January 04, 2020

モダンソファに腰掛けて '20


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気付けば三日振りに風呂に入った。すなわち、2020初の風呂に。

別に忙し過ぎたってワケじゃない。他のコトを優先させていたら風呂はもう後回しってだけだ。

「お正月はジャズ」という格言がある。まぁ、2009年の年明け頃にボクが勝手に作った戯言だ。

今年の年明けはそんな気分でもなかったが、昨日辺りから一気に火が点いた。今はチャールスミンガス大将の「道化師」を回している。タイトルからしてピッタリだろう?

無事に元旦を迎えて早々に初詣へと出向いたが、そこには長蛇の列が出来ていたのでおみくじだけ引いて引き上げた。

帰り道、2020年初の買い物をした。不要な買い物はしない。しかし、ボブディランのコンサートチケットは必要だ。

その日の夕方、次の日の夕方も神社へと訪れたがまだ長蛇の列は続いていた。引き上げた。神様もお忙しいでしょう?ってコトで。

そして本日、列が短くなったコトを確認し遅ればせながらお参りをした。沢山笑えます様に。

お参りをする直前に見つけた神社の張り紙にはこう書いてあった、

「おみくじはお参りが終わった後に引くのが神様への礼儀です」。

オーベイビー、堪忍してほしい。

40になる前に頭の中に抱えている様々な事柄を形にしたい。誰かの芸術を観て批評だけして満足みたいな輩には生まれ変わってもなりたくない。

そんな輩にこそ神様、罰を当ててやってくれよ。

「今年も宜しくお願いします」の前に、宜しくやってもらえるか否かってのはこちとら次第だと年々強く思う。

オーケー、誰かにとっては「そう思うならまずは風呂入れ」ってコトになるだろう。

このファッキン情報社会、全員の意見に耳を傾けていたらもはや残るモノはたったの一つ、「何も行わない」って行為だ。すなわち、御免だ。

オレは今、ミンガスを止めて、昨夜降ってきた曲を完成に導こうと思考しているところ。

沢山笑おう。
 


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December 17, 2019

39 for Talking Blues 2019


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【Akinori Taka 39th Birthday Oneman Show! 39 for Talking Blues】
  at 下北沢RHAPSODY


-CAST-
高哲典-Akinori Taka-

-GUEST-
ヒガシショウゴ(The Sundance)
Jenny

-DJ-
Tatta

♦第一部

1, 死んだ街で笑え
2, 破れたズボンの後ろポケットから
3, ピースフロムマインド
4, マーケットに春はない -can't buy spring-
5, ピースタイムラヴァーズロック(仮)
6, ロマンのど真ん中
7, 思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
8, ワイルドサイドを歩け - with Tatta-
9, スリッピン&スライディン
10, ロールオンザストリート
11, 愛すべき日々

♦第二部

1, ラウンドミッドナイト
2, 珈琲の匂いのする方へ
3, アウトローバカヤロー - with ヒガシショウゴ -
4, Three Little Birds - with ヒガシショウゴ -
5, 死にたくない(あのことやるまで)- with ヒガシショウゴ -
6, 風来坊ソング - with Jenny -
7, トレイントーキングブルース - with Jenny -
8, 友達 - with Jenny -
9, トップオブザワールド - with Jenny -
10, スポットライトを照らせ - with Jenny -

♦encore 

1, ヘイトアシュベリー - with オールスターズ - 

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39になった。今こそ10歳時分のオレに伝えてやりたいコトがある、「貴様はまだ生きている」。

ヒガシショウゴ(The Sundance)、ジェニー、Tatta、生きている今、会えて嬉しい。そして40へ向けての疾走がもう始まっているらしい。

これからも宜しくやってもらえる様にボクがやるべきコトはまず一つ、これからも宜しくやってもらえる様に思考を止めないってコトに他ならない。

従って労って無難に愛されている内に平凡で終わるのはゴメンだ。

ステージに立っている間中、ずっと左足がつりそうな状態だった。クダラナイコトに神経を持っていかれるのだけはゴメンだ。

12歳の天才もいれば88歳のド阿呆もいる。年齢なんて断固どうだっていい。

足がつったままでもダンス、それが理想だ。

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目が覚めたら朝日に笑いかける、
小鳥が三匹、玄関先でピーチク
スゥイートソング唄う、ピュアなメロディに乗せ云った、
「これはお前達へのメッセージ」

don't worry , about a thing
cause every little thing
gonna be alright

Bob Marley "Three Little Birds"


ヒガシと唄ったボブマーリーが脳内永久ループ。音楽は手段だ、生きる為に必要な手段。

生きて会おう。敬具。




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November 22, 2019

タイトル未定 '19


頭上からモノが落ちてこないなんて奇跡だぜ
生き長らえていられるのも全部誰かのオカゲだぜ

罵り合う声が聞こえる、ならば大音量でジャズを聴け
耳を塞いでいた方が良い事だってあるんだぜ

スマートとは呼べないモノをスマートとは呼びたくないのさ
いがみ合う前にやるべき事があるのさ、今直ぐ着手しよう

頭上からモノが落ちてこないなんて奇跡だぜ
臆病者はいつも、頭上と足下を気にするさ

便利過ぎるのも良くないぜ、行動がモノを云うだろう
便利過ぎるのも良くないぜ、針を落とせ

皮肉とは呼べないモノを皮肉とは呼びたくないのさ
いがみ合う前にやるべき事があるのさ、今直ぐ着手しろ

通り魔がお前を狙っているかも知れないぜ
臆病者はいつも、上下左右に気を付けろ

誰かのせいにはしたくない、だから殺されるのは御免だぜ
生き長らえていられるのも全部お前のオカゲだぜ



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November 15, 2019

the step to 2020


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旅から戻り、ブーツを修理に出し、ハットの埃を取り除き、スーツをクリーニング屋へ持ち込み、唾まみれになったギターを磨き直す。

ギターの穴はまた少し大きくなったみたいだ。

気が付けば11月中旬、扇風機をしまい、電気ストーブの目前に座っている。

体験、経験した事を一から百までダラダラと書き綴るのは困難だ。

スタート時から容量100%超えの荷物を詰めたトランクを担いで旅に出た。バスで名古屋へ着いた時、外は雨だった。

降り止まなそうな雨を見て、先を見越して傘を買った。その二日後、傘は捨てた。邪魔以外のナニモノでもないからだ。

それからはずっと快晴だった。オレは相当天気に恵まれているらしい。

スーツは移動着兼作業着、
「覚悟を決めたら一気に突っ込め」を信条に十七夜を突き抜けた。

旅に馴染み、物販が徐々に減って行き、トランクが日毎に軽くなって行く感じ、その喜び、分かるかな。

苦しみよりも喜びが勝れば、旅ってのは何時まで経っても終わりがない。何時まで経っても終わらせたくないモノ、それが旅だ。

セットリストをいくら直前まで考えていても、ステージに上がれば根こそぎチェンジしたりする。足りない頭でも回転させながら、「こんなところまで来てヘマは出来ない」ってな胸中を一丁前に抱え込みながらコトに挑む。

そして一夜終わる度に解放感に包まれる。呑んでは愉快な話、真剣な話も繰り広げ、また移動、そして本番、繰り返しながら毎夜違う夜がある。

オレは今、早急に2020年の日程について思考しているところ。向こう二年分のスケジュールがほしい。口癖の様に呟いている。まだ闘いたいし、生きる目的になるから。

まだ行けると思わせてくれる人達がいてくれるオカゲで今がある。血湧き肉躍る夜を何度でも思い返す頭がオレにはある。

さて、真っ赤な色にトランプ柄を随所に散りばめたハイカラ靴下を履いたオレにお母ちゃんが笑いながら云った、

「39歳が履く靴下やあらへん・・・」

もうこのまま行くで、 ありがとう。

 


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October 22, 2019

歴史 '19


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オレにとって一番の癒しは、履き潰されたレザーブーツの写真をただただ眺めるコトだ。

余計なコトは考えず、そうなったまでの経緯についてだけ考える。すなわち歴史について。

何年も前、場所は福岡でのライヴを観てくれていたマダムが身内にこんなコトを囁いていたと後で聞いた、

「足元が寒そうで可哀想だわ」

当時、オレのブーツは穴だらけで、オマケにつま先が破れパカパカで、中の靴下まで見えていた。

その言葉を褒め言葉と受け取るのか、侮辱と捉えるのかなんて人それぞれだ。そこにはただ歴史があるだけだ。

さて、2019の終わりに向けて始まる今回の旅は、どうやら東京に戻らず行きっぱなしの旅の中で過去最長のモノになるみたいです。

19日間で17本、無事にコトを終えて東京に戻って来れた暁にはその足でブーツ修理屋に駆け込みたい所存です。

準備と行動と経験の繰り返し、それを続けている内にいつか必ずやって来る事実がある、死だ。

穴の開いたギター。哀しいと感じるのか、嬉しいと捉えるのかなんて人それぞれだ。

何処かの町でお会いしましょう。

 

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September 25, 2019

サマーオブラヴ '19


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コンピューターに向かって「ベイビー、あの曲かけて」だとか「カモン、この辺りで人気のあるヒップな店を教えて」だとかと、何の疑いも恥じらいもなく話し掛ける様な男になったとしたらオレは脇目も振らず引退する。

オレは今、ウエスモンゴメリーのレコードに自らの手で針落としたところ。せめて選曲や店選びなんて自らで決めろ。無意味な指図など真っ平御免、まして機械とデータと流行に操られるだなんて赤面過ぎて閉口。

まず、「欠けた皿で悪びれる様子もなく料理を出す店」は大概イカすと相場は決まっている。血も涙も通ってないコンピューターに恥じらいもなく話し掛けてみろ、

「へい、欠けた皿で料理を出してくれる様なニクい店を教えてくれ」、出てくる結果は大抵批判の嵐なんだろう。オレとお前とは所詮ズレている、何も気にするな。

「夏は終わった」とかって言葉は大嫌いだ。「勝手に終わらせてくれるなハニー」って話だ。

久方振りに沖縄で泳いだ。ゴーグルさえ律儀にトランクには詰めていた、チャンスがあればいつでも海に潜れる様に。海に浮かんで空を見渡す時こそ、今を生きている実感は沸くってな仕組みだ。

書き記したいコトは常に溢れている。溢れ過ぎてまとまらない胸中。まず、オレは今年も沖縄を歩くコトが出来た。夏は当たり前の顔でソコにあってくれた。

横を向けばベースとエレキ、後ろを向けばドラム、ギターも弾かず飛び乗るバスドラ、バンドって信頼だ。

寒いのはもう嫌だ。ザ・クールシュガーズ、暑いままでまた会おう。
 



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August 21, 2019

POMPS AND PRIDE '19


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オレの永遠のライバルは何年経とうとも高校球児達だ。揺るぎない。あの精神力、奴等にだけは負けたくないと勝手に思い続けて生きてきた。

そしてオレ達の甲子園、下北沢CCO。決勝戦に駒を進めたのはThe Sundance、ギアマス(from 京都)、そしてポッピン野郎このワタシ。

ここにジェニーとTattaのDJが加わり、オレ達の熱戦に歓声を送ってくれるオーディエンスが加われば「ヒップな夜」ってのは完成するって仕組みだ。

「皆さん、改めましてありがとうございました!」だなんてヤスい言葉はあまり吐きたくない。そんなモノは当たり前の事で、スペシャルサンクスに名前なんて書き出したらひいおじいちゃん、ひいひいおばあちゃん、果ては日本でオレと出会ってくれて、日本があってくれてありがとうってな話にまでなる。

人間関係において、年の差なんてさほど重要じゃないと思って生きてきた。9歳でも尊敬するヤツも居れば、82歳でも救い様のない阿呆も居る。無論高校球児達、最高以外の言葉は要らない。

ギアマスが云った、「お前、顔に入墨入れろや。似合うで」。「なんでやねん!」が何より似合う真夏の夜の夢みたいな時間を実践。

よく踊り、よく笑う。基本中の基本。武器にすべきは暴力よりも経験だ。

ヒップサマー、燃える夜に最敬礼。




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July 29, 2019

SWEET AND DANDY '19


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2019の7月も佳境に差し迫る今日この頃、気象庁は梅雨明け発表を勿体振り、オレはといえば定位置に座りジャマイカンミュージックとそれにまつわるレヴェルミュージックに身を捩らせている。

暫く触れてもなかった、「Jamaica」と書き殴った仕切り版の枠内に収められているレコードを掘り起こしてはその素晴らしさに改めて感嘆している、その精神に。

去年の今頃は、兵庫県豊岡市竹野町で行われたレコーディング合宿への準備で身を捩らせていた。基本的には「ギター一本だけで一枚作る」という自らの目論みに従い、「ライトアップ・ザ・ポリシーズ」は果敢に完成へと漕ぎ着けた。一喜一憂の忘れ難い日々だった。小林琢也の優しさとオレの執念みたいなものが記録されたアルバムだと思っている。

オレはスペシャルズのやり方を見て、コレを一人で表現してやろうと思い、弾き語りの道へ入った。メンバーに頼らず、まずは一人で何が出来るのかを試してみたかった。

25歳直前の12月、バンド仲間に誘われて初めてまともにアコースティックギター一本だけでステージに立った時の一曲目は無論、スペシャルズ(原曲はダンディリヴィングストン)の日本語版だった。

あの瞬間から今に至り、知らん間に
アコースティックギターには穴が空いた。死ぬ奴は死に、辞める奴は辞め、誰が決めたかも分からん様な「社会のルール」とかってカテゴリーに当て嵌められて消えてしまった。そしてオレは、まだまだこのまま行きたいと思っている。

ビートジェネレーション、岡林信康、
ヒッピー、ボブマーリー、スペシャルズ、パンク、共通点は全て「レヴェルミュージック」、そしてどうやら「政治」へと辿り着くってな仕組みだ。

「ゴタクをゴジャゴジャ、コレはコレでこう?右側の勝利者としてだって?洒落臭いお前、幸福の扉のノックはオレがし続けるぜ」

右とか左とかそんな左右の話はどうだっていい、オレは前か後ろかの話だけがしたい。

もう二度とこのままでは唄わないであろう初めて弾き語った時の「Rudy,a message to you」の詩が見つかった。今読めば詰めは甘いが、伝えたい気持ちは何も変わらない。

前だけ見据えて次のやり方を模索したい。ポイ捨てと自由は結び付かない。



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July 02, 2019

七月のベター '19


オレはPM21:23にようやく目を覚まし、AM04:37にようやく顔を洗ったところ。その間にボクシングのパンチングボールを注文し、御飯をいただいた。

それが朝御飯なのか昼御飯なのか、皆目見当はつきそうにない。

気付けば七月、梅雨前線のど真ん中。不愉快の最先端、ギターさえもベタついている始末。別の顔をした太陽がいる北海道、若しくはサンフランシスコ辺りへ一目散に舞い戻りたい気分。

「太陽は一つだけ」だなんて、オレは断固信じたコトがない。

思考は次から次へと向かっている。それはファッションブランドが夏のアロハシャツを売り出している時に、真冬のアイテムについての最終会議を行っているのととてもよく似ている。

下北沢で煙草を買って帰ろうと思っている時、オレは新宿駅に居る時点でその小銭を既に握り締めている様な男だ。だからこそ、改札口の手前で切符を探してアタフタしていやがるドンクサ星人にはどうにも我慢がならない。それでいて、降りる人を待てずに我先にと乗り込もうとしてきやがるナスビ野郎みたいに頭イカレてもいない。

準備が早過ぎて、準備していたコトすら忘れてしまっている時がある。どうやらIQは低めらしいが頭はまだ正常だ、約束を無駄にしていない限りは。

AM07:27、今から入ろうと思っている風呂は朝風呂なのか一仕事終えた後の風呂なのか、そんなコトはもう誰にも分からないってな塩梅。


 

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June 21, 2019

ズタボロトランクが話し掛けてくる '19


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オレは今、どうやら9度目の北海道から猿小屋へと果敢に舞い戻り、ロックンロールレコードを回しているところ。今はまるで「北海道から東京へ引っ越して来た」様な、そんな胸中。

旅から戻りまずやるべきコトの相場ってのは大概決まっている。ブーツを磨き、焼きたてのアンパン色にしてやるってコトだ。きっと全人類がやっている行為なんだろう。

磨きながら汗が滴り落ちてくる。なんと季節は完璧に変わったらしい。

北海道、まるで独立国。行けども行けども道は尽きない。力ばかり借りて、「果たしてボクは誰かの役に立てたコトなどあるのでしょうか?」だなんて思考したりもするが、それと同時に強く思っているコトは、また必ずあの「国」へ生きて舞い戻ってやろうってコトなんだな。

トラブルなんてもはや想定内だ。何処へ行けどもトラブルなんてある。どう対処していくかってのが腕の見せどころらしい。

仲間に甘え、主催者に頼り、
お客さんに安心感を抱き、ドライバーに命を預け、パイロットを信用し、車掌にお任せする。オマケに用意された部屋の鍵を預かり、勝手に冷蔵庫を開けて寝しなのハイボールを煽ったりする。詰まる話、一人では到底成り立たない旅ってのがそこにはある。

恥ずかしいコトをやっていたらすぐに切り捨てられるプレッシャーってのは常にある。しかし、まだ見たコトのない風景を見続ける為に大切なコトは動き続けるって行為に他ならない。

安全圏に身を置いて、画面に張り付いて名も名乗らず誰かが誰かを罵っている。そんな時、オレが抱く感情は残念ながら殺意だが、殺したいと思ってしまった奴等からも常に学べるコトってのはある。そんな人間には断固成らないんだと自らにキツく念じてやればいい。

早い話、本気で何かに取り組んでいる人間は、誰かを罵る時間など無駄以外のナニモノでもないと思っている筈だ。

北海道にデカい手帖を持ち込んで2019の締め括り方ってのを思考しながら各地の愛すべきアウトロー達と連絡を取り合っていた。

まだ死ぬワケには、生粋の阿呆に殺されるワケにはいかないんだな。

大地の上を疾走する車中から「鳥注意」「牛注意」「鹿注意」、トドメに「動物注意」と書かれた標識を見た。詰まる話、全ての注意を怠らず突き進むだけなんだろう。

さて、回り続けているロックンロールレコードはB面ラストへと差し掛かっている。

ダラダラ書き綴ってみたところで伝えたいコトってのはたったの一言でも可能らしい。北海道、無駄とは無縁の風景と日々をありがとう。
 


drecom_eroom5session at 20:54|PermalinkComments(0)│ │ 
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