ライヴ観賞

November 28, 2008

日本語なのさ

仕事を終えて向かうのは下北沢CLUBQUE。

バーの休みはいただいた。

ビーチズと曽我部恵一バンドのヒップな組み合わせを観賞。

あんな爆音、こちとら久方振りに聴く。

あの爆音に関わらず、声がしっかりと上に乗っとる感じ、

おー、久方振り。

帰り道、フラワーカンパニーズのブランニューアルバムを手に入れる。

聴く、聴きかじる。

おー、バンドをまた演ってみたいと思えてくる。

俺は日本語を、古き良き時代を、自分を、心底大事にしようと思っている。







at 23:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

October 30, 2008

焼きつく光景

ルースターズをバックに従えて中央にチバユウスケが立ち、初期ナンバーを次々と唄い出す。

バックには池畑潤二とクハラカズユキのツインドラム。

「新型セドリック」「セルナンバー8」etc...。

あの光景を19歳の俺が観たなら、最前列に弾け飛びもっともっと興奮したに違いない。

俺も大人になったのか。胸はさすがにバクバクしたが。

とにかく俺は、出てきただけでオールOKみたいな、そんな客にはなりたくないし、そんなにミーハーではない。俺は内容で勝負がしたい。

夢が叶った筈の男は唄い終えた後、あまりにもクールにステージを去って行った。

バットしかし日が経つにつれ、やっぱりあの光景は記憶に焼きついて離れん。

アンコールでは、シオン、浅井健一、チバユウスケ、この三人が同じステージに立ち、

バックにロックンロール・ジプシーズ、HEATWAVE、JUDE、堂々と構える石橋凌、

曲は天下の「ロージー」。

池畑潤二生誕50周年祭りでの出来事。

池畑潤二が4時間に亘り断然主役を努めた夜。

部屋に戻ったら、大江慎也の本を読み返す事にしたい。

今夜はゆっくりとした夜を過ごしたい。

とにかくルースターズは俺にとって特別なバンドなのだ。

行って良かった、観といて良かった。



at 18:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

July 30, 2008

俺は俺に肉野菜炒定食を奢った

本日も完全に起き遅れた男このワタシ、しかし寝起きで全神経を集中させ一発レコーディング。

夜は夜とて何年振りかに訪れるのはハイカラシティ、池袋。体力強化週間、ピンときた中華料理屋にもぐり込み肉野菜炒定食650円をオーダー。出てきたのは2.5人前はあると思われる肉野菜、気が利く量に一気に合格点。そして御飯の入った茶碗にふと目をやれば堂々と欠けた器、そう、合格点は沸点オーバー。店の良し悪しは欠けた茶碗が堂々と出てくるか出てこんか、これで決まると信じて疑わん男このワタシ、もしも堂々と割れて通常なら捨てるであろう茶碗で頼んだモノが出てこようモンなら、俺はアルバイト店員をひっ捕まえて「おい、オーナー出さんかい!」とオーナーを呼び出し怒るのかと思いきや、「あのー、どうかこれからも宜しくお願い致します!!」と満点の笑みで握手を求めたい。「なら、汚れたままのスプーンが出てきたらどう?」だと?そんなモノは論外、ええ加減にせんかいとオーナーを怒鳴りつける。そう、この話は実に紙一重なのである。アイスクリームの蓋まで舐めるヤツ、ポテトチップスの欠片を一欠片も残さずに食べ切るヤツ、130円のパンを買うかどうしようかをたっぷり10分間考えるヤツに俺は胸打たれるが、「俺は自由だ!」とヌカシながら人に迷惑をかけまくる偽者ヒッピーには金輪際用がない。上辺だけの付き合いには神経が磨り減るばかりだ。店を出て、店の前にある「肉野菜炒定食」の写真を再度確認してみると、写真より実物の方が量が多かった。通常、写真の方を良く見せるのが常、この店がいかに本物であるかを窺い知る事が出来る。


おっと、話が脱線し過ぎた。池袋3-tri-で「マイク一本十番勝負」観賞。

俺もこういうの出たい、あっ、出るぞ。


’08.8.18(月)
池袋3-tri(トライ)&松島節共同企画 「マイク一本十番勝負」


誰にも惑わされるなよ、借り物のやり方ではなく、俺は俺のやり方で調子に乗りたい。


at 23:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

July 22, 2008

グルーヴァーズに首ったけ

仕事を終えそそくさと向かう街、吉祥寺。初めて向かうライヴハウス、ROCK JOINT GB。グルーヴァーズ企画でプラス佐藤タイジとシオン。何とも豪華な組み合わせ、しかし俺の中で一本勝ちを果たしたのはグルーヴァーズ。あんなにバンドらしいバンドを観たのは久し振りでとにかく素晴らしく、俺は声を出さずにはおれんかった。格好良いモノに理由はない。日本のバンドは駄目だなどとヌカす輩はどこのどいつだと俺は問いたい。そして吉祥寺の街で「第四回・黒煙会」 アット 旅人食堂。気付けば終電、現在2時15分。明日のダブルワークを乗り切れば夢の休日。ヘアーカットで坊主間近。

at 02:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

July 12, 2008

ガッタ ガッタ フィーリング

何ともたまげた事に俺は昼の仕事をまたしても休み、最終的に起き上がったのがユウガッタ17時。アイヴ ガッタ フィーリング。夜はしっかり渋谷へと出向き、仕事場とは別方向、チェルシーホテルへと直行。最近毎日ライヴハウスにおる様な、そんな気がしてならん。そこではビーチズのパーティーが開かれ、トンガッタサウンドを体感する。ライヴハウスの中、連絡も入れてない仕事場の事が気になりソワソワし、電話をかける。もはや弁明も言い訳も何もなく、謝る事さえわざとらしく思え、とにかく明日は行く事を誓う。現在3時半、明日はダブルワーカー、もしも明日休めば俺は愛想を尽かされるだろう。裏切りたくはない人が俺にもおるのだ。ところで家賃?アイムソーリー。

at 03:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

June 09, 2008

キチガイに捧げるロックンロール

新宿クラブドクターでドクター・フィールグッドを観た。あまりにも御機嫌で、俺は久し振りにバンドサウンドでのロックンロールを聴き、終始一人笑顔だった。

明日からいよいよ、「スモール・チェンジ・デイズ」

祭り気分は高まる一方、右肩上がり。

dscn15410001.jpg



P.S それなのに秋葉原のあの事件は一体何だあれは?怖い。俺は臆病者だ。信じるものなど僅かしかない。長渕剛の映画の冒頭シーンと全く同じ光景。あんな事件が実際に起こるのだ。キチガイがこの世の中には多過ぎる。あんなキチガイに殺される事と仕事場で地震かなんかで死ぬ事を俺は常にひどく恐れとる。そんな終り方は嫌だ。俺は俺なりに明日も明後日も楽しく演りたい。

at 00:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

May 31, 2008

トリップ体験

5.29(木)

仕事を終え一目散に向かうライヴハウス、渋谷アピア。

そこではピストルさんと一ヵ月半振りの再会が果たされた。

手に汗握るライヴをまた目の当たりにし、

目が眩む程のトリップを体験するに至る。


5.30(金)

僕らの音楽、SUPERFLY観賞。

以前一聴した瞬間から飛び抜けとる感は尋常じゃなかった。

凄いモノはジャンルなどいとも簡単に飛び越える。


at 00:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

May 15, 2008

スウィングし続ける77歳

dscn14820001.jpg


当日券はS席八千円のみ。俺は売場の列に並びながら辺りを見回しダフ屋を探る。そう、定価割れのチケットを手に入れるべく。おばさんが近づき列の最後方の兄ちゃんに話を持ちかける。

「チケット余ったんで良かったら買いませんか?」

出た、理想の展開。話しかけられた兄ちゃんは苦笑いでそれを拒むが、俺は自らおばさんに近づき値段交渉に入る。

「千円引きでどうですか?」の問いに有無を言わさず「六千円なら買います」。これで交渉成立、同じS席のチケットを二千円引きの六千円で手に入れ大いに得する男、このワタシ。しかも席は当日券よりもきっと前列の一階三十列目。情を感じ、おばさんにはちょっと悪い気もしたが「売れんよりはええだろう」と解釈し事無きを得る。

会場に潜り込めば胸はすこぶる躍り出す。シンプルな照明の下、モダンなメンバーが登場する。愛着と貫禄たっぷりのソニー(親しげ)、ジャズにとりつかれた77歳は千鳥足でサックスを吹きまくりブロウをかましまくる。

dscn14850001.jpg


二部構成、俺みたいなにわかファンへ「st.thomas」は御愛嬌、ショート・ヴァージョンでサービス満点。足下はフラフラでもサックスの音の伸びはまだ誰にも負けんぜとでも言いたげなロリンズ(親しげ)、アンコールでは曲をやらず、手を振るだけ振って去って行った。クールとはこの事を言う。今回、無理してでも行って大正解、何事も動かんと始まらんのだ。BGMは「ヴィレッジ・ヴァンガードの夜」、もう一回生で観たい。

at 23:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

March 29, 2008

地下室での安らぎ

早退したい気分を懸命に堪えた後、誰とも交わる事無く向かう場所、新宿ピットイン。其処では木村充揮と三宅伸治と梅津和時が心地良過ぎるセッションを繰り広げる。二部構成、休憩を交えたとはいえ終演23時。選曲もMCも絶好調であんな盛況なライヴを俺がもしも演ってのけたなら、俺はきっと朝まで眠れんだろう。明日はダブル・ワーキング、馬鹿は相手にしたくない。

P.S 「リンク集」なるコーナーから男達のホームページにとべる機能を追加。こんな事も出来るのか。俺はよく分からんまま、とにかくただ書きたい事を書きまくっとるだけなのだ。俺もホームページとかいうヤツ、作ろうか。

at 01:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

January 12, 2008

武道館にて                               

抜群の音と声、

抜群の雰囲気、

あんなバンドが武道館でライヴを。

俺は座って見ながらちょいちょいここはどこだと考えた。

確かに武道館はライヴハウスになった。


dscn1209.jpg
dscn1210.jpg


at 23:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

December 24, 2007

あんなのはまるで初めて

フラフラボディを携えて代官山へと向かい、シオンを観た。俺は思ったよりは元気だった。ギター一本と唄だけ。俺はかつて、ライヴを観てこんなに涙を流した事があったか。それくらい涙が溢れてきた。何もシオンが好き過ぎて涙が出た訳ではない。単純に唄とその魂に感動して、良い意味で呆気にとられてしまったのだ。俺はその場で立ち尽くし、溢れる涙を止め切れず、顔を覆い隠して一人泣いた。あんなのはまるで初めて、曲は「ガード下」。誰にも認められてない男がガード下で新年を迎え、今年こそはと誓うあの曲だった。完全に魅せつけられた夜だった。

P.S 今年のM1、これは凄かった。俺があの立場だったらどうだったろうか、と勝手に考えただけで胸が張り裂けそうだった。夜、興奮して何度も目が覚めた。俺にもあんなどでかい事が出来るだろうか、と思ったら不安だった。

at 15:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

October 21, 2007

終始御機嫌な御歌囃子

推定平均年齢五十一歳、競馬場の如き雰囲気漂う、此処は天下の日比谷野外音楽堂。第一部を終え、休憩挟んでこれから弾き語りの第二部。進化を止めん男、その名は岡林信康。


上のは休憩中に書き上げて、しっかりと送信ボタンを押したにも関わらず反映されてなかった文章。デジタルとは所詮コンピュータの機嫌次第なんか。それはさておき三十六年振りの日比谷野外音楽堂、岡林、御歌囃子。あの場において明らかに若い男このワタシ、終始御機嫌。夏祭りの如き「御歌囃子」は確かに日本のダンス音楽だった。そして日本三大MC上手い男、岡林信康は健在だった。まずMCだけでその場を掴んでしまう男、あれは芸が高い。最後は「また三十六年後に今度は天国で会おう」と言い残して颯爽と去って行った。あんたイカした男だね。

P.S 日比谷良い街。帰り道、右を向けば照明に照らされた噴水が、左を向けば堂々と突き刺さった東京タワーが。俺は自分の唄を口ずさみながら代々木上原から歩いて帰った。そう、良い気分で。

dscn1122.jpg
dscn1112.jpg
dscn1113.jpg


at 01:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

September 16, 2007

馬鹿な子どもに捧げるブルース

俺は子どもが好きじゃない。いや語弊がある、馬鹿な子どもが好きじゃない、すなわちその親が好きじゃない。勝手にしやがれ二回目の日比谷野外音楽堂、気の利いたブルースの途中でギャーギャーわめく子ども、こういう類には目も当てられん。管理が出来んならこんな場所には連れて来るな、神聖な場所という事を忘れるな。もし連れて来るなら誰の迷惑にもならん所でやれ。お前の可愛い子どもが誰の目にも可愛い子どもに映ると思うなよ、タコ。客、出演者、関係者、全てに迷惑を掛けとるという事実を忘れるな。俺は後ろを振り返り大きい声で怒鳴ったが、聞こえたかどうかは知らん。だってそこでやり合ったら俺はもう後ろには引けん様になり、俺までも迷惑な客になってしまうのだ。そしてその時点で自分自身もライヴを楽しむ事が出来ん様になる。そこが難しい。そんな事を考えさせる親の罪はひどく大きい。そんな事も手伝ってかどうかは知らんが、去年に比べ、ライヴの良さはなかった。あれで本人達が「満足した」と言い切る事はない様に思う。そこには「魂」が宿ってない感じがした(それとも俺に「魂」が宿ってなかっただけか)。

P.S いや、日比谷公園はイカした公園です。あんなオフィス街のど真ん中にロックの殿堂があるんだ。これはある種の神秘です。

dscn1066.jpg


at 00:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

September 02, 2007

60歳目前の加川良の精神

観た。観る前、ドキドキした。何を、加川良を。部署異動初日の仕事を気分良く終わらせ向かった先、下北沢ラ・カーニャ。焼酎+加川良、これはやけに胸躍る組み合わせであったが、開演前に既に呑み干した。おかわりは控えて唄に入り込む。ベタかなんか知らんが、まさかの「生活の柄」にときめき、「教訓Ⅰ」に体を硬直させる。他の曲はどうか?良かったに決まっとるし、それはそれは素晴らしい。初めて聴いたのは4年ちょっと前位か。しかし俺はこの人への思い入れがなかなかに強い。よって、ドキドキした。音楽でも映画でも何でも、いくら好きな人だとしても「これはあんまり」という時があるが、初めて観た加川良のライヴにそんな部分は微塵もなかった。これから加川良を聴く時、その度にきっと今日のライヴの雰囲気を思い出す事になる。何がどう良いのか?それは各々で勝手に感じて勝手に考えればそれで良い。明日は鹿児島でライヴがあるという。60歳目前にしてこの精神はまさに一つの理想形。帰り道、贅沢にも「珉亭」にてじゃじゃ飯なる御馳走を平らげつつオグリ昌也と愉快な一時を過ごし、俺は現在、しっぽりとまた加川良の音楽に入り込んでいる最中。

P.S 明日は更新料を払い込む予定。さぁ、なる様になる。

at 23:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

May 08, 2007

音楽論

ソウルフラワーユニオンとザ・コレクターズ。どっちが良かったかと訊ねるのは愚問の中の愚問であり、全く違う音楽を演るこの二組を比べる術などない。でもどちらも同じ「音楽」に違いはなく、そんな二組が、お互いを尊重し、同じステージでセッションをしとる姿を見るだけで、俺なんかはワクワクして、一人嬉しくなってしまう。

P.S 今夜、お互いを尊重出来そうなメンバーを引き連れ、俺もスタジオに入ります。

at 16:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

April 25, 2007

洒落た夜

23日、渋谷クラブクアトロにて、「勝手にしやがれ」と「浅井健一」を見た。見てなんぼのライヴを、一部始終、詳細を書き記す事に興味はないが、一つだけ言える事は、久し振りに汗をかき、跳び、踊った。「勝手にしやがれ」のPAは、ミッシェルガンエレファントのPAだった人だった。その人に、「火を貸して下さい」と言われ、ジッポライターのオイルが切れとった俺は、たまたま持っとったミッシェルガンエレファントのライターを貸した。その人はそれに気付いただろうか。何だか感慨深い出来事だった、と思うと同時に、そうでもないか、とも感じる今日この頃。

at 22:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

April 22, 2007

「下北沢BASEMENT BAR」にて

「THE BEACHES」がライヴを繰り広げた。それはもう当たり前の様に良かった。
まさかのサイケデリック・ナンバー+照明の具合+エコー掛かった声=覚醒感。
あんなモンある意味ヒッピーやないか。クラクラさせられたぜ。
ドラムスがボーカル&ギターの背中や表情を窺う顔が好きだ。
何が?「お前は好きに演れや、俺はお前に合わせて叩いてやるぜ」って顔に書いてあるところが。
あれこそバンドの醍醐味だと思う。あれは心強いんじゃろうなと、他人のバンドの事ながら強くそう感じる。
ハイハットとスネアと同じ使用頻度で、カウベルを日本一効果的に鳴らすドラムス。
独自の道を開拓したバンドはいつまでもかっこ良い。




at 15:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

April 07, 2007

洒落たあん畜生、それはBECK

BECK。洒落たあん畜生。7人編成。ドラムセット3つ。ベースの男もドラムを叩く。ヒップホップ。上品なヒップホップ。踊り難いリズム。複雑なリズム。田舎のカントリーソング。弾き語り。ガットギターの音。俺には一瞬、ステージの中央に立つ男が、ボブ・ディランに見えた。「LOSER」は無。しかしライヴは生だ。ジャンル、そんなモンは元から無い。一時間半、俺もおさむも、嗚呼、満足。

P.S 4.23(月) 勝手にしやがれ/浅井健一、チケット手に入れたぞ。そう、ライヴは映像じゃない、生だ。


at 00:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

April 01, 2007

ライヴ観賞論

先日、仕事を終え向かった先、渋谷サイクロン。ダンス踊りたい気分。「BABY JOE」、俺は好きだ。何が?「俺等世界一かっこええと思っとるけど、何か文句あるか?」ってところが。中途半端なヤツ、自分に自信もないくせにステージに立っとるヤツは、曲どうこうじゃなく見るに耐えんが(個人的意見)、「俺等はこうだ」と嫌味無しに主張するバンドは、曲どうこうじゃなく格好良い(個人的意見。曲も良かったが。)。そして「ASIMOV」。声を上げるは、「かっこええどおい」。ライヴ観賞とはそういうモンだ。気分が高まれば声も自然と出る。俺もライヴが演りたい。早く見られる側に回りたい。

P.S 「見たいモンは何でも見とけ」精神の持ち主、このワタシ。まさかまさかの、4.6(金)BECK in リキッドルーム恵比寿(!!) チケット確保。こんなところで演るとはな(曲はあまり知らんワタシであるが)。

at 20:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

October 26, 2006

ロックンロールは好きかい?

ザ・ビーチズ&ザ・ニートビーツ イン 新宿紅布(レッドクロス)。初めて足を踏み入れたライヴハウス。お互い、前見た時より良くは感じんかったが、とても楽しそうに演奏しとった。終わって客席におった、ビーチズ小井出永に握手を求めた。俺は自分が好きと思える人にだけ握手を求めたい(有名人を見たらとりあえず握手しとけ的な考えは微塵もない)。でもその時、「頑張って下さい」「応援してます」といった類の歯の浮く様な言葉は絶対付け添えたくない。握手を求めた相手を俺がどれだけ好きだとしても(例えば松本人志)それは同じだ。何しろその人より「頑張る」のは俺であり、「応援」などする暇はないのだ。小井出永とは目をばっちり合わせて固く長い握手を交わしたが、きっと彼は俺の事などすぐ忘れるじゃろう。今まで握手を交わしてくれた一線で活躍するミュージシャンの人達も俺の事など覚えちゃおらんだろうが、俺は忘れてないぞ。それをいつか思い出させてやりたい。

at 23:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

October 14, 2006

’06.10.14(土) エンターティナー「勝手にしやがれ」

代々木上原から電車で日比谷へ。「メンズノンノ」最新号車内吊り革広告記事、「おしゃれな人は必ずスキニージーンズ&スラックスをはいている」。はぁ(大きく溜息)。俺はそのどちらも穿いちゃおらんが、お洒落と言わす事は不可能かい(まぁ別に言われんでええけど)。俺はスウェットを穿いとってもお洒落と言われる男になりたいのだ。大体、「よし、スキニージーンズが流行ってる、じゃあ僕も穿かなくちゃ」と思って穿いとる時点でそいつはお洒落でも何でもないぜ。その前に一つ聞きたい、スキニージーンズってなんやねん。

そして「勝手にしやがれ」。評論じみた事を俺みたいなモンがする必要はないが、かなりベリーグッド。一曲目が始まった時は、音の悪さにどうなるかと思ったが、二曲目以降、どういう訳かどんどん音が良くなった。PAはミッシェルガンエレファントをずっとやっとった人だったな。武藤昭平のドラムセットにタムは一つもないが、無論タムなど必要ないという事を物語る。俺も何年も前から「タムなどなくてもドラムは任せとけ」と言えるドラマーを探し求めているのだ。9割方俺の目は武藤昭平に釘付けだった。2、3年前下北沢CLUB QUEでスティックを貰って握手をしてもらった事がある。そしてゲストのエゴ・ラッピン。あの女の歌声は格段にずば抜けている。ああいう人の事を「唄が上手い」と言うのだろう。そして武藤昭平が前に出て唄う曲。まるでトム・ウェイツ、その影響を上手く自分の物にしているではないか。アンコールもなく、オダギリジョーも出ては来んかったが、記憶に残るライヴでした。そして、終演後のSEもトム・ウェイツでした。

at 21:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

July 11, 2006

’06.7.11 THE BEACHES

仕事を18時に切り上げ、渋谷クラブクアトロへ。家賃もいまだ払ってないし、お金もないけど無理してチケット取った価値は充分あった。独自の方向にしっかりと進んどるバンドで、ほんまにバンドらしいバンドじゃなと思った。ゲストのGREAT ADVENTUREも良かったけど、ああいうのを見ると、「やっぱりバンドってええなぁ」って思うなぁ。メンバー間の結束力はかなり高そうじゃもんな。ああいうドラムの叩き方は俺のかなり好みのタイプじゃな。10.10の企画ライヴは弾き語りもバンドも両方絶対やってやろうと思う。

P.S 8.6(日)の「BLACK LIST014」のチケットが取れた。取れんと思ったら意外とあっさり取れそうだったので、勢いで取ってしまった。因みに翌日は「京都BACKBEAT」でライヴを演る俺なのだが。浅井健一、THE BIRTHDAY、大江慎也+池畑潤二という、ある意味最高のメンツが揃うイベントで、俺はこれを見てから京都に向かう事になるだろう。さぁ忙しくやるぞ。

at 23:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

May 27, 2006

ドカドカうるさいハードコアバンド

俺には、俺が「好き」といえる音楽と、「俺は好きじゃないけど好きな人はおるじゃろうなぁ」という音楽と、「こんなの好きって言う奴どうなっとるんや」という音楽、大きく分けて三種類ある。新大久保EARTHDOMへ。俺は二バンド目から見たのだが、次のバンドも次の次のバンドもドラムはドコドコ、ギターはピィーウィー、ベースがヴォーヴォー、そしてボーカルがギャーと、とにかく爆音で上手い下手じゃなく歪ませとけばOKの類。まるで個性が無く、俺には到底理解出来そうになかった。そしてああいう場所におる奴は決まってマナーの欠片も無い連中。結局、回りと一緒の様に振舞っとるだけの偽者で、自分というモノが無い連中。「ポイ捨てをせんハードコアファン」はおらんのか。目当てのザ・キャバレーズは、前見た時より成長しとる様に見えたが、ずっとあの方向で行くのだろうか。俺の意見はもっと違う方面に行った方がええと思う、という事だ。どうにもこうにも俺が偉そうに言う立場でもないのだが。P.S これはあくまで俺個人の意見であり、音楽とは自由なものである。

at 00:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

May 21, 2006

ラグタイムブルース

有山じゅんじを見に行って来た。客は有山じゅんじにしては、スカスカと言っても過言じゃない位少なかった(俺は満員を想定していた)。440に着いた時、俺はデモテープを持って来て手渡しで渡せば良かったと、すぐにまた後悔してしまった。全くミスが多いぜ。アコースティックではなくエレキギターの弾き語りで、もう味があると言うか何と言うか、もう余裕の雰囲気だったな。ブルース、ラグタイム。声も上手いとか下手とかはどうでもええ。味があるわな。俺はかなり前の席で、ビールを二杯程嗜みながら気持ち良く見とった。最後に、前座のサードクラスというバンドと一緒にやっとって、あの感じは俺が今やりたいと思う、そんな音楽に近かったなぁ(ドラムがいまいちな気はしたけど)。とにかく見とったらギターが弾きたくなった。明日は久し振りの丸一日休みだ。帰りに南口商店街を歩きながら、行きつけの古本屋で「鉄道員」を衝動買いした。なんせ100円だったけぇな。

at 22:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

May 01, 2006

野狐禅

という二人組を御存知か?そう、野狐禅を下北沢SHELTERへ見に行った。一歩間違えばただのベタになりそうなのだが、ボーカル&アコースティック、竹原ピストルの魂のこもった唄、説得力のある声、歌詞は俺が好きになる条件を充分に満たしている。俺が感じる日本の説得力のあるボーカリスト、(SION+木村充揮+ピストル)と括る事も出来る程だ。そして今日、本番前SHELTERの近くでピストルが歩いとるのを目撃した。俺は話がしたくて「はよー戻って来んかなぁ」と思っとったらすぐに戻ってきて、「握手してもらっていいですか?」と声を掛けた。俺は自分が好きと思える人には握手をまず求めたい。ピストルさんは「あぁ、もう全然いいですよ!」と感じが良くて、「あの~今日見ますんで!」と伝えた。そして二、三言話をする事が出来た。「じゃあ、まぁゆっくり楽しんで下さい」という言葉を残して去って行った。俺はここで一つ、もの凄い後悔をしてしまった。俺は最近ずっと、「野狐禅と一緒にライヴやりたいわぁ」と思っとった。それを伝えるだけでも伝えれば良かったとひどく後悔した。「野狐禅さんと一緒にライヴやるにはどうしたらいいんですかね?」と。ライヴはやっぱり素晴らしかった。今日で見るのは4回目だが、いつも泣きそうになる。30分か40分のライヴで何回も痺れるなんて事はそうあるもんじゃない。野狐禅にはそれがある。最後の曲「ぐるぐる」という曲でピストルさんの目にも涙が溜まっとる様に見えた。いや、気のせいかも知れんが、あれだけ魂込めて、自分の言葉で思っとる事唄ったらそりゃ涙が溢れてもなんの違和感もないと思う。帰りまた外でピストルさんを探したがその姿はなかった。いや、実はあったのだが、知り合いと「よぉ!」という感じやっとって入ってはいけそうになかった。次回までお預けである。でもいつか絶対野狐禅とやりたい。いや、俺はやる。

at 00:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
記事検索