February 09, 2010

正常という名のクレイジー

冷蔵庫を開けばいつだって缶コーヒーが10本ばかり詰まっている、

そんな生活に20歳の時分、強く憧れていた。

今、冷蔵庫を開けばいつだって缶コーヒーが10本ばかり詰まっている、

ささやかな夢はどうやら叶えられたのだ。

「缶コーヒークレイジー」、

こんな称号を独り占めにするのは俺の心の友達、

左手に煙草、右手に缶コーヒー、

そんなスタイルで夜から朝まで、いや、朝から昼まで、

とにかく時間を問わず深くウィットに富んだ会話で楽しんでみたくもなる。

ところで「哀愁のバーカウンタークレイジー」このワタシ、

明日は焦燥の池袋タウンにて、

「正常という名のクレイジーについて」などと洒落込み盛大に唄おうぜといった心意気、

’10.2.9(火)
【acoust(r)ic V3】
アット 池袋トライ
18時開場/18時半開演/1000円(+1drink)
w/ミルフィーユ中村/永見雪尋/村男/ヒロウエキ/コトノハ/TOMOK



弦を吹き飛ばすのはもはや御愛嬌、生理現象さも似たり、

鼻の穴をくすぶらんばかりに伸び放題の髪の毛の事など0.01ミクロンも気にかけず叫びたい。


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January 13, 2010

【レッド・ホット・ロマン】に寄せて

ウイスキーをやりながら真夜中まで弾き語っていた。

読書灯を点けたまま勝手に眠りについた。

目覚めた時には11時38分、

「心底申し訳御座いません」

ヌカして仕事をすっぽかした。

いつまでこんな事を繰り返すだろうか、

呆れているのは他の誰でもない、俺自身だ。

渋谷へ繰り出し弦とピックを大量に買い込んだ。

いくら弦が吹き飛んでもいくらピックが割れても対応出来る様にだ。

俺みたいなモンに出来る事は所詮その程度の事だ。

ワンマンタイムは想像以上に間近に迫っている。

ありとあらゆる全ての難題を蹴散らす手掛かり足掛かりを掴みたいと考えている、考え過ぎている。

気分次第で毎日唄いたい曲が変わる、

よって曲順すら決まらない、何曲演るかも定かではない。

バットしかし、そんな事柄断固ノープロブレム事項、

どうせ気分次第でレッドゾーンを振り切りながら盛大に唄うんだろう。

震えている様に見えるかも知れないがそりゃアレだ、かの有名な武者震いだ。


’10.1.14(木)
高哲典ワンマンタイム
【レッド・ホット・ロマン】
アット 下北沢BAR?CCO
19時開場/20時開演/1000円(+1drink)


・第一部/弾き語り

・第二部/マンズマンズ
高哲典(アコースティック&唄)
今村竜也(ベース&コーラス)
重松政伸(ドラムス&コーラス)



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時間を割いて観に来てくれる人間には100%中298%の飛び出る心意気で敬意と感謝を。

バットしかし、客が集まっただけでは駄目だ、

「来て良かった」と思わせたい症候群代表格このワタシ、

ありとあらゆる全ての難題を蹴散らして笑いたい。


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December 02, 2009

マリーと過ごす夜

「旨いお酒をありがとう」

男は笑い、

「こちらこそ」

男が答える。

たったそれだけで良い、俺は幸福感に包まれていたい。

誹謗中傷大いに結構、条件はたったの一つ、正々堂々とかかって来い。

一挙手一投足注目されている気分、自らを表現するには必ず敵を生むだろう、

そして誰に好かれようとも思ってない、

残念ながらこちとらポジティブシンキング代表格。

一曲捧げよう、

いつも調子に乗っているマリーを引き摺り降ろそうと企む輩がいるけれど
ほっといてよいつも私は私よ、気に入らないなら消えれば良いのよ


マリーは俺の精神の上に堂々と存在する女の子。

自己暗示と自己陶酔は忘れない、それでいて背伸びなどしない、俺は自らを奮い立たせる為だけに書き続ける。

嫌いで醜くてどうしようもないと思うなら二度と読むな、それで全てはハッピーエンド。

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端くれである事も輪に収まる様な人間でない事も田舎者である事も充分に弁えた上で俺は名前を伏せず発言を続ける。

一曲捧げよう、

いつも人嫌いなマリーをたまには外に連れ出してやろうとしたけれど
ほっといてよ私には大事な仲間が居るわ、好きな人と好きな時にだけ逢うわ


マリーは俺の精神の上に堂々と存在する女の子。

嫌いで醜くてどうしようもないと思うなら二度と読むな、それで全てはハッピーエンド。


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October 06, 2009

フレンチポップ愛好家の夜

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例えばレコード屋にてレコードをコンコンと漁りながら大滝詠一のレコードが目に止まり、「おっこれ持っとるやんけ!久方振りに聴きたいわー今日はこれ聴こそうしよかほんなら今日はもうレコード漁るのは止めにしとこかうんうんそうしよそれがええわなんたって気分は大滝詠一の流れやモンなーオーケーオールオーケーそれがええに決まった様なモンやでほんまに」などと呟く事はもはや日常茶飯事だと捉えて何ら差し支えない。

バットしかし、止まらぬスナック感覚駆使して新入荷コーナーを掘り出しながら素通りは断固許されないレコードに出くわす瞬間、「まぁまぁバットしかしそうは言うてもあれやでこれは話違うがなこれを見逃すなんて洒落にならん筈やで自分の心に聞いてみろ罪ないかうんあるわそうかこれを手に入れるならついでにあれもいってまった方がええんとちゃうんけうんうんそれ確かに一理あるわそらそうやでほんまに」精神が湧き出るのはもはや心変わりなんて所詮そんなモンだと捉えられても何ら否定は出来ない。

傾向として女の裸ジャケットは掴んで放さないとされる男このワタシ、問題はそれがアートの域に達しているか否かの一点のみだ。

そんな訳で今宵はフレンチポップで洒落こます夜、いてこます夜。

ところで仕事帰りの雨の下北沢にて以前勤めたライヴハウスのオーナーと立ち話、

「おい、ルースターズが年末に福岡で再結成するぜ」

「ちょっと待ったらんかいジャスタモメンプリーズ!それほんまけ、俺行こかな」

呟く俺に、

「おー、お前行って来い」

年末に福岡、まったくもってイカす。





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August 18, 2009

真っ赤なバイクを超える意思でゴー

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唯一後悔している事柄といえば車の免許を取り損ね続けている事くらいなモン、

車があれば俺の人生は大きく変化するだろう。

そんな事は安易に想像がつく。

ワーゲンを夢見て早15年強、夢はまだ夢のまま。

原付バイクの免許は見事18歳で取得、

周りは有無をも言わさぬスピードで車の免許を取得していたが

俺はなんやかんやでそれどころじゃなかった。

「何故この時期に原付免許を?」

周りは笑っていたが俺はその八倍、高らかに笑い返していた。

「ほっとかんかいノータリン!」

真っ赤な原付バイクは毎日毎日じゃじゃ馬の如き扱いで乗り回していたが、

今や、その真っ赤なバイクはエンジンさえかからない。

ヴェスパを夢見て早13年強、夢はまだ夢のまま。

バットしかし、茶番劇は一体誰の為にある?

俺じゃない、残念ながら俺じゃないぜ。

何たって今、笑う事しか想像出来ない。

毎日毎日、笑う事しか出来ない。

どんな輩に裏切られても俺はどうせヘラヘラと笑うだろう。

待っとけ甲子園!俺は俺なりに身の程を弁えて出場するさかい。

待っとけ太陽の塔!誇り高く御挨拶させてもらうさかい。

待っとけ通天閣!呼びもせんのに再び俺から出向くさかい。

すなわち西で東で、真っ赤に燃えた人生とツイストダンス。













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August 01, 2009

八月のロマン

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誰が何と言おうとー煙草を愛してるー

かの有名な男の唄が颯爽とフラッシュバック。

今日から八月とはまったくもって冗談極まりない話、ところがどっこいすっとこどっこい日付は日捲り曜日は関係ない。四季はいつの間にか移り変わる仕組み、イカす。

甲子園は開幕目前、そして俺はいつだって開幕中、早く帰ってレコードを聴こう。


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July 19, 2009

ハッピー・ソングを紡ぐ時

暑い、蒸し暑い。昼は良い、裸で汗を垂れ流せば良い。問題は真夜中、すなわちラウンドミッドナイト、近頃は毎晩、エアコンなるハイカラ機器を最低十分間は起動させたい衝動に駆られる。十分あれば全ては事足りる。そんなに広々とした部屋じゃない。むしろ狭い、あまりにも狭い。そう、レコードのせいだ、後悔などない。十分間で充分涼しくなる。そして俺は元来、エアコンの風が好きじゃない。エアコンがある部屋に住んどる事自体、俺には奇跡だ。バットしかし、十分あれば事足りるものの、外にある通称「室外機」なるものがあまりにもやかましく俺の気を滅入らせる。今度はその音が気になって仕方なく、俺だけなら音がやかましい事など何の問題もないが、真夜中三時にあの音は近所迷惑が極まりない。気疲れは年中無休だ。

そんな訳で今夜もベタベタナイト、この感じ、夏が来た。得意の我が物顔を携えてだ。

ところでスペシャルズがやって来る。サマーソニックにやって来る事は当分前から知られていたが、俺は必ずどこかで単発公演を演らかすだろうと踏んでいた。

先日、サマーソニックのフライヤーを適当に捲った際、それは判明した。ボブ・ディラン、トム・ウェイツなどと同様、「来日したら必ず行くべし」リストに掲げて久しいスペシャルズがやって来る。

好きな事にのみお金を費やす感覚、愛している。

それは俺にとっては、時計を何個も持つ事でも似た様な靴を何足も手に入れる事でもお姉ちゃんを何人も口説く事でもない。

そんな、お金があれば誰にでも出来る事柄、ポイ捨てでオーケー。心の財産に更なる潤いを。

ある人にとって俺はどうしようもないクズ、ある人にとってはグッド・フィーリング。

俺は十日間で五本ものヒップなライヴを観賞する事になるだろう。

あの頃よりも、あの頃よりも、俺は今を本気で生きている。

少なくとも俺の周りの男達はどいつもこいつも本気だ、余所見などしたら直ぐに俺の周りから離れて行くだろう。

例えば「あの娘あんな服買ってたから私も買わなくちゃ」、こんな競い合いになど微塵も興味がない。

俺達はもっと別のレベルで闘い合いたい。それはお互いをもっと高みにもって行けるだろう。稼いだモン勝ちの理論になど一生用がない。

レコード屋ではバッファロー・スプリング・フィールド往年の名曲「So What It’s Worth」の誰かのカバー・バージョンが聴こえてくる。

久方振りに聴いて胸は躍り、BGMはバッファロー・スプリング・フィールド。

そして俺の頭の中には今、詩という詩が山程溢れている。

きっと近々、知らん間に曲として上がってくるだろう。

室外機の唄だとかお姉ちゃんの唄だとかレコードにまつわる物語だとか金髪だとか、それは何でも良く、物語などそこいら中に溢れている。俺は見逃さない。



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April 19, 2009

さながら逃亡者のイメージでゴー

「明日から何処に行くんだい?」

「イエス、香港!」


こんな会話に清々しさすら感じる今日この頃、

「九・二一 釜山行き断念事件」から丸七ヶ月、

俺の初のオーバーシー・トリップはそう、明日からの香港で決まりだ。


「どうせ密入国でしょ?」

「樽か何かに乗っかって漕いで行った方がお似合いだぜ」

「パスポートは偽造したのか?」

「どんな悪い品物を売りに行くんだい?」


悪そうな男達がひっきりなしに俺に問いたてる。

そして答えはノー、断固ノー!

残念ながら期待にそぐわず、俺はそこまで悪い人間でもない。


悪い品物を売るどころかむしろ、現地で変なモノまで買わされてしまう可能性すら持ち合わせる男このワタシ、

非常にわきまえた態度で税関だってくぐり抜けよう。


バットしかし、俺は逃亡者さながらのイメージを頭に勝手に思い描いて遊ぶ、

すなわち、「勝手な想像の遊び」を忘れたりはせん。

そして、全てを洗い流す旅に出る。


日本でアメリカ人が英語を喋る様に、俺は香港で広島弁を捲くし立てればそれで事は巧く運ぶだろう。

海外経験のあるヤサグレ男とヒッピー女から数々の情報を収集させていただく。

不安と興奮をいくら織り交ぜても最後の言葉は結局これだ、

「まぁ、行けばどうにかなるやろ!」


そんな訳で明日の今頃は香港、ハイカラ香港タウンに俺は存在する。

望めば何処にでも行けるというこの世界のカラクリを俺は知っとる。

望むなら今から福岡に向かう事だって可能だろう。

今日は渋谷で残業、そして明日は香港、香港だ。

世界は素晴らしい。

お母さんが言ったぜ、

「あんた!乗り遅れて怒鳴り散らす事だけは金輪際止めなさい」

オーケー、オールオーケー、成田空港17時発香港行き、

俺は残業で稼いだお金を香港ドルに替え、午前中から第一目的地、成田空港を目指す。










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April 18, 2009

夢の国で暮らす男の物語

何だかんだで「香港ミーティング」は本日開催、

俺達、散々に酔っ払いながら未来を語り合う。

レコードを愛する男が言ったぜ、

「この部屋はまさに理想だ、もはや感動すら覚える。この部屋に女でも呼べばイチコロなんじゃないかい?」


オーケー、オールオーケー、俺は答える、

「この部屋を素晴らしいと捉えるかゴミ屋敷と捉えるか、それで全ては決まった様なモンだぜ」


俺はこの部屋を愛し、レコードを愛しとる。

俺達、呂律も回らん程に酔っ払いながら、武蔵野タンポポ団を、トムウェイツを、そして愛すべきakikoを回しながら、

三日後に迫った香港での行動について語り合う。

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九州の酔いどれ、下原元気が言ったぜ、

「この部屋はまさに夢の国だ」

イエス!断固イエス!

すなわちおいら、夢の国で暮らしとる。

全てはやったモン勝ちだ。

おいらヘベレケベロンベロンに酔っ払い気分は既に香港、

失うモノなど何もない。

そんな訳で明日も早起き、稼ぎまくる必要性を感じる。










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April 17, 2009

執念のルーレット狂を気取るその前に

昨晩握手を交わした際、完全に自分だけの道を切り開いた男が俺の髪型を指差しながら言ったぜ、

「かっこいいねー」


ノー!断固ノー!

俺はそろそろこのふざけた髪型にも飽き飽きときている。

ポマードのべとつき具合にも多少、ウンザリときてしまっている。

短髪にかなうものなし、そんな事実を俺は知っとる。

そんな訳でもうすぐバッサリと切り落とす必要性を感じる。

本日、下北沢にも存在する昭和の生き残り定食屋、「キッチン南海」でモダンな昼食を平らげた後、

以前、愛すべき雑誌「BRUTUS」で「マカオ大特集」が組まれてあった事を突然思い出し、古本屋を漁る。

「マカオなど俺とは生涯無縁やんけ」

こう信じて疑う事のなかった男このワタシ、

今こそこの雑誌を引っこ抜きたい衝動に駆られる。

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おぉ!

ただの雑誌の写真でさえ、瞬きするのも惜しい程に風景がキラめいて見える。

待っとけマカオ!

生涯無縁と思ったお前のところにまさか、足を踏み込むぜ。

麗しのギャンブラー気取りで一発当てるぜ。

目当てはルーレット、小学生時分、ルーレット遊びに明け暮れた思い出がフラッシュバック。

ハロー、執念のルーレット狂!

今こそ真価が問われる時だぜ。

俺はルーレット台が目に入る度に哀愁を感じる。遠い昔の記憶が消える事はない。

まず第一にあのルーレットの美しきフォルム、これ自体を愛して止まん。

そこで一儲け、両手に華、夢が夢ではなくなるのを待っとる。

広島の古い友達がいつか言ったぜ、

「チャーシューメンにチャーシューをトッピングしてやる位の大物になれよ!」

これは俺の胸に深く刻まれた言葉、すなわちウィット富み過ぎの名言である。

日本を経つのは早三日後、準備は何一つ出来てない。

いやその前に、何を準備すればええのかすら分かってない。

バットしかし、少なくとも知っておくべき事が一つだけある。

ハロー、心優しきお姉ちゃん!

成田空港までの行き方を俺に丁寧に教えてくれないかい。














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April 09, 2009

愛すべき喫茶店で感じる様々な事柄

俺は本日も休憩時間を駆使し、渋谷唯一の生き残りモノホン喫茶店へと出向き、「ベーコンエッグライス」なる天下のB級グルメにありつく。

渋谷の街に誇らしげに鎮座するオープンカフェもダイナーラウンジ(?)も俺には用などない。

おっとその逆に、オープンカフェもダイナーラウンジ(?)も俺になど用はないだろう。

ハローお母さん!

この店が存在する限り俺の健康は保たれたも同然だぜ。

おまけにおっさんの粋な計らいで食後のアイスコーヒーまでサービスで嗜む事が出来、トドメには喫茶店に付き物の「スポーツ新聞」まで運んでくれる有り様。

まんまと「もう一仕事かましたろかい」という気分にもなろうモンだ。

何たって欠けた茶碗を堂々と客に出してくる店に悪い店などある訳がない。

これは俺の長年の持論で、こんなモン雰囲気一発でKOだ。

「欠けてようが何だろうがまだ御飯盛る事は出来るやんけ精神」を堂々と見せつけられ、俺の頭もいよいよ上がらん次第だ。

こんなロマン溢れる場所に話の分かる女の子の一人でも連れて行き、

「ここええやろー?」

「最高だね!」


などと会話が見事に成り立てば未来も明るいが、そんな女の子が存在するのかどうか、もはやそれさえも怪しい。

クールな男が言ったぜ、

「もう関西のおばちゃんと付き合うしかないかもな」

おー、お前それ一理あるやんけ!

そんな訳で書く事が尽きる事はない。毎日毎日長い文章になってしまう。

新宿ロフトで行われた「伝説の夜」、すなわちクールな夜の出来事についてはまた明日。

P.S 

そういえば、ひょんなきっかけでヒートウェイヴのインディーズ時代のレコードを500円で落札した。

もう一度書こう、500円で落札した。

おいおい、これ世に言う「ワンコイン」やんけ。500円やぞ、500円。

俺からすれば売る奴も一人も入札すらせんこの事実も全てが茶番劇に見える。

そう、この通り世の中は確実に狂っとるのだ。

「お前もそう思うやろ?」

「ほんとにその通りね!」


こんな会話が見事に成り立つ、そんな女の子と俺は仲良くなりたい。




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March 29, 2009

ポマードでゴー

俺が今、直ちに手に入れるべきモノはポマードなのかも知らん。伸び放題の前髪は一日中チラつき続け、もはや余計な神経を使い過ぎる。坊主にするのかモヒカンにするのか、はたまた普通に切って金髪野郎に変身するのか、とにかく気分的にも何かしら施す必要性を感じる。

本日、ウイスキーのおつまみを仕入れるべく踏み入った薬局にて、場違いな「整髪コーナー」なるハイカラコーナーをスナック感覚で覗けばたった一つだけ置いてあるポマードを発見する。そこで、

「おー、俺が直ちに手に入れるべきモノがあるやないか」と相成り、おつまみと共にカゴに人生初のポマードを突っ込みレジに並ぶ。

部屋に戻ればサイドをバリカンで刈り込み、チラつく前髪を払いのける様にポマードを塗りたくってみる。

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おー、これは確かにおっさんと散髪屋を足した様な匂いがする。

ほんまはこんなモンつけたくもない。何しろ面倒臭い。

シャンプーを二回してもまだ何か残っとる気がする。頭が痛い。そう、何しろ面倒臭い。

禿げたくはない、バットしかし、暫らくはこれだ。

おっさんと散髪屋の匂いがしたなら、傍にはきっと俺がおるぜ。覚えといてくれ。





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March 26, 2009

近頃は発表の季節

俺が今、直ちにやるべき事は冷蔵庫の整理なのかも知らん。先月中旬から時が止まったままの冷蔵庫内には何週間も賞味期限を越えたウインナー、買ったは良いが一つとて使う事なく本日賞味期限をむかえた卵、その他諸々の食材が転がってしまっとる。今の俺はこの点、「食べ物を粗末にするなよ」などと左団扇で偉そうにいえた柄ではないらしい。

どうにか目玉焼きスペシャル(卵二個)をこしらえる中、キッチンには使い方すら知る術もない「片栗粉」なるヒップな材料が目につき、「これ使えばひょっとして天津なんちゃらとか作れたりするんちゃうんけ」などと一瞬胸も躍るがそうは簡単に問屋が卸すわけもない。


そんな訳で本日も一時間半の残業を華麗なる身のこなし具合で乗り越えた男このワタシ、現時点で決定しとるスケジュールでも発表しよう、

’09.5.3(日)
高哲典企画
【ブレイクスルー・アコースティック・スペシャル/グッド・フィーリング】
アット 下北沢ラグーナ
18時半開場/19時開演/1000円(+1drink)
高哲典/さよなら食堂/安部裕二/早川仁志郎 etc...


男は「そんな思いの深い日に誘ってくれて嬉しい」と涙を誘う言葉を俺に投げかけ、当初三組の予定を五組に拡大。「5.3」がいかに特別な一日かどうかは俺に決める権利がある。すなわちこの日は最高のメンバーと肩でも組んで生きとる喜びを分かち合い、とびきりの一日にしてやる。

そして、

’09.5.5(火)
【男の子の日だし、男らしい人ばっかで、男祭り】
アット 池袋トライ
w/十条フォークジャンボリー/松島英生


タイトルはともかくこのメンツでの演り合いには相当な覚悟を要する。久方振りの哀愁池袋タウンでやりたい様にやってやろうぜと企む。

更に、

’09.5.6(水)
【オグリ昌也個展&LIVE!!】
アット 阿佐ヶ谷オイルシティー


オグリ昌也、絵の個展&ライヴの最終日にツーマン一時間一本勝負。

すなわち香港から帰国後のゴールデンウィークは燃えたぎるライヴが目白押しといった塩梅。

そして「鈍行ツアー」シリーズ、


’09.6.2(火)
ライヴ アット 大阪・十三テハンノ


関西はあと二、三ヵ所調整中。とにかく十ヶ月振りのテハンノが二つ返事で確定。

俺に必要なものは今の気分を詰め込んだ新曲と類い稀なる瞬発力だ。

待っとけのえさん!俺がアンタを叱りに行くぜ。

テーブルの上にはミルクと目覚まし時計が共存している
まるで俺の頭の中の様 別世界が存在している

誰か俺を救ってみないか 誰か俺を救ってやってくれないか
いやいや別に望んではないぜ あの娘の帰りを待っている

テーブルの上には吸殻の山と体温計が散らかっている
俺はスパゲッティをこの上に乗せたいんだ 別世界が存在している

床の上にはバナナの皮が二枚三枚と散らかっている
滑ったら俺を救ってくれるか あの娘の帰りを待っている

床の上にはバナナの皮があちらこちらと散らばっている
とんだ猿小屋さ でも悪くはない あの娘が傍に居てくれる

あの娘が傍に居てくれた あの娘が傍に居てくれた

今やベッドの中にはあの娘の匂いと 独りよがりの思いが共存している
あの娘は他の誰かの看病で忙しいかも知れないのに


これは早二年前、インフルエンザで39.7℃な際に書き上げた歌詞。それに付け足して新曲を形作る。埋もれかけた曲からまっさらの新曲まで全部手に入れてやりたい心境。ウイスキーを嗜んで歌詞を捻り出し、そして今日の日にさよならを。

「3月はセンチメンタリズム」、メディアが謳う。俺はどうにか、その手には乗りたくない。



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March 15, 2009

「ノーセンス・ノーライフ」

ロードバイク跨り駒沢大学、スナック感覚で座談会。

髪の毛は伸び放題 生活が荒れ放題
前が見えん前が見えん 前が見えんはいつか思い出


俺が唄う。

楽しい事ばかりを考えなくちゃ考えなくちゃ。

それは前のめり前のめりに仕掛けた方が良い。

俺は口が悪い、どうやら悪い。

「でかくなるぞこの男は」

おぉ兄貴、必要以上にスタイリッシュに決めてやるぜ。

ケタ違いで目指し続けるぜ。

重要なのはお金じゃない、センスだ。

かの有名な謳い文句、「ノーセンス・ノーライフ」を独占しろ。

マニアを気取る輩程虫唾が走るモノはない。

200円のTシャツを着こなしまくる、

「ノーセンス・ノーライフ」を獲得してこそ人生だ。

俺は信頼出来る仲間を気持ち悪い程に愛し続けるぜ。

俺の事も愛してくれてノープロブレム、魂は捨てるなよ。

期待しろ、期待しろ、

やっぱり俺に期待しろ。

期待されてこそ伸びる男このワタシ、次へ次へと進む。

やる事なす事気に入らないから何にもしない
何にもしないの落ち着かないから動きは止めん


どいつもこいつも気に食わないから動きは止めん
動きを止めたら嫌われそうだぜ 動きは止めん


俺が唄う。

何一つ出来もせんのに外野席、場外席からごちゃごちゃヌカす輩に急行地獄行き切符を。

出来る輩は時間と場所さえ問わずリングに上がってくるモンだぜ。

かかって来い、俺は今やお前の正体を知ってしまったんだぜ。

2秒でKO、新記録を打ち立ててやるさかい。

語り草にしてやるさかい。

俺はやるぜ、必要以上にスタイリッシュに決めてやるぜ。

明日はそう、PLEASANT TAP観賞。

先月観逃したツケを倍返しでゴー。

精神科医にさよならのコールを、

「やぁやぁ俺さ、お調子者だよ」

俺はやんちゃにやっとるぜ。

待っとけ香港、香港の「ホ」の字も知らんこの俺が我が物顔で100万ドルの夜景を眺めるぜ。

ジム・ジャームッシュの新作に期待しろ、

相棒、期待して待とうぜ。





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March 12, 2009

香港コーリング

ご多分に漏れず寝つきは悪い。手に入れたジャイヴレコードがあまりにもゴキゲンで、俺は自然に胸を躍らせた。「青春の殺人者」なる映画を観たが、こちらは気持ち悪い描写に戸惑い、途中で画面を消した。

香港行きチケットを確保、初の海外は釜山でもニューヨークでもない、閃きだけで決めた香港で確定した。

古傷は事ある毎に疼くかも知らん、バットしかし、振り返るのはもう止めだ。振り切るしかもはや手段はない。来る者は拒まず去る者は追わず、俺は突き進み、いつかまた大きく突き抜けよう。同じヘマは金輪際繰り返さんぜ。その為の手始めに、香港を我が物顔で歩くのだ。

香港には一体何があるのか、そんな事柄は大した問題じゃない。チャイでも啜って、知らん街で酔いどれ天使と共に笑おう。

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March 05, 2009

ゴー・ラッキー・ゴー

明け方、まるでラブレターの様な文章を書いてしまった。

恥ずかしい、バットしかし俺は書く、今この瞬間を書き殴るのだ。

パスポートを手に入れなくちゃ、入れなくちゃ。

お金?家賃?あと少し、もう少し、

俺は全てを取り戻してやるぜ。

四月は海外、

五月は故郷へ、

六月は京都、

七月、北へ、

八月、ご多分に漏れず甲子園へ。

六月の京都はヒートウェイヴ、

そう、京都拾得でヒートウェイヴが演りまくる夜。

あのステージで偉大なヒートウェイヴが踊る、

それを観ておいらが踊る。

そう、これは沁みるぞ、沁みるに違いない。

こんな自由な発想を何故もっと早く実行に移す事が出来んかったか。

おっ、あれか、そう、それだ。

連れて行きたい、どうしても連れて行きたいぜ、

駄々を捏ねても連れて行きたいぜ。

そこは100%、夢の国だぜ。

新しくなりたい、新しくなりたいぜ。

夢の暮らしに付き合ってほしいぜ。

全てを一から、旅人を気取ろうぜ。

そんなモン、気取ってなんぼだ。

ならば俺は気取りまくってやるぜ。

ところで当分寝てない、手を繋ぐ旅人の夢でも見るぜ。




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February 16, 2009

ヘビー

新宿スモーキンブギ終了、全くもって新しい夜の獲得者。

ところで満身創痍、止まる事など許されん。


’09.2.16(月)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.7」
アット 高円寺楽や
w/石指拓朗(THEWATTER)/さよなら食堂
開場19時/開演20時/1000円(+1order)


必要なのは体力、昼間もたまには丼物にありつきたい。

ところでこんな時、BGMはヒートウェイヴ。

二ヶ月以上毎日聴き続ける事が出来る音楽とは?

答えはヒートウェイヴ。

明日は携帯電話料金か電気料金、どちらかを支払える権利が与えられる。

そして俺はきっと電気料金を支払うだろう。

全ての詳細は後回し、俺はとにかく睡眠という行動に出る。



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February 11, 2009

夢を見ろノータリン

昨夜も寝つきは悪かった。「あんた、犯罪者やないか!」と罵られた。可愛いモンだと思い、「まだまだやんちゃやで」と思ったが、見方によっては全くそうではないらしい。俺は以前、お母さんに深く傷つけられた。俺は以前、お母さんを深く傷つけた。お金のなさでそれぞれの立場を身をもって体感、堂々巡りを経て、俺は28歳。

週二日は16時間前後働く。バーの給料はほとんど望んでない。効率はすこぶる悪く、お金が貯まる事はない。それを了承し、喜び勇んで働き出したのはそう、俺だ。今や、この生活に憎しみさえ抱いてしまう事もある。全くもってええ経験をしとるぞと捉えてみる。

バットしかし、俺にはどうやらまだ余裕がある。本来、「ほんまの仕事日」と捉える筈の「休日」がそれだ。

「お金がないお金がない」とヌカすのは「休日を返上してからとちゃうんけ」と捉えてみる必要性を感じる。

煙草は止めず、大切な品々を売り飛ばす気など毛頭ない。黙ってお金が入る訳もなく、残された手段は休日返上の一点張り。なんせ家賃やら電気代はおろか、名古屋行き深夜高速バスチケットでさえ危うい状況、この危うい状況を作り出したのはそう、俺だ。

無理はせん。見切り発車の男このワタシ、無理するとバランスはすぐに崩れるだろう。自分が一番大事なモノを忘れてしまう程、俺は野暮でもない。

まず楽しみは忘れん。仕事の合間に映画を二本借りる。大好きな「いつかギラギラする日」「クロージング・タイム」なる邦画だ。粋なショーケンに活力を見い出そうぜと企む。このささやかな嗜みでさえ忘れると俺は埋もれてしまうかも知らん。

そんな中、遅刻に無断欠勤は御法度。本日まさかの9時33分起床、一度諦めたが歯を磨く時間をカットし9時49分急行渋谷行きに飛び込む。駅を降りれば一目散でチンタラ歩く輩を蹴散らし10時ジャスト着。仕事場ではなるべく笑わん事を心掛ける。何故?歯を磨いてないからやね。

本日、俺は一人違う業務をこなす。前から提案されとった仕事だ。そこで俺は大いにほざくに至る、

「これこそ俺の適任や、これぞ適任。分かります?適任ですよ、適任」

誰にでも出来る内容でもなく、大いなる責任感も感じつつ、それでいて顔も見えん電話口の輩を相手にする事も基本的にない。几帳面が服着て歩く男このワタシ、これぞ適任な内容。楽な訳じゃなく、まさに適任。この仕事内容を提案され、「それ、まさしく俺の為の仕事とちゃいますのん?」と告げ、俺の今までの行為、人への訴え方を見抜いて抜擢してくれた人達を後悔させる事はない、「これ、俺に一任させてくれて間違いないですぜ」と今後も強く訴え続けたい。

そんな訳で明日は15時から仕事に出向く。当たり前の事からまずはやり直そうとする。ツケが回ってきとるだけだ、止むをえん。金曜日には家賃を払おう。

唐揚げ弁当を食べたい、旨そうなパンが食べたい、そんな夢から叶えよう。来週の土曜日にはレコードの一枚でも買えれば幸せだ。

金持ちは言うだろう、「君、何だか楽しそうやね」

おー、あんたには出来ん事を俺はやっとる。


ところで「ワタシは鬱病だ」などと根拠もなくヌカすのは金輪際止めろ。いや、根拠があってもそんな言葉は吐くな。一昔も二昔も前からそんな輩には殺意すら覚える。医師に診断されようが何だろうがそんなモンは気分次第だ。夢を見ろ、このノータリン。

BGMはヒートウェイヴ、一言で書くともはや敬愛に値する位置に鎮座。

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January 24, 2009

ガタガタゴトゴトでゴー

書きたい事は腐る程にある。バットしかし、今書く事は明日の事、すなわち未来の事である。

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誕生日に、お茶の水の場違い極まるストリートにて発見したポスターにより「’09.1.25」の行動は決まった。

数々の旧車が集うであろう「New Year Meeting」にこの俺は、「免許取って早10年顔」で向かうとしよう。無論、免許持ってないのは内緒だ。

旧車のスタイリッシュなライン、ただそれが目の前にあるだけで俺の胸は躍り続けるだろう。

今夜は23時から、衛星にて天下の池畑潤二ドキュメンタリー。そう、あの時のあれ、そう、それだ。

俺は衛星の使用料金をかれこれ半年以上支払ってない感があるが、先程、久方振りに、まだ観れるのかと恐る恐る確認したところ、何と鮮明に映った。世の中には稀に粋な会社が存在する。


’09.1.26(月)
今村竜也とウエタケユキオ企画
アット 下北沢オフビート


兄貴、「スペシャルゲスト」の仕上がりは上々だぜ。

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January 16, 2009

グッドタイム・ロマンス

昨日のライヴはMTRに録音した。当初、竜也兄貴から借りたテープレコーダーを駆使する予定だったが、テープの回転速度が遅く正常録音不可の為、急遽MTRを持ち込んだ。

先程、再生ボタンを押すと、たまげた事に「二部」から始まった。すなわちソワソワフワフワ状態、通称ソワフワにより、俺は「一部」の録音の上に「二部」をかぶせてしまった訳である。

恐るべしソワフワ、手は攣るわ足は攣るわ、俺は攣り名人の名を欲しいがままにしてしまうのか。

「二部」の録音は場の雰囲気も重なり、俺が想像しとったモノよりは数段良い響きに聴こえた。

「あっ、この人悪くないな」と俺は結局、多少なりとも感じてしまったのだ。

そうとなれば「一部」の録音がより聴きたくなってくる。この日のライヴは出来、不出来に関わらず音源を残しておきたかった。

よし、今後はMTRをなるべく持ち込むというのはどうだ。

「熱狂・ライヴ盤」、夢の一つに加えるというのはどうだ。


ところで昨日、わざわざ用意してもらったターンテーブル。「一部」4曲目、「アウトロー・バカヤロー」、

ルースターズのイライラするぜって曲を回しながら
イライラを吹き飛ばす 俺達はアウトロー

ターンテーブルが渦を巻く光景に目玉回しながら
イライラを吹き飛ばす やり方がニクイんだ


こちらにかけ、ライヴが始まる直前のSEはルースターズ「ディスサティスファクション」、

アンコールラスト、「スポットライトな生き方」

ソニーロリンズのサックスをなぞって 
巧い事口笛吹こうとしたけど
俺ったら口笛吹けない身だった


こちらにかけ、終演後のSEはソニーロリンズ「セント・トーマス」、この手の込んだ、ウィットをササッとまぶした演出に気付いてくれた人達はおっただろうか。

俺はレコードを持ち込み、DJシムスケに耳打ちした、

「このポイントでこれ頼む!」

あの絶妙のタイミング、気付いただろうか。

気付いてくれたなら俺は嬉しい。

それも含めたライヴ展開、次が早くも待ち遠しい。


P.S 全ての出来事は日が経てば経つ程に、素晴らしさが増してくる気がする。

なんだかんだで昨日の記憶も全て「ニュースタイル」だと俺は捉える。

それは紛れもなく、

「仕事を休んで」

「仕事が終わって」

「電車を乗り継いで」

「お金を払って」

「時間を削って」


エトセトラ、来てくれた男前と女前達のお陰だといえる。

よし、告白しよう。チューさせてくれよ。








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January 14, 2009

俺から俺へどでかい一勝をプレゼントしてやろうぜといった塩梅

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日捲りカレンダーには一日毎に、偉人達の一言が綴られとる。

1月14日(水)、すなわちお父さんの命日、それでいて記念すべき初ワンマンライヴの日、日捲りカレンダーにはこう書いてある、


「己れに克つ」西郷隆盛

イエス!断固イエス!

西郷どんの事は何一つ知らん戯け人間このワタシ、バットしかし大いに胸は高鳴る。

現在バーカウンター鎮座、これを終えれば一気に戦闘体勢。

本日も様々な文章が届く。


「お父さんにも男前な姿を見せつけて下さい」

「男・高哲典を見届けたい」

オーケー、オールオーケー、

「そんな柄じゃないわ ワタシみたいなモンの為に」                    

俺はバーカウンターでもはやこの高鳴りを抑えられん、そして泣く。

まだ何も始まってないし、何も終わってない。

損はさせん、させる訳がない。

万が一そう感じた時は正直に言ってほしい、

「ワタシ、今日来て損したわ」

「お前には正直ガックリきたぜ」

無論、そんな時は俺の負けだと認めるし、まず何より俺自身が「負けた事」に一番最初に気付くだろう。

何を大そうにだと?ほっとけ、俺の気持ちは世界中で俺だけに決める権利がある。

近年稀にみる武者震い、俺は、俺から俺へどでかい一勝をプレゼントしてやろうぜといった塩梅。

弦が切れません様に、いや、切れても関係ないな。


★年明けワンマンライヴ
’09.1.14(水)
「ブレイクスルー・アコースティック・スペシャル/新年会」
高哲典ワンマンライヴ アット 下北沢BAR?CCO
DJ/シムスケ/タカアキノリ
19時開場/20時開演/1000円+1order/2ステージ


一部:高哲典
二部:高哲典+佐藤亮平(ウッドベース)


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January 13, 2009

恋をしようよ

「楽しみにしとるぜー」だとか、

「楽しみにしてます!」だとか、

「楽しみにしとるぞ」だとか、

「楽しみにしてるね!」だとか、

「これは楽しみですねー」だとか、

「とりあえず火炎瓶持って行けばいい?」だとか、

全部嬉しい。


とにかく近い、非常に近い、

★年明けワンマンライヴ
’09.1.14(水)
「ブレイクスルー・アコースティック・スペシャル/新年会」
高哲典ワンマンライヴ アット 下北沢BAR?CCO
DJ/シムスケ/タカアキノリ
19時開場/20時開演/1000円+1order/2ステージ


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今年の行方はこれで決まる。決める。

がっかりさせる様な真似は断じて御法度。


そんな大そうな、だと?

ほっとけ、俺の気持ちは俺が決める。



そして本日、頼れる男に無理を言い、チラシ&ステッカー作り。

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おぉ!

「VSシリーズ」、大いに燃える。

そんな訳でいつだってバタついとる男このワタシ、やるべき事をやりまくるだけ。










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December 14, 2008

狂乱ミッドナイト

ところでおいら、いまだ眠らず。狂乱のラウンドミッドナイト、寝とる寝てないに関わらず俄然元気は増す。そう、俺はどうしようもなく元気だといえる。お母さんに電話する、「よぉ、今日見事誕生日を迎えたワシやでー」。38分間、完璧なトーク展開を繰り広げる。「あんた、28歳ておっさんやないかー」。その後、まるで昼間15時に起き上がった人かの様な心持ちで部屋を片付ける、すなわちコロコロをかけまくる。ターンテーブルが渦を巻く光景に目玉回しながらイライラを吹き飛ばす。一人DJスタイルで次々とレコードを取っ替えて遊ぶ。音楽は時に、とてもウィットに富んだ遊び道具と化す。やりたい事は常に山積み、現在BGMはヒートウェイヴ、そう、ええ加減CDに切り替えて眠る。眠りたくないけど眠る。待っとけピカソ!俺が行きます、傘をさして。

起きたら17時、こんな事がない様に細心の注意をはらう必要はある。大いにある。


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November 27, 2008

ヒップでホップな女達

そういや先日、ディスクユニオン下北沢店入り口付近で電話口に話す頭空っぽヒップホップ姉ちゃんのまさにヒップでホップを極めた会話が聞こえる。

「あのさー、今下北でさー、取り敢えずレコードチェックワンツーチェケラーしててさー」

??

おぉ!?!えっ?!!ワォー!!!

本物、すなわちモノホン。

「君、良いねー!」の溢れ出る激情と共に苦笑いの複雑な胸中を持ち合わせ、おいらその場を立ち去った事は書くまでもない。

ところで凝りもせず、得体の知れぬしかめっ面で周りに不愉快な思いを撒き散らしながらもPCデスク鎮座中の男このワタシ、

「アンタ何やってんの?しっかり仕事しなさいよ!!」だと?

ノー!断固ノー!女性の皆さんだけで「NO!NO!」。

俺は働いとる。何も心配は要らん、筈。

電話越しに聞こえる子どもの泣き声に今にも神経がハチ切れてしまいそう。

穏やかになんてそんな馬鹿な、俺には出来そうにない。

早く帰って唄うに限る。


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November 09, 2008

吐き出したい ’08

明日、半月振りのライヴ。こんなに開くのは実に久し振りといえるのではないか。すなわち溜まっとる、俺は今、何から何まで溜まっとる。それを全部吐き出す必要がある。今日、何故か早起きに成功して一曲ポンッと書いた。それを明日演るか演らんかは誰にも分からん。ただ俺に分かる事は明日は呑む、お金がなくても呑んでやるぞコノヤローという事である。どうか沢山の人に観に来てほしい。

’08.11.9(日)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.3」 
アット 高円寺MOON STOMP
w/口石和人(フロム大阪)/オグリ昌也/江崎掌
DJ/タカアキノリ/シムスケ/バイオレンス(THE REVOLVER)


DJの選曲は部屋を出る一時間前にサクッと決めよう。

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October 25, 2008

ファッキン雰囲気の下でパンクを

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寝過ごして本番後に起きる夢を見、そして何度もそんな姿を想像しながらも本日の場合、どんなに朝が早いとて無断欠勤は許されず向かう場所、区民会館。クラシック臭漂うファッキン雰囲気の下で一人パンクを唄う男このワタシ、現在はコーヒー&シガレッツで余裕の一吹かし。本番は14時17分より。入場無料の大盤振る舞い、君もここぞとばかりに駆けつけてみないか。

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October 13, 2008

プリーズ・ウェイト・アメリカ

ところで得意技「夢を膨らませる事」の男このワタシ、アメリカ行きを全くもってないがしろにしとる訳ではない。

いよいよ絞り込まれてきたのは「ニューヨーク」「メンフィス」の二大巨頭。ニューヨークでビート・ジェネレーションの聖地を訪ね、ジャズの名門「ヴィレッジ・ヴァンガード」「ブルーノート」、ロックンロール「CBGB」(もう無くなったのか?)を攻めるのか、はたまたメンフィス乗り込み「SUN STUDIO」でエルヴィスの如く軽いフィーリングで「レコーディングさせてもらえんですかいのー?」と頼み(もうそんな事は行ってないのか?)、その後「ビール・ストリート」で小粋なステップを決め、翌日にはかの有名な「悪魔と契約した交差点」に出向くのか。


調べれば調べる程キリはなく、結局勢いがモノをいう。一つだけいえるのは「生とお金があれば何処にだって行けるぞ」という事になる。どちらにしても一回行っただけで分かった様な顔が出来る、そんなスモール・カントリーではないのだ。まして日本でさえ分かってないのに、アメリカ側からすればこのちっぽけ人間トンソク野郎など(フー?)「全くお呼びでない」という事になる。

バットしかしプリーズ・ウェイト!年内にどうにか行くぞ、待っとけ!


とりあえずジム・ジャームッシュの映画を全部観なおそう。ただ観るのと、「おー、ここにも俺の気分次第で行けるやんけ」などと考えながら観るのではまるで印象が違う。おっとその前に興奮してきた、少し落ち着く為に「ムーミン」を観よう、「ムーミン」、そうしよう。

BGMはASKA97年作「ONE」。ロックンロールもジャズも良い、バットしかしこれをないがしろにするのはいたってモグリだといえる。歌詞、唄、メロディ、秀逸。

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September 20, 2008

ロマンなら買い

久方振りのダブルワーカー。いやその前に、もはや仕事に出向いたのが何日振りかも定かではない。とにかく2008年9月、俺にとっては一生忘れんであろう出来事が相次いだ。

昼間の仕事を終え井の頭線改札口付近、旅行会社の外に置いてある数々のパンフレットを根こそぎ掻き集める。すなわち、

「旅に出たい旅に出たい 色んな事感じて歩きたい」。

気付けば京都も大阪も名古屋でさえも目前まで迫ってはおるが、その前に21日、どこに出向こうか。ギター担いで江ノ島、すなわち江ノ電、藤沢、湘南付近、ググッと攻めようか。ガガっと決めようか。

無論、福生にも行きたいが、俺の人生初福生は「シムスケと」と心に決めてある。

唯一レコード交換を許せる俺の友達シムスケ。福生を訪れた際は無論、大滝詠一で踊る。

レコードで思い出したが、俺は来年必ず自らのアナログ盤を作る。

売れんから止めとけ?ノー!!

それはやってみん事には始まらんがな、君。

針を落として音がながれるまでの時間、

俺はきっとその瞬間、針と共に涙も落とさずにはおれん、おれんぞ。

そんなロマン、他にあるならどうぞお目にかかりたい。

ところでニューヨーク、サンディエゴ、とにかくアメリカ大陸。スケジュールからして11月後半が妥当か。しかし不思議なモノで、今までアメリカの地理関係など全く「知らんがな」だったのが、どうした、スイスイ知りたくなる。シカゴからニューヨークは遠いのか否か、ラスベガスはロスアンジェルスとは違うのかハテナ。パスポートがこんなにも強みになるとはびっくり仰天、CBGBでどうかこの端くれ者に一曲演らせてくれんか、と頼んでみたくもなる。

リュックサックに詰め込む本?ケルアック「路上」以外にないがな、君。


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August 02, 2008

俺は俺自身に大盛の牛丼をオーダーした

気さえ許せば直ぐに壁に身でも委ねたい状況。

バットしかし、気を許す事を断じて許さん男このワタシ、

倒れる事もなければ風邪をこじらす事もない。

牛丼、俺は牛の命を決して無駄にはせんぞ。

本物の楽しみを得る為には、まずその前にクリアする問題が山程あると、

そう人生が仰る。俺は勝つぞ。

おいコラ、イノダ!!後5日程待っとけ!

朝も早よからこの俺が、モーニングコーヒーを前人未到のダブルで注文してやるぜ!!!


ハハハッ!!!


P.S 明日は日中レコーディング第二弾、夜はバー。そして気付けば近い、非常に近い、

’08.8.3(日)
六九狂ヴィヴィアン企画
オープンマイク「夢でなく今を語れ」第三夜 アット 学芸大学アジアンカフェ


出演者はこちら、

六九狂ヴィヴィアン/深野雅史(東京ハウリングレコード)/十条フォークジャンボリー/
稼農慧/ハシズメツトム/ぐっさん☆/リタ・ジェイ/un-sight-colors/ 三橋隆介/どぶねずみ男/
足立クラシック/松島英生/佐伯憲陽/熊倉功二


詳細はこちら、
http://mitrababy.cocolog-nifty.com/blog/


胸躍るラインナップ、俺は一発決めたい。

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July 28, 2008

夢でも膨らまそうぜ

6時就寝、またしても無断欠勤なのかと思わせながらもまさかの堂々出勤。その原動力は今、関西ツアーによる力が大きい。俺は俺なりに必死なのだ。真夜中はレコードを聴き漁り、ギターを弾き、8.3(日)二曲ライヴで何を唄うかを正式に確定させる。そう、俺は時に冒険を好む。この二曲で俺の色はある程度打ち出せるんじゃないか。明け方「ブラックレイン」をキリが良いところまで観ようとしたところ、キリが良いところなどほとんどなく半分以上観賞した時点で6時を迎える。俺はまだまだ寝たくなどなかったが、楽しみは取っておく事にして、寝た。仕事場ではインターネットなる文明の利器を最大限に活用し、地図のコピー、宿の確保、日程表などを合間を見て作る。そして関西の次の目的地、釜山にいざ出向く為の計画も同時進行で進める。しかし釜山に出向く前には、9.15(月・祝)の一大企画もある。釜山から戻れば間髪入れず、名古屋までスカタライツを観に行き、あわよくば名古屋で自らのライヴを、何て事も頭をよぎる。「お前全く仕事なんかしてないやないか!!」だと?ノー、あくまで合間を縫っての話である。こうやって夢でも膨らましとかんと、あの場において俺は今にも気が狂ってしまう。問題は山積みといえるが、これが旅の醍醐味だともいえる。関西行きまで休みらしい休みはほとんどないが、二曲程レコーディングしてCDを向こうに持って行こう。そう、名を刻む為に。釜山で結婚式を挙げる男が言った、「お前はドサ回りの感覚で来てくれ!」。良い事言うぜ、何処でも行くぜ。

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July 24, 2008

一日ではまるで物足りない ’08

本日、まるで何ヶ月振りかの様な丸一日休日。「おいコラ、お前しょっちゅう無断欠勤とかなにかと休んどるやないか!」、あっ、はい、そうでしたね。バットしかし、乗り切った後の休日は気分がまるで違う。11時にグッドモーニング、行きつけの髪切場はまさかの閉店宣言、何とか同じ低料金の髪切場を探し出し俺はきれいさっぱり坊主頭、すなわち丸坊主と言っても過言ではない短さ。もう、暫らくはこれで良い。ラスタカラーのサンダルで靴屋を覘き、ラスタカラーのスニーカーを試し履き。図書館へ6日遅れで本を返却し、笹塚で古本屋巡り。映画を一本観た後、レコファンで久し振りのレコード漁り。そう、あっという間に一日は逃げていく。ところで9月、まさかの釜山で一曲唄う可能性有。とある事情で初の海外計画。俺はそう、何処にでも行くし何処にでも行きたいのである。さぁ、一日はまだ終わってない。やりたい事をただやろう。

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July 21, 2008

DIY精神はあるかい

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本日、休日返上の日曜大工、DIY精神に基づくバーの改装工事。バッティングセンターでかっ飛ばした後、ホームセンターへ買い出し、頭にはタオル巻き、電動やすりでテーブルを3時間に亘り削りまくり、その振動から船酔いの如き感覚を味わう。気付けば夜で文字通りの日曜大工、不慣れでもお構い無しのいつもとは一味違う楽しい休日。BGMはG.LOVE、次の休みは水曜日で確定。そして、

’08.8.24(日)
LIVE AT STOMP


これも確定。これで来月は毎週日曜、休日返上のライヴ三昧。また忙しくなるぞ。

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July 14, 2008

ノーマネー ア ゴーゴー

朝起きたら扇風機は停止中、汗はダラダラ、寝ぼけ眼でコンセントをつつくも異常無し。おかしな事もあるモンやで、考えた後に悟る、二ヶ月連続電気供給停止強行。まさかの10時過ぎ起床、明後日には給水停止強行突破が行われる。それに加え家賃はノーサンキュー、これはまとめて片付ける必要がある。音楽を聴こうとする、あっ、電気ないんか。玄関の電気をつける、おっ、電気ないんか。換気扇を回す、かっ、これも電気要るんか。なんやこれ、電気なかったら俺、ただの腑抜けやないかい。とりあえず音楽でも聴いて落ち着くか、ぐっ、電気ないんか。すなわち電気生活に慣れ過ぎておるのだよ。これで水道が止まれば俺はいよいよ原始人、それも悪くはないがシーキビ、すなわち厳しい感もある。自転車またがりエンジン吹かして三軒茶屋、バーで稼いだお金にまたも手をつける始末、三つまとめて片付け一安心、それでいて不思議な罪悪感が残る結末。来月、関西に四泊、お金はないがどうにかなる、そう信じて疑わん男このワタシ、やるだけやってやれば良い。

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July 09, 2008

向かう場所はただ一つ

現在小田急ライン、目指すはただ一つ、新宿スモーキンブギ。ライヴ前の一仕事は、正確な出口から無事出る事が出来るだろうか、という事である。昨夜はお父さんの夢を見た。よってきっといつもより感情がこもった歌を唄える気がしてならん。

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May 29, 2008

お贈りしたいのはロックンロール

昨日は昼間から部屋で三人で練習、夜は新宿スタジオ。俺は新宿駅で、思い通りの出口から出れた例が一度足りともない。駅から三分のスタジオへ二十分時間をかけ、ハードケースを小脇に挟み、時に持ち上げて歩く。

髙哲典とサブタレニアン・ボヘミアン

ギター・上田健太郎
ベース・オグリ昌也
ドラム・長谷頼晃


このメンバーを迎えてお贈りするロックンロールサウンド。まだまだ足りてない部分があるが、ドラムが入り何とか形になってきた。

6.10(火) 武蔵境STATTO

「Small Change Days」二日目のステージ、このメンバーで三曲演奏予定。そう、五年振りのバンドスタイルライヴ。

昨日は一日中この三曲を飽きる程練習した。

ハードケースを支えた腰が激しくヒリヒリする。

そして今日は三十分遅刻した。


P.S 「全景カタログ」を遂にオーダー。こういったモノには歯止めが利かん男このワタシ。いや、歯止めなど利かせるな、と大声を張り上げたい。 

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May 14, 2008

ロリンズ・バック

本日ソニーロリンズ来日公演。

当日券目指して俺はいざ行く、

東京有楽町へ。

一度は行くのを諦めかけたが

当日を迎えやはり胸が騒ぎ出した結果、

黙って部屋に居座っとく訳にはいかんのだ。


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May 08, 2008

ドクター・セイズ・ビー・オールライト

6.8(日)新宿クラブドクター、Dr.Feelgoodのチケットを入手。

これでおいら今年、ロックの日周辺も音楽三昧。

そしておいら来週のソニーロリンズチケットも決して諦めた訳ではない。

家賃?そういやまだ払ってない。



P.S 俺も福山の皆もきっと今頃ハードワーカー。旅の記録はまた後日。

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May 01, 2008

気分は既に旅人

現在ワーキングコール、しかし明日の朝には福山着。

すなわち一夜で景色を塗り替える。

バスの車窓からはありとあらゆるラブホテルを眺め回し、

魅惑の福山シティでは読書三昧、ビデオ観賞三昧、そして飲酒三昧。

ほんまの意味でののんびりを手に入れてやろうと目論む男、それワタシ。

誰にもなど邪魔されて溜まるか。

仮に邪魔する輩が現れたなら俺はパケットをお前の心に放り込むぞ、覚えとけ。



P.S 上にある歌詞は俺が東京にやって来て初めて書いたであろう作品。よし、今日までこの気持ちはまだ強く俺の中にある。そしてそう、これからも。

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April 15, 2008

今夜は阿佐ヶ谷クレイジーブルースタウン

仕事をとっとと片付けとっとと向かう場所、二度目の阿佐ヶ谷クレイジーブルースタウン。急遽誘ってくれた昌也オグリには敬意を。そして今夜もまた興奮の坩堝へと俺を誘ってくれるのか否か。明日は高田渡の命日、そう、このタイミング。俺なりに捧げよう、そうしよう。





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April 03, 2008

そこはとても自由な場所だった

俺は歩いた、下北沢から駒沢公園。

「今夜俺は歩きたい気分 こんな街にもあった川に沿って」(シオン)

の心意気で。三十五分で到着の勝手な予定が一時間オーバー、息もきれぎれ歩いた。花見、生まれて初めての花見。いつもと違った格好を心掛け、サングラスにリュックを背負い込んでハイキング感覚。格好を変え、それをまず楽しみの一つに加える。案の定、最初に陣取った場所は桜どころか花一つ見当たらん風通しの良過ぎる場所だったが、日が暮れて桜の位置に移動した。おぉ、これが花見というモノか。知らん奴とは行きたくないが、知っとる仲間ばかりなら毎年やりたい。春だけなどとそんなドンくさい事は言わず夏も秋もやりたい。桜は無くとも、季節に合った花は年中咲くのだ。いや、花が無くてもさほど問題は無い。自慢のモデルガンを持ち、撃ちまくる予定がこういう日に限り直ぐガスが切れて使えん様になった。あれをもう一回やる為だけに、また「花見」という名目で集まろうじゃないか。ギターを弾き適当に歌詞をつけて唄い、ルースターズを唄い、ボンゴを叩いて次の日の事など何一つ考えずに唄った。駒沢公園、意味さえはき違える事がなければ、あの場所はほんまに「自由」な俺の愛すべき場所。夜中に仕事終りの男が一人駆けつけてくれ、皆でカレーうどんを啜った。そして酔っ払った俺達は、滅多に乗る事など許されんタクシーなる贅沢な乗り物に乗り込み家路に着いた。次の日の事など何一つ考えず残った缶ビールを啜り、「ショーケン」を読んでそれから、昌也オグリの両足を目の前に俺は静かに静かに眠りについた。

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ギャング映画にかぶれた男とTHE BLUESDOGSギタリスト。


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April 02, 2008

桜があろうとなかろうと

今夜、駒沢公園で花見開催。考えてみれば生まれてこの方、花見などをするのは初めてではないか。しかし駒沢公園にちゃんと桜があるかどうか、それは大して重要ではない。「花見」などというのは所詮、口実に過ぎんのだ。昔、お母さんが仕事場の人達と花見に行った。帰って来て母は俺にこう言った、「わたしら松の下やったわー」。ザッツ・クール!

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March 23, 2008

戦前ブルースは雨の音

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多分に呑んだ。何だかんだで十杯近く呑んだんじゃないか。しかしあの場において本格的に酔っ払う事はない。オーナーは俺に、「いつも渋いのかけるよな、お前は」と言った。俺はいつもジャケットとタイトルだけで判断してレコードを引っこ抜きターンテーブルに乗せるのだが、そこからは自然と毎回渋い音楽が鳴る。一枚一枚レコードを回す度、「またお前は」と苦笑い。オーナーは言う、「でもこういうのしんみり良いよな、なー!」。素晴らしい笑顔の持主だと感じる。そんな瞬間、俺は素直に嬉しい。本日も自転車談義、俺は見事な自転車体型山岳タイプ、らしいが、俺はその点、ド素人の中のド素人。4.19~20大遠足、奥多摩まで約80Km、突っ走る。何で?自転車で。俺?そう、ド素人の中のド素人この俺もその一員。まるで自信などないが、俺はそう自転車体型山岳タイプ。世にいうマインドコントロール、手段はもはやこれしかない。オーナーは言う、「男の十二回払いで自転車を手に入れろ」。0時半、外国人二人組が店のドアの目の前で立ち止まり何やら話し込み、相談の結果店内には入らずそのまま去って行く。オーナーは言う、「この音楽のせいだ、こういうのも良いけど商売としては選曲も考えろよ」。その音楽とは哀愁漂う戦前ブルース、消しようのないバチバチ音。俺個人の考えではそんな音楽がながれるバー、これは最高だと思うが、なるほど、別の思考もあるのか。そういうモンなのか。それに合わせるのが商売というモノか。勉強、勉強。俺の中の数え切れん目標の一つとして自分の店を出してやりたいというのがある。これはまだまだ理想に過ぎんが、働いてない時から考えると確実に一歩は前進しとるといえる。土曜日は朝10時から最低でも夜中2時オーバーで働く。しんどくもあるが何か気持ち良くもある。オーナーは言う、「人生は一回きりだぜ、お前はやりたいと思う事全部やれ!」。激しい説得力だぜ、全く。何度でも書くが、こういった経験は二ヶ月前の俺からは想像出来ん日々なのである。おぉ、天狗様に敬意を。

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March 21, 2008

下北沢コーリング

俺はやる、演る、何を、

「第三回・俺の新しい酒は新しい革袋に盛れ」

を。急遽思いつき、やりたいモンはやってまえ精神が抑え切れずグイグイ湧き出した故、それを存分に発揮し一気に仕掛ける事にする。数少ない音楽仲間、久々に一緒に演りたい男の中の男達に交渉中。詳細未定、新しい刺激を求めて五月下旬~六月上旬開催を予定。



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March 17, 2008

昨日より今日より明日

ジュークジョイントから一夜明け、今夜は下北沢BASEMENT BARでライヴ観賞。M.J.Q、野狐禅。握手を二回、手短に、しかし、お互いしっかり目を合わせ、俺は北九州で録音したCDを渡し思いを告げる。何年も前からいつか一緒に演ってみたいと思った人に。自分の歌だけを唄う姿に激しく共感を覚える人に。お互い自分の歌だけを誇らしげに唄うライヴ、実現したなら俺はまず跳び跳ねる。そして武者震い。やりたい事はまだ腐る程あり、昨日よりも今日を狙いたい。冗談じゃない、俺は心底本気です。                      

P.S 現在真夜中4時オーバー。例の如く想像が膨らんで興奮して眠れずにいる男、このワタシ。

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March 15, 2008

シャウトする夜

日付はいつの間にか変わりいよいよ本日、

’08.3.15(土)

オグリ昌也企画「Asagaya Juke Joint!! Vol.1」

アット 阿佐ヶ谷 Oil City


これ。

力の入れ過ぎには御注意を、空には敬意を。酔い潰れる、それもまた良し。

俺は唄う、自分の唄だけ。


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March 11, 2008

ラム・セッション

夜中にギター担いで散歩がてら歩く。ハバナ・クラブという粋なラムをロックで二杯。そして始まる気軽なセッション、4.13(日)開催の宴の打ち合わせ。俺はあの場を第二の音楽部屋と捉えてもええだろうか。捉えさせてもらってもええだろうか。何しろあんまり寝てないが目は覚める。魅惑のビートルズ、トム・ウェイツ、俺は歌唄い。グレッチを爪弾く、俺みたいなモンが。いや、自信がない訳ではない。魂には自信がある。4.13(日)は危険な夜になる、俺にとって。

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February 22, 2008

攻める時

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仕事を終え部屋に戻る。バーで稼いだお金を俺は1円たりとも使わん。稼いだ2500円を貯金箱に入れる。多少酔っぱらった。3月1日から独り立ちが決定した。グイグイ行こう。しかし朝10時に俺はパソコンの目の前に鎮座しなければならない。

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January 29, 2008

理想はずれても良い一日

理想は現実になりえるのか。起床時間は歯医者の予約時間、12時半を少し回ったところ。しかし。予定はずれたがやるべき事をやる男このワタシ、歯医者の予約を15時半に取り直し、起き上がったその足でギターを弾く。先日、MTRに録りためた音源を聴き直した際に発見された1年ちょっと前に作りかけのままだった未完成の曲を作り直す。盗んだ自転車に乗って見える風景ってどんなだいといった類の曲を。歯医者では診察台に腰掛けながれる有線に耳を傾ける。「よくもまぁこんなたわけた唄をしゃーしゃーと作りやがっておまけに堂々と個性の欠片もない声で唄いやがってうわべだけのトンだ恥さらし野郎が、これがそこそこ売れたりしやがるとは世の中一体どうなっとるんや」と考える時、俺の口には、ギュッギュギューガッガガッピュイーンゴリッガリッピュッピュッギュイーンードッドドッドッとF1レースさながらの凄まじい機械音が溢れる。部屋に戻り新宿に出向くまでの小一時間、例のいわくつきのアンプでレコーディングまでやってまえと、試しにセッティングをしてどんな音が録れるかと録音ボタンを押してみる。するとそこにはチープでアナログなイカした音が録音されその未完成の曲は昭和の匂いが漂うナンバーになりそうだと直感する。そして夜はジャズ。新宿ピットインは改装されたのかもとからあんななのか分からんが想像とは全く違う雰囲気。スティックを口で咥えてブラシでドラムを叩く入墨男、叩きつける鍵盤、歪んだバイオリン。つかみどころの無いジャズ、言うならば自由、いわゆるフリージャズ。前半はほんまにつかみどころが無いなと思いかけたが、エンディングに近付くにつれ激しく高揚、興奮。とても良い夜。黒人ジャズ、これも生でいつかどこかで必ず観る事に決めた。帰りは久し振りに立ち寄ったタワーレコードの本屋で前々から気にかけてあった目当ての本を探し出す。吾妻光良「ブルース飲むバカ歌うバカ」。久し振りの本屋では目移りが激しくユリイカ2月号「中島らも特集」、「ジャズを巡る旅」と題した粋な雑誌、ついつい手が伸び4495円。吾妻光良の本をパラパラやってみるとB・B・キング、スクリーミン・ジェイ・ホーキンスとの対談その他諸々、桁違いに凄い内容で面白い。来月はこの人のライヴを観に行く。これもジャズライヴだ。BGMはソニーロリンズ、さて夜はまだまだまだまだ長い。

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January 27, 2008

理想論ではない

俺は明日から、いや、たった今から音楽三昧。明日は朝っぱらからレコーディング、歯医者をはさみ再度レコーディング、日が暮れた頃には新宿へと出向き、前々から一度は足を踏み込みたかった老舗ジャズクラブ「新宿ピットイン」にて山下洋輔と中村達也という粋な組み合わせを体感する。そして部屋に戻ればレコーディングのおさらい、寝たかと思えば朝九時にはさっぱりとした表情で起き上がり、イメージを膨らませた頭を引っさげてのレコーディングを敢行する。日が暮れる頃には下北沢の街をぶらつき、上田正樹と有山じゅんじというウィットに富んだ組み合わせを体感する。部屋に戻れば興奮冷めやらぬ内に俺はまたも机へと向かいレコーディングのおさらいをやり遂げる。

と、こんなに上手く事が運ぶとは限らんが、明日からの二連休に対する俺の心構えはこれで決定とする。

P.S BGMはフラワーカンパニーズ。日本が誇る素晴らしくバンドらしいバンド。

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January 21, 2008

ぜったいいこか

下北沢に「風知空知」という名の店がある。俺はそれを正月の散歩中に発見した。その看板を見つけた時、何の店かは分からんかったが何となく食べ物屋兼呑み屋であろう事は察しがついた。そして店名からしてブルースと深く関わるであろう事を読み取った。俺はそれ以来その店がずっと引っ掛かっており、今日、インターネットを駆使して、まずは何の店であるかを確認するという行動に出た。やはり食べ物屋兼呑み屋である事は正しかったが、定期的にライヴも演っとるなどと書いてある。そしてほんの軽い気持ちでスケジュール欄を覘いた時、俺は震え、喜び、半泣き、驚愕の大声、そして歓声を上げるに至った。今月29日、上田正樹&有山じゅんじ、題するは泣く子も黙る「ぼちぼちいこか ’08」。限定50名、俺は勢い余って店に電話をかける。オーマイゴッド、定休日。ソワソワする気持ちをどうにか抑え明日に賭ける。限定50名、ノー、何としてでも行く。これを観る事は俺に取ってかなり重要なのだ。

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