August 2007

August 30, 2007

俺が俺であります様に

今日で仕事を辞めた。いや違う、以前働いた五階の職場に九月から舞い戻る事になった。六階から五階への部署異動。スカウトという名の部署異動。俺は五階にとって期待のニューホープか、はたまた六階にとって煙たがられた髭ちゃびんか。俺は玉の代わりに話に乗り、ついでに調子にも乗ったおどけたピエロか。上手い話は話半分、俺はやれる事をやりたいし、やりたくない事はやりたくない。これを我儘と呼ぶのなら俺は立派な我儘髭ちゃびんという事になる。今はどんな心持ちで俺を五階に戻す気になったか分かったモンじゃないが、何時か心底、俺を誘って良かったと思わしてやりたい。こういう状況、俺は決して嫌いではない。プレッシャー?ノー、武者震い?イエス(そんな大そうな話でもないかい)。まぁそんな話はどうでも良い、明日はライヴだ。これはきっと俺と、口の奥深くに潜在、だけども堂々と鎮座しとる口内炎との闘いになるのである。明日はいつもと趣向を変える。何をしても俺が俺であります様に。

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「シティ・オブ・ゴッド」

ブラジル映画「シティ・オブ・ゴッド」観賞。

この映画を俺は、とある一人の男に薦められた。俺は俺で何本かの映画を薦めた。人に薦められてから観たり聴いたりするのを嫌うこのワタシ、しかしこれは素直に観てみようと思った。内容は大して聞いてなかったが、観たいと思った。ほんまの意味で、人に薦められて観た映画はこれが初めてなんじゃないか。ワタシの頼りはジャケットか本、これに尽きる。もしあの時この映画を薦められてなかったら、俺は随分この映画に出会うのが遅れたかも知れんし、観る機会すらなかったも知れん。これは期待を裏切らず、「本物」の映画だった。「RESERVOIR DOGS」同様、撮り方と構成が凄い(とか何を偉そうに書いたりしてな)。近い内、男も見るだろう、「ブコウスキー・オールドパンク」を、「ゴーストドッグ」を。その感想が聞きたい(まぁ、俺が作った訳でも何でもないけど)。

P.S そろそろ言うたろかしら、趣味「芸術鑑賞」アーンド「映画観賞」。いや、まだまだ早い。

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August 29, 2007

「RESERVOIR DOGS」

「RESERVOIR DOGS」観賞後につき、

体の芯から興奮状態。


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August 28, 2007

雨が降ったって大丈夫

雨に打たれた。雷が鳴り響いた。傘を置いてきた俺の判断ミスだった。映画を三本程借りた帰り道、びしょ濡れで歩いた。あんなにも濡れたのは久し振りだったが、決して走る事はなかった。俺は濡れて歩きながら「ゴーストドッグ」の葉隠れの一節を思い出した。

「初めから濡れる意思あらばそれ苦にならず」

こういうのもたまには良いモンだと感じた。モノは考え様で、心配なのは雷が俺に落ちる可能性がゼロではない事だけだった。俺は云わば、死と隣り合わせで歩いたという事になる。今考えたらそれは怖い。でもそれは今日に限った事ではない。毎日、そして今この瞬間もそうであるという事実がある。

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August 27, 2007

坊主さも似たり

ヘアーカット オン マンデー、俺が髪の毛を切るのは決まって月曜日の気がする。予定通りバリカンで刈り込み坊主にさも似たり。これで良い。何でそんなに切ったのと人は問いかけるかも知らんがそんなモンに理由などない、これで色んな面が楽になるぞと期待するだけ。こだわりは誰にも負けんが、着飾るのはもう飽き飽き、つっかけ履きにも夢はある。単純明快。

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August 26, 2007

舌打ちと溜息とワタシ

ワタシは一日に何回舌打ちと溜息を吐き出すのか、数えてみたくなる時があります。そして何時も何時も吐き出した後に気付くのです。これはもう治りません。いや、治す気もありません。違う、治す気があるとかないとかそんな話ではなく、意識して出来るモノではありません。


浮浪者の言う事に ちょっと耳傾けてみるのも良いね
浮浪者の言う事には 真実が溢れてる様な気がするね

ふざけた事を口にしながら 煙草ふかして夜の闇に消えて行く
ふざけた事を吐き出しながら 疲れきってやっと終わったと床に就く

浮浪者になった嬉し哀しの夢を見る



明日は頭を丸める寸前までやる予定です。


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August 25, 2007

旧車に敬意を

俺は今、もはや何と闘ったらええかも分からん職場におる。俺の目に映るモノは全て、簡単な事をわざわざ丁寧にも難しくしとる行為に見える。俺はただ時間を売っとるだけの感が否めん。俺は難しい男なのか、はたまたややこしい男なのか。そうではないと信じる。その言葉をそのままこいつらに返してやりたい。何でもかんでも素直に涼しい顔して文句も言わず仕事をこなす輩は立派なのか。それが立派という事になるのなら俺はとても立派とは呼べそうにない。現在、俺の心を唯一穏やかにしてくれるのは動物でもぬいぐるみでもない、旧車写真満載の車屋さんのホームページ。ワーゲンバス、いつかは乗りたい。昭和のセドリック、ブルーバード、サニー、センチュリー、キャロル、グロリアバン、クラウンワゴン、ワーゲンバリアント、ほら楽しくなってきたぞ。


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勝手にしやがれ

先日真夜中、フジテレビにてCHAGE&ASKAのライヴ番組があり、そいつを録画して見た。そして俺の原点は確かにそこにある事を確認した。懐かしい曲は昔とは違う雰囲気を俺に与えた。とにかく俺が良いと感じるモンを人がケチをつける筋合いはない(別に誰にもつけられてないが)。良いモンは良い、旨いモンは旨い、これ揺らぐ事なし。

P.S 31日のライヴには新曲を2、3曲織り交ぜたい。そしてようやく2曲程形が見えてきた。完成を夢見るべく、今夜も一人、勝手に頭を捻る。

10月は名古屋へ飛ぶ。バイクの免許を取る。俺は今、何処にでも行ってやりたい心境。

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August 23, 2007

決勝戦の日の俺はといえば

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俺は休みを入れ換えて正解だった。ここまで見た甲子園の決勝戦を総集編だけで済ますのは勿体ないと思った。当然の如く一回表からかじりついた。俺はいつの間にか佐賀北を応援した。すなわち、俺は負けとる側を応援する。単純にドラマとロマンの目撃者になりたいだけだ。応援するという行動はあまり好みではないが(俺は常に応援される側におりたい)、その瞬間、確かに「応援」した。広島=広陵応援、こんな単細胞な思考回路は俺にはない(負けとる試合なら別だが)。どう考えても広陵有利と思われる展開、しかし八回裏、最高のドラマとロマンはやってきた。逆転満塁ホームラン。俺は実況アナウンサーの声の何倍も大きい声で叫ぶに到った。しびれた。元野球部でもなく、全くもって何の関係もないただの端くれこのワタシ、そんな俺が声を張り上げた。俺でこれなら、打った張本人はどんな感覚なんか、考えた。「最高です」と彼は言ったが、それ以外の表現方法はない様に思われる。なんせ、見とるこっちが「最高」なのだ。これ程のスポーツは他にない。オーマーシー、やはり決勝戦まで滞在するべきだったじゃないか。
            
P.S 写真はワタシが「砂」の代わりに持ち帰った唯一の甲子園土産「甲子園ボーイクッキー」、そして甲子園の味がする専用ライター150円。確かにワタシもあの場所に存在したのだ。

さぁ、何時までも人の応援なんかせずに自分の事やれよ。

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August 22, 2007

「酔いどれ詩人になるまえに」

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昨夜レイトショーにて「酔いどれ詩人になるまえに」観賞。あまりの客のスカスカ振りに、「これは大赤字だぞ、ブコウスキーらしいがな」と意気揚々。「ブコウスキー・オールドパンク」のポスターを手に入れ、ハイネケンを注文する。ブコウスキー=ハイネケン、この方程式は大いに成り立つ。嗚呼、ブコウスキーさんの分も注文すれば良かった、後で後悔。がしかしこの映画、ワタシの性には合わん気配。いや、性にはばっちり合うのだが原作本「勝手に生きろ」の方が千倍面白い。これを映画化するのは度台無理があったんじゃないか。ブコウスキーはブコウスキーにしか演じられんのだと偉そうにも感じてしまう始末。内容も薄すぎる。本の中の文章が何度も字幕で出てきて、それはもちろん最高なのだが、それなら本で充分な感もある。ワタシは期待し過ぎたのか、そう、きっと期待し過ぎたのだ。やはり「ブコウスキー・オールドパンク」、これだけが本来の姿を捉えとるという事になりそうです。

P.S さぁ、決勝戦見ようぜ。

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August 21, 2007

眠たい仕事の後に待つモノ

ワタシの中の予定通り、広陵と佐賀北が決勝戦に進んだ。ワタシは現在、とても眠たい仕事をせざるを得ん状況にはある。しかし、しかし明日は出勤と休みを急遽入れ換え、決勝戦にかじりつく事に決めた、きーめた。甲子園が終わると何だか淋しくなる。そして今夜は「酔いどれ詩人になるまえに」観賞。

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August 20, 2007

夢の世界からどうやら日常の世界へ

朝6時6分、俺は余裕の表情を浮かべ新宿へと辿り着いた。旅の終りを感じる。14時半まで眠りこけ、それから甲子園中継を見た。不思議な感覚、俺は確かについさっきまで、このテレビに映し出された球場内に居たのだ。広陵と佐賀北が決勝まで進む気がしてならん。

P.S ジャズドラマー・マックスローチが15日に亡くなった事を知った。ソニーロリンズ「サキソフォン・コロッサス」で俺にジャズドラムの素晴らしさを教えてくれた人物。83歳、俺は50年代のマックスローチを今一度耳で体感したい。

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運はある

運転手さんブレーキ外れた様に東に向かってひたすら走る。バスは現在滋賀パーキングエリアを出たところ。新大阪から出発した夜行バス、俺の隣に座る筈だった見ず知らずの男、不在。乗り遅れたか不乗者か。すなわちワタシ、席独り占め。ほら前を見てみろ、狭い座席に窮屈そうに。ほら後ろからワタシに向けられた冷たい、いや羨ましそうな視線があるぞ。これで同じ料金とはとんだラッキー小僧、ワタシにも確かに運は回ってくるのだ。もし逆の立場なら?あぁ、はらわた煮え繰り返るかも知らんわな(他人事)。ワタシは別に何も悪くない。これなら東京を通り越して仙台辺りまで軽く行けそうだ。今まで乗った中で一番の快適度かも知らん。

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August 19, 2007

ノーアルコール一人旅

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ここは前に来た道
川沿いの道
雲の切れ目から覗いた
見覚えのある町


新宿へと向かうバスの乗り場は、去年の夏、ライウ゛を演った「神戸BACKBEAT」のすぐ近くだった。地図を見た時からもしかしたらと思っとったが、俺の記憶は確かだった。口からこぼれてくる唄はもちろん「恋は桃色」。そして俺は今、取り敢えず新大阪へと向かうシャトルバスに最小限の荷物で乗り込んだところ。タンクトップとTシャツは初日と同じ。一日開けたのでいくら汗にまみれた代物だったとしても乾いていればOKとする。パンツは昨日から履き替えてない。旅の醍醐味と捉え、それがどうしたと片付ける。俺はまだまだ物足りん。もっと街を歩けば良かった。ジャズ喫茶を探せば良かった。汚ない屋台で一杯やれば良かった。結局三日間ノーアルコールで終わった。あんまり呑む気分ではなかった。しかしこんな後悔を差し置いても今回の一人旅は俺に何かを与えた。メインはあくまで甲子園だったのだ。その点は100点満点に近い程の満足感。そして俺はまた近い内旅に出るだろう、今回の経験をさらに活かして。

P.S 一人旅もイカしとるが、たまには気の合う連中と旅に出るのもまた良し。

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来年は決勝まで滞在しろ

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俺は準々決勝二試合を、とても見易い外野席にて観戦した後、三宮へと向かう急行に乗り込んだところ。本日の昼御飯、カレー、がしかし本日、コロッケカレー。ここまできたら決勝戦まで見たいと思うのは、カレーを食べ続けたいと願うのは、これはもうマナーの様なモンだが、どうもそういう訳にもいかん。20時40分には新宿へと向かうバスに乗り込む。体臭が漂っとる気がせんでもないが、それもまた良し。明日の朝には東京、テレビで準々決勝。この感覚、凄い。

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醍醐味

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昨日も汗にまみれた筈のこの俺は、シャワーも浴びず眠りについた。しかしそれもまた旅の醍醐味。そして俺は本日も懲りる事なく一人甲子園へとやってきた。朝御飯には駅前にて、「ねぎぶっかけ」たこ焼きを一気に食べ尽くした。美味過ぎて一人にやけた。そして現在、本日は外野席ポール付近。準々決勝第一試合、今まさにプレーボール。

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August 18, 2007

今宵の安宿モーテルより

甲子園から特急とばして15分。俺は梅田の街を歩いた。がしかし今の俺には食欲があまりなく(甲子園カツカレー効果か?)たこやきを食べる気分にもならず、アップルジュースを吸い込むだけにとどまった。そして現在俗に言うインターネットカフェ10時間パック。今宵は此処がおいらの安宿モーテル。タンクトップがない。パンツがない。しかしそれもまた良し。明日も早起き、朝御飯にはたこやきを頬張って、俺は三度甲子園へと出向く。

P.S 写真は、次回までお預けとなってしまった昨日の安宿モーテル併設ジャズバーのイカした看板。

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今宵梅田で

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ベスト8が出揃った。俺は今夜の宿を探すべく梅田行特急電車に乗り込んだところ。写真は甲子園名物カツカレー。すなわち二日連続。左耳が、煙草の火のついた部分をジュッと当てられとる様に痛い。 すなわち太陽の仕業。

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40.3℃

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帝京高校が快勝した。俺は今とても見易い位置に鎮座している。腕時計温度計は40.3℃。しかし昨日より涼しい感がある。俺は、慣れたのか。

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ホームランボールをくれ

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本日もバックネット裏は売り切れ。という訳でこちら甲子園三塁側アルプススタンド。どちらかの応援席におった方が気分も盛り上がるんじゃないかといった発想。おいら早くも汗まみれ。これからきっと一番の熱戦、帝京智弁学園。

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数々の思いを抱えて

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尼崎を歩いた。ダウンタウン誕生の地、尼崎を。駅前付近を軽く一周した位では何も分からんが、呑み屋とパチンコ屋がやたらと目についた。しかしワタシはあまり「呑む」気分ではなかった。びっくりラーメン180円の看板に食いついた。餃子セットで350円。いくら安くてもよっぽど美味しくないという事なのか、フライデーナイトに客二、三人。ラーメンがワタシの前に置かれた。これが500円と言われればまぁそんなモンかと思える案配だった。所謂余裕の合格。 スープももちろん飲み干す。人は大概の場合、高いと言われればそれ相応の考えを持ち、安いと言われればそれ相応の考えを持つ。所謂マインドコントロール。ワタシは無論、そんな考えに捕らわれる事はない。旨いモンは旨いしかっこいいモンはいい。しかし餃子に関しては、もう少し焼いてくれたまえ状態。所謂ふにゃ感があった。そして親切ポリスマンに道を尋ね、ようやく旅館へと辿り着いた。ジャズバーは入口にあった。しかしそこはカウンターだけのスペースで常連達がひしめき合い、話の骨を折りたくないこのワタシは入る事を断念した。代わりと言ってはなんだが、ワタシは今、ノーアルコールの可愛いヤツ「バナナ・ラテ」に吸い付いている。明日の朝も早い。9時チェックアウト。向かう先、甲子園、そして大阪は梅田。一日にして綺麗にタンクトップ型に肌を焼いたこのワタシ、明日は「甲子園ラーメン」を頂きたい。安宿モーテルにぴったりマッチするブコウスキー「酔いどれ紀行」をパラパラやりつつ、長かった今日の旅は締め括る。

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August 17, 2007

尼崎探検

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四試合全てを見終えたこの俺は、探検心を抱え遂に尼崎へと足を踏み込む。

P.S 写真は甲子園駅構内に貼られた「六甲ジャズフェスティバル」。どういった状況でもこういったモノには目がいくこのワタシ。

at 19:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

ヒーロー

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俺がもし仮に常葉菊川・伊藤選手の立場なら、俺は暫くの間調子に乗りまくるだろう、とことん大言壮語を吐くだろう、などと勝手な事ばかりで想像を膨らましながら、俺は真っ黒になったであろう顔をひけらかして今も甲子園の座り心地のあまり良くないベンチに腰をかけている。甲子園カツカレー、こいつはイカした味を出す。

at 17:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

かちわり氷をくれ

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こちら甲子園一塁側。まもなく第二試合。第一試合は早くも好ゲーム。丸三日間も此処に鎮座する予定のこの俺は、近い内干上がってしまうんじゃないかといった雰囲気。 腕時計温度計、現在37.5℃。

at 11:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

おやすみ名古屋近辺

BGMはトラベリング・ウィルベリーズ時々加川良ところによりシオン。此処は何処かのパーキング、隣には見知らぬ男。しかし後何時間もすればきっと俺は辿り着く。一から十まで全部焼き付けてやる。今年何度目かの新たな旅。

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August 16, 2007

明日の朝一番にはもう西宮に鎮座する球場内に俺自身も鎮座している

旅に出る

荷物はない

手ぶら感覚

目指すはただ一つ

堂々と鎮座する西宮甲子園球場

バックネット裏特別席

昼間から片手にビール

羨ましい輩

テレビに映し出されたその時

俺の顔でもちょっと思い出してくれ

夜は尼崎

ジャズ・バー設備のイカした安宿モーテル

一人街を彷徨う

日本は狭い

行く気があればどこでも行ける

明日の朝一番にはもう

西宮に鎮座する球場内に

俺自身も鎮座している

だから、日本は狭い

ヤツは言う

「気をつけて」

俺は言う

「そいつはバスの運転手に言ってやってくれ」


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August 14, 2007

熱い暑い厚い

おっと、久し振りに書く気がする。やりたい事が多過ぎるがとても追いついてない。毎日暑い。昼に暑いのは構わんが夜はちょっと困る。毎日布団を汗で濡らして目覚める。気付けば明後日甲子園行。毎日甲子園は見とるが、それを生で見れるとなると胸躍る。何度も足を踏み込もうとして何時も通り過ぎた街、尼崎に今度こそ立ち寄りたい。先日、ギター、バンジョー、ベースでセッション。噛み合わず悶々とした。本日、俺は久し振りにマンドリンの練習をした。噛み合わせたい。曲を作る必要がある。BGMは曽我部恵一。この人は決してぶれる事がない。

P.S ギア付バイクにまたがった。初めてといってもええ程慣れてない感覚だった。とても難しく、俺にはあんなモンに乗るセンスがあるのか、といった具合だった。俺はあんなモンを乗りこなせる自信があまりない(現時点)。

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August 11, 2007

レコード・レコードーエレクトロニカー

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ワタシはこれに強く惹かれた。矢野顕子とレイ・ハラカミ。唄うはエレクトロニカ細野晴臣ナンバー(それだけではないが)。神戸行夜行バスの中でじっくり味わいたい。

P.S 本日の甲子園は大いに盛り上がった。ワタシの痺れる数々のドラマが生まれた。現実は小説より奇なり、この意味の本質を知りたいのなら、夏の甲子園を見れば納得納得。ワタシは職場で一人、大いに痺れ、興奮を伝えた。しかし周りはどうでも良さそうだった、様にも思える。オーマーシー。

August 10, 2007

俺の義務

「ブロークン・フラワーズ」、深読み映画最高峰。そして今夜「プレミアム10 尾崎豊特集」、俺にはこれを見るという義務がある。これはもう、義務だ。

P.S 水面下で徐々に動き出した俺の、いや、皆の新バンド、高田渡&ヒルトップ・ストリングス・バンドを聴きながら俺の気分は否が応にも高鳴ってくる。イメージ=アコースティック、バンジョー、マンドリン、ウッドベース、ブラシスネア、粋な詩。

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August 09, 2007

まるで長いモノに巻かれた様に

8時43分起床。俺は時に意志が固い。朝から晩まで甲子園、時にエレキギター、時にSION、時に口に焼酎の残り香、時に家主との家賃交渉。それは何かと問われたならば、契約更新に際し家賃が何と二千円上がる。もう一度書こう、二千円も上がる。この二千円がいかに大きい事か俺には分かる。そこで管理会社を飛び越え直接交渉、しかし一歩も譲らん家主様。俺は何とか食い付く、

「それを納得出来んなら出て行けって事ですか?」

「これでも充分妥協してる方なんだから、これが無理ならそういう事になるよ。後の判断は任せるよ。この近辺でこの値段は探してもないよ」

「それは分かってますけどね、家賃が上がる可能性があるとかって契約書には書いてあったんですかね?」

「そんなの常識だよ」

強気の家主様、立場の弱いこのワタシ、まるで長いモノに巻かれた格好。そう、ワタシの一番嫌いな格好。しかしこのワタシ、苦笑いで条件を引き受けるに到る。福山ならきっと大邸宅に住めるぜ。しかしそんな事を考えてもラチは明かん。俺はこの街が好きで、この部屋が好きだった。どうやら家主様が一枚上手という事か。そうか、それならアンタをつまみに俺は今宵も一人呑む、呑むぞ。

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焼酎八杯

焼酎八杯。自分で自分を疑う。

明日は休日、バットしかし、8時30分起床。

why?答えは甲子園。あんた近頃そればっかりね?

イエス、俺はそればっかりの男。こだわる部分はこだわる男。


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August 08, 2007

レコード・レコードー機嫌を直せー

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SIONでタイトルが「20th milestone」。マイルストーン、

おっとマイルス・デイヴィス。おっと「熱闘甲子園」がもうすぐ始まる。


P.S 「そんな些細な事で」と人は笑うかも知らんが、頭の堅い連中、ホンモノの馬鹿に俺は気を許しません。「モラルがない、モラルがない」とぬかす輩に限ってモラルがない。本日はなかなかに機嫌が悪い。おっと「熱闘甲子園」がもうすぐ始まる。これで機嫌も直る。「ブロークン・フラワーズ」、本日見る。これできっと上機嫌。


普通な事が普通じゃなくなって 普通じゃない事が普通になりつつある
普通の定義がなんか知らんけど おいらはおいらのままでいれば良い

単純明快な男でごめんね ごめんね


August 07, 2007

サマー・ダイアリーズ

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映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」観賞。映画の主旨とはそんなに関係ないが、バイクに乗り旅に出たい衝動。免許、免許を取る。何回書いたか知らんが、取る。もう決めた、ワタシは決めたのだ。免許を取って誕生日にバイクを手に入れるのだ(去年の今頃も全く同じ事を書いた気がしてならんが)。


’07.9.2(日) 加川良 with すぎの暢 ライヴ アット 下北沢ラ・カーニャ

のチケットを手に入れた。岡林信康同様、一度は見ておく価値がある。そう思うなら、見る。見たい。馬鹿でも分かるシンプルな発想。

去年の京都・神戸ライヴから丸一年。早いというか遅いというか、早い。イノダ・コーヒーに朝から居座りたい。

P.S 写真は遂に窓際に貼り出された、「第89回・夏の甲子園」トーナメント表。これにどんどん赤線が引かれていく仕組み。ほんまは明日から二週間、仕事を休んでじっくりと一試合一試合観戦したいところだが、そうもいかんという事で、TV朝日「熱闘甲子園」を心底楽しみにする男、このワタシ。ロマンの意味をもし知らんのなら、これを見れば一目瞭然。

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August 06, 2007

第一回・扇風機は要らない会

「第一回・扇風機は要らない会」開催。俺は時に暑さを好む。汗が体中からポタポタ落ちてくる瞬間を好む。俺は時に扇風機を使う事も後ろめたい気分になる事がある。頭が痛くなる様な暑さの中で、ジャズを聴き、フォークを聴き、ギターを抱えて曲を作る。そうする事により、シャワーを浴びれるありがたみを痛い程噛み締める権利が得られる。「第一回」とあるが、これはもはや毎年恒例行事である。俺のポリシーの一つに「暑いが、それがどうした」がある。困ったら直ぐ文明の利器に頼る、この流れはあまり好みではない。バットしかし、しかしである。シャワーを浴びたその後、俺は今度は快適気分を味わう為に、文明の利器・クーラーのスイッチをちょいと押す。快適気分で、チェ・ゲバラの映画を観賞する。「バランス」とはこういった場面にも存在するのだ。

P.S クーラーをつけたまま眠る程、俺はトンマではない。

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焼鳥、焼酎、そしてジャズ

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半額の焼鳥、焼酎、ジャズ。これ以上の組み合わせがあるのかといった心意気。組み合わせといえば甲子園。トーナメント表をコピーして部屋に張り出そう、そうしよう。早2年前、この部屋に引っ越して来るレンタカー車内でも実況中継に胸躍らせたモノだった。多分この部屋で最初に見たテレビも甲子園中継だったんじゃないか。「下町のナポレオン」は4杯目、BGMはビル・エヴァンス、今ある風景は直ぐに書き留めたい。

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August 05, 2007

「デッドマン」

ジム・ジャームッシュ「デッドマン」観賞。ラストの船から見た撃ち合いシーン、敢えて遠くから撮る場面、憎い男です。こんなに色んな作品を見たいと感じる監督を、ワタシは他に知りません。おっと「ブロークン・フラワーズ」、まだ見てなかったですね。「フィッシング・ウィズ・ジョン」のサメを釣り上げるジム・ジャームッシュのへっぴり腰、あれも御愛嬌ですね。本物とは画面を通してでも伝わるモノだと思います。

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August 04, 2007

下北沢・DUB

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偶然通りかかった下北沢南口で発電機やらミキサーやらを設置し、CDJからスピーカーを通し土曜の夜空に解き放たれるレベル・ミュージック、抵抗の低音・ジャマイカン・ダブ。一言で言うと「下北沢に大きい道路など要らんぞ」集会。トーク、工事現場の壁に映し出される映像、音楽。真夏の夜のダンス・パーティ。俺はこんな事が行われる街が好きだ。途中からだったが終わるまで50分近くその場に立ち尽くした。この街を守る為に俺に出来る事はあるのか。

P.S 「酔いどれ詩人になるまえに」チケットを手に入れた。ブコウスキー関連で「酔いどれ紀行」も。旅の本はこれで決まり。

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何が何でもまず甲子園

今月17~19日にかけ、甲子園に足を向ける。俺としては準々決勝、準決勝、そして最高潮の決勝を見る予定でいたのだが、「甲子園日程」を見て驚愕、決勝戦は22日と書いてある(なんで平日なんや?)。俺は勝手に計算をして、勝手にミスを犯してしまった様である。それならば19日のSION WITH THE MOGAMI・日比谷野外音楽堂をじっくりと観賞した後に気分良くバスに乗り込めば良かった。そう、俺はSION in 日比谷を外してまで決勝戦を見に行く予定でいたのだ。しかし今となっては遅い、深夜高速バスの日程を変更するには30%の手数料がかかる。それはそれで嫌なので、当初の日程通りSIONは諦めて甲子園へと出向く(決勝戦だけがロマンではないのでそれはそれで構わんが)。そして10月20日、岡林信康 in 日比谷のチケットを確保した。6300円、大枚を叩いた訳である。さぁ、やる事見る事が山程ある。まずはジム・ジャームッシュ「デッドマン」、今から見る。

P.S BGMはチェット・ベイカー。3回目のリピート。

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August 03, 2007

レコード・レコードー何から聴くか論ー

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東京に戻って来たその日、七月ラストの二枚。南正人、ずっと聴きたかった。そして、


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八月初めの一枚。加川良 ウィズ 村上律。はい、名盤仲間入り。スチール・ギター、情景溢れんばかり。東京に戻って来たその日から、水を得た魚の如き勢いでレコード屋を漁る、通称「掘る男」このワタシ。今日は今日とて目指すは吉祥寺、ディスクユニオン・ジャズ館、すなわちジャズの館。最近あまりジャズの気分ではなかったこのワタシ、入った途端、ザッツ ジャズ気分。一万円以上お買い上げでマイルス・デイヴィス「cookin’」ジャケットTシャツプレゼント、狙いはこれであるにも関わらず、「誰がその手に乗るか、この商売上手野郎」気分。しかしそれは束の間、あっという間の一万超え。イエス 思う壺、ジス イズ 商売上手様。詳細はまた後で。

P.S BGMはチェット・ベイカー。それによりワタシは今、上機嫌。

’07.7.30(月)の尾道クレイジータウン

’07.7.30(月)


車を走らせ尾道クレイジータウン。車中は軽快な童謡ソング(子どもも乗車中の為)。アレンジなどに感心しながらも、俺なら、俺ならば、と思う。是非、ロックンロールを。是非、カントリーソングを。もし将来、俺みたいなモンにも子どもが出来たとする。俺は構わず、自らも歌っとる様に、「車中はドライヴに最適ナンバー」で溢れさせたい。そして子どもがいつの日か口にする、

「パパ!今はディランじゃないよ。僕はCCRの気分なんだよー!ウェーン、せめて日が暮れてきたらオーセンティック・スカ聴かせてよー!」

これ理想、これ本物(俺は、求めすぎなのか?)。しかし俺はこれを望む。もしこんな事を、父親になった男(古くからの友人)に口出ししたならば彼はきっと鬼気迫る勢いでこう言うだろう、「やかましい、ほっとけ」。これで勿論、良い。子どももおらんこの俺に口出しされる筋合いは一切ない。

車は尾道に辿り着く。ガラでもなく「バナナスペシャルクレープ」に頬張りつく。海の匂いがする。尾道クレイジー商店街抜けたその時、目にした二つの光景、

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驚愕の林芙美子銅像(上)。日本界のビート・ジェネレーション第一人者、林芙美子様(詳細は、知らん)。以前図書館で「放浪記」を借りたが時間がなく読破出来んかった林芙美子様。とにかく胸高ぶるのは自然の流れで、東京の部屋に戻ってきて林芙美子の事が書いてあった本を探したが、どの本だったか見当がつかん。これをきっかけにもう一度「放浪記」を読みたい衝動。そして住宅の頂点にそびえ立つ城(下)。嗚呼、尾道クレイジータウン。多分何回か見た事ある光景だと思うが、今見るとまるで印象が違う。港町尾道を真横に感じながら歩き、ベタに尾道ラーメンをきれいに平らげ、軽快な童謡ソングを聴きながら福山に帰る。そして立派な父親(元ドラマー)は夜勤へと稼ぎに出掛け(忙しい中申し訳ない)、俺はその夜、東京行きのバスに乗り込んだ。寂しいが涙はない。またいつでも帰ってこれるという嬉しい事実があるからだ。短い旅だったが、バスの中で色んな事を思った。リトル・フィートの「truck stop girl」と「willin’」が沁みた。子どもにも是非聴かせてやりたい(要らんのか?)。

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August 01, 2007

’07.7.29(日)のアウトドアな旅

’07.7.29(日)


朝7時15分起床。男達の朝は早い。俺には高校時代一緒にバンドもやった、子ども二人の父親になった昔からの友達がおる。船舶免許を持った友達がおる。彼等は俺みたいなモンの事を、「いまだ音楽をやっとる友達」とでも思ってくれるだろうか。奴等は昔ながらのアウトドア派。おいら構わずインドア派。アウトドアの事はお前等に任せたってなモンで、船に乗り込みアウトドアな旅に出た。

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船が走り出したその時、船酔いを心配しとったのは何処吹く風、吹くのは俺の顔に吹き込む海風のみ。30分、もしくは40分程本格的に船は走る、走るというより滑る、滑るというより飛ぶ。これだけで充分、俺の心は洗われた印象。海に着く、テントを張る、バーベキューの準備をする。しかしおいら生粋のインドア派、アウトドア派の見様見真似。ポータブル・レコードプレーヤーが欲しい気分、もし来年、君等アウトドア派もそう思うならそこだけは俺に任せてくれ的役割。釣り、面白い様に釣れる。趣味=釣り、言うてみたい。背泳ぎ、面白い程泳げる。男が言う、

「音楽家やめて水泳選手になりゃええがな」

そう、ウィットに富んだ一言。男のキャッチボール。俺=アウトドア派も中々イケる。バーベキュー、ビール、スペシャルテイスト・スペアリブ、こんなモン俺なら手が出ん。これ、アウトドア派に任せて正解。釣りたてのキスの刺身、これを新鮮と言わず何と言いますかと問われたならば俺は困る。船の後ろに紐をくくりつけた浮き輪であぐらをかき、浮き輪と俺ごと船に引き吊り回される。あれ、手軽な現実逃避。あっという間の夕方、男の船釣り、また面白い様に釣る。海を眺めながら思う、俺、渋谷なんか知らん。帰り道、いや、帰り海、来た時の倍程のスピードを出す船舶免許所持者。船に飲酒運転はないのか否か。家に無事辿り着き一服したその時、今更ながらの軽い船酔い。家が丸ごと海に浮かべられた様な感覚。あれ、凄い。

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P.S 釣った魚は料理してもらってきれいに食した。自給自足の生活、一度はしてみたい。



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