November 2006

November 30, 2006

近頃はクリスマスの季節

またしてもやって来た、「クリスマスの事何一つ分かってないにも関わらず、ただ周りがクリスマスだクリスマスだと盛り上がっとるだけで、便乗して俺達もとにかく盛り上がろうぜ!クリスマスプレゼント何にするぅ?」の季節が(溜息)。どっかで盛り上がっとる適当なカップルか何かを捕まえて「クリスマスってどういう意味か分かる?」と問い掛けてみろ。9割が「そんなの知らなーい!」と何一つ悪ぶれずあっけらかんと答えるのだ。無論、俺は分かってないので、いくら周りが盛り上がったとて盛り上がる事など出来ん。もちろん、嫌な思い出がある訳でもなく(むしろ子どもの頃、お母さんが飴付きの雪だるまのぬいぐるみを買って来てくれた思い出がある)、単純に理解が出来んのだ。百歩譲ってクリスマスは良しとする。ところが、「イヴ」、果ては「イヴイヴ」(気が狂っとるのはどっちだ?)。果ては言う、「クリスマスも仕事するの?」。俺は答える気力すら失ってしまう。ワールドカップ開催時の、「サッカーのサの字も分かんないけど、私達も乗り遅れない様にしなくちゃ!」とイコールなのである。俺の大事な日は、12月13日(誕生日)、5月3日(意識不明の事故を起こした日)、そして7月15日(お母さんの誕生日)なのである。俺の新曲にこんなのがある、

日付は日捲り 曜日は関係ない
曜日は記号さ 日付は関係ない 
クリスマスもバレンタインも 何も関係ない 

淋しい男だと思うかい
淋しさはそんなとこにはないぜ
生憎だけれど

これを、12.22 アット 東高円寺KAZTOUで唄い上げたい。

しかし一つだけ言える事は、松本人志作詞「チキンライス」は涙なしでは聴けん、という事である。

P.S これは俺の個人的な考えであり、周りの人達、そしていつか生まれてくるであろう子ども達にこの考えを押し付ける程、俺はナンセンスではない。 

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November 29, 2006

来年の誕生日は沖縄で迎える

沖縄行きは波に飲まれた(沖縄だけに)。誕生日の前後1週間で、21日前までに予約する事が必須条件なのだが、12月20日(で、ぎりぎり予約可)に飛んだとして、よくよく考えれば帰りは定額払わにゃならんのだ。オーライ、時期を改めるぜ。依ってこれで私には来年、誕生日前後1週間で、沖縄に行く、という権利が発生した訳である。

P.S 書き記したい事が多過ぎて、私は困っている。一つだけ言える事は、「マクドナルド・イズ・アイ・ラブ・ユー」。ここにきて、こう思える境地に達成した私である。

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November 28, 2006

沖縄は今何度位あるのか否か

不覚にもまたミクシィの方に日記を書き記してしまった。ここにも載せたい内容ではあるが、出来る事ならかぶりたくはない。あれの利点は誰が見たかというのを、直ぐに確認出来るという所にある様だ。沖縄に行くかどうかを決めるのは明日が締め切りらしい。飛び立つとすれば12月20日限定で、出会って一ヶ月にも満たん仲間二人(予定)、計三人でだ。友達と旅に出るなんて何年振りの事か、まして沖縄とはな。BGMはビッグ・ストライズ。素敵な響き。

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November 27, 2006

喜びから怒りへ、そして喜びへ

下北沢を徘徊し、古着屋「SMALL CHANGE」で前々から欲しかった、1995円のピンクの七部袖T-シャツを購入し、レコファンで「BIG STRIDES」というバンドのCDを購入し(コマーシャルで15秒聴いただけで、ええバンドというのは分かる)、古着屋「BIG TIME」で物色し、部屋に戻りトム・ウェイツの3枚組を注文し、その横のブラウン管には、「DOWN BY LOW」が映し出されとった。即ち、今日はトム・ウェイツに深く関わった一日なのである。気分良く部屋に戻ったところ目に入った、ポストの中の封筒の文字、「警視庁放置駐車対策センター」。今頃ふざけんな、タコ。その金額、犬がニャーと鳴く9000円(溜息)。これ払ったらバイク放置した事全て水に流してくれるらしいよ。丁寧に銀行でも郵便局でも支払えるらしいよ。異議申し立てする事も可能らしいよ。やかましい、上からモノ言うな。9000円はそんな下らんモンより、エリック・クラプトン イン 武道館に使いたいっちゅう話じゃ。なんで半年間毎日止めてなんも問題なかった場所に、たまたま通りかかった取締官が見つけただけで、9000円払う事になるんな。「悪い事をした」ではなく、「運が悪かった」以外のナニモノでもないぞ。しかもエリック・クラプトンの来日公演より値がはるとは不謹慎極まりないぞ。結論、「意地でも払うか!」である。そう決めて、夕方、下北沢の古着屋で見つけた4900円の、俺の中でちょっと値ははるがかなり気の利いたカーディガンを、一度は諦めたものの、「買い逃すべからず!」とばかりさっき手に入れに行きました。グレイトグレイト。しかし俺は今、坊主に近い髪型なので、これを着こなすには盛岡で手に入れた洒落た帽子、コイツが必要なのであります。

P.S ミクシィに登録をしました。もちろん「友達を増やしたい」のではなく(あんなところで友達が出来るとも思ってないが)、俺の事を書いてくれとる人達の日記が見たかったからです。俺はどんな場所でもモノを言う時は自分の名を名乗るべきと思っているので、もちろんそのままの名前で登録しております。でも俺は、この「哲学の哲に辞典の典」に人並みならぬ愛着を抱いているが故、あっちの日記を更新するかは分かりません(まぁ、もう一回書いたけど)。しかし、毎日更新しないとも限らないので、是非見てみて下さい。

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拝啓トム・ウェイツ殿

あなたはいつの間に3枚組のニューアルバムを出されていたのですか?9月頃に一度情報を聞いていた私ではありますが、すっかり忘れてしまっていました。ブコウスキーの詩に曲をつけ、ラモーンズのカバーをし、ボブ・ディランから「密かに憧れるヒーロー」とまで言われ、ここにきて3枚組とはえらいこっちゃです。こちらも豪華仕様な仕上がりの様で、至急手に入れたく存じます。「6300円はちょっと高くないかい?」、いえいえ、私は貯まった3000円分のポイントを最大限に利用し、また佐川急便のおっさんに届けて頂く手配をします。

at 14:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │拝啓 

降って涌いた様なお話

本日、10月に「三軒茶屋グレープフルーツムーン」で共演した下原元気から連絡有。「来年2月に北九州でイベントやるので是非出て下さい」。ハハッ!連絡待ってたのよ。笑いが止まらねぇや。京都、神戸、山口、広島、そして北九州、おまけに夢の「昭和」。全部周ったろかしらん状態。北へ南へ東へ西へ行きてーモンだなぁ。そしてもう一つ、降って涌いた様なお話。JALかANAか何か知らんが、12月13日の誕生日を前に、「バースディ割引」なる気の利いた特典を利用して、沖縄まで飛んだろかしらん態勢。ヘヘッ!「笑うしかもう能がない様な気分」と俺が唄うのはまさにこの状況の事を言っているのだよ。東北から東京に戻って僅か4日足らずで、まさかの「日本最南端行き宣言」。まだ決定ではないが俺の気分は既に常夏。沖縄は何年も前からずっと行ってみたかったのだよ。「サトウキビ」にかじりつくのを小学生の頃から長年夢見ていたのだよ。そんな訳で俺はまだまだ元気だぜ。

P.S ジム・ジャームッシュ「パーマネント・バケーション」の、主人公がアパートの一室でジャズのレコードをポータブルプレイヤーで回しながら曲に合わせて彼女の前で一人で踊りだすシーン、アイ・ラブ・ユー。

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November 25, 2006

俺の部屋の玄関はレジだ

今日は朝から気分が良かった。「JIM JARMUSCH EARLY DVD BOX」がやっと俺の手元にやって来た。DVDはまだ見てないが(ビデオではもちろん見たが)、このBOXは何とも豪華仕様なのだ。付属の3枚のポスターは並べて部屋にはりめぐらすべきか、それとも大事にとっておくべきか否か。しかしこの類の品物は、俺としてはレコード屋に足を運び、袋を大事そうにぶら下げ、尚且つ勇み足で部屋に戻りたいモンだが、なぜかインターネットで注文すると通常より2、3割安く、最近はもっぱら佐川急便のおっさんが部屋まで運んでくれる仕組みだ。便利かなんか知らんが、俺はやっぱりなるべく袋をぶら下げ、手に入れた喜びを体全身で噛み締め、勇み足で歩きたい衝動に駆られる。レコード屋でも2、3割引を適用したまえ、である。

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詩・「バニラ」

すれ違った女から

めっちゃバニラフレーバーの香りが発せられ

鋭く漂っとったけん

お前食べ物か

と、罵ったった

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November 24, 2006

詩・「お洒落」

「お洒落」

盛岡のタリーズコーヒーで
飲んだコーヒーの
レシートを
渋谷ビル
屋上灰皿の中に捨てた
それはとても
お洒落な瞬間


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笠置シヅ子に首ったけ

俺は何を隠そう、笠置シヅ子に首ったけ。バスの中、盛岡シティ、そして今現在、常にヘビーローテーション。レコードが欲しい。盛岡の「NEAT RECORDS」という品揃え豊富なレコード屋でも漁らして頂いたのだが、笠置さんはどこにもいらっしゃらなかった。美空ひばりと同等の評価を受けるべきだぜ。

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November 23, 2006

盛岡にはポケットが必要さ

何から書く?山下清か。「僕は貼り絵と絵くらいしか書けないんだな、他は何も出来ないんだな」って所が良いんだな。ジャック・ケルアックばりの放浪、これぞ本物の「リュックサック革命」、自らを「るんぺん」と捉え、暑くなれば北へ、寒くなれば南へ、旅先で焼き付けた風景を絵に残す。「皆が綺麗な花火ばっかり作る事に夢中になってたら、きっと戦争何か起こらずに済んだんだな」とか「僕は生きてる内に評価されたけど、ゴッホは死んでから評価されても、ゴッホには伝わらないと思うんだな」とか何とか。純粋な一点豪華主義、それだけで充分。昨夜はTHE BIRTHDAY アット 盛岡 club change wave。音が良かったなぁ。音が大きくてもちゃんと唄が聴こえたしな。あの人等も一緒じゃ、所詮あれしか出来んのよ。それがいかに難しくかっこええかっちゅう話よ。東京では、「エッシャー展」「大竹伸朗 全景」開催中。近々足を運ぶべきだ。そして俺は東北また行くよ、今度はギター担いでな。頼れる娘に色んな所にデモテープ渡しといてくれって頼んだんだな。今日仕事の帰り道、「昨日は盛岡、今日渋谷、今から福岡に行く事も出来るなぁ」と思った。毎日違う所に行って、日常の概念ぶっ飛ばしてやろうか。それも可能可能。

P.S 「茶囲家」のけんたろうさん、「SCUM」の篠原さん、店で俺の曲を流してくれてありがとうございます。皆さん、俺の中で勝手に味方です。


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日本一周するか

さぁ、戻って来た。それはそれはあっと言う間だった。「らくちん号」は確かにらくちんであった。書きたい事が山程ある。先ず一つ言いたい事は、「山下清 イズ ベリーグッド」。勤労感謝の日?俺はそれに感謝して働くとするかな。昨夜23時過ぎまで盛岡におった男が、今日の10時から渋谷で働くんだぞ。何処でも行けるな。夜には「ジム・ジャームッシュ DVD BOXセット」が届けられるぞ。

P.S 天気予報「今日の東京は12度と大変冷え込みます」。しかしえらいモンで、北の方に行った後なら「暖かいがな」となるんだな。

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November 22, 2006

「SAVE CRAZY UNDERGROUND MUSIC」

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パンクバー「SCUM」にて。あぁ、カメラ手に入れたい。そして何時も持ち歩きたい。

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洒落たハットを身につけて

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ビッグシティは今日も雨さ。昨日は、長年夢見た「わんこそば何杯平らげられるか大会」に遂に参加し56杯で限界を感じ(蕎麦は暫く視界に入れたくありません)、一路はその足で「宮沢賢治記念館」を目指し(写真は「注文の多い料理店」に登場する「山猫軒」、時間がなく中には入れんかった)、夜、盛岡CLUB CHANGEで無料ライウ゛を観賞し、その後洒落たパンクバーで泉谷しげるを聴きながら梅酒ロックを呑んだ。そして今俺はミスタードーナツでコーヒーを飲んでいる。これから「山下清展」に向かい、夜はTHE BIRTHDAY、そしてパンクバー、そして夜行バスだ。結果をいうと今回、太宰治に挨拶を交わす事は出来んかった(電車で行ったとしても、駅からその「記念館」に辿り着くのが難儀らしい)。依って俺には次回、青森県金木村まで直行する機会が与えられたという訳である。

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November 20, 2006

芸術を探せ

寒さが痛い、盛岡ビッグシティ。おい、今日も明日も雨降りじゃねーか。しかしバスを降りたその瞬間、目に入ったポスターに依って私の目的はまた一つ膨らんだ。その文字、「山下清展開催中!」。

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November 19, 2006

こんな日はいつだって雨

シャトルバス乗り込み旅に出る。俺が今思う事は、「間に合って良かった」「仕事にありつけて良かった」。このワクワク感さえあればやって行ける。しかしいつだってこんな日は雨が多い。北はきっと氷点下だ。

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November 18, 2006

今年何度目かの旅へ

さて俺は明日、仕事を終えその足でそのまま旅に出る。その為にBAGに詰め込む荷物、本数冊、ウォークマン、俺のCD、ノートとペン、以上。明日は生憎の雨、向こうは雪が降ったりするのか。太宰治に挨拶が出来ます様に。

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短編・「The Kickstart Driver」

今から約5年10ヶ月前、東京の街で「The Kickstart Driver」というなんともイカシタ名前のバンドが生まれた。ベースの男が「Kickstart」ってなんか良くないか?と言い、俺は「driver」を使いたいんじゃわと言った。それを組み合わせたのがこのバンド名の由来だ。このバンドの初ライヴは、2001.4.21「横浜7th AVENUE」だった。すなわち関東初ライヴは東京23区ではなく、横浜港町だった(東京のライヴハウスにも何軒かデモテープを持ち込んだが返事はなかった)。初ライヴの前、「独り言ROCK」という曲を池尻大橋のスタジオでレコーディングし(俺は一発録りにこだわったが、結局別録りレコーディングとなった)、テープとチラシを作り、チラシは街で配ったりもした。その後も横浜や千葉、そして広島、福岡でライヴと、結局最後までこのバンドが東京でライヴを演る事はなかった。その頃の俺はとにかく「俺こそが本物だ」と意気込み(今もそうだがその頃とはちょっと捉え方が違う)、ライヴのMCでは敬語を一切使わんというルールを勝手に決め込み、「分かってなさそうな客」「うるさい客」には構わず暴言を吐いた(今もそうだがその頃とはちょっと捉え方が違う)。とにかく尖がっとった。その頃のビデオを今見返したら、「要らん力が入っとるなぁ」と思うが、その頃はそれで良かった。なんとも人気のないバンドで、対バンの奴等と仲良くなる事も一切なかった。結局一年も経たん内に関係もおかしくなり(その年の夏にはドラムも変わっとった)、自然消滅の様な感じになった。ベースの男は今、音楽もやってないし、去年の12月以来逢ってもないが、今も大事な男の一人だ。自然消滅の形になった後、「独り言ROCK」がなんかの企画のオムニバスCDに収められた。発売して何年か経った後、そのCDが岩手の中古レコード屋で売られとるのを見た奴がおる。そいつは言った、「中古にしては高い値段で売られてたよ」。

こんな話を夜、「オオゼキ」に行く為バイクを「Kickstart」した時、思い出した。

at 00:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │短編 

November 17, 2006

「下」が付く場所悪い所なし

朝も早よから代田図書館へと出向き、5冊の本を借り込み、その足で行きつけ桜上水「ブックオフ」へと向かい、太宰治を買い込もうと思ったがあんまりなく、太宰治1冊、三島由紀夫、森鴎外を手に入れ、更にブコウスキー「詩人と女たち」を求めて下高井戸の行きつけ、レコードやら本やら何やらが置いてある店に出向くが見つからず、つるかめで食料を買い込み、その足で三軒茶屋へ出向きクレジットカードの支払いを済まし、帰り道、俺の下北沢、もう一つの部屋「ディスクユニオン」にて「James Taylor」と「NO DOUBT」、その2枚を詰め込んだ袋をぶらさげてヴィレッジヴァンガードに向かい、「MILES DAVIS BOX」10枚組セットを手に入れようと30分迷ったが、1週間延ばす事に決め、部屋に戻って朝から何も食べてなかった故、カレーまんを勢い良く頬張った。しかし考えてみろ、このコースを電車で回った時の事を。電車代はかさみ、乗り換えに次ぐ乗換え。改めてバイク屋の兄ちゃんに感謝だ。運転中、呪文の如く「ガソリンがあれば どこにだって行けるなぁ」と唄い通しだった。さて、数ある本の中から最初に選び出したのは、ダン・フォルテ「塵に訊け!」。25ページ読んだだけで分かる、ブコウスキーが神様と捉える訳が。だって自分の事をただただ書いとるだけだ。「自分の事書いて何の文句ある?」ってなモンだ。「何の文句もないです」と心から言おう。人に気に入られようがられまいが、そんなのは問題じゃない。それが受け入れられるに越した事はないかも知らんが、決してそれがメインではなく、俺もただ自分が読みたい本を、何か残るモノを書きたい。生の感情恐れるべからずだ。

P.S それにしても下高井戸、あそこもなかなかのクレイジー商店街だな。「下」が付く場所に悪い所なし。下北沢、下高井戸、以上。

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昨夜B.Y.Gで

俺の中の七不思議に、「お酒を呑んで軽く気持ち悪くなった状態のまま寝た次の朝はなぜかとても寝起きが良い」というのがある。今朝もまさにそれだ。芋焼酎の影響故、帰りの電車のリズムではなかなかの気持ち悪さを覚えたのだが、今となれば「二日酔いって何?」ってなもんだ。「渋谷B.Y.G」、ええ所だ。俺の中では、「ボブ・ディラン」のポスターがほんのさりげなく貼られてある時点で既に「ええ店」となるのだ(ただ貼ってあるだけじゃ駄目よ)。オグリ昌也と音楽の話、本の話、映画の話、そして偉そうにもダリの話までも繰り広げた。あんな場所でそんな話でもすれば、そりゃお酒もすすむってなモンじゃ。俺の惹かれた絵は、「見えない人物たちのシュールレアリスム的構成」である。CDを貰い、旅のお供に「ファイト・クラブ」という本を貸してくれた。何とも気が利く男だ。次回はもう一つの憧れの地、吉祥寺「いせや」へと足を踏み入れる予定だ。いや、予定というよりこれはもう決定でええな?焼鳥とビールのコンビネーションを高田渡の魂と共に楽しむのだ。
BGMは「オグリ昌也」。二回目のリピート。これが何を意味するか分かるか?ドラムのビートなんか要らん、これだけで充分踊れるよ。

P.S 昨日、短編の話をしていて、早いとこ仕上げようという気分が高まりました。

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トーキング アット B.Y.G

遂に憧れの地、「渋谷B.Y.G」へと足を踏み入れた。しかし私は今酔っ払い状態であるが故、感想はまた後ほどである。今宵はBEGIN「MUSIC FROM B.Y.G」を聴きながら眠る事にする。

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November 15, 2006

詩・「気まずい関係」

「気まずい関係」

猫が近くにやって来て
ミャーと泣きやがるモンだから
俺は食べかけのパンを
それはそれはほんのちょっとだけ千切って
猫に渡した

そしたら猫が
それはそれは嬉しそうに跳びついて
今度はニャーと泣きやがるモンだから
俺は終わりかけのパンを
ほんのちょっとだけ千切って
猫に渡そうとした

だけども
そのパンがあまりにも美味しくて
俺はついに食べつくしてしまった

やけに気まずいモンだから
猫に手を振ってその場を去った
猫はこのケチンボの後姿を
ニャーミャー泣きながら見つめた

ぐっどらっくと呟いた



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November 14, 2006

ガソリンがあればどこにだって行けるぜ

残業一時間半。東京に初めて出て来た時、部屋を決める為、初めて入った渋谷の不動産屋の目の前で偶然にも働く男、高 哲典です。月日というのは不思議なモンじゃな。さて、東北に旅に出た時、「宮沢賢治記念館」に加え、「太宰治記念館」にも行く可能性が出てきた。俺としては何としても行きたい。「宮沢賢治記念館」よりも行きたい。場所は太宰治の故郷、青森だ。んだ、行くべ。

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November 13, 2006

「尊敬の眼差し以外のなにものでもない眼差しで」

「尊敬の眼差し以外のなにものでもない眼差しで」

右のブレーキなくなって
後ろのタイヤはパンク寸前
それでもいいわと
オンボロ自転車またがって
目指すわ
近くの図書館へ
辿り着いたその瞬間
目に入るはシャッター鉛色
よく見りゃ
本日定休日

後ろのタイヤが回らない
意地を覚悟で押して行く
それでもいいわと
ポンコツバイク引きずって
目指すわ
近くのバイク屋さん
ほんの百メートルで力は限界
百メートル走十回やるより息切れて
歩いて行くのさバイク屋さん

兄ちゃんバイクの場所まで来てくれて
その場で何やらやり出した
工具なし 手は真っ黒々け
俺はその様子を眺める
尊敬の眼差し以外の
なにものでもない眼差しで
コツコツコツコツ
タイヤを蹴り上げる
その間僅か一分三十秒
「直ったよ」
手を上げ兄ちゃん帰ってく

「いくらですか?」
この一言を言いそびれた事に
俺はとても後悔している
お金も受け取らず帰って行く兄ちゃん
あんた渋過ぎるよ
持つべきものは手に職さ

P.S そんなわけで、0円で奇跡の復活。兄ちゃんはお金儲けの商売してないよ。心からバイクが好きなんじゃろうな。ほんまにありがとう。寿命を超えてもまだまだ乗り続けるぜ。




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散文・「五百五十円」

「五百五十円」

俺は今日
五百五十円のお釣りを
意識もせず
偶然にも
二度受け取った
もちろん違うお店で

こんな男には
滅多にお目にかかれない

のではないか

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November 12, 2006

愛すべき物はお好み焼き

本日は45分に亘る残業を終え、彫り師を目指す刺青満載男、おさむちゃんと二人で前々から行きたかった下北沢のお好み焼き屋へと出向いた。お好み焼きとビール、何とも久し振りのコンビネーション。とても気分のええ一時を味わった。おさむちゃんとは出会って僅か五日でこの親近感、やっぱり男友達ってええなぁと思う次第なのだ。明日は休みだ。代田図書館に出向き、旅に出る時必要な本、

林芙美子「放浪記」
カーソン・マッカラーズ「悲しき酒場の唄」
ダン・フォルテ「塵に訊け!」
ジョン・フォルテ「天使はポケットに何も持っていない」
「完本マイルス・デイビス自叙伝」

この五冊を手に入れに行く。BGMは「髭」。軽快なナンバー。

P.S バイクを直したい。今度は一体お幾らかかってしまうのだろうか。



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November 11, 2006

元を取る男

バスのチケットを何とか確保した。帰りは通常4500円のところ、7740円もする豪華バスになってしまった。帰りどころか行きのチケットも危ういところだったのだ。まぁ取れただけええか、と捉えるしかない。しかしそこで俺は、3000円分得する何かを、足りん頭を使い考えなければならない。

P.S 今年の大晦日、日本テレビを見逃す訳にはいかねーぞ。

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November 10, 2006

煙草一本でも命は救われる

何とも忙しい仕事だ。次から次へと追われとる感じだ。三日目にして早くもかなりの仕事量なのだ。今日は残業45分だ。しかしこれは愚痴ではない、ええ感じの忙しさなのだと今は感じている。太宰治の「狂言の神」という短編を読んだ。文部省に自殺予告を送りつける奴こそ読んだらええと思う。太宰治本人は何回かの自殺未遂後結局ほんまに自殺をしたが、その部分に「俺も自殺しよう」などと共感せず、この物語にこそ共感するべきだ。「一本の外国煙草(キャメル)が人一人の命と立派に同じ価格でもって交換されたという物語」。すなわちこの主人公(太宰治)は、首吊りを試みた後、そういえばポケットに煙草があったなぁと思い出し、「煙草っておいしいなぁ」としみじみ感心し自殺をやめるのだ。何とも洒落た言い回し。「ああ、思いもかけず、このお仕合せの結末」。

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November 09, 2006

運転手さん俺も乗せてくれないか

俺は今、困っている。折角態勢を整えて気分良く旅に出ようというのに、ないのだ、何が?バスのチケットが、である。東京に戻って来る予定日がたまたま祝日の前日と重なって、既にソールドアウツなのだ。文明の利器、新幹線を使う気などさらさらない。THE BIRTHDAYのチケットはもう用意された、大手町を思い出しながら聴くんだ、予定は勝手にどんどん進行させとるのだ、それなのに、ないのだ。どうにかねじ込んでくれる所を探すしかない。

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November 08, 2006

'06.12.22(金) ライヴ アット 東高円寺KAZTOU 決定

’06.12.22(金) ライヴ アット 東高円寺KAZTOU

はいはいはい、俺はやると言ったらやるんじゃ。決める時はパッパと決めるんじゃ。26歳になった9日後、26歳初めてのライヴは初めての場所で。楽しく行こうぜ。

P.S 詩を「一日一編」と決めて書くのはやっぱり止めました。無理してでも「書かんといけん気」になるのは嫌だもの。でもほっといても頻繁に書く筈。

やっと急展開してきたぜ

さて今日は、俺の「急展開」について書かない訳にはいかない。まず一つ目、俺は渋谷の面接に合格したのだ。そして、本日早くも初出勤という訳だ。それがさっきの「屋上で有意義に煙草をくゆらせていた」所以なのだ。その仕事内容とは、「Bフレ○ツを契約済みの人に電話して、工事日の確認をしたり、電話環境の確認をしたりする」仕事だ。つまるところ、コールセンターから抜け出れてはいない俺ではあるが、今回のはちょっと違う。すなわち、「綿毛布一万円でどう?」や「シルク毛布とか欲しいんとちゃいます?」といったどうしようもない内容とは一線を画すのだ。なんせ契約はもう既に済んでいるのであって、そんなお客様から、「そんな事でいちいち電話してくんな!」という言葉が吐き出される心配はもうないのだ。今日は8時間研修を受け、パソコンの仕組みについて勉強した。これは自分次第で「誰にも出来る仕事」ではなくなる気もする。そこの社員もええ感じだ。なんてったって、名前が「ベンジャミン」(ハーフで、本名)だぜ。良くないわけがないのだ。俺は今とりあえず大きな安心感に包まれている(その内なくならんとも限らんが)。今日から一緒にスタートした、「彫師」を目指しとる男とも仲良くなった。こういう男とは自然とすぐ仲良くなれるのだ。そして今ここで、やっと俺の数々の企みを次々と発表したい。

一、19日の夜から、東北に旅に出る
一、THE BIRTHDAYを「盛岡CLUB CHANGE WAVE」にて鑑賞する
一、「宮沢賢治博物館」に出向く
一、女の子と呑む
一、「東高円寺KAZTOU」にてライヴを決める
一、「昨日下北沢デイジーバーのライヴで、とある男の脳天をメキシコまでブッ飛ばしたであろう男」と「渋谷BYG」に呑みに行き、熱く語り合う

ざっとこんな感じだ。THE BIRTHDAYがメインではない、女の子がメインでもない。いや、どれもメインではあるが、「バスに乗り、本を山程抱えて旅に出たい」のだ。そしてそこに色んな楽しい事が付随するのだ。東北のライヴハウスに俺のCDも持って行こう。さぁさぁ、今までの借りを全部取り返すぞ。

P.S 一日最低一編、詩を書く事にしました。そして駄作も傑作も、全部ひっくるめ、新潮文庫かハヤブサ文庫か知らんが送りつけてやろうと思います。

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渋谷の屋上にて

俺は今、渋谷のとあるビルの屋上で、太陽の光を顔面に浴びながら有意義に煙草をくゆらせている。それはなぜか?話は後ほどだ。

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November 07, 2006

詩・「面接」「喫煙所清掃係七十歳位のおっさん」

「面接」

面接に行ったさ
あれで不合格なら
俺は必ず天国に行くよ
そうじゃなきゃ
辻褄が合わんのだよ

「喫煙所清掃係七十歳位のおっさん」

渋谷ハチ公前の喫煙所
煙草をふかす輩に混じって
灰にまみれて無言で掃除をするおっさん

それで稼いだお金で
あんた家賃を払うのかい
あんた電気代を払うのかい
孫に些細なプレゼントをするのかい

あんた凄いよ
政治家よりも
あんた凄いよ
心から思うよ

あんたを見てたら
目頭が熱くなってきた
あんたと握手がしたかった
そして一言伝えたかった

「ありがとう」


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「私は働かなくてはならない」

バイクが壊れた
私の長年連れ添ったバイクがまた
大手町で稼いだお金を持って
ガソリンを入れてやろうと思ったのに
バイクが壊れた
後ろタイヤが一切回らない
バイクが言うには
「俺はもう限界さ」
だから私は今
詩を書いている
電気代水道代電話代
そして今日
新たに仲間入りした修理代
これらの為にも
私は働かなくてはならない
これらの事を思って
私は働かなくてはならない
バイクに乗りたい
そう思うなら
私は働かなくてはならない  

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短編を書く

短編の作業に没頭した。煙草を何本も吸った。やっぱり初めは何かしらの「怒り」をテーマに書きたいと思っとったが、今日夜、急遽降ってきたテーマは「お父さん」だった。思いつくまま、いや、思い出すまま書いた。そして、泣いた。誰かに電話したくなり(まぁせんかったけど)、一人で優しい気持ちになった。その記憶は鮮明だ。今思っとる事は、講談社か新潮文庫か知らんが完成次第どっかに送ってみようという事だ。完全にプライベートなストーリーじゃし、無名の俺の事なんか相手にせんかも知れんが、本とか音楽って元は全部プライベートなモンじゃろ。ケルアックを読んでみろよ、シオンを聴いてみろよ。俺は好きに書くよ。

P.S ここに載せたら誰か読むかな。

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November 06, 2006

そんな事で懲りてたまるか

明日15時、渋谷にて面接。次こそはと、今年何回目かも分からん思いを込めて。髭はもう剃らん。

「波打ち際で 砂の城を作って 波にさらわれて 崩れ 溶けて 消えて だから、また作る」。

ええ事しか唄わん、本物の男の唄だ。さぁ、サッポロ一番「塩」ラーメンを食べよう。



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November 05, 2006

自殺問題について二、三の事

例えば俺が誰かに、「お前は何の才能もないから辞めた方がいいよ」、「お前ダサいよ」などと言われたとする。俺はそれを素直に受け止め(そんなわけないが)、自殺したとする(100%ないが)。そんな俺はニュースに取り上げられ、「情けない奴だ」などとは一言も言われず、コメンテーターはきっと俺の自殺を美化してくれる。「何でそんな酷い事を言ったんだ」と相手ばかりを責め立てる。先日、自殺した中学校生徒の学校の校長が、「うざいと言ったとか言わないとかよりも、本人がどう受け止めるかが問題だ」と発言し、えらい批判を浴びとったが、俺にはその校長の言う事が分かる。分かるというより正しい気さえする。もちろん自殺にも色んな背景があるとは思うが、コメンテーターは、「学校にも問題があるかも知れんが、それにしても自殺は情けないぜ」とは決して言わんのだ。全員が自殺した側を味方する。そんなニュース、世間にはもう一切用がない。俺がもし誰かになんか言われたら、そりゃ場合によっては傷つく事もあるか知らんが、自分の意思次第で基本的には「あっそぅ」で片が付く。「お前にだけは言われたないわぁ」で終わりだ。「俺こんな事言われた事あるでー」と後で笑い話にしてやればええ。それにしてもあの履修不足が発覚した学校の校長が自殺したのには恐れいった。死んで償ったつもりか?違う、あれは紛れも無く「逃げた」だけだ。遺書はこうだ、「後は教頭先生の言う事をちゃんと聞いて...」。どつきまわしたろか、ほんまに。ほんまに、ほんまにどつくぞ。狂っとるよ。俺は間違っとるか?

「あんたそんなんだから友達少ないのよ」と言われたなら俺はこう答える、「そんな友達は要らない」。

わかり合えん奴と一緒におる位なら、一人の方がよっぽど気楽じゃ、タコ。

P.S どんなにバッシングを受けたとしても、自分の名を隠さず、ラジオの電波を通して自分の意見を貫く松本人志さん、あなたはほんまに凄い人です。

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俺こそが「本物の馬鹿か」論

16時まで粘ったがもう限界、抜け出してきた。さよなら、大手町。一回電話をかけるごとに白髪が何本も増えていく様な感覚、あれは一体なんなんか。あまい?情けない?そうよな、そうかも知れん、後二時間だったのにな。でもそのたった二時間が俺には果てしなく感じられ、もう我慢出来そうになかった、それが事実です。世間は今日で三連休終わりか?俺は明日から何連休だろうか。コロナビール、たまには呑みたい。

P.S とりあえず、俺の、今までのどっかしらの場面を切り取って、短編を書き上げようと思っています。何かを残したい。


at 17:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

胸が痛い

おっさんが言うには、「そんな見ても触ってもない物、電話一本で買うなんて言えないよ」(ごもっとも)、違うおっさんが言うには、「あんた長いの?それでメシ食ってんだろ?考えろよ、そんなんで買う気になるわけねーだろ!」。そうだよね。分かるよ。ごめんね。そんなに攻めんなよ。もう帰ろう。もう限界だ。俺には我慢が出来そうにない。

at 11:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

November 04, 2006

生の感情恐れるべからず

ジョン・ファンテ「塵に訊け!」、そしてダン・ファンテ「天使はポケットに何も持っていない」、この二冊を至急読まなければいけない。それ等はもう俺の中で「読まんといけん」のだ。それは信頼すべき男、ブコウスキーのルーツだ。いつまでも「生の感情を恐れない男」であるべきだ。

at 21:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │読書 

「馬鹿はバカになれない」

「馬鹿はバカになれない」。そんな本が読みたい。まだ発売してないか知らんが、読みたいモンは読みたい。俺はどうしようもない馬鹿か知らんが、バカではないと信じる。そんな事を誰かと馬鹿みたいに、熱く口論などを繰り広げる気など馬鹿らしくてサラサラないが、バカを馬鹿にしたらいかんと思う。そして俺は明日もあの如何わしさ満点のオフィスで、馬鹿の振りをして電話をかけまくらなければならない。「いつも御愛顧ありがとうございます」と微塵も思ってない事を、お金の為だけに、媚びへつらって200~300回言わなければならない。どの口が?真実だけを吐き出す為に存在するべき筈の、バカの口が、である。

P.S 本物の「馬鹿」には理解出来ん話だと思われます。

at 19:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

必要のない付加サービスばかり

只今大手町。俺は今、4日振りに訪れたZEPP東京の如く広いオフィスに居る。この4日の内にまたも業務がパワーアップしていた。「綿毛布」から「シルク毛布」へ。お値段2万円。もはや、成す術はない。すなわち俺は、仕事があったらあったで、なかったらなかったで文句を言う男の様だ。それにしてもここの椅子は座り心地が悪過ぎる。これで上等のつもりか?いや、確かに上等なのだが、使い勝手が悪過ぎるのだ。電話だけでも充分苛つくこの仕事に、このボロ椅子のせいで腰痛までつきまとうのだ。そして俺には現在微熱もある様だ。オーマーシー。

at 14:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

November 03, 2006

愛すべきボロ電話かい

俺の電話は電波が悪い。それに加え俺の部屋はなにしろ電波が悪い。昔強く思った、「私の部屋電波が届かないんですよー」という輩に対して。「お前どんな所に住居しとんねん」。今、その気持ちが分かる、分かるぞ。たまにする電話でも、切れるのは一回、二回じゃ済まされん。見事、面白トークも全てぶち壊してくれる。その度に俺は布団に電話を投げつける事になる。デザイン?ノーノー、多種多様な機能?ノーノー、その前に電話として機能するモンを作れ、お前等が作っとるモンは何だ?「携帯電話」と名乗っとるじゃろうが、それならまず「電話」と呼べる機能に一番重きをおけ、タコ、の出来上がりである。

何だか頭が痛い。太宰治を読みふける。近い内、「拝啓太宰治殿」を書き上げたい。

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チャールズ・ブコウスキー「勝手に生きろ!」

「勝手に生きろ!」を読んだ。「ポスト・オフィス」以前の20代の頃の話。約300ページの中で数えるのも面倒臭くなる程、生活の為やりたくもない仕事、転職を繰り返す男。そうしながら短編を書き続ける男。「求人広告を読む気にもなれなかった。机の向こうの男に、仕事が欲しいんです、この仕事は僕が適任です、なんて言うところを考えただけでぞっとする、要するに俺は人生にうんざりしていた」などという文章が次々と出てくる。やっぱりこんな本がベストセラーになる筈はないのだろうか。最高だったが、訳は断然「ポスト・オフィス」の方が良かった。外国の本とか歌詞は訳によって全然印象が変わると思う。

P.S 先月一ヶ月だけで、この「日記」を読んだ人が過去最高の「376」を記録しました。もちろん、376人が読んだ訳ではなく、376回このページを開いた人がおるという意味だが、その中には俺の知らん人、知っとるけど連絡を取ってない奴、その他にも色んな人が含まれとる気がしてならん。そんな人達にお願いです、どうぞコメントを残していってくれ。懐かしい人達、俺の事を勝手に知ってくれとる人達、待ってます。

at 14:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │読書 

November 02, 2006

俺の借金全部でなんぼや

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ほとんど部屋から出てもないくせにお腹は空く。基本的にサッポロ一番味噌(塩)ラーメン、これに卵が加わればまず言う事はない。味噌と塩を巧みに交互させ、週3、4日ペースで頂く。そして部屋にずっと篭ればラークマイルドの本数も増える。灰皿はいつ見たって満タンだ。請求書が溜まっとる。どれが何でいつまでに払えばセーフなんかもよー分からん(もうアウトなんか?)。でも、俺はやる。さっさと片付ける。なんかあればすぐ親に頼る大馬鹿野郎共、お前等なんか目じゃないぜ。将来どっちが人間として立派になるか勝負しようぜ(地位ではなく)。お母さん、元気かい?

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大手町・アンコール

4日と5日、再び大手町にて、あの気が狂わんばかりの電話をかけまくる事になった。まぁ俺が、「もうちょっと何とかなりませんかねぇ?」と申し込んだのだが。そしたら「もうちょっと何とかなる事」になった。全く効率の悪い仕事ではあるがしょうがない、今度はガス代を払う為か溜まった水道代を払う為か知らんが、とにかく行こう。6日か7日には、渋谷にて時給1200円の面接がある。今度こそ波に乗れるか、どうなんだ?お父さん、見といて下さい。

BGMはローリング・ストーンズ「メインストリートのならず者」。カッコいい。ならず者と呼ばれる人達がならず者なんじゃなくて、ならず者と呼ばれてない奴等がならず者なんじゃろうが、タコ。かかって来い。

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そんな訳でレコード屋へ行きたい

大手町にて稼いだお金で今月分の部屋代を払い込んだ。これでとにかく11月もこの部屋は俺のモンだ。マンションの入り口で、「ディスクユニオン」のレシートが落ちとった。「何を買っとんねん」と拾い上げて見ると、「ハッピィエンド/カゼマチロマン/合計105円」と書いてある。こいつええ買い物しとるがな。どんだけジャケットがボロボロで、盤が傷だらけだとしても105円は安すぎるな。「これが105円なら1050円のレコードってどんなんや」っである。俺は「風街ろまん」のレコードもCDも持っているのだが、「105円ならもう一枚下さい」である。そんな訳でレコード屋へ行きたい。

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November 01, 2006

皆元気か?

何をやっても落ち着かん。早くライヴを決めたい。昔一緒にバンドをやっとった人達、昔仲の良かった人達、俺を馬鹿にした人達、よぉ、皆元気か?

P.S バイオグラフィとプロフィールを多少書き足しました。

at 22:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

こんなモンにタイトルなんか要らんよ

早くも結果が出た、当たり前の様な結果が。

「残念でした」。

俺はこの一ヶ月で何回面接に落ちた?何回勝手に盛り上がって、何回勝手に溜息をついた?くだらん、ほんまにくだらん。でもな、勉強はさせてもらった。世間一般的に見て「良い人」というのは、「自分を嘘で塗り固める事に対して何のためらいもない奴等」の事を指すんじゃないんか。俺はそんなんにはならんし、とてもなれません。誰か、ビール持って来てくれ。


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自分を嘘で固めて何が楽しい?

朝11時西新宿にて面接、派遣会社の人に連れられ俺には不釣り合い極まりない超豪華な高層ビルへと向かう。面接官女性三人、面接という名に相応しく重苦しい雰囲気。

「この仕事に応募しようと思った動機は?」
「電話の仕事を極めたいんです」。

何を思ったか、嘘にも程があるわ。企んどる事を実現させる為とはいえ、あんなの俺じゃないぜ。丁寧に丁寧に言葉を選び、寒気がする標準語を見つけ出し、すっかり雰囲気にのみ込まれた。ひどく自己嫌悪。結果は今日か明日出る。「営業」の面接の時はまだ手応えがあったが、今回は端から手応えさえない。あれで合格なら、益々世の中分からん様になる。

面接終わったら紀伊国屋に本でも見に行こうと思っとったけど、そんな気にもならず、ディスクユニオンに行ってもレコードを引っこ抜く気にもならず、ただただ真っ直ぐ帰って来た。

at 12:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 
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