May 2006
May 31, 2006
May 30, 2006
楽しい事だけ考えてみるさ
さて、昨日は16~21時まで仕事だったのだが、俺はなぜか耐え切れん様になってしまい、19時に早退してしまった。あんまり調子が良くない事もあったが、急にこの仕事に嫌気がさし、今にも電話口のおっさんに「おい、コラ!」と怒鳴り散らさんばかりの気持ちになってしまった。あまい話ではある。「でも今日は帰らせて頂こう」という事になり、さっさと引き戻した。テレビなんぞを見て、ギターを弾いてもあまりしっくりこず、ブコウスキー「町でいちばんの美女」を読んでも頭に入らず、「何か洒落こました詩が出来んか」などと、目を閉じたまま、そのまま眠ってしまった。色んな夢を見て、何回か目を覚ましたが、結局12時間眠った。体調はどうだろう。今日も16時から21時まで。たった5時間。気持ちを入れ替えんといかんよ。BGMはTHE BEACHES。現時点今年最高のヘビーローテーションにして、2006年「良く聴いた音楽」ベスト5入り確実の傑作である。
May 29, 2006
5.28 下北沢ロフト
1.名を呼んだ
2.明大前にて
3.東京ライフ
4.首ったけ
5.コウモリの詩
6.ワンダフルピースタイム
7.何を想う
いよいよと言うか何と言うか、俺の客は誰一人と来てくれんかった。でも客は結構入っとったな。「今日はどうなるんか」と本番前ずっと思っとったが、いざステージに上がればいつもとなんら変わらんライヴが出来たな。俺の知っとる奴が一人もおらんでも俺は俺らしく演れるんじゃという事が確認出来て良かったよ。MCとかも殆ど考えてなかったんじゃけど、まぁ結構ポンポン出て来て良かった。俺の知らん人が俺の言っとる事で笑っとる、ああいうのはやっぱり嬉しいなぁ(まぁ終わった後の感想は、曲がどうこうより、「楽しませてもらいました」とか「面白かった」になりがちなんじゃけどな。それはそれでもちろんええ事なんじゃけど)。DJの話をして、「DJなんか悪い言い方したら所詮人の曲を流しとるだけじゃ」と言ったら、俺の知らん人が、「私もそう思う!」とか大きい声で返事を返してくれたりしてな。でもステージを降りたら一人ぼっちでちょっと寂しかったなぁ。下北沢ロフトでやるのは2月以来振り2回目だったんじゃけど、全部のライヴが終わった後、店の人が話しかけてきてくれて、俺が「俺の事覚えてますか?」と聞いたら、「いや~覚えてますよ!(俺の頭の中のト音記号が~)っていうのが頭から離れないんですよ」と言ってきた。この(俺の頭の中のト音記号が~)というのは、前、下北沢ロフトでやった時に唄った「ガラクタミュージック」という俺の曲である。3ヶ月前に一回やっただけなのに、俺の詩の一部分を覚えてくれとる、印象に残っとる事がまず嬉しかった。その人は続けた、「高さんみたいな感じで、さらけ出す感じのを演ってる人ってここに出てる人でも何人かいるんですけど、かっこつけてるだけで何か違うんですよ。でも高さんは滲み出るモノが全然違う、「コウモリの詩」なんて誰にでも出来るモンじゃないですよ。バイトの女の子も今日ほんとは休みなのに、わざわざ高さん見に来たんですよ。俺等ほんとにファンですよ」。くどい様だが3ヶ月振りの下北沢ロフトである。俺はほんまに心から嬉しかった。「えっ、俺を見に来たんですか?あの女の子?ほんまですか?」と何回も確認した程じゃ。いやぁ、分かる人には分かるんじゃ。その事実が嬉しい。その店員の人に「ずっと続けて下さい」と言われた。任しとけよ、やるだけやるぜ。俺の客は一人も来んかったけど、大いにプラスになった夜だった。次は6.3、下北沢BIG MOUTH。大口叩くぜ。
2.明大前にて
3.東京ライフ
4.首ったけ
5.コウモリの詩
6.ワンダフルピースタイム
7.何を想う
いよいよと言うか何と言うか、俺の客は誰一人と来てくれんかった。でも客は結構入っとったな。「今日はどうなるんか」と本番前ずっと思っとったが、いざステージに上がればいつもとなんら変わらんライヴが出来たな。俺の知っとる奴が一人もおらんでも俺は俺らしく演れるんじゃという事が確認出来て良かったよ。MCとかも殆ど考えてなかったんじゃけど、まぁ結構ポンポン出て来て良かった。俺の知らん人が俺の言っとる事で笑っとる、ああいうのはやっぱり嬉しいなぁ(まぁ終わった後の感想は、曲がどうこうより、「楽しませてもらいました」とか「面白かった」になりがちなんじゃけどな。それはそれでもちろんええ事なんじゃけど)。DJの話をして、「DJなんか悪い言い方したら所詮人の曲を流しとるだけじゃ」と言ったら、俺の知らん人が、「私もそう思う!」とか大きい声で返事を返してくれたりしてな。でもステージを降りたら一人ぼっちでちょっと寂しかったなぁ。下北沢ロフトでやるのは2月以来振り2回目だったんじゃけど、全部のライヴが終わった後、店の人が話しかけてきてくれて、俺が「俺の事覚えてますか?」と聞いたら、「いや~覚えてますよ!(俺の頭の中のト音記号が~)っていうのが頭から離れないんですよ」と言ってきた。この(俺の頭の中のト音記号が~)というのは、前、下北沢ロフトでやった時に唄った「ガラクタミュージック」という俺の曲である。3ヶ月前に一回やっただけなのに、俺の詩の一部分を覚えてくれとる、印象に残っとる事がまず嬉しかった。その人は続けた、「高さんみたいな感じで、さらけ出す感じのを演ってる人ってここに出てる人でも何人かいるんですけど、かっこつけてるだけで何か違うんですよ。でも高さんは滲み出るモノが全然違う、「コウモリの詩」なんて誰にでも出来るモンじゃないですよ。バイトの女の子も今日ほんとは休みなのに、わざわざ高さん見に来たんですよ。俺等ほんとにファンですよ」。くどい様だが3ヶ月振りの下北沢ロフトである。俺はほんまに心から嬉しかった。「えっ、俺を見に来たんですか?あの女の子?ほんまですか?」と何回も確認した程じゃ。いやぁ、分かる人には分かるんじゃ。その事実が嬉しい。その店員の人に「ずっと続けて下さい」と言われた。任しとけよ、やるだけやるぜ。俺の客は一人も来んかったけど、大いにプラスになった夜だった。次は6.3、下北沢BIG MOUTH。大口叩くぜ。
May 28, 2006
May 27, 2006
ドカドカうるさいハードコアバンド
俺には、俺が「好き」といえる音楽と、「俺は好きじゃないけど好きな人はおるじゃろうなぁ」という音楽と、「こんなの好きって言う奴どうなっとるんや」という音楽、大きく分けて三種類ある。新大久保EARTHDOMへ。俺は二バンド目から見たのだが、次のバンドも次の次のバンドもドラムはドコドコ、ギターはピィーウィー、ベースがヴォーヴォー、そしてボーカルがギャーと、とにかく爆音で上手い下手じゃなく歪ませとけばOKの類。まるで個性が無く、俺には到底理解出来そうになかった。そしてああいう場所におる奴は決まってマナーの欠片も無い連中。結局、回りと一緒の様に振舞っとるだけの偽者で、自分というモノが無い連中。「ポイ捨てをせんハードコアファン」はおらんのか。目当てのザ・キャバレーズは、前見た時より成長しとる様に見えたが、ずっとあの方向で行くのだろうか。俺の意見はもっと違う方面に行った方がええと思う、という事だ。どうにもこうにも俺が偉そうに言う立場でもないのだが。P.S これはあくまで俺個人の意見であり、音楽とは自由なものである。
May 26, 2006
調子に乗るけど調子に乗らん
久し振りに気分がええじゃねぇか。ザ・ディランⅡと、二枚のレコードをジャケ買いした。俺は気付いたら今月一枚しかレコードを手に入れてなかった。その前にレコード屋にも暫く立ち寄ってなかった様だ(ひょっとして一ヶ月近く振りか、いやそんな事はないか。どっちにしても俺としては「暫く行った気になってなかった」)。これは他の人に例えるなら、ラーメン好きな人が半年間程ラーメン屋に行かなかった事に匹敵する、そしてバイク好きの人が一年間バイクにまたがってなかった事にも匹敵するのだ。「ディスクユニオン」の袋と「レコファン」の袋を両手にぶら下げて歩くのは気分がええのだ。とにかく「お金が無い」ピークは超えた様だ。後はまた元に戻すのみ。しかしいつまでこの「上り下り」を繰り返すのだろうか。おれは調子に乗るけど調子には乗らんぞ。この考え分かるか?
神保町に行きたい
「愛してるもの ラムネの瓶の憂いと 貸したまま帰ってこないレコード デビットボウイ」。ジェリーリーファントム「愛してるもの」の歌詞の一節である。この部分が頭から離れず、さっきから絶えずここだけ口ずさんでいるのである。今日は久し振りに晴れたな。記録を更新せずに済んだよ。ブコウスキーのオークションはいまだ誰も入札してないな。ここは俺が手に入れさせて頂こうかな。あぁ、神保町に行きたい、前々からそう思っている。いや、いくらでも行けばええのだが、なぜかいまだ行った事がない。本を買い漁りたい。まぁしかし俺は本を読むのがあまり早くないのだが。ウイリアム・バロウズ「裸のランチ」は今、72ページ目位なのだが、とても内容についていけそうにない。とにかく本物のジャンキー(麻薬中毒者)の物語で、よって気が狂っているのだ(アメリカでは当時発売禁止書物)。しかし、洒落こました言い回し表現がやたらかっこ良かったりもするのだ。明日は、「新大久保EARTHDOM」に「ザ・キャバレーズ」というバンドを見に行く。BGMは当たり前の様に「THE BEACHES」。
May 25, 2006
May 24, 2006
May 23, 2006
May 22, 2006
SION
今日は一日中SIONが聴きたい気分だった。風呂上がりにSIONをぼんやり聴いたら、色んな事が頭に浮かんできて胸が締めつけられる思いがした。今日俺は、空気の読めん事を二つしてしまったと思っている。自分に腹が立つ。そんな俺ではない筈なのに。一つは仕事の休憩中。もう一つは440に行く前、けんじに逢いに行った時。普通に話しかけたが、あいつはいつもと何か違う感じがした。聞いたら友達が事故で亡くなったらしい。まだ20歳の友達が。その話を俺にしとる時、あいつの顔が泣きそうになっとる様に見えた。その事を知らんかった俺はしょうがないんじゃけど、何か悪い気がした。俺は「ごめんな」と言ってその場を去った。ベタな事を言うが、死はいつも近くにあるモンだと思う。元気だった奴が突然姿を消す事は、充分有り得る話だと思う。俺だって明日死ぬ確率はゼロではない。MCでも言った事がある、「ライヴが終わって楽屋に戻った瞬間、殺されんとは限らん」と。そんな事をいつも考えていながら、毎日をやり過ごしてしまう矛盾した俺がおる。俺の詩にこんなのがある、「例えば今夜が 最後の夜なら 夜の闇に何を想う」。
May 21, 2006
ラグタイムブルース
有山じゅんじを見に行って来た。客は有山じゅんじにしては、スカスカと言っても過言じゃない位少なかった(俺は満員を想定していた)。440に着いた時、俺はデモテープを持って来て手渡しで渡せば良かったと、すぐにまた後悔してしまった。全くミスが多いぜ。アコースティックではなくエレキギターの弾き語りで、もう味があると言うか何と言うか、もう余裕の雰囲気だったな。ブルース、ラグタイム。声も上手いとか下手とかはどうでもええ。味があるわな。俺はかなり前の席で、ビールを二杯程嗜みながら気持ち良く見とった。最後に、前座のサードクラスというバンドと一緒にやっとって、あの感じは俺が今やりたいと思う、そんな音楽に近かったなぁ(ドラムがいまいちな気はしたけど)。とにかく見とったらギターが弾きたくなった。明日は久し振りの丸一日休みだ。帰りに南口商店街を歩きながら、行きつけの古本屋で「鉄道員」を衝動買いした。なんせ100円だったけぇな。
May 20, 2006
May 19, 2006
ツケ
毎日毎日書きたい事は山程あるのだが、ここ二日程書く事が出来んかった。俺としては毎日何かしら書き綴りたいのだが。何を隠そうインターネット料金未払いの為、遂に止められてしまっていたのだ。先程プロバイダ料金と回線使用料計4か月分を支払ってきた。やっぱりまだペースが掴めん。昼から働いたり夜から朝までだったり。丸一日休みというのがない。まぁツケが回って来たという事じゃな。何とかするしかない。今日は22時からまたDJオールナイトイベント。最近コールセンターの仕事が滅法調子悪い。時給もガタ落ちの恐れがある。BGMはジェリーリーファントム。ヘビーローテーションである。さっきレコファンに「THE BEACHES」を手に入れに行ったが、「取り扱ってないです」と言われた。レコファン、一体どうなっとるんや。
May 17, 2006
THE JERRY LEE PHANTOM
ジェリーリーファントムが好きだ。初めて聴いたのは上京する直前、2000年12月の頭に発売されたその名も「THE JERRY LEE PHANTOM」。既に「引越しのサカイ」に、CDなどが詰め込まれたダンボールを預けとった俺は、このアルバムとSHERBETS「AURORA」をこの時期よく聴いた。この後も何枚かアルバムを出しとるが、芯があるというか、単純にかっこええ。「HIGH★SCHOOL★DISCO」というアルバムに「THE CLASH」という曲がある。これを最初試聴機で聴いた時、俺は痺れあがってしもうた。イギリス三大パンクバンドの一つ、THE CLASHへの尊敬の念をただ素直に書き綴った詞、あれには驚いた。そんなジェリーリーファントムが、なんとバンド名を改名したらしい。その名も「THE BEACHES」。ファーストアルバムが本日発売される。あぁ早く聴きたい。
May 16, 2006
5.15「UNITY」 DJセットリスト
1、浜田省吾「DJお願い!」
2、大滝詠一「ウララカ」
3、THE NITTY GRITTY DIRT BAND「candy man」
4、細野晴臣「pom pom蒸気」
5、高哲典「crazy dynamite5」
6、AKIKO「スィングしなけりゃ意味ないね」
7、THE PIGLETTS「JOHNNY REGGAE」
8、高田渡「バーボン・ストリート・ブルース」
9、THE ROOSTERS「恋をしようよ」
10、高哲典「ヘアースタイルブギ」
11、憂歌団「おそうじオバチャン」
12、上田正樹&有山淳司「俺の借金全部でなんぼや」
13、CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL「TRAVELIN’BAND」
14、THE PARAGONS「THE TIDE IS HIGH」
15、WILLIE BOBO「BOBO!DO THAT THING」
16、榎本健一「エノケンのダイナ」
17、梶原マチ子「ボサ・ノヴァ・ベイビー」
18、DESMOND DEKKER「ISRAELITES」。
38分間計18曲。レコードを多めに持ち込んで、雰囲気でレコードを変えていった。俺らしい選曲になったと思う。定番の曲、誰かが回しそうな曲はなるべく排除したかった。JETとかARCTIC MONKEYSとミッシェルガンエレファントとか。結果外して、俺としては正解だったな。俺は一番手で客は少なかったけど(まぁ俺が呼べんかったのが悪いんじゃけど)充分楽しんだ。ほんまは喋り倒したかったけど、ほとんど喋らんかったなぁ。本番前、音出しをしとる時、俺の曲「ヘアースタイルブギ」を流しとったら、けんじが近寄ってきて、「これ誰の曲ですか?!」と聞いてきた。俺はわざと「これかっこええじゃろー!」と言うと、けんじが「はい!えっ、誰なんですか?」。そこで俺は肩を抱いて「俺の曲じゃ!かっこええじゃろ!」。けんじは俺の曲と知らずに誰の曲かと聞いてきた。本心でかっこええと思って聞きにきた。あれはなかなか嬉しかったなぁ。また6月にDJイベントをやるらしい。今度はオールナイトイベントで。俺も「またやらしてくれ!」と伝えておいたぞ。P.S しかしDJというのは、前から思っとったけど、「人のふんどしで相撲をとる」というか、そういう部分があって、所詮、悪い言い方をしたら、ただ人の曲をスピーカーから出しとるだけというか、そういう思いはあるなぁ。あれでかっこつけるのは違うよな。趣味でやる分には最高じゃけど。
2、大滝詠一「ウララカ」
3、THE NITTY GRITTY DIRT BAND「candy man」
4、細野晴臣「pom pom蒸気」
5、高哲典「crazy dynamite5」
6、AKIKO「スィングしなけりゃ意味ないね」
7、THE PIGLETTS「JOHNNY REGGAE」
8、高田渡「バーボン・ストリート・ブルース」
9、THE ROOSTERS「恋をしようよ」
10、高哲典「ヘアースタイルブギ」
11、憂歌団「おそうじオバチャン」
12、上田正樹&有山淳司「俺の借金全部でなんぼや」
13、CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL「TRAVELIN’BAND」
14、THE PARAGONS「THE TIDE IS HIGH」
15、WILLIE BOBO「BOBO!DO THAT THING」
16、榎本健一「エノケンのダイナ」
17、梶原マチ子「ボサ・ノヴァ・ベイビー」
18、DESMOND DEKKER「ISRAELITES」。
38分間計18曲。レコードを多めに持ち込んで、雰囲気でレコードを変えていった。俺らしい選曲になったと思う。定番の曲、誰かが回しそうな曲はなるべく排除したかった。JETとかARCTIC MONKEYSとミッシェルガンエレファントとか。結果外して、俺としては正解だったな。俺は一番手で客は少なかったけど(まぁ俺が呼べんかったのが悪いんじゃけど)充分楽しんだ。ほんまは喋り倒したかったけど、ほとんど喋らんかったなぁ。本番前、音出しをしとる時、俺の曲「ヘアースタイルブギ」を流しとったら、けんじが近寄ってきて、「これ誰の曲ですか?!」と聞いてきた。俺はわざと「これかっこええじゃろー!」と言うと、けんじが「はい!えっ、誰なんですか?」。そこで俺は肩を抱いて「俺の曲じゃ!かっこええじゃろ!」。けんじは俺の曲と知らずに誰の曲かと聞いてきた。本心でかっこええと思って聞きにきた。あれはなかなか嬉しかったなぁ。また6月にDJイベントをやるらしい。今度はオールナイトイベントで。俺も「またやらしてくれ!」と伝えておいたぞ。P.S しかしDJというのは、前から思っとったけど、「人のふんどしで相撲をとる」というか、そういう部分があって、所詮、悪い言い方をしたら、ただ人の曲をスピーカーから出しとるだけというか、そういう思いはあるなぁ。あれでかっこつけるのは違うよな。趣味でやる分には最高じゃけど。
200円の黒い指輪
今日はDJのセットリストを詳しく書く予定だったが中止だ。それは決して楽しくなかったからではない。充分楽しんだのだが、終わってライヴハウスで呑んどる途中、いつも右手中指にはめとる黒い指輪が無い事に気がついた。上京してくる前からはめとったアイツ、部屋で何回無くしても必ず探し出したアイツ、前のバンドの時も、前の前のバンドの時も、ライヴやってない時も、またライヴを再開した最近もずっとはめとったアイツが消えた。懐中電灯を手に1時間以上探したが、今度ばかりは出てこんかった。あるはずも無い冷蔵庫の中、レンジの中まで探した。ゴミが入っとるゴミ袋を、全部ゴミを出して探した。無い。他の奴が見たら、指輪にも見えん様な200円の木で出来た指輪。でも俺にとってはほんまに大事なモンだった。あのライヴハウスの中にある事は間違いない。きっと出てくる事を俺は心から願ってます。右手の中指が寂しそうにしとるんじゃ。 P.S 俺が「指輪が無くなった」と探し回っとったら、一緒に探してくれた人、ありがとう。特にけんじ、ゴミ袋を漁って一個一個見てくれて、「無いなぁ」と俺がまだ一人で探しとったら、「もう一回ゴミ袋見てみますか?」とまで言ってくれて俺は嬉しかった。誰かが大事な物を無くした時、俺も自分の事の様に一緒に探したいと思う。それは俺にとっては大事な物じゃなくても、その人にとっては大事な物である筈だから。俺は前々から、物を拾ってもすぐゴミ箱に捨てる事なんか出来ん。それを落とした人にとって、その物は大事な物かも知れんという思いがあるから。
May 15, 2006
May 14, 2006
May 13, 2006
日本代表
さっきたまたまテレビを点けたら、サッカー日本代表の試合が始まる直前だった。そこでブラウン管に映し出された言葉、「皆の夢を 青いサムライに託す」。いやいやちょっと待たんかい。勝手に「皆の夢」にしてくれるな。俺は自分の事で精一杯じゃ。日本代表が勝てば、「ふーん、勝ったんかー」くらいは思うかも知れんが、ブラウン管に映し出されとる観客の様に、我が事の様に飛び跳ねて喜んだりはとても出来ん。負けても「あぁ負けたんかー」程度の事である。知り合いとか友達ならまだしも、他人の事でなんであんなにも必死で応援出来るんか。そしてもう一つ気に入らんのが、あの観客の中には、普段サッカーに興味のない奴も多数含まれているであろう事である。「今話題だから私も応援しちゃおう!」的なミーハーが多数含まれているのだ。どれ程自分というモンを持ってないんか。「小学校の時からサッカー部で、俺は昔からサッカーが好きだったんだ」というのなら分かる。今この時間、ブラウン管には、自分が頑張れてないくせに、他人の事ばっかり応援するだけの日本人が、全国放送で垂れ流されている。人の事をそれだけ応援出来るんなら、お前自身が何かに夢中になってみぃ。
May 12, 2006
4200円
最近、仕事の事を書く事が多い気がする。しかし今日の出来事は特別書きたい気分なのである。電話口の相手はおばちゃん。俺「固定電話の基本料金が1800円から1470円にお安くご利用頂ける様になりまして~」おば「はぁ?たった350円位で何なのよ!」俺、はらわた煮えくり返るのを抑え、「いや、多少でも節約して頂ければと思ったんですけど~」おば「あなたねぇ、350円って言ったら年間にしても4200円位よ!それが一体何なのよ!」。俺は怒りに震えながら声を荒げ、「はぁ、はぁ、あーそうですか!4200円位何とも思わないんですか!こちらでお手続きをしてもらっているお客様も沢山いらっしゃいますから!」。ほんまなら、「お金っていうのはなー!」とコンコンと説教してやりたい所だが、こんなおばはんに何言っても話が通じるとは思えん。いや、俺は契約が取れんかった事をどうこう言っとる訳じゃない。そんなモンは今どうでもええ。このおばはんのお金に対する姿勢が我慢出来んのだ。俺が思うのは、「こんなおばはんの子どもじゃなくて心から良かった」という事であり、このおばはんの子どもが立派な子どもだとは到底思えん。こんなおばはんにはきっと、スーパーの「半額シール」などはどうでもよく、「卵はあそこのスーパーの方が安いから、あっちで買おう」などという、「スーパーをハシゴする精神」なども持ち合わせてないのだろう。こんな奴にはいつかほんまに罰が当たるんだと、俺は信じている。そして俺がいつか親になった時、こういう親にだけは絶対なりたくない、そう思っている(まぁなろうと努力しても、とても無理じゃけどね)。
たこ焼きパーティ
スーパーの閉店間際の「半額シール」というのは、実に気が利いたものであり、例えば賞味期限0時までの物が0時1分に腐るわけもなく、かといって期限が切れた物を売るわけにもいかず、スーパー側としては、「売れぬなら 半額にせよ ホトトギス」てなモンである。俺みたいなもんは、二、三日過ぎた所で、よっぽど味や匂いに変化がない限り、腐っとる事になんか気付かん。という事はすなわち、俺にとっては、賞味期限は切れてない=腐ってない=おいしいという事になる。昨日行った「オオゼキ」が、まさにジャストタイムで、食料はある、しかも半額ってな具合で沢山買い込んだ。さっき、急激に喉が渇いて、冷蔵庫にあったビールに手を出した。ビールといえばやはりおつまみという事で、俺はまだ大事にとってあった「半額シール」の付いた、一般的には賞味期限の切れたとされるたこ焼きを、贅沢にもこんな時間に勢いよくたいらげた。俺にとってこんな贅沢は、「半額」だったからこそ成せる技なのである。そんなわけでほろ酔い加減。BGMは、PIANO OVERLORD。未開拓地帯、エレクトロニカとかいうジャンルだ。夜寝る時に良い。そういえば今年のフジロックの大トリが、THE STROKESに決定したらしい。約5年前、ファースト「THE STROKES」が出た頃にはよく聴いたものである。今、そのアルバムの発売日を見たら「01.8.22」。もうそんなに経つんか。ほんま早いなぁ。
マニュアル姉ちゃん
今日夜22時頃一本の電話があった。内容はいまいち分からんけど、まぁいわゆる勧誘の様な感じだった。電話口の女は、マニュアル丸出しの口調で喋りまくる。俺もすぐ切ればええんじゃけど、俺はこういう時の電話の切り方がどうしたらええか分からん。それは今コールセンターで働いとるけぇとかいう事じゃなくて、昔からこういう時は困る。相手が偉そうな態度だったら、こっちもなんぼでも言い返してやるけど、そんな感じでもない。「雑誌とか結構読まれたりしますか~?」。俺はまぁほんまはちょいちょい読むけど、ここは「いや~読まないですねぇ」。すると、「あ~そうですか~、じゃあジャンプとかしか読まないって事ですか~?」。いやいや、ちょっと待たんかい。何でジャンプやねん、どんなマニュアルじゃと思いながら、ここは冷静に「ジャンプも読みませんよ~」。しかし俺はそう言いながら吹き出した。向こうも笑っとった。その後も、宝石がどうのこうのとか言っとったけど、結局最後は部屋の電波が悪くて途中で切れた。これも変な話じゃけど俺はちょっと悪い事をした気もしたなぁ。今思ったが、ああいう時は向こうに話を進められる前に「ごめんなさい、ご苦労様です」とか言って切るのが一番ええんかも知れんな。俺がコールセンターで電話をかけとる時、はらわた煮えくり返る様な切り方をするおっさん、おばはんも、ちょっとは「あぁ悪い切り方したなぁ」などと思っとったりしとるんかな。うーん、そうは思い難いなぁ。さぁ、頭の狂った小説、「裸のランチ」を読むぞ。
May 11, 2006
May 10, 2006
音楽家
今日は久し振りの丸一日休みといった印象で、色んな音楽を聴いた。DJの選曲を兼ねてという事もあるが、それよりも、ただ聴きたい音楽を聴いたという感じか。ガガガSP「オラぁいちぬけた」(俺はこのバンドが好きだ。この手のパンクバンドには基本的に興味ないが、このバンドには他にはない何かを感じる。今はどうか分からんが、この2003年のアルバムは非常に良いのだ)、そしてAKIKO、シュバリエ・ブラザーズといった「JAZZ&JIVE」、自分の曲、フランク・ザッパ、ルースターズ、カリプソ音楽、2年位前に編集したMD、「this british music」(これは、明大前から三軒茶屋までの道のりを自転車で通っとる時聴く為に作ったものだ)、そして今は「this jamaican music」(これも自転車専用編集MD)。俺はこれまで何枚もの編集テープやらCDやらMDを作ってきた。旅行バス専用「my travelin’country rollers 96」は文字通り96曲をMD1枚に収めたものだ。俺にI PODは必要ない。あんなもんあんまり音楽好きじゃない奴が持つもんなんじゃないか(まぁ、もし貰えたとしたら使い倒すとは思うが)でも、例えば電車とかに乗っとる時、曲を選ぶ為I PODをいじっとる姿を見られるのは俺はほんまに恥ずかしい。ビッグ・スクーターにスピーカー付けて大音量でヒップホップながしながら走っとる奴、あれにも同じ事が言える。あんな奴がほんまに音楽が好きだとは俺にはとても思えん。あんなのただのファッションじゃろ。「俺なんかバイク乗っとる時もヒップホップ爆音よ~!かっこいいっでっしゃろ~」って言いたいだけじゃろ。あぁ、話が逸れやがったぜ、とにかく俺はI PODなんかより、レコード溝堀機「カッティングマシーン」の方が千倍欲しいという事じゃな(まぁI PODのコマーシャル、あれは最高にかっこええけどな)。さぁ、「裸のランチ」を読むかな。
May 09, 2006
滞納
俺は今、何を隠そう、色んなモンを滞納してしまっている。家賃、ガス代、水道代、インターネット料金×2ヶ月、スカイパーフェクトTV×2ヶ月分など、ざっと書いてこんなところだ。こんな事になったのはいつ位振りか。こんな事を書けば、俺は「だらしない奴」と思われるかも知れんが、そうはどうも思われたくない。もちろん、後2週間以内には全てきれいさっぱりする予定である。本日、玄関の入り口のドアに、「家賃滞納のお知らせ」がはさみこんであった。どうか、12日までは待ってもらいたいと思っている。俺は誰よりもお金にウルサイ男でありたい。友達にお金を借りる事はないし、よって貸す事もない。自分の事は自分で片付けたい。しかし、今の状態は決して良くない。はよー払ってすっきりしたいものである。
栄養が足らん様だ
今日は食パン2枚にスープ、ウインナーパンにお菓子しか食してない様だ。お腹は空いたけどそこまででもない気もするな。俗に言うどないやねんというヤツだ。煙草を25本位吸ってコーヒーを2杯飲んだ。どうやら俺に今足らんのは栄養かも知れん。お母さんがよー言うとるよ、「あんたレコードばっか買わんとちゃんと食べんといけんわ」とな。こればっかりは難しい問題じゃわ。いやでも食べる時はちゃんと食べとるよ。明日は休みじゃ。DJの選曲をせんといかんわ。BGMは加川良「アウト・オブ・マインド」。「2分間のバラッド」を知っとるか?実際は6分位あるけどこの曲は凄いぜ。トーキングブルースというヤツじゃ。いや、この曲だけじゃなくて、このレコードは全体通して全部ええんじゃ。 P.S 「東京タワー」を2,3日前に読み終えたよ。この御意見は後程という事にさせて頂こう。
May 08, 2006
コールセンター
昨日はコールセンターで完全燃焼して疲れたせいか、「ガキの使い」を見た後、そのまま朝まで眠り続けた。しかしあの仕事、俺には一番似合わん仕事かと思っとったが、(仕事中基本的に一人+周りの盛り上げ方が上手い+時給に直ぐ跳ねかえる)の三点セットのおかげで以外や以外、俺を奮い立たせてくれるのだ。週ごとのランキングも発表され、先週俺はどうやら32人中8位だった。こうなれば1位を取ってやろうと、また俺は奮い立つという訳だ。仕事中は汗をかく。力仕事ではないのに汗をかく。神経を集中させるのだ。契約が取れて電話を切った後、俺は「よっしゃ!」と声を上げる。その声が周りの人達の間でちょっとした話題になっとる。声を上げてしまうのはごく自然な行為であり、あの瞬間、俺は素直に嬉しいのだ。あの声はやりきった感の表れなのである。いつまでも続ける仕事じゃないかも知れんが、自分の様々なプライベートの為、俺はその為の事を思いながら、もう暫くはあのコールセンターで働くつもりなのである。
May 07, 2006
May 05, 2006
May 04, 2006
「俺が唄うブルースに首ったけ」
昨日は楽しかった。古澤君が俺の為に、細野晴臣「終りの季節」をカバーしてくれた。渡辺君がソウルを聴かせてくれた。新井さんに久し振りに会えた。まぁ昨日はライヴという感じでもなかったけど俺の声はええ感じだったな。ライヴやる前にビール呑んだのは初めてじゃな。なんで今までやる前に呑まんかったかって言ったら、例えばMCで面白い事とか大言壮語吐いたとしても、「あいつさっき呑んどったもん」と「酒のおかげ」みたいに思われるの俺は嫌じゃけぇな。まぁ昨日は気分が良くて呑んだ。次は呑まんよ。終わって皆で呑んで、それから皆帰って、渡辺君と暫くセッションして、1時過ぎから俺と渡辺君と「off beat」のマスターと「off beat」の常連ミュージシャン、内田マナベという人と4人で中華を食べに行ってそこでまた結構呑んだ。色んな話をしたな。渡辺君には「華がある」、俺は「裏の人間」、どっちかと言うと渡辺君は「一般」、俺は「そんな感じしない」。マスターと内田さんは「悪いけど」って何回も言っとったけど俺には褒め言葉にしか聞こえんよ。渡辺君はそう言われてどう感じとるか分からんけど。マスターは俺の事「詩人タイプ」とも言っとったな。とにかく俺には俺の考えがあるし、それを恥ずかしいなんか思った事もないよ。あんな夜中から俺等を中華に連れて行ってくれたマスターにありがとう。P.S 「青いヤツ」手に入れたぜ。「MADE IN SWEDEN」、洒落の利いた例の青い靴さ。
May 03, 2006
May 02, 2006
青い靴
昨日の天気から一転、今日は雨だ。BGMはボブディラン「リリー、ローズマリーとハートのジャック」。今日は久し振りに早く起きた。と言っても12時だ。目がしっかり覚めるまでに時間が掛かる。用事があって渋谷に行ったのだが、バイク乗っとる時も完全に寝起きの顔だったな。京都の「磔磔 」と神戸の「DESPERADO」に連絡したがまだ返事はない。夏に唄いに行く準備だ。ほんまにやってやる。明日は俺にとって大事な日だ。あの事故からなんと丸15年。2ヶ月以上前から目をつけとる、3990円の「青いヤツ」、あの靴が欲しい。小さな小さな古着屋の前で少なくとも2ヶ月以上前から置き去りにされとるアイツ。俺が履き潰してやるぞ、もうちょい待っとけ。問題はサイズが合うかどうかだ。そして夜は、「俺が唄うブルースに首ったけ」。唄いたい曲が多くて、選曲に迷う俺だ。明日はとにかく楽しく過ごすんだ。