映画

August 17, 2009

神様でトリップ

ニューヨーク・ドールズベーシスト、アーサー・“キラー”・ケインのドキュメンタリー映画「ニューヨーク・ドール」観賞。

これがあまりに素晴らし過ぎてモノが言えない。

ある人にとっては救いようのないクズ、ある人にとっては神様の如き存在。

やっこさん言ったぜ、

「ロックスターも今じゃバス通勤の身の上だ」

その時の表情、哀愁漂う表情、これをイカすと言わずして何をイカすと言えるのか、俺にはもはや分からない。

念願の30年振りの再結成ライヴを演り終えた22日後、男は夢を叶えて突然逝った。

あまりに素晴らし過ぎてモノが言えない。

俺にはまだまだ知らん事が多過ぎるが、俺は確かに激しく興奮している。

ありとあらゆるドキュメンタリー映画を今日まで数え切れん程に観てきた。

どれもこれも愛しているが、アーサー・“キラー”・ケイン、この男の名前も俺は断じて忘れない。

11月には松田優作ドキュメンタリー映画公開、俺はドキュメントをこの目に焼き付けるその為だけに明後日より甲子園行き、

「ドキュメンタリー映画を常に撮られてる気分で居られればそれだけで良いのよ」

マリーは永遠の恋人。


P.S

適切温度のハゥトゥを微塵も弁えてない世間の冷房機器の寒過ぎる温度調整、そして照りつける太陽との温度差に俺の体はまったくもってついて行けず取り残されている。

そんな訳でどいつにもこいつにも「温度調整の魔術師」の称号は残念ながら与えられない。

とある場所では貴様が温度調整の魔術師、俺は俺の温度調整の魔術師。

すなわちある意味、どいつもこいつも温度調整の魔術師。

価値観は如何なる時もずれっぱなし、だいたい風の吹く日に冷房機器など御法度。

例えるなら倒してさえもらえないボーリングのピンみたいなモン、すなわち飾り同然。



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February 02, 2009

夜には正気を取り戻せ

「人間の証明」
「あばよダチ公」
「スタンド・バイ・ミー」
「Buffalo ’66」


ドサクサにまぎれ六日間で四本を観賞。長年観過ごし続けた「Buffalo ’66」は昨夜ラウンドミッドナイト、静かに観賞。四本どれもこれもバラバラの物語でどれもこれもクールな内容。

俺の部屋から笹塚ボウル、非常に近い。近々、ボーリング&ビリヤード大会なるハイカラな遊びを粋な仲間と興じてみるのも良い。登場人物が限りなく少ない「Buffalo ’66」、一人で嗜むボーリングシーンを観てそんな事を考える。あの主人公はあまりにも不器用な優しさの持主だ。

真夜中に映画を観る時、こんな発想に浸る時の俺は至って正気だ。バットしかし、仕事場での俺はまるで正気じゃない。今にも気が狂ってしまいそうだ。あんな仕事は正気の人間がやるモンじゃない、まして俺はほんのちょっとした不条理な事柄にも目がいってしまう神経の持主、残念ながらこんなおいらにはとても無理がある。なんせ八時間たっぷり、いつ現れるかも分からんデリカシーゼロ人間から鳴る電話の恐怖に怯え、イライラは常に沸点オーバー、周りを見渡せばよくも笑顔でいられるなといった類いの連中の顔で溢れ、休憩中など誰とも話す気は起きず、人間不信になるにはもってこい、本気で寿命が縮まる様で、俺はちょっとでも気を許せばパソコンというパソコンを全てなぎ倒してしまいそうだ。

すなわち欠勤したらしたで、行けば行ったで喚き散らすのみ。ところがどっこいすっとこどっこい、辞めたら辞めたでどうせまたどうしようもない仕事探しに時間を取られる。そこで俺はきっとまた喚き散らす事になるだろう。まさに万事休す、袋小路のど真ん中。こんな戯けたボンクラに優しい言葉を投げかけてくれる数少ない人達、その理解力はまさに宇宙だ。俺は周りの人間に様々な迷惑をかけ続けとる事を知っとる。

さぁ、どこへ向かえばええのか。俺は夜に正気を取り戻す。いつか必ず笑い話。


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February 01, 2009

【スタンド・バイ・ミー】

真夜中、「スタンド・バイ・ミー」観賞。


俺は世にいう「名作」の類いをあまり観てない。

この「スタンド・バイ・ミー」でさえまさか、今日まで避けて過ごしてきた。

なんせ敷居が高いのだ。

東京に出てきた当初、三軒茶屋から下高井戸まで真夜中に線路を歩き続けた事があった。

一緒に歩いた当時のバンド仲間(釜山で結婚式を挙げた男)が言った、

「スタンド・バイ・ミーみたいやなぁ」

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ジャケットなどを見た事はそれ以前にも何度もあった。バットしかし、内容を知る事なく月日は流れ続けた。

そしてここへきて期待感もさほどなくスナック感覚で観賞に至る。

そこで画面に広がるのは何とまさに最高の類い、すなわち内容、1959年の舞台、車、音楽、スリル、その他諸々、最高の類い。

観ず嫌いは断じて良くない。俺が欲しいのはいつだって冒険心だ。

ニューヨーク行き、頭の中には残り続ける。

19歳の時に俺は唄った、


「頭に浮かんだ事全部 片付けて行け20代」

おっと、あれから果てしなく時は流れてもはや28歳。

次に俺が唄うのは、


「頭に浮かんだ事全部 片付けて行け30代」

といった年頃。

興奮して眠れずに、目覚めれば既に遅刻の時間、電話を入れ「行きます行きます」と伝えたのも束の間、様々な問題とは裏腹に嫌気が全身を駆け巡り18時まで眠り続けた。

これは抗いでも冒険心でも何でもない、ただの迷惑野郎だ。

俺は一体どこへ向かえばええのだろうか、クビにされて然るべきだぜ。




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July 29, 2008

トライする男

「ブラックレイン」を観賞。

俺はこの映画を観るのが遅すぎた。やはり八年前位に観ておくべきだった気がする。そしたら今頃、映画の突き止め方ももっと鋭くなっとったんじゃないか。バットしかし、後悔など何一つしてない。俺は今、航海をしとるのだ(おっ!!)。

ギターを弾き、そして現在、寝ぼけ眼でBGMはこれ、

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THE TWINS。「えっ、ヤダー、誰なの?」と問われたならば「それは俺が聞きたい」と答える。しかしそんな事は実にどうでも良く、レコードを回せば有無を言わさず御機嫌な兄ちゃんである事が判明する。ジャケットの良さで大概、大雑把ではあるがどんな音楽かは分かる目を持つ男このワタシ、毎日聴くかはさておき、良いレコードである事に変わりはない。

ところで突然ではあるが、


’08.8.18(月)
ライヴ アット 池袋トライ


これが決定。すなわち「国立ジャム2008」翌日。まだ決定して間もない為、詳細は未定ではあるが、六月にスモーキンブギで共演した松島英生企画。誘っていただき、いや、半分是非俺を出して下さいとお願いし、それで実現、お世話になります。これで八月は現時点で八本。これに二つの仕事、パスポート作り(これは関係ないのか?)なども絡み、俺の本職は一体どれですのん状態。「それはお前がお前のままでおる事やで」ともう一人の俺の声(おっ!!!)。行けるとこまで行ったれ、と意気揚々とせずにはおれんこの状況。それにしても池袋などというハイカラシティでライヴをするのは、「’01.5.3 アット 池袋サンライズ」でThe Kickstart Driverで演って以来である。そう、俺の記憶力は決して損なわれる事はない。ほら、楽しみがまた一つ増えたぜ。

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July 02, 2008

映画の時間は邪魔をしないで ’08

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「転々」

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野良猫ロック「女番長」

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野良猫ロック「セックスハンター」

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「キッドナップ・ブルース」

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「サンキュー・スモーキング」

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「レイジング・ブル」


時間操縦下手のこのワタシ、そこを何とか掻い潜り一週間で六本の映画を観賞。「転々」にお父さんへの切なさを感じ、エンディングテーマの選曲の素晴らしさに脱帽し、野良猫ロックシリーズを遂に制覇し、バッドエンド具合に狂乱し、「キッドナップ・ブルース」をジャケット一発でレンタルし、ずっと観たかった「サンキュー・スモーキング」はオープニングの時点でブラウン管に釘付けにされ、主人公は俺と全く同じ様な哲学を語り、煙草がいかに重要であるかを力説し、しかし大きく矛盾して喫煙シーンはたったの一つも出てはこず、そこに何かしろのトリックを思わせ、「レイジング・ブル」はマーティン・スコセッシ&デニーロ共作三本目の観賞。時間を気にせず、何も気にせず、毎日寝たい時に眠り、一日一本ずつ映画を観れたらどれだけ幸せだろうか。などと考える人はこの世の中に何万人もおると安易に想像がつくが、俺も堂々とその中の一人。




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June 07, 2008

「暴走集団’71」

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野良猫ロック「暴走集団’71」観賞。


今週月曜日真夜中、時間をどうにか潜り抜け観賞。同時に借りた「バッファロー’66」とゴダール「右側に気をつけろ」は結局観ず終いで返却と相成る。因みに五月末までシネマアートン下北沢で開催中だった、萩原健一映画祭も結局一本も観れずに終わってしまった。哀しい。もっと、そう、丁度この「暴走集団」の様に俺は、小粋で、「くるか、くるのか?きっ、きたぞー!」な心意気とソワソワ感がほしい、ほしいの。


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May 21, 2008

返却日間近の真夜中に立て続けに観た映画

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野良猫ロック「マシン・アニマル」

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「イン・ザ・スープ」

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「前略おふくろ様 第5話~6話」観賞。



野良猫ロックシリーズの虜へと一直線。案の定のバッド・エンドで気分はドキドキ。そして半年掛かりで遂にレンタルにこぎつけた「イン・ザ・スープ」(いつもいつもレンタル中だった。俺は棚に置いてあるパッケージがダミーなんじゃないかと疑った程だった)は、味気ないと思わせつつ、ラスト3分で一気に泣かせる極上品。ところで俺がいつも行くレンタルビデオ屋には「前略おふくろ様 第7話~8話」の巻がない。その巻だけが抜けとるというこの如何わしい事実を目の当たりにしてしまった男、このワタシ。まさかワタシが次に観るのは「第9話~10話」になるのか?そんな馬鹿な話があって堪るか。これはワタシを大いに悩ませる問題なのである。

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May 17, 2008

「ワイルド・ジャンボ」

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野良猫ロック「ワイルド・ジャンボ」観賞。


こんな映画がレンタル屋の「新入荷コーナー」にあるとは想定の範囲外。

野良猫ロックシリーズは以前から、昭和の香り、ジャケットの雰囲気、タイトルだけで

既に心は掴まれ済。

そこで今回初めての観賞。

想定の範囲内、バッドエンドに顔はにやける。

画面から見える空気は清々しい。



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「フリージア」

「フリージア」観賞。

予備知識一切無で観賞に到る。

「バトルロワイヤル」と同じ雰囲気を醸し出す邦画。

まぁ何というかえーあのー、

薄気味悪い指数は70%を記録。


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April 30, 2008

「I’m not there」

そして、「I’m not there」観賞。

内容は一度観ただけでは把握しきれんが、曲がながれる度、それが例え聴き慣れた曲であったにしても、俺の体には全身にすこぶる激しい電気が走った。それ位、曲の力は強いのだ。

P.S 気付けばもう明日、バスに乗り込み福山行き。ゴールデンウィークという何ともベタな時期に俺が福山に帰るのは初めて。バーで奇跡の巡り合いを果たした賢太郎君ともセッション予定。彼は福山の男で、俺の保育所時代の唯一覚えとる先生、川相先生の、何と、何とその先生の息子だった。日本は狭い様で広く、広い様で時にもの凄く狭いのだ。そんな彼も近々福山に帰る予定だという。そこで「じゃあ、福山でもセッションしようや!!」が実現する事になったのである。

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April 29, 2008

醜聞

「醜聞(スキャンダル)」
「前略おふくろ様 第3話~4話」観賞。


高い高い高い敷居を飛び越え遂に観賞に至る黒澤映画。マスコミに勝手な写真を撮られて訴える被害者と訴えられる雑誌社。58年前の映画の中にも今現在も変わらず存在する状況をみる。結局、一昔、二昔前から変えられてない腐った事柄が山程ある。「前略おふくろ様」は第4話へと突入し、気を許すといよいよ涙が零れ落ちてしまいそうな展開へ。

P.S 今日は祝日か、今気付く。本日もウィットに富んだお客さんがやって来れば良い。

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April 25, 2008

男の映画

「探偵物語 第21話~27話(最終話)」
「前略おふくろ様 第1話~2話」
「家族ゲーム」


ドサクサに紛れて俺はこんなモノを観賞したのだ。「家族ゲーム」は何とも独特な雰囲気を醸し出す映画だった。


P.S 現在ファッキンシュッキン中、とっとと帰ってあれやこれしたいね。

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April 02, 2008

「探偵物語 9話~12話」

「探偵物語 9話~12話」観賞。

松田優作、岩城滉一、俺の中の夢の共演にはさすがに痺れた。「ショーケン」も順調に読み進め、そうとなれば「傷だらけの天使」のまだ観てない回も他の出演映画もまだまだ観たくなる。

P.S プロフィール、バイオグラフィ、多少更新。


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March 27, 2008

要するにパンク・スピリット

「CUSTOM MADE 10.30」
「LET’S ROCK AGAIN」観賞。


そして俺は時間を上手く転がし映画を二本観賞。伝説の奥田民生広島市民球場「ひとり股旅」、すなわち最初で最後のヒーロー。しかし映画にはそのシーンが意外と少なくオーノー。後者はジョー・ストラマー、何本かある伝記映画の中の一本。「ロンドン・コーリング」に気を良くしたこの俺は、観たつもりで実はまだ観てなかったこの映画を当たり前の顔して観賞。「ロンドン・コーリング」と被るシーンもあったが、ぶっ壊すだけがパンクだと思っとる輩が如何に恥ずかしいかを声に出すでもなく教えてくれる。俺が弾き語りで東京で初ライヴを演った時、高円寺ショーボートで俺はスペシャルズの曲に乗せて一曲目からこんな詩を唄った。

心の中に 
パンクスピリットがあれば

革のライダース着る事ないよ
別に酒が呑めんで良いよ

ルーディ・ア・メッセージ・トゥ・ユー

「No Rule」って書かれた
革のライダース着た兄ちゃんが
ルールとモラルをはき違えてんだ

ロック振ってるつもりだけの
どうしようもない偽者野郎さ

ルーディ・ア・メッセージ・トゥ・ユー

誰が決めたかも分からん様な
馬鹿な決まりに振り回されんなよ

問題は心にパンクスピリットがあるかどうか
中途半端な奴が金輪際ロックを語るな

語ってくれるな

ルーディ・ア・メッセージ・トゥ・ユー


すなわち俺が一人で演り出して唄いたかったテーマは最初からこういう類のモノだったのでしょう。無論、革のライダースを着るな、と唄いたい訳ではない。だって、ジョー・ストラマーは革のライダースを着ているのだから。


P.S BGMはROCKIN’REBELS。ロカビリーといえば俺はこの一枚(一枚しか聴いた事ないのだが)。このバンドはジャケ買いが大成功を収めた一例。





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March 24, 2008

バンドマンの生涯

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「LONDON CALLING
ーTHE LIFE OF JOE STRUMMER-」観賞。


不在伝票三枚、しかし遂に手元に届いたDVD。特典のTシャツを着て、何故かかしこまりながら観賞する。歌詞が字幕で出る時、説得力は格段に上がる。俺が好きなのはそう、レベル・ミュージック。すなわち真実の反抗音楽。アウトロー、これこそ本来の姿。サウンドトラックも抜群で文句無。

P.S 男の中の男達、依然企画出演交渉中。早いとこ発表したい。今年のロックの日は熱く燃える夜になる。

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February 29, 2008

「THE BEAT GENERETION AN AMERICAN DREAM」

映画を観た。思えばかなり久し振りに観た。いつの間にか遠退いていたのだ。

「THE BEAT GENERETION AN AMERICAN DREAM」

映画というよりドキュメンタリー、タイトル通りその類。これはまさに掘り出し物の一品で、こんな映画があった事すら知らずに昨日まで過ごした。陳列された棚からたまたま見つけたのだ。内容はすこぶる絶好調で、シンプルで解り易く的確で最高だった。観ながら、これは俺の事ではないのかとさえ生意気にも錯覚し、今までよりも更にこの一つの革命を愛する結果と相成った。

ビート・ジェネレーションは俺の憧れ
ビート・ジェネレーションの様にやれるかな


これ、何年か前に書いた歌詞。現代のビート・ジェネレーション、言うてみたいね。やるだけやってやれ。

P.S 明日はソワソワした夜を過ごす事になる。果たして俺にやれるのか。やるだけやってやれ。

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December 31, 2007

食わず嫌いは損のもとという概念で

「突然炎の如く」

「5時から7時までのクレオ」

「colors of life」

「ハーフ・ア・チャンス」

「THE U.S VS JOHN LENNON」

「Shane-THE POGUES 堕ちた天使たちの詩」

「フォー・ルームス」

「最も危険な遊戯」

「悪魔のいけにえ」

「人生は、奇跡の詩」

「ラスベガスをやっつけろ」

「冒険者たち」

「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」

「chapter 27」

「仁義」

「パリ警視J」



ドキュメンタリー、アクション、ヌーヴェル・ヴァーグ物、トンだドラッグ・ムービー、そして遂に手を出すホラー映画。九月頃から始まった映画漬けは飽きる事無く大晦日を迎えた。来年はどんなモノに出会うか、出会えるか、それはこの俺の気分次第。

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December 01, 2007

日常となる映画月

「嵐を呼ぶ男」

「13階段」

「snatch」

「HO!」

「いぬ」

「ロスト・イン・トランスレーション」

「コットンクラブ」

「the knack」

「ペーパームーン」

「大人は判ってくれない」

「あこがれ」(短編)

「ピアニストを撃て」

「長距離走者の孤独」

「肉体の門」

「エルヴィス・プレスリー ’56スペシャル」

「地下鉄のザジ」

「さらば友よ」

「ストレート・トゥ・ヘル」

「ジャッキー・ブラウン」



これに加え、「ロニー」や「大日本人」なども観返した。いつまで続くか分からんが、少なくとも今の俺には「映画」が生活の一部になった。「snatch」と「ジャッキー・ブラウン」は時間が経つのを忘れさせ、エルヴィスのドキュメンタリーは、いかにこの時代から頭の堅い輩が多かったかを物語った。面白くない映画を観たとしても後悔する事はない。何が面白くないかを確認する違う面白さがあったりする。気付けば十二月を迎えた。俺の一番好きな月といえる十二月が。御多分に漏れずシオンの「十二月」を聴き、俺は今日もこれまた生活の一部となった歯医者へと出掛ける。




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October 31, 2007

続・近年稀に見る映画月

「ボルサリーノ」

「女は女である」

「豚が飛ぶとき」

「オルゴール」

「ソナチネ」

「くたばれ悪党ども」

「ビリー・ザ・キッド」

「カッコーの巣の上で」

「バロウズの妻」

「英二ふたたび」

「暴力教室」

「タカダワタル的 ゼロ」

「ゴッド・ファーザーⅡ」

「河内カルメン」

「殺人狂時代」

「英二」

「俺達に墓はない」



半額レンタルで映画を借りる時、五本位なら「今週はちょっと少ないな」などという一丁前な考えが自然とよぎる様になってきた。すなわち、映画好きが板についてきたという事か。そういう事なのか。

P.S 「Mr.トム・ウェイツ」という本を手に入れた。何年か前に一回読んだ事があるが、今回手に入れたこれ、定価十円。もう一回、十円。アンコール、十円。スタンディングオーベーション、十円。ちなみに送料は三百四十円だが、それにしても安い。何故こんなに安いのか、それは神でも分からんのではないか。BGMはハンブルグ時代のビートルズ。これは不良の音楽。

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October 19, 2007

「バロウズの妻」

「バロウズの妻」観賞。

実話、アレン・ギンズバーグそっくりの役者、ウイリアム・テルごっこで妻を誤射殺、ウイリアム・テルというものの詳細は分かりかねるが何となく為になる映画。

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October 16, 2007

映画部屋を作りたい

「ビリー・ザ・キッド」
「カッコーの巣の上で」観賞。


「ビリー・ザ・キッド」は何日か前に観た。ボブ・ディランはイカした役をかっさらっていった。「カッコーの巣の上で」は精神病院の話だった。ラストシーンがなんでああなるんか、一回観ただけでは俺には分からんかったが、あれはどういう事なのか。

P.S 俺は名古屋で手に入れたブルゾンのお金をそそくさと取り戻すべく、せっせと残業中(残り10分)。



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October 11, 2007

「くたばれ悪党ども」

「くたばれ悪党ども」観賞。

鈴木清順監督、俺にとっての五作目。サウンドトラック、あるなら是非欲しい。内容?書くまでもない。派手な争い。

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October 10, 2007

ヤクザ映画を立て続けに

「オルゴール」
「ソナチネ」観賞。


先日夜、そして真夜中観賞。「オルゴール」は二回目、俺は長渕剛の映画が好きだ。しかしこんな類の映画を立て続けに観たら、頭がホワンホワンしてくる。

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October 09, 2007

「豚が飛ぶとき」

「豚が飛ぶとき」観賞。

製作総指揮ジム・ジャームッシュ、監督は恋人サラ・ドライヴァー。期待の作品はオーマイゴッド、まさかまさかの茶番劇。

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October 03, 2007

「女は女である」

「女は女である」観賞。

昨日は「女は女である」を観た。ゴダールの作品は今までに五本位観たが、どれも解り難い(「勝手にしやがれ」以外)。

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October 02, 2007

「ボルサリーノ」

真夜中、「ボルサリーノ」観賞。

去年の誕生日、特別な、通称「ジャケ買い」で手に入れた一枚のレコード、「ボルサリーノ」サウンドトラック。それから何ヶ月か経ったある日、そのジャケットを再度眺めてみると、ジャン・ポール・ベルモンドの文字。その時まで知る由もなかったベルモンド主演映画。図らずも好きな雰囲気というのは自然と繋がってくる。そうと分かればその映画を観てみたくなるのは自然の流れ、しかし時を逃してまた二、三ヶ月経過、そしてレコードを手に入れてから九ヵ月半にして遂に観賞。何でもかんでも雑食、とりあえず何でも観た方が良い。御多分に漏れず拳銃、そしてまさかのバッドエンド。

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October 01, 2007

近年稀にみる映画月

「10ミニッツオールダー」

「青春☆金属バット」

「アイアン カウボーイズ」

「男はソレを我慢できない」

「CUBE 2」

「TAXI DRIVER」

「東京流れ者」

「PULP FICTION」

「ルーツタイム」

「すべてが狂ってる」

「いつかギラギラする日」

「新幹線大爆破」

「レッツ・ゲット・ロスト」

「KING OF COMEDY」

「狂い咲きサンダーロード」
 
「ROOTS,ROCK,REGGAE」

「傷だらけの天使 vol.1」
 
「野獣の青春」

「殺しの烙印」

「DICK TRACY」

「トゥルーロマンス」

「俺たちに明日はない」



近年稀にみる映画月、2007年9月。計22本の映画は3分の2以上の確率で拳銃が出てくる。そしてバッドエンド。ルーツを探るという意味合いも込めて、この勢いはまだまだ止まりそうにない。










 

  





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「俺たちに明日はない」

真夜中、「俺たちに明日はない」観賞。

これも何年も前から頭の隅っこにあった映画だ。かの有名な「ボニー&クライド」、この二人の人物像をDVDの裏ジャケットを読んでやっとこさ掴んだ遅咲きのコンコンチキ、このワタシ(「俺たちに明日はない」が「ボニー&クライドの物語」とはその瞬間まで知る由もなかった)。そう、「ボニー&クライド」とは有名な犯罪カップルの事だったのだ。一つ謎が解けたという安堵感がワタシにはある。その謎を人に聞いて、あるいは文明の利器インターネットなどに頼らずに解けたという事実をワタシは誇りに思いたい。時を待てば、繋がるモンは繋がるのだ。

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September 30, 2007

「トゥルーロマンス」

「トゥルーロマンス」観賞。

軽快な展開に練られた脚本、巧妙なラブストーリーに絶妙なハッピーエンド。ニクイ男、その名はタランティーノさん。

P.S いよいよ次は、「俺たちに明日はない」。

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September 29, 2007

「DICK TRACY」

「DICK TRACY」観賞。

見たよ、遂に。俺は「DICK TRACY」のTシャツを持っている。以前、古着屋で手に取ったのだ(まぁ今は着てないが)。Tシャツから映画にたどり着くまでに三、四年かかった。しかし、慣れんハッピーエンドに戸惑ったのは何を隠そうこのワタシ。

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September 28, 2007

「殺しの烙印」

「殺しの烙印」観賞。

鈴木清順監督、俺にとっての四作目。「ゴーストドッグ」という映画の中で、殺し屋が地下の排水口から拳銃を突きさし、顔を洗おうと洗面台におる男を撃ち殺すというシーンがある。そして俺は観た、ジム・ジャームッシュが鈴木清順に敬意を表す姿を、この「殺しの烙印」という1967年の作品の中で。そう、この映画には全く同じシーンがある、あった。「殺しの烙印」から「ゴーストドッグ」までの間は30年以上あるにも関わらず、ジム・ジャームッシュは明らかに敬意を表しとる感がある。敬意と物真似は紙一重、一歩間違えばトンだコソ泥野郎の出来上がり、という事になる。それは音楽にもいえる。ブルーハーツとミスターチルドレン、それらに似たバンドは多過ぎる。いくら好きでもあれは敬意ではない、ただの物真似、いや物真似すら出来てないぞと、俺なんかは思ってしまう。誰かに似た音楽を演る位なら、俺はすぐにでも足を洗う。敬意を表しとると感じさせるか、ただの物真似と感じられるか、それは当の本人の腕に試される。ルースターズのファーストとローリングストーンズのファースト、曲名も曲調も似たものが多い。紙一重でトンでもない事になるが、俺には完全にルースターズからローリングストーンズへの「敬意」と捉える事が出来る。そう、この例えは抜群に分かりやすい。いくら色んなミュージシャンが好きでも、俺は俺でありたい。

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September 27, 2007

「野獣の青春」

「野獣の青春」観賞。

鈴木清順監督、俺にとっての三作目。1963年作品。ちょっと待ったれや、という程面白い。おいコラ、という程難易度が高い。俺は理解に苦しみ、ラストシーンを何度も巻き戻し、それでも良く解らず、途中のシーンも何度も観返すに到った。これを一回観ただけですぐに理解出来るヤツはおるのか。他人の目で観た、この映画の感想を聞いてみたい。

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September 26, 2007

「傷だらけの天使」

「傷だらけの天使 vol.1」観賞。

まぁ、これは映画ではないが。こういった類のドラマは、内容的には多少無理があったとしても、いちいち格好が良い。雰囲気だけでもう面白い。渋谷の、俺が毎日の様に歩いとる歩道橋がシーンで出てきた。70年代の風景。

P.S 「傷だらけの天使」「探偵物語」、もっともっと観たい。

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September 25, 2007

メモに従い

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半額レンタルにて映画を7本追加した。今週も一気に畳み掛ける。まずはそう、「傷だらけの天使」を。

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September 22, 2007

「ROOTS,ROCK,REGGAE」

「ROOTS,ROCK,REGGAE」観賞。

ジャマイカの歴史、すなわちレゲエの歴史。一時間弱しかないが、見応えは二時間もの。これを観て改めて思う、俺が唄いたいのはそう、レベル・ミュージック。

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September 21, 2007

「狂い咲きサンダーロード」

「狂い咲きサンダーロード」観賞。

以前からDVDに録ってあったがまだ観てなかったこの作品を軽い気持ちで観賞してみた。結果、軽い気持ちで観れる類ではなかった。これを人は前衛的と呼んだりするのか。

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September 20, 2007

「KING OF COMEDY」

真夜中、「KING OF COMEDY」観賞。

ラブストーリー?おちゃらけコメディ?そんなモンはどっかのカップル同士がどうぞ勝手にお手々を繋いで観れば良い。こちとらそんなモンにまで手が回る気配はない。これ?おちゃらけコメディ?とんでもない、てんでもない。これは真剣なコメディである。ストーリーは無茶苦茶、百歩譲っても無理がある。しかし、しかし最後の主人公のシーンには感動すら覚える。この映画にはロマンが溢れている。映画は、面白い。

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September 18, 2007

「レッツ・ゲット・ロスト」

「レッツ・ゲット・ロスト」観賞。

チェット・ベイカー・ドキュメンタリー。昨日はこの映画を観ながら早い段階で熟睡、本日再び観賞、再びコックリさん。先程ようやく観終えた。この映画を観るのに俺はまだ早過ぎた、のか。

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September 17, 2007

「新幹線大爆破」

「新幹線大爆破」観賞。

ラブストーリー?おちゃらけコメディ?そんなモンはどっかのカップル同士がどうぞ勝手にお手々を繋いで観れば良い。こちとらそんなモンにまで手が回る気配はない。その前に、そういった類には興味が持てそうにない(しつこいか?)。しかしこの「新幹線大爆破」、二時間半一気、これぞ本物。見終わった後の疲労感、このそそるタイトルの通り、決して裏切られる事はない。俺が聞きたいのは、「この映像は何をどうやって撮ったんですか?」、これに尽きる。

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September 16, 2007

「いつかギラギラする日」

「いつかギラギラする日」観賞。

ラブストーリー?おちゃらけコメディ?そんなモンはどっかのカップル同士がどうぞ勝手にお手々を繋いで観れば良い。こちとらそんなモンにまで手が回る気配はない。その前に、そういった類には興味が持てそうにない。しかし、世の中には俺の胸を躍らす映画がまだまだ腐る程ある様に思う。真夜中に観た「いつかギラギラする日」、これはまさにその類。時間を感じさせん映画、それが本物。萩原健一、男でも惚れる、それが本物。この映画は俺の記憶の中に間違いなく残る。

at 19:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

例の如く映画を

「ルーツタイム」
「すべてが狂ってる」観賞。


先日の「ルーツタイム」はつまりその、アレだ。内容度外視で音楽だ、音楽。「すべてが狂ってる」はつまりその、例の如く鈴木清順監督で例の如くタイトルからして素晴らしい。吉永小百合(新人)の字幕、すなわち1960年の映画で例の如くハッピーエンドは度外視。内容も良く、出てくる車が例の如く一台残らずかっこいい、これは驚異だ。そして全編通して流れる音楽は、ジャズだ。

P.S このペースで行くと月20本、行くぞ。

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September 15, 2007

「PULP FICTION」

「PULP FICTION」観賞後につき、

体の芯から混乱状態。



P.S さぁ、俺は伝説の日比谷へと出向く。



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September 14, 2007

ギャング映画からジャマイカンレゲエムービーまで

「東京流れ者」観賞。

タイトルからして素晴らしいこの日活映画、好きか嫌いかと問われれば瞬発的に俺は好きだと答えたい。1966年のこの映画、内容(仁義・裏切り)もさる事ながら、飛び抜けた車のデザイン、音楽とファッション、ことわざ多用の洒落た言い回し。ハッピーエンドとは無縁のラストシーン。鈴木清順監督、まだまだ後追い観賞したい作品が目白押し。

今日は今日とて吉祥寺、目指すはバウスシアター、観賞するはジャマイカ映画「ルーツタイム」。すなわち本日、部屋を飛び出し映画館にて映画観賞、ギャング映画も良いが、俺はポップなジャマイカンレゲエムービーも愛したい。


P.S 現在仕事中。しかしこれさえ乗り切れば、俺にはニ連休という頼もしいヤツが口を広げて待っているのだ。 

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September 13, 2007

「TAXI DRIVER」

「TAXI DRIVER」観賞。

知ってもない事をさも知った様に振舞うのはもはや悪だ。俺は以前、「TAXI DRIVER」のどの部分を観て、観た気になっとったのか。5年前とはまるで印象が違う。大胆不敵なあん畜生、その名はトラビス・デニーロ。

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September 11, 2007

レッツ映画探検

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「男はソレを我慢できない」
「CUBE 2」観賞。


畳み掛ける様に映画を観たい、とてもとてもそんな気分。何か書いて、自分は何も偉くないくせに評論じみた文章に仕立てる様な輩の二番煎じになるのは一番避けたい事だがしかし、俺の中のグッド・バイブレーション映画ランクに、見事初登場上位に食い込んでくる様な作品には今回まだ巡り合えてない状態。下北沢が舞台=良い作品、そんな考えは微塵もないし、「CUBE 2」はドキドキ感目当てだったがちょっと肌に合わん印象。俺は、やっぱり俺はギャング映画が好きだという事に改めて気付いた。勝手にせぇってよ、はい、そうします。未知の映画探検はまだまだ続く。

P.S 写真はミスター・ピーナッツ君。そう、例のアレ。

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September 10, 2007

映画漬けでゴー

真夜中、「青春☆金属バット」観賞。5時就寝。これは去年、映画館まで足を運んで観ようと思った作品だったが、DVDでやっと観るに到った。俺の中に、好きな人が出とる(この場合、野狐禅)、もしくは作っとる作品=必ずしも最高な作品、といった方程式は微塵もない。寺島進に首ったけ。

真昼間、「アイアン カウボーイズ」観賞。サブタイトルのゴーストライダーとはまさしくジム・ジャームッシュ。あの人には、良い所を全部持って行くというクセがある。

次は何を観ようか。そう、「男はソレを我慢できない」、これで決まり。

at 19:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

September 09, 2007

「10ミニッツオールダー」

そういえば先日「10ミニッツオールダー」、巨匠映画監督七人の短編集観賞。

その中で飛び抜けた存在、その名はかの有名なヴィム・ヴェンダース。



P.S ワタシは就業時間を大きく飛び越え残業中。しかしもう帰る。本日、何ヶ月振りかにバイクに乗っかりつたやへと出向く。観たい映画、これもまた尽きる事はない。レッツ・パルプフィクション。

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August 30, 2007

「シティ・オブ・ゴッド」

ブラジル映画「シティ・オブ・ゴッド」観賞。

この映画を俺は、とある一人の男に薦められた。俺は俺で何本かの映画を薦めた。人に薦められてから観たり聴いたりするのを嫌うこのワタシ、しかしこれは素直に観てみようと思った。内容は大して聞いてなかったが、観たいと思った。ほんまの意味で、人に薦められて観た映画はこれが初めてなんじゃないか。ワタシの頼りはジャケットか本、これに尽きる。もしあの時この映画を薦められてなかったら、俺は随分この映画に出会うのが遅れたかも知れんし、観る機会すらなかったも知れん。これは期待を裏切らず、「本物」の映画だった。「RESERVOIR DOGS」同様、撮り方と構成が凄い(とか何を偉そうに書いたりしてな)。近い内、男も見るだろう、「ブコウスキー・オールドパンク」を、「ゴーストドッグ」を。その感想が聞きたい(まぁ、俺が作った訳でも何でもないけど)。

P.S そろそろ言うたろかしら、趣味「芸術鑑賞」アーンド「映画観賞」。いや、まだまだ早い。

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August 29, 2007

「RESERVOIR DOGS」

「RESERVOIR DOGS」観賞後につき、

体の芯から興奮状態。


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August 22, 2007

「酔いどれ詩人になるまえに」

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昨夜レイトショーにて「酔いどれ詩人になるまえに」観賞。あまりの客のスカスカ振りに、「これは大赤字だぞ、ブコウスキーらしいがな」と意気揚々。「ブコウスキー・オールドパンク」のポスターを手に入れ、ハイネケンを注文する。ブコウスキー=ハイネケン、この方程式は大いに成り立つ。嗚呼、ブコウスキーさんの分も注文すれば良かった、後で後悔。がしかしこの映画、ワタシの性には合わん気配。いや、性にはばっちり合うのだが原作本「勝手に生きろ」の方が千倍面白い。これを映画化するのは度台無理があったんじゃないか。ブコウスキーはブコウスキーにしか演じられんのだと偉そうにも感じてしまう始末。内容も薄すぎる。本の中の文章が何度も字幕で出てきて、それはもちろん最高なのだが、それなら本で充分な感もある。ワタシは期待し過ぎたのか、そう、きっと期待し過ぎたのだ。やはり「ブコウスキー・オールドパンク」、これだけが本来の姿を捉えとるという事になりそうです。

P.S さぁ、決勝戦見ようぜ。

at 12:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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