROTHERS「モーという名の5人の男」
8.キャロル「ファンキー・モンキー・ベイビー」
9.高 哲典「ヘアースタイルブギ」
10.THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE「FIRE」
11.THE SELECTER「CARRY GO BRING COME」
12.THEE MICHELLE GUN ELEPHANT「sweet MONACO」

第二部

1.高 哲典「crazy dynamite 5」
2.THE ODDS「SATURDAY NIGHT」
3.GEORGIE FAME「DO THE DOG」
4.THE JERRY LEE FHANTOM「I GOT THE GUITAR」
5.THE ANIMALS「LET THE GOOD TIMES ROLL」
6.高 哲典&THE GENTLEMEN「彼女と二人」
7.上田正樹&有山淳司「俺の借金全部でなんぼや」
8.高 哲典&THE GENTLEMEN「wonderful peace time」
9.高 哲典「ヘアースタイルブギ」
10.LEW LEWIS「DO JUST WHAT YOU WANT」
11.THE HIVES「untutored youth」
12.CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL「BAD MOON RISING」
13.THE LAST SHOW「タイガー・ラグ」
14.BEGIN「メッサ腹へっとんねん」

special 1

1.THE COLTS「NIGERO」
2.DESMOND DEKKER「ISRAELITES」

special 2

1.THEE MICHELLE GUN ELEPHANT「why do you want to shake?」
2.CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL「TRAVELIN’BAND」

計30曲。正式には「ヘアースタイルブギ」を2回ながしたんで29曲。前に比べて、選曲はロックンロールが多いな。バディ・ホリーもチャック・ベリーもビートルズもドアーズも梶原マチ子も岡林信康も回したかったけど時間がなかった。正直、前の時よりだいぶ楽しかった。なんだかんだ言ってまたやりたいと思った。何が嬉しかったかって、レコードを回しとる時、「今これを回してます」って事でジャケットを前に飾るんじゃけど、俺の時だけ、知らん客がそのジャケットを見に前に来るんよな。「この曲なんや?」ってな具合に。あれは嬉しかった。俺の曲を4曲も回したのも我ながら良かった.
DESMOND DEKKERの時、「この曲を今月亡くなったDESMOND DEKKERに捧げます」と言って「ISRAELITES」を回した。穂保さんが来てくれた。音楽の話が出来る男だ。「今度、代官山のロックなバーに行こう」という話になった。そこには、ルースターズやらシオンやらも訪れるらしい。この人はなぜかやたらと顔が広い。「この前、ベンハーパーと呑む機会があった」と嬉しそうに言っとった。一体どうなっとるんじゃろうか。とにかく3年振り位に逢えて良かった。ビールまで奢ってくれて嬉しかった。堤さんも来てくれた。「こういうのもいいねぇ」と言っとった。ビールと御飯、煙草までくれて、「悪いなぁ」と思いながら、「わざわざ来てくれただけでもあれなのに、すいません」と言ったら「いやぁ、わざわざじゃないよ」と言って笑った。俺の友達は、いい人ばかりで嬉しい(奢ってくれたけぇ、では決してない)。楽しい、音楽に溢れた夜だった。

at 18:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

June 13, 2006

’06.6.13 屈辱の下北沢mona records

1.明大前にて
2.ヘアースタイルブギ
3.首ったけ
4.東京ライフ
5.モナ(アイ・ニード・ユー・ベイビー)
6.何を想う
7.スポットライトな生き方

最低のライヴをやってしまった。いつもと雰囲気が違った。俺の客が一人もおらんでも、俺は俺らしくやれる筈なのに、今日はすっかり呑み込まれてしまった。唄っとる時、話し声が聞こえる事にイラついた。客電がずっと明るくて、客の表情が良く見えた。しけた客、携帯電話をいじる奴、面倒くさそうに拍手する奴。いや、演奏はまぁまぁ良かった。ただ魂をどっかに置き忘れた。後はMC。喋ろうとしとった事をほとんど止めにしてしまった。結果、ただのかっこつけ野郎みたいになってしまった。あの雰囲気に呑み込まれて、最後までいつもの自分を取り戻す事が出来んかった。「モナ」で俺は唄った、「おいらのやる事聞いてくれ モナレコードの隣に家を建て 毎日コーヒー飲みに来て 垣根を越えてキスの雨」と。しけとった。自分のペースに持っていけんかった。一人の寂しさを痛感してしまった。新曲「スポットライトな生き方」はなんとか勢いで乗り越えた。俺に話しかけてくる奴は一人もおらんかった。
9.7(木)下北沢mona recordsで今日の借りは必ず取り返す。
今日のライヴがトラウマになりません様に。

at 23:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

June 04, 2006

2006.6.3(土)下北沢BIG MOUTH

1.明大前にて
2.ヘアースタイルブギ
3.首ったけ
4.東京ライフ
5.ガラクタミュージック
6.何を想う

俺はお気に入りの、手に入れたばかりの例のシャツを着て行った。またまた予想通り、俺の客は一人も来てはくれんかった。しかし客はめちゃめちゃ入っとったな。リハーサル終わって、オーナーの田井さんが俺の所に来て、「誰かに似てるとかって言われるの嫌かも知れないけどさぁ、チャボさんみたいだよね」と言われた。これは去年の12月に初めて弾き語りで演った時も違う人に言われた事である。チャボはもちろん知っとるが、俺はソロのチャボをあまり聴いた事がない。田井さんは続けた、「俺42歳なんだけどさぁ、俺等の年代はこういう高君みたいなの好きなんだよ、最近少ないよねぇ?いやぁ評価してます、応援してます!」と言われて俺はすっかり気分が良かった。ライヴ本番は、唄に魂が入ってない感がちょっとあったなぁ。MCは結構受けとったかな。俺の知らん人が色々突っ込んでくれたりして嬉しかったな。茶沢通りを目の前にして「東京ライフ」が唄えて気持ち良かったな。俺が東京来て初めて作った曲じゃ。「茶沢通りを走れば ここはどこと思う事もあったりして 下北沢が見えてきた 本で見てたあの街さ」とな。終わって客席に一人でおったら、男の人が「かっこよかったです」と握手を求められた。その人は帰り際にも、「次またここで演らないんですか?ほんとに良かったです。」という言葉を残して去って行った。俺の他にも四組出とって、ウクレレの名人がおったな。あんだけ弾けたら言う事ないなぁと思ったよ。最後の人もええ味出しとったな。全部終わってオーナーの田井さんと話した。「月一でレギュラーで演って欲しい」と言われた。俺が「どうでしたか?」と聞くと、「やっぱりさぁ、熱いよね。広島っていう括りで言われるのも嫌だと思うけど、広島とか博多っていうのは熱いよね、大阪とはまた違う感じがあるしね」と言われた。俺はこの人の話し方が好きだ。つまり、「誰かに似てるって言われるの嫌かも知れないけど」とか「広島って括りで言われるのも嫌だと思うけど」と前置きしてから話す所である。俺にもそういう感覚は大いにある。 P.S 俺が知っとる人がおらん所で演るライヴもええんじゃけど、やっぱり見に来て欲しいな。

at 23:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
記事検索