December 2008

December 31, 2008

哲学の哲に辞典の典と書いて俺の名前は出来ている

皆が皆、2008年を振り返るのなら、俺は今、振り返るのはやめとこう。

来年は何年?丑年だと?


ノー!断固ノー!プリーズウエイト「NO!!!」。

「ちょっと待ったらんかい、来年は俺の年やで君!」ってな具合に、性懲りもなく言い続けてやろう。

それは本物の自由だ。誰にも文句を言わす事の出来ん言動の自由だ。

言動の自由をはき違えてない、本物の自由だ。

ギターを磨いて池袋を目指せ。俺の年を毎年目指せ。

額に入れたターゲットマークの中心部を睨みながら
ひたすら狙うのはそこだけだバカヤロー


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ええのだよ

オーケー、オールオーケー。ようやく、ヒップを極める旅に出る2009年が至近距離に急接近。おっと既に31日、すなわち世に言う大晦日、胸躍る一日。

’08.12.31(水)
「COUNT DOWN TRI~’08⇒’09」
ライヴ アット 池袋トライ
OPEN/START/18:30/door\290+1drink


▲川崎雄斗+横木怜
▲小柴
▲十条フォークジャンボリー
▲中島ハルミ
▲竹内英輔
▲小雨
▲高哲典
▲松本早苗
▲松島英生
▲柴田シュンスケ
▲HARU
▲SWIVEN.FEAT.EISEI
▲KAZuyA
▲TOKIYO
▲193
▲narumi(violet-sauce)
▲天和

▲DJ TK



おー、これこそ「ほんまの仕事」だと捉える。

明け方まで唄ってええのか、ええのだ。

溜まりに溜まったモノを大放出してええのか、ええのだ。

俺でええのか、ええに決まっとるやろこのナスビ野郎。


P.S 話の分かる女の子二人組からウィット富み過ぎコメントが立て続けに入り、単純明快にグッとくる男このワタシ、勘違いでも俺は俺を決して辞めたくない。





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December 30, 2008

俺は俺の立ち位置を知っとる

’08.12.28(日)

夜、スナック感覚引っ提げ竜也兄貴が部屋を訪れしっぽりと呑む、つまむ、つまむ、呑む。そう、シオンを聴きながらささやかで自由な忘年会を繰り広げる。

’08.12.29(月)

デイジーバーに何年か振りに足を踏み込む。兄貴率いる「PLEASANT TAP」観賞。おー、イカす。兄貴の人柄を以前より知ったからか、それを踏まえると唄が前にも増してグングンと響く。すなわち「俺等何も間違っちゃおらんがな」気分に包まれる。昨夜、デイジーバーはロックな雰囲気に溢れ、何故かとても落ち着いた心持ちになる。懐かしい顔を沢山発見し、「俺は以前、お金に捉われずここで働いた事も確かに間違ってなかったがな」感慨に浸る。出演もしてないライヴの打ち上げに参加してあんなに楽しかったのは初めてだといえる。気付けば朝4時半頃まで「PLEASANT TAP」メンバー、デイジーバーの酔いどれオーナーと散々呑み明かす。

そして本日、まさかの早起きに成功し、14時からは仕事納めのバー早出出勤。

二日酔い?その意味を俺にまず教えてほしい。近頃は師走の季節、おい、もう30日か。


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December 29, 2008

されど三日間で感じる事柄

’08.12.25(木)~27(土)

25日から28日明け方までの丸三日間、俺には自分を捨てる必要があった。ヒートウェイヴのワンマンもグルーヴァーズのワンマンも竹原ピストル氏のワンマンも観逃し、ギターを弾く事も本を開くこともなかった。そしてその三日間の渦中はそんな事すら忘れてしまった。自分の今後について考え続けた。無論、今となっては良い経験をしたぞと捉える事も出来る。

18歳から19歳の時、新聞配達ーレンタル屋ーパチンコ屋、このローテーションを日々繰り返した。東京に出て来る為に120万円貯めようと意気込んだ。音楽を演る為に東京に行くのに、お金に困って関係ない仕事に追われとる様じゃ、本末転倒も甚だしいぞと意気込んだ。20歳の誕生日を記念すべき上京日と定めた。様々な障害を乗り越えお金は貯まった。「コイツは缶ジュースも買わんケチな奴だ」と言われ続けた。冷蔵庫のジュースが減っとると決まって「アイツ飲みやがったな」と俺のせいにされた。知ったこっちゃあるか阿呆、俺はそんな風に言われる事を誇りに思い続けた。面白過ぎると思った。俺は俺の確固たるポジションを築いたぞと笑った。

その時、時給1000円のパチンコ屋一本で長い時間働いとけば、お金も体も多少は楽だったかも知らん。なんせ新聞配達は週5日で2万円弱、レンタル屋は時給700円程度だった。

「なんでパチンコ屋だけにしないの?」と問われ続けた。俺は好きな事もやりながらお金を稼いでやるぜと息巻いた。新聞配達はただの意地だけだったが、レンタル屋ではお金に捉われんプラスになる事を求め続けた。一つに縛られず、好きな事もキープしながら、それでいてお金を貯めようとして朝から晩まで働いとる自分を「間違ってないぞ」と思わせ続けた。

新聞配達所のおっさんに言われた、「お前、高校卒業したらどうするんや?」。

「アルバイトをしてお金を貯めて東京に行きます」と答えるとハナで笑われて散々馬鹿にされた。俺は新聞を配りながら泣いた。理解されん悔しさを嘆いて泣いた。俺は精神が今よりもきっと格段に弱かったのだ。

バットしかし、お前に俺の人生を決められて堪るかと強く思った。俺はそんな事を言う大人にはならんぞと誓った。

この三日間、その時の状況を何度か思い出した。結局、東京でもお金に追われて、それでいてお金に捉われず好きな事もやってやるぜのこの状況。何年後かに今の状況を思い返せば、18歳か19歳の頃の事を思う様に「やっぱり間違ってなかったがな」と必ず思える気がしてならん。

昨晩、大忘年会。怒号、労いの言葉の中でお金に捉われず働いた。気が狂う忙しさを面白く感じた。「おいおい、俺もまずまず頑張っとるんちゃうんけ」と思った。夜中を過ぎた辺りからバーはダンスパーティと化した。店中、皆でツイスト踊るダンスパーティ。ビートルズを回し続け、俺は喜んでDJを買って出た。「こういうの得意分野なんで任してくれんですかい」と買って出た。イントロが流れる度に客は沸いた。それはビートルズの手柄であり、俺の手柄では微塵もないが、それでも嬉しく感じた。「おっと、俺は今まさにお金に捉われず良い経験しとるんちゃうんけ」とワクワクした。そうとなればまさかのハイテンション、ヘロヘロの足を引っ提げて俺も適当なダンスを踊った。

ビートルズの素晴らしさを改めて思い知る。人を自然と踊り狂わす音楽。今後、ビートルズを聴く度、俺はこのクレイジーな夜を毎回思い出す事になる。

明け方6時以降はジェイムス・ブラウンに変更。踊る酔いどれ天使達。

閉店後、BGMはトム・ウェイツ「クロージング・タイム」。これ以外に一体何が考えられるのか。働いた三人の男は健闘を称え合い、労った。たかが三日間、されど三日間をどうにかこうにかやり切ってやったぞと俺は清々しさすら覚えた。

今後どうなるかなど知ったこっちゃない。全く違う道に行ったとしても俺は俺にとってプラスになる事だけをやり続けよう。そう、死ぬ時に笑える為にな。

誰かの意見などまるで重要じゃない。誰かの為じゃなく、俺は俺の為に生きとる。


at 06:29|PermalinkComments(5)TrackBack(0)│ │短編 

December 28, 2008

まるで冗談みたいな一日

まさかのAM7時半クローズ。朝の6時にジェイムス・ブラウンで踊りまくる酔いどれ天使達。そう16時間半、訳も分からずじゃじゃ馬の如く働く。俺にはきっと良い事が起こる気がしてならん、ならんぞコノヤロー。バットしかし今日の疲れは良い疲れだといえる。何しろランナーズハイ、これから眠るのは何とも勿体無い。                    

ところで今日は休みなのかいと優しく問いかけてみる、返ってくる返事は狂喜の、        

イエス!断固イエス!

あれしてこれしてああしてこうしてやろうぜ。俺は12月27日という日を断じて忘れん。

詳細は後日。


at 09:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

December 27, 2008

うんざりするぜ ’08

部屋に舞い戻り、髪の毛ベトベト服も着替えずパイプベッドうつ伏せて倒れ込み、嘆き哀れに眠った、ドロの様に眠ってやったぞコノヤロー。

おっと、そうこうしとる内にもう「大仕事」に行かなくちゃ行かなくちゃ。

「今日という日を捨てる」という名の大仕事に行かなくちゃ行かなくちゃ。

この貸しは全て大晦日のライヴに返してもらう。

そうでもせんとバランスがなくなってしまう。

12時間後には全てが終わります様に。


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December 26, 2008

「よいお年を」目指せ

「俺は飯を食う暇もなく 立ったまま残飯をつついた」

口ずさむのは追われっぱなしの生活を唄うあのやさぐれ男の唄。俺よりも色んな意味で「やりまくっとる」男女がおる事は百も承知、バットしかし俺は俺の事だけでもはや精一杯。さて、俺は小さい男なのか?きっと、きっとそうなのかも知らん。

AM9時半、PCデスク前に堂々とお澄まし顔で鎮座出来ればスタイリッシュも板につくが、如何せんボンクラ、そんなに格好良くキマル訳はなく13時45分出勤の大遅刻。言い訳などは断じて御法度、平謝りと苦笑いを繰り返す。神様、俺には欠点が山程あるな。              

11時半に電話で起こされ、「すぐに行きます」などと勢い良く伝えたのも束の間、それでも俺は二度寝三度寝を繰り返してしまう。               

「二度寝したでしょー」と笑いながら問われる、

「さっ、埼玉から来とるんですよばってん」、ええ加減な発言を繰り返す、俺は確かに28歳。                 

何はともあれ今年最後のコールセンター、「よいお年を」の挨拶を粋な仲間達と交わす。最後まで迷惑をかけ続けてしまった人達とも交わす。この言葉を愛しとる。ありきたりでも愛しとる。 未来の明るさを望むという意図がこの言葉の中にはある。この言葉を交わすだけで元気がみなぎってくる。

タイムリミット18時まで(遅刻した俺が悪いだけやね)、年の瀬にも関わらず相も変わらず素っ頓狂な発言をさせたら右に出る者おらずな電話口の老若男女を相手にした後、バーへと駆け込む。トイレ掃除をしとるその時、感覚として自分が全く別の顔になっとる事に気付く。慌ただしく看板を出したらジャスト19時、すなわち滑り込みセーフ。今度は「いらっしゃいませー」の俺の出番がやってくる。

ところで君、明日はゆっくりレコード回したりギター弾いたり出来るのかいと優しく問いかけてみる。そこで返ってくる返事、まさかの

ノー!断固ノー!

明日こそ大仕事、年はそう簡単に跨がしてはもらえんこの仕組み。俺は休みの日こそ「ようやくほんまの仕事が出来るぞ」と捉える。では今のこの状況は一体何なのかまるでちんぷんかんぷんぷんぷんぷんぷん、そしてあるべき筈のお金はない。

もう辞めにしよう、人生など自分次第で景色をガラッと変える事が出来る。今の状況は何かが違う、そう感じたらそこから抜け出す方法だけを考える様になる。俺はまた、全く違う景色が見てみたくなった。こんなんじゃいつまで経っても「ほんまの仕事」にありつける訳がない。

「何しろ唄どころじゃない 生きる事からやり直しさ」

口ずさむのは追われっぱなしの生活を唄うあのやさぐれ男の唄。

自分とはまるで違う考えを押し付けられてもヘラヘラする俺、こんなのは何よりも俺が許し難い。だからもうおしまい、俺には俺の世代がある事を俺は知っとる。行く。

バーカウンターで一人、様々な選択について思いを馳せる、俺は確かに28歳。


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16時間半

じゃじゃ馬の如く働く。そして約5時間後には再度PCデスク前へまさか、お澄まし顔にて鎮座。それ切り抜ければバーカウンターで再び笑顔を振りまくであろう男このワタシ、おーこの気持ちを忘れるな、必ずいつか報われてやるぞと意気込む。近頃は師走の季節、いよいよ面白くなってきたぞ。

風が強い、干してあった去年の誕生日に手に入れた俺の大事な大事なハンカチーフが飛ばされて消えた。あのバカ、一体何処まで飛んだ?探したがこの強風、まるで見当もつかん。ついてない、眠ろう

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December 25, 2008

ジス・イズ・トーキングヘッズ

ジャズ喫茶マサコでは、「クリスマスなど知ったこっちゃないぜ」という考えさえもはや頭にはないイカした男とか女達がビールをあおり、小豆トーストに噛り付きコーヒーを飲んでジャズのリズムに足を動かす。俺は友人と二時間、未来の明るさについて語り合い、その足でレコード屋へと出向き、三枚のレコードを手に入れる。

ところで22日はジョー・ストラマーの命日だった。江崎掌氏の文章を読んでその事を思い出した。俺はその日、「ロンドン・コーリング」を無意識の内に観返そうと考えとった。結局「気狂いピエロ」を観たが、あれもきっと何かの知らせだったんかも知れん。

さて時期は来た、発表しよう、


’09.1.7(水)
ライヴ アット 高円寺楽や


俺の2009年一発目、楽やの2009年幕開けライヴ、こちらへの出演が先日真夜中の真夜中に確定。ワンマンライヴの丁度一週間前、これは時期的にも抜群であるといえる。

そして、


’09.2.28(土)
ライヴ アット 名古屋GURUGURU
w/十条フォークジャンボリー


こちらも先日真夜中に確定。「雄介君ありがとう!」と声を大にして叫ばずにはおれんこのハイカラトリップ状態。そう、「十条フォークジャンボリー」の粋な働きかけにより、こちらでのライヴが確定した。男二人旅、確実にモノにしてやる。

去年10月、旅に出るという名の下、俺は名古屋行き高速バスにスナック感覚で乗り込み、名古屋クアトロへも足を運んだ。そこではRADIO CAROLINE+野狐禅+50回転ズからなる、「企画やるならこうあるべき」といわんばかりの、ジャンルを堂々と取っ払った企画が行われとった。この企画者は一体誰や?と考えた。こういうモノこそ素晴らしいぞと俺は周囲に力説した。

そして巡り巡って時期は来た。この企画者こそ、「名古屋GURUGURU」を立ち上げたマスター張本人である。

そう、素晴らしい旅にしよう。

さて、本日の一枚、

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すなわちトーキングヘッズ。

ジャンルって言葉考えたのどこのどいつや、ほれ、かかって来いよといった塩梅。

背負い投げしてあげるよ。

良いものは良い、素晴らしいものは素晴らしい、ただそれだけ。


明日からはまるで罰ゲームの様な3デイズが始まる。

ツケが回ってきたといったところか。


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December 24, 2008

「心の友達」 vol.1

夜はすっかり明けて、いつの間にか日は昇りきった。先程起床の、毎日「やっちまった」をぼやく戯けた男このワタシ、パサパサの喉を潤す為に一気に飲み干す。

何を?などと野暮な事を聞くのは止めろよ、「マミー」だよ、マミー。そう、赤ちゃんから大人までの喉を潤すヒップ極めた飲料。

二十一歳位の時、誰かに言われたな、


「なっ?何食べてんすか?アッ?アイスクリーム?似合わないですよ!」。

おい、食べ物に似合うも似合わんもあるのか。俺は聞いた、

「ほな俺、何食べたらええねん?」。

一歳下の男は即座に答えた、

「味噌汁ですよ、ミソシル!!」。

あの時、確かに笑い転げた。SKAのDJだったアイツ、元気かな。SKAとNIRVANAを組み合わせた様な曲を作ってくれと言われて、若林の四畳半の部屋でそいつの前で作った「CRAZY DYNAMITE 5」。ベース弾いて、ギター何本も被せて、ドラム打ち込んでって光景、何時間もアイツ見とったな。

このインストゥルメンタルはSEで何度か使ったし、今後も使いたいと思っとる。

部屋が目と鼻の先だった。俺はコイツの部屋で「bowling-strikers」ステッカーを作ってもらった。そのステッカーは何枚もレコードプレーヤーに貼り付けてある。

急に仕事(ジーンズメイト)来ん様になって部屋まで迎えに行った。鍵閉まっとって、裏から配水管か何かにしがみついて2階の部屋までよじ登った。窓の鍵は開いたままで、俺は真剣に死んどるんじゃないかと思って心臓バクバクさせながら風呂場まで覘いた。

そいつ結局何かやらかして警察に捕まっとって、それが理由で実家に帰った。

ウィットに富んどる人生。暫らくして手紙とTシャツが送られてきた。

「今は古着屋で働いてます。その店であんたから貰ったCDたまに流してます。BEGIN最高ですね。好きそうなTシャツ見つけたので送ります」。

当時、「俺にもDJやらせてくれや」と選曲したCDを作って渡した。SKAだけじゃなくてこういうのもアリなんちゃうんけと邦楽を中心に選曲した。無論、「CRAZY DYNAMITE 5」も入れた。織田裕二にもSKAの曲あるぞと笑った。それは入れんかった。そしてTシャツはイカした50年代のアメ車がデカデカとプリントされた一品だった。俺はあまりに嬉しくて部屋の壁にTシャツを貼り付けた。こんな友達がおる事が誇らしかった。

ウィットに富んどる人生。アイツ元気かな。どうせ今日も目の色変えてレコードでも漁っとるんやろ。

今、連絡はまるで取れん。でもきっとまたいつか会えるな。

その時はリトルリチャードのCD、ええ加減返せよ。


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宙ぶらりん生活者の戯言

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バーカウンター内で「路上」を読み耽りながら、立て続けにコーヒーを飲みまくる。先日、ブルースドッグス・ゴローがプレゼントしてくれたインスタントコーヒー+ココア+マグカップセット。

「こいつはこれさえあれば文句は言わんやろ」発想のわきまえ過ぎチョイスにより胸がいっぱいになる。俺の事を考えてレジカウンターに並んでくれたのか、きっと並んでくれたのだ。心の底からありがとうと叫びたい。

誕生日から早10日も経とうというのに、本日も「誕生日おめでとう」の言葉をいただいた。そう、俺は28歳、相も変わらず宙ぶらりん生活者。

様々な足枷を取っ払って旅に出たい、ヒップな冒険がしたい。「路上」を読み返しながらいとも簡単にそんな思いが沸々と渦を巻いて沸き上がる。そうと決まれば実行あるのみ、その先に何があるかなど一体誰に分かるというのか。地球に唾でも吐きつけてやろうか。「まだ見た事のない風景を全部焼きつけて俺は死ぬ」のだ。

ところでおいら、明日の休みを逃すともはや年内、休みらしい休みがない。

「貴様!いつも無断欠勤だとか遅刻だとか繰り返しとるやないけ、貴様こそ輩代表やないか!」だと?その言葉、100%あんたが正しいかも知らん。それでもたたみかける様な、うんざりしてしまいそうなラストスパートが待っとる。

「年内中に福生散策へゴー」、粋なボヘミアンとクールな約束を交わしたのは確か8月頃じゃなかったか。正月はサイコロでも振って、出た目の場所へ出向くという最新の遊びでもしよう、そうしよう。


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December 23, 2008

師走模様

ゴミ収集所のおっさんが喋っとる、

「おー、今日も溜まっとるなー!」などと喋っとる。

日なたでは気が狂ったおっさんがしゃがみ込んどる。

「あうーあうー」としゃがみ込んどる。

そして俺は今日も遅刻だ。

嫌気がさしてへたり込んどる。

俺は俺にへたり込んどる。

近頃は師走の季節、この季節が俺は好きだ。





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ノー・ダンディズム

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ライターのつきがどれもこれも悪い。パイプベッドを右往左往しながら考える。様々な手に入れたいモノについて思いを馳せる。俺はきっと、どうしようもない我儘野郎かも知らん。周りから見ればスポンジの如く軽い人間に映るかも知らん。

「気狂いピエロ」を観返しながら気付けば早い時間に眠った。バットしかし2時間弱眠ってパッチリと目が覚めこの有り様、俺の生活リズムは「夜」だ。とても逃れられん。こんな時、キツいアルコールでもクイっと一気に呑み干して眠れればダンディズムも板につくが、如何せんまるで気分じゃない。俺が飲み干すのはそう「マミー」、赤ちゃんから大人まで楽しめるヒップな飲み物。

明日は天下点火のダブルワーカー、世の中そんなに甘くない。一年の締めが確実に近付いとる。

「TOKYO JOE」観に行きたい。


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December 21, 2008

情報過多をドツキマワシタイ

今月、まさか四度目の無断欠勤。もはや言い訳も合わせる顔もない。

お前の会社はそんなに戯けた会社なのかだと?

NO!断固NO!!

戯けとるのは会社ではなく、情けないのも俺だ。

そう、今日は代官山でシオンを観た。去年の年の瀬も同じライヴハウスでシオンを観た。俺はその時、インフルエンザを引きずって歩いた。あれから一年も経ったのか、経ったのだ。


よし、ビデオに録ったM-1グランンプリを観よう。これは一年に一度のお楽しみだ。何故ならば甲子園同様、ロマンに溢れとるからな。

しかし、そう、バットしかしである。

この一編を書き上げる為に開いたパソコンで、ヤフージャパンのトップニュースを手で覆い隠し、それを隠す為に「mixi」とかいう画面をちょいと覘いたその時、そちらのトップニュースに何とまさか、優勝コンビの名前がドカンとガツンと出てきた。

ニュースを一切見ず、電車内の会話を一切聞かず、俺はM-1の二時間半を真剣にゆっくりと楽しむ予定だった。

ところがどっこいすっとこどっこい、俺は今、M-1グランプリを観るその前に、あんなにも慎重に知らんとこうとした優勝コンビを御丁寧なトップニュースにより知らされてしまった。

最悪、今、この言葉以外に適した言葉はあるのか。

よし、酒持って来い。俺の一年に一度のお楽しみをいとも簡単に奪いやがって。

暴れよう、そうしよう。


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December 20, 2008

宝物がいっぱい

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こんな晴れた日に部屋に閉じ篭る。俺は時に、いや、しょっちゅう、部屋に閉じ篭るのが何よりも好きだ。MTRの容量を空けるべく、中に入っとる曲を片っ端から聴きまくる。

そこで、「懐かしの曲」、「おっ、こんな曲もあったやんけ」、すなわち埋もれてしまった可哀想な曲を何曲も発見する。

まだまだ演れそうな気がして一人大いに胸躍らせる男このワタシ、胸躍らせついでにもう我慢出来んが故、勝手に発表しよう、


’09.1.26(月)
今村竜也とウエタケユキオ企画
「タイトル未定」
アット 下北沢オフビート


こちらが確定。

「断わる理由が見当たらん」の投げかけに「誘わん理由が見当たらん」。

今度会ったあかつきにはブッチューといこう、そうさせてもらおう。


そして本日、ドサクサまぎれに大決定の、

’09.2.26(木)
ライヴ アット 名古屋OYS
w/十条フォークジャンボリー


行きたいところに行かなくちゃ。やりたい事をやらなくちゃ。喜びは自分で探さなくちゃ。待っとるだけでは駄目だ、次から次へと動かなくちゃ。

なんせ現時点、俺みたいな端くれなど特別誰からも評価されてはおらんのだ、とにかく今は喜びを自分で掴むしかない。

埋もれかけたこの合同ツアーを、ほんまに埋もれさせてしまう程に俺は野暮ではない。

「喜び」を自らの手で台無しにしてしまう事程勿体無い事はないのだ。名古屋はあと何本か増える予定。


93%完成し、タイトルも決定した「マリーと暮らす」、すなわち新曲をこの容量の空いたMTRに録音し何度も何度も聴き直す。

12.10(水)「ブレイクスルー・アコースティック vol.6」の際に唄った時は、まだ完成とは程遠かった。なんせ歌詞を見ながら唄ったし、それでも間違えた。バットしかし、もう大丈夫。

「ブレイクスルー・アコースティック vol.6」ついでにその時のセットリスト、


’08.12.10(水)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.6」
アット 下北沢オフビート
w/KEYNA/渡部百(フロム大阪) 


1.アウトロー・バカヤロー
2.自作自演屋
3.どうにかなりそう
4.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
5.表現者
6.マリーと暮らす
7.自由
8.愛すべき日々 高哲典+KEYNA


俺はKEYNAと「愛すべき日々」を唄った。この二日前に「一緒に演りたい」と投げかけられたのだ。「可愛い事言うがな」と思った。歌詞を完全に頭に叩き込みKEYNAは唄った。とても新鮮な気分だった。

渡部百さんは一曲目にのえさんの曲の一部分を唄った。一回聴いただけのその曲が、はっきりと自分の中に残っとる事に気付いた。そう、自分が死んでも唄は決して死なんのだ。


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お父さん、俺は非常に元気だ。「喜び」と「嬉しさ」と「楽しみ」が俺にはある。「辛さ」もあるが、それをカバー出来る「何か」が俺にはある。

お母さんが言ったな、「あんた、それ一番幸せやん!ちゃう?」

イエス!断固イエス!!あんたこそが正しい!

俺はこの人に、「髭剃れ!」「髪切れ!」「なんやその服!近く歩かんといて!家族や思われたないわ!」と、何もそこまでと思う程、会えば常にボロカス言われるが、そんな事はどうでも良い。逆に「褒められまくり」の方が怖い。

満65歳、勝手に死ぬなよコノヤロー。


P.S 

写真のMTRは6年前の5月3日、すなわち「一度死んだ日」から丸11年にあたる、俺にとってもう一つの誕生日に手に入れた代物。

お母さんが言うには、「あんたそういうの好きやなー!日付とかどうでもええわー!!」

おぉ!ウィットに富んだ御意見。

そして写真のヘッドフォンは俺が東京に出て来る直前、小学校時代からの仲間3人+その彼女、計6人が俺みたいな我儘な輩の為にわざわざお金を内緒で集め、使える物が良いだろうと企み、「東京で使ってよ!」などという何ともヒップを極めた提案によりプレゼントしてくれた代物。使い始めて早8年オーバー、壊れるまで使う、いや、壊れても使わせてもらおう。このヘッドフォンで聴いた音楽全てが俺を形成している。

この3人は全員結婚した。3人は3人の、俺は俺のやりたい事をやれば良い。

また長い長い文章になった。俺の「休憩」とは、文章を書く事である。100%中182%、間違いなく本を出版する事を誓おう。

なんせ誰が読んどるかも分からんのに、タイトルを決めるだけでたっぷり10分間頭を悩ませる事だってあるのだ。

お母さんが知ればきっとこう言うだろう、「あんた阿呆とちゃう?」


はひゃ!!ウィットに富んだ御意見。



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偶然などありゃしない論

下北沢一番街、モダンテイスト醸し出す小さな雑貨屋。無音の店内に突如溢れ出す音楽、踊ろうマチルダ。

!!!!!

こんなところまで浸透しとるのか。こうやって世界は本人の知らんところでも自然と広がっていくのか。

広がるという事はこういうモノなのか、こういうモノなのだろう。

感慨深くなる。


俺はあの日、すなわち「ブレイクスルー・アコースティック vol.1」終演後、真夜中4時頃に部屋にやって来たこの男を泊めず、雨の中帰してしまった事をいまだ悪い事をしたと激しく後悔している。

たまたま入った雑貨屋でたまたま踊ろうマチルダを聴く。これはもはや偶然ではない。

こんな出来事が頻繁に起こる。

俺は28歳になるその日まで何故か、シオン「Strange But True」を聴いた事がなかった。

そして28歳になったまさにその日、たまたま発見したこのレコードを回すと「からかうなよ」という曲で、

「俺はたかだか28だが・・・」と突然唄い出した。

それ以前に聴いた事があるのなら、「28歳になったしあれでも聴くか」で済むが、俺は28歳になったその日までまるでこの曲を知らんかったのだ。

これはもはや偶然でも何でもない。もっともっと驚愕するべき、されるべき出来事じゃないのか。

俺はこういった出来事を信じる。かの有名な「運命」とかいうヤツじゃないのか。

ところでそんな事よりも来年一月、かの有名な「JETSET」(レコード屋)が一番街に移転してくるらしい。これはもはや立派な「事件」である。そんな訳で俺はとても喜び勇んでいる、すなわちウェルカム。


P.S 20日はお父さんの誕生日。生きとったら何歳か、そんな事は分からん。そして21日はのえさんの誕生日。コノヤロー、死んどる場合じゃない。

at 03:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

December 19, 2008

自由になりたくないかい

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そして俺はこれを読む。5年半位前に初めて読んだ際は読破するのに3ヶ月以上を費やした。如何せんアメリカの地理など何一つ解ってないあん畜生、ヒッチハイクを繰り返す主人公に「これところで日本で例えるとすれば仮にやでどっからどこまでで何マイルとは日本に例えるとハタシテ何キロで・・・」エトセトラ、日夜混迷を繰り返した。

こんな時、BGMは無論ジャズ、チェット・ベイカーが突然唄い出して完全に神経を奪われた。
俺は夜に生きる、活きる。

誰かが言ったな、「眠たくなくても起きれる為には眠るのです」。

ところがどっこいすっとこどっこい、俺は明日、昼間の仕事がお休みな故、
「眠たくなっても眠らないのです」、こちらが何とも贅沢に実践可能な状態。

夜こそが素晴らしい紛れもないこの事実。


読書を何時間も続けたら俺も何かしら文章が書きたくなった。衝動は抑える必要などない。

ところでニューヨーク、ニューオリンズ、はたまたメンフィス行き、
今年中という夢は途絶えたが、俺はまだ何一つ諦めてない。


at 04:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │読書 

December 18, 2008

この世界はもはや確実に狂っている

参っている。

狂った様に鳴り響き続ける電話に丸8時間、頭を悩ませている。

電話に出たなら、これまた狂った様なお門違い甚だしい

おばはん、おっさん、若いの、年配、エトセトラ、

などが次から次へと叫び出す。

モラル持ち合わせたレディース&ジェントルマンなど一割二割に満たず、

神経は瞬く間に磨り減っていく。

歩く事もままならんが、まずは電話に出るという事がどうやら俺の仕事らしい。

それでレコードを手に入れ、家賃を払い、コーヒーを飲み、

水道代を払う事が許されるらしい。

皮肉でファッキンな事柄との引き換え。

会社と客の関係ではなく、その一割二割のモラル持ち合わせた

レディース&ジェントルマンが

電話口に救世主の如く現れてくれた際には、自然と声のトーンも上がる。

おっ、まともな精神の持主からようやく電話が鳴ったぞ、

と、大いに喜ぶ。

それが、まさにその時点で狂っとる事に気付く。

当たり前は所詮「当たり前」であり、

それに喜ぶ理由などほんまはない筈なのだ。

何故ならばそれはただ「当たり前」であるべき筈の出来事なのだ。

それがこの俺、「当たり前」であるべき筈の事柄が至って「珍しく」感じられ、

その瞬間だけは安堵の表情に包まれとるではないか。

この世界はもはや確実に狂っている。

BGMはHEATWAVE。何故、このバンドにそれ程の知名度がないのか。

いや、あるのか。では何故、もっともてはやされんのか。

こんなにも最高なのに。

この世界はもはや確実に狂っている。

俺は俺の価値観でモノを書き過ぎなのか。

ところで俺は知っている。

今日も明日も、そして明後日だって誰かの誕生日パーティが

世界中で開かれているという事実を。

明後日は確か、お父さんの誕生日じゃないか。

よし、野狐禅を聴こう。

昨日、下北沢のレコード屋に野狐禅のブランニューアルバムは

置いてなかった。

店員に尋ねた。

「野狐禅はまさか置いてないのかい?」。

「ヤッ、ヤコゼン?やっ、やこぜん??」。

店員二人は生まれてこの方、初めて耳にする言葉の様であった。

この世界はもはや確実に狂っている。

俺は俺の価値観だけでモノを書き過ぎなのか。

よし、野狐禅を聴こう。

神経丸々全部委ねてみよう。








at 22:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │散文 

第十回 ドツイテマワリタイ人達

・混雑極める美術館館内に於いて、手を繋ぎ、イチャイチャを楽しみながら、片手間に絵画をチラ見するナスビカップル。

お前等は一体何なのだ?

イチャイチャする為に美術館に来たのか?絵を鑑賞しに来たのか?(溜息)

はっきり答えてみろ。


「どっちもだわよー」

何っ!!!

おっ、えっ?あっ、おぉ、そうか(溜息)。

その台詞、迷惑を一切かけずに絵画を楽しみ且つ手を繋いでイチャイチャが出来て初めてヌカせこのノータリンケチャップまみれカップル!!!

それにしても美術館とは、如何に頭が悪い輩が多いかというのを物語るには充分過ぎる場所。どいつもこいつも鑑賞の仕方が呆れる程に下手過ぎる。

俺は迷惑をかけず且つ有効に観て回る術を知っとる。そんな事は誰に習うでもなく知っとくべきなんじゃないのか。

そんなナスビカップルがどちらからともなく片手間にほざく、

「スゴイねぇ、この絵ー!」

何っ???

おっ、えっ?あっ、おぉ、そうか(溜息)。

どの立場やねんお前は。

お前等にだけは言われたないわとピカソやモディリアーニが枕元に立つぞ。





近頃は師走の季節

7時半就寝16時起床、すなわち4時間の出遅れ。生活のリズムに打ち勝つ方法が見当たらず困難。俺は確かに丸7年間、新聞配達を意地という名の精神だけを用いてやり通した。バットしかし、その頃から生活のリズムはあってなかった様なモンだった。

起きてギターを弾くと曲が生まれた。2分で生まれた。ヒップでノリの良いヤツ。おー、ええ感じやないか君、起き遅れた自己嫌悪を一発で払拭。

2007年2月5日に書いた、


「ヘビースモーカー」

十一本目の煙草の最中

十二本目の煙草に思いを寄せる

俺は本物の

ヘビースモーカー



この詩を俺は事ある毎に思い出す。すなわち気に入っとる。これを歌詞にはめこもうと街を歩きながら考える。

曲が出来て気分が良い勢いで名古屋の二つのライヴハウスに電話を入れる。次から次へと楽しみと喜びを掘り当てる必要がある。それを続ける事により嬉しさが生まれる。

親身な対応がありがたい一つのライヴハウスに対し、「はいはい、あーそう、どうもー」な対応の戯けたライヴハウス。俺はそこでいつか演ってみたいと長年思い続けてきたが、いとも簡単に消え失せてしまった。諦めた訳ではない、軽くあしらわれるその態度が俺には到底理解出来んだけだ。関係ない、原動力の一つになる。

以前、俺の「myspace」の音源を聴いた、とあるライヴハウスから連絡がきた。

「髙さんの言いたい事、発信したい事が伝わってきて、
熱い音楽をやっているなと思いました。
一つ一つの言葉の意味を感じました。
是非とも生で聴きたいので、御出演して頂けたらと思います。
お電話番号を教えて頂ければこちらからご連絡します。
お返事頂けると嬉しいです。お待ちしています」。


おー、ほんまけ!と一瞬は喜んだが、俺はそんなに馬鹿ではない。誰にでも同じ文章で送っとる可能性だってあるし、こういった事に関してはいつだって半信半疑である必要がある。痛い目に合うのが俺は何よりも怖い。

俺は返事を返した。

「ノルマがあるライヴは演ってません。
無論、客を呼ぶ気がない訳ではありません。
それでも良くて御連絡頂ければ心底嬉しいです」。


これで連絡が来れば本物やなと思った。ほんまに出演してほしいと思ってくれとるなら連絡は来るんちゃうんかと思った。

バットしかし、連絡は一切なかった。そう、あまりにもしょうもない話。

ところでおいら、今日も3枚のレコードを手に入れた。近頃は師走の季節、この季節が俺は好きだ。


P.S 「12.18は一睡もせず」、こちらを実行する可能性を持ち合わす男このワタシ、「リズム」は一体どこで手に入るのか。それは自分で手に入れるしか手段はない。世の中そんなに甘くはない。

at 01:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

December 17, 2008

AM6:07に想像するという事

朝が来て、夜が来て、そしてまた朝が来るだけ。こんな生活を飽きもせず繰り返すが、明日は昼さえも有効活用。ワンマンライヴのイメージを明確に頭に描いてギターを弾いた。興奮が冷めやらん。あんな曲こんな曲、全部演りたい。あんな男こんな女、全部来てほしい。

そして俺はあの人物からの連絡を待つ。俺は現時点で少なからず可能性という名の宝物を手に入れとるのだ。夢は広げ、そして叶える為だけにある。それはもはや夢ではない。

先日の結婚式の三次会、思わぬタイミングで誰かが言ったな、「アンタって妥協とかするの?」。

ノー!断固ノー!!ヘイエブリバディ「NO!!」。

バットしかし、どうしようもなくどうでも良い事ならするかも知らん。

定食屋でメニュー選ぶのも本気でなくっちゃ。

後で「やっぱりこれにすれば良かったかな」とは毎回口走るけどもな。

とにかく、こだわりを捨てたら死んだも同じ、決める時は必要以上に決めとかんといかん。

そうじゃないとただの、そう、ただのしょーもない男になってまうぞ。

それだけは避けなくっちゃ、失礼はその中途半端な茶髪だけにしとかなくっちゃ。






at 05:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

December 16, 2008

「デリカシーゼロ」とは時に俺の事でもある

まさかの3時間15分、すなわち大幅遅刻。

やはりええ感じだったのは「昨日だけ」だったのだ。

これは自由か?自由ではない。

デリカシーゼロに容赦無し、

本日俺に容赦無し。

今日は遅刻した分、お行儀の良い態度で働くぜと誓った矢先、

嗚呼、とんでもない「デリカシーゼロ女」が電話口に現れる。

おいら神経フラフラ、

屋上でタバコ二本吸う。

先日、魚武氏が唄った、

「辛いだろうね 寒いだろうね 軽蔑しか抱けないー」

って曲で俺はボロボロ泣いた。それは中島みゆきの曲だった事が判明した。

バットしかし、コーヒーまで奢ってくれる、俺を助けてくれる男への感謝は忘れない。

男が言う、

「折角刑務所から出てきて真面目にやろうとしとるのに、からまれて止むを得ずいってまう感覚。そっちの方が絶対似合うね」。

おー、もっとビッグになりたい。


at 14:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

今年の目標「デリカシーゼロ人間には例年以上に容赦無し」

昨日は一体何時に眠ったのか。5時頃か。本を読み、レコードを回し、好きな事だけして過ごした。眠る事など馬鹿らしい行動ではないのかとすら思った。

28歳初出勤を無断欠勤とはそれこそ馬鹿らしいが故、ガバッと起き上がってみる。やれば俺にだって出来るじゃないか(今日だけかも知らんがな)。

そして残業45分。おー、ええ感じでやっとるやないか君、といった仕上がり具合。

仕事中、久しく会ってなかった感漂う、「十条フォークジャンボリー」の企画を新宿スモーキンブギへと内緒で観に行く事に決めた。正式な約束などしてなかったが、「俺はしてもない約束を守ったりする」という誰かの文句が頭をよぎった。「お金が無くて行けん」などという戯けた言い訳はなるべくしたくない。人にされて嬉しい事を俺だってしたい。とにかく行きたい所に向かうのだ。それよりも何よりも粋な音楽仲間が集まるその場所に会いに行きたいと思った。近頃は師走の季節、この季節が俺は好きだ。

「十条フォークジャンボリー」の演奏中、俺の二つ程隣りの女二人組は場所わきまえず喋り続けた。何度もご丁寧にもそのタコ野郎共に目で合図を送ってやったが、堂々と演奏中に喋り続ける事が出来るデリカシーゼロ精神の持主、気付く訳もない。お前等みたいなモンに音楽の良さなど分かる訳がない。そしてそんな輩は決まってブサイクだ。申し訳ないし、こんな事書きたくもないが、ブサイクだ。精神が歪んだ様な顔をしとる。こんな事書いたら嫌われるのか?もうどうでも良い。こんな事は今まで数え切れん程にあった、俺のデータは正しい。スラッとした美人姉ちゃん、スタイリッシュハイカラ兄ちゃんはそんな事はまずせんのだ。俺はわきまえとマナーとモラル、それに加えポリシーがない輩が嫌いだ。虫唾が走る。生き方は顔に表れる、あれは事実だと思う。このままでは集中出来ん、はらわたが煮え繰り返ってきた。俺は二週間分の皺をたっぷりと眉間に寄せて女共の目の前に立ち、「喋るなら外で話せ」とタコ女二人組の捻じ曲がった精神をど突き回した。いくら初対面でもこんな輩に敬語など必要ない。

「喋るな」と怒鳴りたい訳ではない。聴いとる人が実際に何人もおる中、ミュージシャンが目を血走らせて唄っとるその最中、それでも話したいのなら「どうぞ外で話せば良い」と、シンプルにこう言いたいのだ。外で話すのは自由だが、そんな中でさえ喋り続けるのは自由でも何でもない。ただの迷惑ひょっとこ野郎、お前等みたいなポンコツの耳しか持ち合わせてない輩、こちらからお断りしてやれば良い。嫌われても何とも思わんし、その前に俺がお前を嫌いなのだ、どうでも良い。

ましてその内の一人はまさに先程出番を終えたばかりのミュージシャン。

「おいお前、二度とステージ立てん位にしたろか」といった仕上がり具合である。

ライヴ終演後、女一人が俺に謝ってきた。どこまで頭が悪いのか。俺もこいつも同じ人間と呼ばれるのか。呼ばれてしまうのか。お詫びの気持ちが多少でもあるのなら目を血走らせて唄い終えたミュージシャンに心から謝れ、この椎茸野郎!(おっと言い過ぎた)。

28歳を迎えた男このワタシ、今年の目標「デリカシーゼロ人間には例年以上に容赦無し」、こちらを実行。後でブツクサ文句を言うのではなく、俺はその場ではらわたが煮え繰り返ったその瞬間に飛びかかってやるぞコノヤロー。誰も行かんのなら俺が先に行かしてもらう。理解され難くとも、俺こそが正しかったといつか必ず勝利をおさめてやる。ニヒルは買ってでもしろ(意識的にそうする事程格好悪い事はないが)、俺が悪いのならとことん謝る、バットしかしそうじゃない場合、俺はいつだって噛み付いて捻じ伏せてやるぞ。

俺は難しい人間ではない、当たり前過ぎる人間で生き続け、そしてそのまま死にたい。

P.S 「誕生日おめでとう!これからも宜しく!」などと何ともヒップな文章を送ってくれた数少ない仲間達、俺はその文章を読み返すだけで御機嫌を取り戻せる単純明快なしょーもない男です。


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December 15, 2008

第九回 ドツイテマワリタイ人達 

・神聖な美術館館内、子ども連れでもOK。バットしかし、その子どもが泣いてわめいて鑑賞人の気は散り放題。それにも関わらず、その馬鹿子どもを「可愛いなぁ」、いやまさか、「ええ子やなぁ」の目で野放しのままに出来るクレイジーひょっとこ夫婦。

まず貴様、ピカソに謝れ、このタコ。

よし、俺が堂々と上からモノ言ってやろう。お前等みたいなモンに子ども育てる素質ゼロ、比例してセンスゼロ。自由の中にもマナーがある、それ分かる?「お前みたいなモンの子どもが誰の目から見ても可愛く映ると思うなよ」と俺は口をすっぱくして常に思っとるのだ。あんな子どもが将来、一人前の男になれるとは到底思えんわな。それは「育てる素質ゼロ」の親のせいと言われてもしゃーないかもな。あんな育て方をされずに良かったと俺は激しく胸を撫で下ろしている。


それと引き換えに天下の六本木タウン、階段を下りる俺の前を歩く少々邪魔な子どもを、横におったお母さんは素早く察知し、「あんた邪魔やないの!」と子どもを階段下まで強引に担ぎ出した。

俺の心には湧き上がる歓声、歓喜、求めたい握手、手が痺れる程の拍手喝采。


バットしかし、これが至って普通であるべきなのである。当たり前であるべきなのである。これをごく稀な出来事と思ってしまう事自体、狂っているのである。

「普通な事が普通じゃなくなって 普通じゃない事が普通になりつつある」

って俺の曲、最近めっきり唄ってない。よし、唄おう。

December 14, 2008

ピカソを愛して一体何が悪いのか論

昼間15時、傘はささずに向かう街、アートタウン乃木坂。

二館同時の大型開催、「ピカソ展」最終日を見事に鑑賞。


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おっと兄ちゃん!お前がピカソなど語るなだと?

イエス、断固イエス、迷わず言うよ「SAYYES!!」。

そう、俺みたいなモンにピカソを語る権利など微塵もない。バットしかし、絵という表現方法についておいら改めてグッときた事だけは間違いない。

このアウトローは自分の心情を全て絵に託す。「自伝を書く様に絵を描く必要がある」とは「イカす指数」沸点大幅オーバー。

女に守られ女に責められ、その心情を絵に託す。同じ様な格好の絵を、違う女をモデルに書く。

芸術家に女は付き物だ、などとヌカしたら、やはり女からは嫌われるのか。

何、敵は多い方が良い、原動力の一つになる。

いや待て、やはり嫌われたくはない、俺だって愛されたい。


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抑えきれず、俺は美術館に於いて初めて図録なるモノを手に入れる。色んな観点から勉強させていただきたい。

とにかく俺はこの二日間を一人で勝手に大いに楽しんだ。ツケは必ず回ってくるだろう。よし、働こう、年末に向けて一気に加速しよう、そうしよう。夢は叶える為だけにある。


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暗闇の六本木タウンに一直線に浮き出た燃える様な空、すなわちイカし過ぎスカイ。

狂乱ミッドナイト

ところでおいら、いまだ眠らず。狂乱のラウンドミッドナイト、寝とる寝てないに関わらず俄然元気は増す。そう、俺はどうしようもなく元気だといえる。お母さんに電話する、「よぉ、今日見事誕生日を迎えたワシやでー」。38分間、完璧なトーク展開を繰り広げる。「あんた、28歳ておっさんやないかー」。その後、まるで昼間15時に起き上がった人かの様な心持ちで部屋を片付ける、すなわちコロコロをかけまくる。ターンテーブルが渦を巻く光景に目玉回しながらイライラを吹き飛ばす。一人DJスタイルで次々とレコードを取っ替えて遊ぶ。音楽は時に、とてもウィットに富んだ遊び道具と化す。やりたい事は常に山積み、現在BGMはヒートウェイヴ、そう、ええ加減CDに切り替えて眠る。眠りたくないけど眠る。待っとけピカソ!俺が行きます、傘をさして。

起きたら17時、こんな事がない様に細心の注意をはらう必要はある。大いにある。


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December 13, 2008

俺は今日、たかだか28になったばかり

’08.12.13(土)

よし、俺は確かに起きとる。30時間近く寝てない。一日などあっという間に過ぎる。ハーモニカを求めて街から街をほっつき歩く。その前に行きつけ「ビッグタイム下北沢店」へはスナック感覚で立ち寄り、モダンシャツ3045円、すなわちギリギリ金額で一目惚れ。クレジットカードは「総合的判断」なる制度によりまさかの解約扱い、ハナで笑い飛ばしもう一枚のカードを切り札に「これやったらどうでんの?」、駄目で元々姿勢で攻めてみれば奇跡の成功。

「総合的判断」なる制度によりまさかの解約扱いカードは料金未払いなし、それに引き換え切り札カードは自転車パーツ料金全額いまだ未払いにも関わらずだ。

俺みたいなモンにはさっぱり訳が分からんが、俺はまだ見放されてはないのではないか。

おっとその前に、俺は一体いつからこんなにもカードを頼りにする様になってしまったのか。いや、今日は特別な日であるから、カードに頼ってでも手に入れとく必要があるのだ。明日では駄目、12月13日にだけ俺は用がある。お金には一から十までうるさい男このワタシ、必ず全て取り返してやる。

「レコード屋にはいつもいつも行っとるさかい、今日という日はレコード屋なんてしゃらくさい所には行かずそれ以外のモノを見て回らなあかんがな」精神を強く持ち合わせ、渋谷の楽器屋を徘徊し全キー揃ったセットのハーモニカを探しまくる。俺にもたまにはハーモニカをピューッと吹きながら唄いたい曲があるのだ。

おー、どこを探してもばら売りしかない。確かに俺は以前セット売りをこの目で見た事があり、「これ、かなりええんとちゃうんけ」と感じた事があるのに。

勢い余ってトレイン乗り継ぎ御茶ノ水、俺には今日という日に手に入れるハーモニカが必要なのだ。そこでトリックタウン御茶ノ水駅降り立ち、いつもとはどうやら違う出口から出て真っ先に目に飛び込む、まるで女神様の如くそびえ立つ看板、


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おぉ!こんな駅前にこんなレコード屋があって許されるのか!!これがかの有名な、噂の最近オープンした店舗なのか!!!こんな駅の目の前にそびえ立っておられながらまさか素通りなど俺の良心は断じて許さんぞ。失礼はその中途半端な茶髪だけにしなくっちゃ。バットしかし、とりあえずは興奮を抑えて楽器屋を徘徊しハーモニカを探す必要がある。

ところがどっこいすっとこどっこい、どこを探してもない。

これだけの楽器屋が立ち並びながら、「ウチは、ウチだけはセット売りしてまんねんでー」と誇りを持って言えるパンクな精神持ち合わせた楽器屋はないモノなのか。みんな同じ様な差し障りないラインナップで無難に切り抜けやがってファッキン、シケタ街やでその神経が分からんわほんまにもう俺は興奮抑えられんレコード屋行ったろ気分と相成り早足も程々に舞い戻る。

そこには「ディスクユニオン」の看板を持った人が立っており、俺はその看板を堂々とチラ見してやる。そこで目に飛び込む沸点、重量、共に敬礼に値する驚愕文字、


「当社最大の面積、在庫量!!」。

それほんまけおい!階段を二段飛ばしで駆け上がる。レコードを目を血走らせ引っこ抜く。シオンの今までレコードではお目にかかった事のなかったモノ、ヒートウェイヴ、共にお手頃、そしてこれ、

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わぉ!格好良い!!

俺は結局、誕生日であろうがただの平日であろうが天皇記念日であろうがレコード屋に用があるのだ。全部に手を回せば一文無しを遥かに突き抜けてしまうが故、選りすぐって4枚。

淋しさも多少は残るが故、「Fキー」のハーモニカのみをこれぞスナック感覚の390円で手に入れ御茶ノ水を後にする。

御茶ノ水は楽器屋の街ではない、レコードの街だ、覚えといて損はない。その点に関してだけはイカした街だという事にしよう。

行きつけ「グレープフルーツムーン下北沢店」で4ヶ月前から欲しかった、まだあって良かったアイリッシュ・ショットグラス619円で本日は完了。もう充分幸せだ。

部屋に戻り早速、シオン「Strange But True」を回したならば「俺はたかだか28だが・・・」と急に唄い出して痺れた。

音楽は素晴らしい。俺は今日、たかだか28になったばかり。

P.S 明日はピカソ展。最終日に俺は駆け込む。2年前の誕生日翌日は大竹伸朗「全景展」を観に未開拓タウン清澄白河まで足を運んだ。俺の行動パターンは何も変わってない。

そして御茶ノ水でアンバランスにも貼られたこちらの告知ポスター、

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キャー!むちゃむちゃ格好良いやんけ。旧車には何よりも目がない男このワタシ、必ず観に行くぜ。そう、免許持ってないのは内緒でな。


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誕生日の早朝に決める心意気を忘れずに

そう、確かに「28歳の誕生日は一睡もせず」を実践中の男このワタシ、シオンを聴き続け、本を読み、午前9時、思い立ったが吉日の行動。以前からお誘いを頂いとった件に返事を出す。

’08.12.31(水)
「COUNT DOWN TRI~’08⇒’09」
ライヴ アット 池袋トライ


こちらを決定。今年は確実に着実に何かが動いた。俺の一年は今日から始まるが、2008年の締め括り、2009年の出だしもライヴで行きたい。

ダウンタウンはビデオにおさめ、ヒップタウン池袋で大晦日と新年を。これもなかなかにクールなのではないか。

かっ飛ばしたい。

空はあまりにも陽気、さぁ、ハーモニカを手に入れてやれ。


28歳の俺が俺である為の文章

俺はバーで誕生日を迎えた。何ともいえぬ複雑な胸中をぶらさげて迎えた。俺は一体何をやっとるのか、自分で自分が分かってない。

コールセンターを休んだ。27歳最後の日にまで俺は無断欠勤を繰り返した。俺をかばってくれる人達の顔に泥を塗る様な事ばかりを繰り返しとる。謝りたい、いや、謝っても何度も何度も繰り返してしまうこの俺は、まるで適応出来てない。

そして目が覚めたら電気は止まっとる。おー、まるで俺にお似合いじゃないか。

とにかく俺は28歳になった。ロックアーティストの偉人達が次々と死んだとされる27歳という年齢を俺は突破したのだ。10歳で死にかけたこの俺が28歳、100%こんなモノ読んでないであろうがお母さん、俺は28歳になったぞ。俺の誕生日はお母さんの記念日でもあるのだ。よし、電話しよう。俺の一年は今日から始まる。

あのベースを手に入れて12年、赤いエレキギターが9年、あのネクタイが11年、あのジッポライターが6年、あのカメラが2年、そして上京して丸8年、こっちに来て初めて組んだバンドの名前と「I love Rock’n’Roll」と文字が入った看板を昔のバンド仲間から頂いて丸7年、そう俺はまだしつこくも何一つ諦めてない、あのカーディガンは5年前か、エトセトラ。

俺は誕生日に並々ならぬ愛情を注ぐ。それはとても大事な事だと信じて疑わん。誰かにプレゼントを貰うなど元来柄じゃない。俺は自分にプレゼントを与えてやる。そう、一生使えるモノが良い。それを見る度使う度にあの頃の誕生日を思い出せる。そうだ、今年は全キー揃ったハーモニカなど実にクールだといえる。


「日付は日捲り曜日は関係ない 曜日は記号さ日付は関係ない
クリスマスもバレンタインも何も関係ない

淋しい男だと思うかい 淋しさはそんなとこにはないぜ 生憎だけれど」


「日付は日捲り曜日は関係ない 曜日は記号さ日付は関係ない
誕生日とあの日以外は何も関係ない

つまらない男だと思うかい つまらなさはそんなとこにはないぜ 他をあたってくれないか」


って曲、最近めっきり唄ってない。よし、唄おう。「あの日」とは無論、10歳で意識不明のまま死にかけた日、すなわち「5月3日」。

バーを片付けて帰ろうとしたら、ステッカーやらフライヤーやらを作ってくれた頼れる男が、誕生日を迎えた俺に言った、「お腹空いとるなら何か食べに連れてってやろうか?」。

俺は断わったが、このニクい男は俺が片付け終わるまで待ってくれ、俺をマクドナルドに連れ出した。申し訳なさそうにセットメニューなるハイカラなモノを注文すると男は言った、「俺はお前がまだまだ食べれる事を知っとるぞ」。そして次々、まさに次々と注文した後、ハンバーガーやら何やらが詰まった紙袋を俺に持たせ、「おめでとう」など言うまでもなく、「おやすみー」の言葉だけ残して去って行った。

何故、俺みたいなモンの為にこんな事をしてくれるのか。格好良いにも程があるぜ。この文章を書いとるだけで思い出して泣ける。人に優しくされる事を最も、すなわちモスト不得意とする男このワタシ、一生この気持ちを覚えときます、ありがとう。


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そんな訳で、「28歳の誕生日は一睡もせず」を実践。やりたい事をやるべきだ。

よし、ついでに昨日の三代目魚武濱田成夫氏のライヴの事を書こう。俺は東京に出てきて間もない頃にこの人の詩集、自伝を読み漁った。ライヴを観ながら、まるで俺の為だけに作られた曲なんじゃないかと勝手に何度も思ってしまった。溢れる涙を止める事などとてもじゃないが無理だった。「赤いスイートピー」を唄われただけで涙は溢れた。「アルバイト」でも違う曲でも泣いた。自分と重ね合わす事しか俺には出来んかった。

「例えば俺には叶わなかったらそれはそれ
それよりヘタレになる事の方が死に近い」

「オカンが言うには やりたい様にやりなさい」


一部と二部の合間にタイミングを見計らってCDを渡しに出向いた。

「一緒に演る事が俺の夢です」と伝えた。二言、三言話をした。夢を伝えるのは何ともむず痒いが、数ある夢の一つである事に違いはないのでそう伝えた。夢は叶える為にだけある。そしてそれはもはや夢ではなくなる。何も動く事も出来んくせに嘲笑うだけの輩と、やるだけやって駄目だった奴、どっちが正しいかは考えるまでもなく分かる。俺はやるだけやってやろうと思っとる。それをせん事には駄目かどうかなど分かったモンじゃない。何もせんと諦める程、俺はノータリンではない。嘲笑う輩には「お前に何か出来るんか?」と殴りかかってやればそれで良い。

結局二部とアンコールが終わったのが1時前。俺は激しく胸を締め付けられっぱなしだった。その後は訳あって、暴れた。まさに喜怒哀楽。

それはそれはモテるだろう。あんな男をほっとく女はただのノータリンだといえる。何たって自分を褒め称えてお金を稼ぐのだ。ただふざけるのと真剣にふざけるのはまるで意味が違う。

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BGMはシオン。さぁ、今日は俺の誕生日。現在5時10分、28歳のこの俺はこの俺がやりたい事をただただやりまくるだけ。



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December 12, 2008

空を見上げてジ・エンド

訳あってライヴ終了後、高円寺駅前に於いて

人目憚らず叫び、暴れ、嘆き、寝転び、空を見上げてジ・エンド。

明け方5時の環状7号をロードバイクかっ飛ばし現在帰宅。

本日まさかのダブルワーカー、明日誕生日。

おー、めまぐるしいとはこの事なのか。

三代目魚武さんのライヴについては後日。

とんでもない男だ。あんなに泣いたのは久方振りだといえる。

とにかく俺はCDを渡して伝える事を伝えた。

夢は叶える為にだけある。




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December 11, 2008

ドサクサまぎれのクレイジー

ドサクサにまぎれて仕事を休んだにも関わらず、ドサクサにまぎれてインターネット料金を払い込み、ドサクサにまぎれて家賃を払い込んだ。まさか、銀行残高が思ったよりも多かった。こんなパターンもあるのか、あったのだ。バットしかし、これで本格的な一文無しへ一直線か。明後日は誕生日、今年は自分に何を与えてやろう。

「誕生日を迎える間際のマリーに 
何か驚く様な事をしてやろうとしたけれど

マリーは言うのさ 声をつまらせて
そんな柄じゃないわ 私みたいなモンの為に」


他人にとってはただの一日でも俺にとっては一年で一番大きい日だ。それで良い、自分で自分を祝ってやればそれで良い。だって毎日毎日誰かの誕生日だ、全部に手は回らんモンな。

そんな訳でBGMは安部裕二「誕生日」、俺は一人で誕生日パーティをしよう。

よし、ドサクサにまぎれてロードバイクで高円寺へ向かおう、そうしよう。お金が無いのと観たいライヴを見逃して後々後悔するのは別問題だ。

俺はあの男に用があるのだ。


at 17:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

昔の写真と今の写真を並べてトランプのゲームでもしよう

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「ブレイクスルー・アコースティック vol.6」終了。

そして一足お先に年内ラストライヴ終了。いや、まだ増えんとも限らんがな。

とにかく今夜、ボロボロにくたびれた。リハーサルの時から得体の知れん何か重たいモンが全身にのしかかっとる感じ。

あっ、のえさんか。そういう事か。ほぉ、やっぱりやって来たな。悔しいか、悔しいよな、残念ながら俺は楽しいぞ。バットしかし、アンタのせいでおいらくたびれた。

インターネットは止まった。次は電気か。家賃?おー、それこそ大問題。いつ部屋を追い出されるかも分からんぞ。なんたって大家は真上に住んどるのだ。まぁ、俺の心にはマリーが住んどるけどな。働いてない訳じゃないのにお金がないという事はすなわちあれだ、かの有名なロマンというヤツじゃないのか。誰かが言ったな、「アンタのロマンだけを求めてるところが良いのよ」。おーほんまか、それなら馬鹿でも一生大事にしよう。

広島で家族を養う、一言では語れん古い友人からメールが来た。俺は長い事電話を取ってなかった。

「生きとるか?写真は何かやらかした人みたいになっとるな。スケジュールがいっぱいで楽しそうじゃな。頑張れよしか言えんけど、体大事にして頑張れよ」。

この男は俺が夜行列車で東京に来た日、すなわち12月13日、俺に内緒でホームまで見送りに来てくれた男だ。あの日の事を思い出しただけで泣きそうになる。よし、泣こう。2003年のこの男の結婚式では親族一同よりも本人達よりも、誰よりも俺が泣いた。親族の目から見れば「お前ところで誰やねん」と写ったに違いない。               

とにかくあれから丸8年も経つのか。もう今日は12月11日か。とても早いな。        

「昔の写真を並べてみる 面影はなくなってしまったわ

昔の写真と今の写真を並べてトランプのゲームでもしたなら さぞかし面白いかも知れないわ」


とは新曲。俺はあの頃とそんなに変わってない。変わったとすればあの頃よりもええ感じかも知らん。俺は生きる、死ぬまで活きよう。

詳細は後日。


at 03:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

December 10, 2008

葛藤の果ての散文

もてあそんでいる

もてあそんでない

書いている

書いてない

モテ遊んでいる

モテ遊んでない

掻いている

掻いてない

ふざけている

ふざけてない

モテたい

モテたくない

ほら、そんな事言う

ほら、そんな事言わない

分かる

分からない

捨てる

捨てない

波に乗りたい

波に乗りたい

愛したい

愛されたい

愛したくない

愛されたくない

自信ある

自信ない

掻いている

掻いてない

いや、掻いている?

俺、書いている

あっ、掻いとるわ!!



P.S 

明日は全神経集中型ライヴ。KEYNA+渡部百+わい、すなわちワタシ。

明後日は三代目魚武さんの高円寺アコースティックライヴ観賞。

遂にこの危険人物をお目にかける時が来た。

俺は必ずこの男とツーマンを演る。たわけた事をと人は嘲笑うかも知らん。

バットしかし俺は至って本気、どこのどいつに嘲笑う権利などあるというのか。

賭けるか?賭けようぜ。俺は家賃分のマネーを賭けるぜ。これは大勝負だ。

誰かが言ったな、「赤を見るとアンタを思い出す」、

おぉ!その言葉信じてええのか?

ならば賭けようぜ、燃えようぜ。

掻きながらでも賭けようぜ。


at 02:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │散文 

December 09, 2008

君に捧げる文章

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本日、こんな目から鱗の意見をいただく。

「携帯電話からじゃここに載せてる写真は見れやしないわ」

「おまけに黄色い文字も見えやしないのよ」

何だと?それほんまか?


俺の一編を読んどる人達には写真も含め一語一句読み逃してほしくはないというのに。睨みつぶす姿勢で読み漁ってほしいというのに。そしたらあれか、ビッグママのレコードジャケットも風景の写真もひょっとして見れんままの人達もおったりするのか?そりゃアンタ、「モグリ」と呼ばれてもしゃーないやないか。無論、俺は自分の為に書いとる。バットしかし、一日百件を越える(大した事ないのか?)ウィットに富んだ読者がおる事実を俺は知っとるぞ。ありがたい、俺は文章に全身全霊を注ぐ男だ、覚えといてほしい。無論、二万件オーバーを目指しとる事は書くまでもない。夢はいつだって大きくだ。そんな日が来れば俺みたいなモンでも世界を大きく変えられるかも知らん。                  

そうか、そうだったんか。「携帯電話からインターネット閲覧」なるハイカラ文化に一切縁がない男このワタシ、そんな、「携帯電話からインターネット閲覧」なるハイカラ文化を楽しみ、このページをまさか「お気に入り登録」などしてまで読んでくれる人達に一言告げたい、               

「PC、すなわちパソコンでもお気に入り登録を!」

こちらをスローガンに掲げてほしい。

「PC?それこそハイカラじゃない。ワタシ、パソコンなんて趣味じゃないわ」。

おー、クール。確かにパソコンなど必要ない。

必要なのは文庫本、分かっとる。スナック感覚で文庫本を後ろポッケに詰め込むのだ。喫茶店にも連れ込むのだ。

必ず作る、「’09.5.3」すなわち、「例の意識不明大事故から丸18年となるこの日にまさかの文庫本発売!」とでも銘打とうか。


現在、バーには俺一人。眠い時には調子に乗った文章を書けば良い。

来年の事で頭はハチ切れんばかり。あんな事やこんな事、既に発表したい企画が目白押し。

「お前は楽でええよな」なんて野暮な事は言ってくれるな、皆頑張っとるんだぜ。


at 21:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

レノンから「お疲れさん」

18時に仕事を切り上げ、音楽仲間が組んだ新バンドを観る為ライヴハウスに出向き、「どうせなら全部観とかんと気が済まんがな主義」の持主このワタシ、6バンド全てを観賞し、たまに居眠り、たまに「おいおいお前等には個性の欠片もないのか、その前に個性って意味知っとるのか?」などとヌカしながら、トリにようやく出てきた仲間のバンドを観賞し、部屋に戻れば23時半。すなわち「ジョン・レノンの命日は一睡もせず」を見事に実行。なかなかのフラフラフーラ具合で部屋の扉をようやく開ければびっくりくりびつ、「AM」と「PM」をセットし間違えたオンタイマー、CDデッキから入れっぱなしだったジョン・レノンの「インスタント・カーマ」がこんな時間に爆音で響いとる。

おー、これは立派なロマン、まるで「お疲れさん」と言われとるかの様。

元気を取り戻すが眠い事は眠い。ワンマンライヴは必ず成功させるぞと今日はずっと考え続けた。

さぁ、最後に紹介しよう、「家賃よりもまずはこの本を!」を直ちにスローガンに掲げたこちら、


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おぉ!!「新しい酒は新しい革袋に盛れ」代表選手。

これをパラパラっとやっておやすみ東京。


P.S

’08.12.10(水)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.6」
アット 下北沢off beat
w/KEYNA/渡部百(フロム大阪)
19時開場/20時開演/1000円+1order


おい、大阪からのえさんの魂を必ず連れて来い。

深夜高速バスに乗せて連れて来い。

のえさんは10月に逝ってしまった。

この企画に出演する事が決まった直後に逝ってしまった。

僅かな思い出だけ確かに残して死んでしまった。

「どうして私は唄えないの?」と尋常じゃない程に後悔させてやろう。

おい魂、必ずやって来い。

見せつけてやろう。どっちが正しいか見せつけてやろう。

のえさんの代わり、この呼び方もおかしいが、

「大阪・十三テハンノ」から渡部百さんがやって来る。

言い方は悪いがのえさんにファックユー、

素晴らしい夜を作り上げる。

俺は俺に「生きとって良かった」と何度でも思わせてやるぞ。

観に来て欲しい、今は書かんがとんでもない事が起こるぞ、ほんまに。







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December 08, 2008

第八回 ドツイテマワリタイ人達 

・朝の8時台井の頭ライン、体を横に並んで入れば混雑も多少は緩和出来るというのに、堂々と体を縦のまま車内入り込み、そしてあろう事か堂々と携帯電話を取り出し鼻息も荒くいじくり回す満員電車ド素人ひょっとこ野郎。

一体お前は何者だ。俺はど突いた。以上。

朝の通勤電車に毎日一時間、はたまた二時間以上費やせる人達とは、一体どれだけ強靭な精神の持ち主なのか。ある意味馬鹿にし、ある意味尊敬に値する。俺はたった5分で精一杯だ。ロードバイク通勤にしよう、そうしよう。

P.S 一睡もせず、まさかの9時出勤。当たり前といえば当たり前だ、何たっておいら、22時に起きたのだ。「ジョン・レノンの命日は一睡もせず」、こちらを実践。


拝啓・安部裕二殿

’08.12.6(土)

粋な男の周りには粋な男が集まるという。粋な男の周りには自然と粋な女が集まるという。これ、法則、鉄則、必然。

ほら、周りを見れば一目瞭然、面白い事を一つも言わん奴等の吹き溜まり、デリカシーない者同士のカップル、道をふさいでも堂々と出来る団体グループ。

そんな輩はそんな輩で、俺達の事を馬鹿にするかも知らん。「格好つけやがって」と思うかも知らん。バットしかし、それで良い。交わる必要が一切見い出せん。それはそれで寂しい事かも知らん。バットしかし、それで良いと捉えるこの俺はヒップな気分の持主かも知らん。

安部裕二氏の人生一度の挙式に参加する。神聖な教会。俺は結局、お父さんの遺品スーツに身を包み、17歳の誕生日に手に入れたモッズブランドのネクタイを締めた。このスーツ、ネクタイは特別な日にだけ身に付けるのだ。17歳の誕生日、あれから11年も経ったのか。そしてポケットには去年の誕生日に手に入れたハンカチを忘れずに。

安部裕二氏の花嫁は愛称が「マリア」だった。教会で曲が流された。

「アヴェ・マリア」。

おいおい、計算か。ただの偶然か。ニクイにも程があるぞと思った。

教会の外に二人が出てきて写真撮影やら花を投げたりしとる時、消防車が信号待ちで止まった。その時、運転手の男がクラクションを鳴らした。そう、通りすがりのあん畜生が捧げる祝福のクラクション。

羨ましい程にニクイ光景。

誰かが「映画みたいだね」と言ったのが聞こえた。この主人公はどこまで幸せ者なんだ。粋な男にはこういった事も自然と引き起こせる力があるのだ。



二次会は「原宿 the SAD cafe」。

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雰囲気からしてぴったりな空間。俺は基本的に一人でその場に居座った。それで充分だった。


音楽パーティ、出しモノの途中、俺もどうしても一曲唄いたくなってきた。

「蜂蜜を持って来てくれ 
ふっかけるのさそこの二人に
邪魔はしないどくれよ

文句があるなら幸せを分けてくれ
お楽しみはこれから

クリーニング屋でもらえる針金のハンガーに
真っ赤なジャムを塗りつけて

そこから首を通して始まる夜のパーティ
そこから首を通して踊ろうぜ 今夜のパーティ」


すなわちブランニュー・ナンバー。結局、唄うタイミングと時間はなかったがそれで良い、

’09.2.8(日)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック 2マンシリーズ vol.2」
アット 高円寺MOON STOMP
【高哲典VS安部裕二】
 


この日にぶちまければそれで良い。この男と知り合ってなんだかんだで3年弱、ひょっとしたらそんなに深い間柄とはいえんのかも知れん。バットしかし、必要な時には何度も交わり、一緒に演ってきた。深い話をするまでもなく、お互い分かり合っとる感がある。俺はこの挙式とパーティには断じて参加する必要があると勝手に思った。なんというか、俺にとっては珍しい存在感の持主なのだ。パーティの最中、何度も「俺はこの男とツーマンを演るのか」と考えた。勝ち負けではないが、「とにかく負けんぞ」と思ったな。

裕二君と二人で写真を撮った。「世界に睨みをきかせてやろうぜ」「この写真は歴史的瞬間だぜ」と男は言った。

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俺には俺の世代があるのだ。とやかくいわれる筋合いはない。歴史的写真にしてやろうと本気で思った。

ケッ、笑いたい奴は笑え。そして二度と読むな。俺がお前を何千倍にもして馬鹿にしてやるぞ。

俺にはあんなパーティは到底出来そうにない。大事な仲間が集まってくれただけで涙は止まらんだろう。裕二君も泣いとったな、「ぶっとんだ恋」って曲を花嫁に捧げながら。あれはとてもキレイな涙だと思う。

「原宿 the SAD cafe」でジャンクション・カメラを千円で手に入れた。記念にしようと思った。「家賃よりもまずこのカメラを!」をスローガンに掲げた。このカメラを眺める度にこの日の事を思い出す、そして俺の記念にもなる。こういった気持ちを大事にしたい。


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三次会、裕二君と別れても四次会と続いた。「12.6」という日を安部裕二氏に捧げたいと確かに思った。安部裕二夫妻の名の下にあれだけの粋な人達が集まるのだ。それには必ず「生き方」が表れとると思う。

土曜日真夜中の渋谷を徘徊した。「おー、東京かー」と思ったな。

奮い立たせる様なウィットに富んだ一日をありがとう。今まで以上にぶちかまさんとなと思ったよ。

そして裕二君のお兄さんの存在感には驚いた。話はしてないが、あのオーラは普通じゃない。自信に満ち溢れた表情、行動、あれも「生き方」が生んだ賜物だと思う。

日が昇ってから眠りにつき、起きたら何と22時前。幸せな夢を沢山見た気がする。そして俺は明日、一睡もせずに仕事に向かおう。「ジョン・レノンの命日は一睡もせず」、これも断じて悪くない。

P.S 未開拓タウン都立大学駅前で、またしてもお婆ちゃんに道を尋ねられた男このワタシ、よりによってスーツ姿の、決して人相が良いとは言い難いこの俺に人はどうして道を尋ねようと思うのか。どうして俺はこんなにも頻繁に道を尋ねられるのか。七不思議にも程があるが俺は素直に嬉しい。お婆ちゃん、あんた抜群のセンスの持主だね。長生きしてほしい。









at 00:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │拝啓 

December 07, 2008

ジス・イズ・ハッピー

完全な朝帰り人間このワタシ、今日という日を全て安部裕二夫妻に捧げさせていただく。

ウィットに富んだ一日だった。

この男と来年二月、ツーマンを繰り広げるのかと考えただけで俄然盛り上がりは増す。

ところで明日は休みなのか?と俺に問う。

おー、休みだ。

詳細は起きてから書き綴りたい。

BGMは「THIS IS CULT FICTION」。



at 06:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

December 06, 2008

ファックユーで祝福を

バーを閉めたのが3時。

そう、俺は俺の為だけに真夜中のカレギュウを御馳走してやろう。

食べながら思い出す事は、

「おい、このカレギュウ、キッチン南海のめちゃうまカツカレーより10円高いんちゃうんけ」。

俺は今、エネルギーに満ち溢れとる。誰かがとやかくヌカす事柄よりも、俺は俺の事だけを信じたい。

嬉しい事が一つあった。


神聖なコールセンターに「ワンマンライヴ」&「ブレイクスルー・アコースティック・シリーズ」のチラシ、すなわち二枚を貼った。いや、貼っちゃいなよと相成った。そう、訳の分からんマニュアルの紙がただ貼り巡らされとるだけの広々としたルーム内に堂々と。

ファックユーが通じた、小さな小さな、それでいて確かな瞬間。

ケッ、俺の事が憎くてしょうがない輩はハナで笑うかも知らん。

バットしかし、俺は断じてまんざらではない。

多少でも客が増えれば良い、いや、単純に観に来てほしい。

こんな事があると、おー、俺はただの嫌われ者ではないのだなと改めて捉える事が出来る。むしろ結局、敵よりも味方の方が多いのではないかというポジティブシンキングさえ生まれてくる。

そういや先日のスモーキンブギで、

「神聖なコールセンターでやかましく演奏してみたい」と唄ったな。

歌詞などその時の気分でいくらでも変える事が出来る。

ところで明日は何か?そう、安部裕二氏の結婚パーティだ。

家賃は払わずとも、ポッケになけなしのマネーを詰め込んで俺は向かうのだ。

ボロを着ても、祝福の気持ちだけはぶら提げて俺は確かに向かうのだ。

スタイリッシュのお手本みたいな格好でも、祝福の気持ち微塵も持ち合わせてなかったら行く必要などないのだ。

だから俺はボロを着ても、祝福の気持ちだけはぶら提げて確かに向かうのだ。

バーに入る前に電話で話した、「楽しもうぜ!」ってな。

主役は俺ではない、明日の俺はただの祝福人。

明日の主役は「安部裕二」、この男に任せるだけ。

刹那のラウンドミッドナイト、さすがに眠い。

準備はまだ何一つ出来てない。


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December 05, 2008

第七回 ドツイテマワリタイ人達

・朝の通勤ラッシュ、混雑を極める改札口。切符入れるまさに手前付近をうろちょろとしながら悪びれる様子微塵持ち合わせず携帯電話で楽しそうに話を続けるノータリンお姉ちゃん。

よし、金属バットプリーズ。ガソリン入りの瓶でもOK。

こんな輩は直ちにどつき引きずり回して、真冬の海にたっぷり八分間浸からしてやったとて、おいら一切悪くないぞと胸を張っていえる様な、そこでむしろ拍手旋風が巻き起こる様な、そんな平和な世界を作りたいと俺は常に思っている。

まず単純に教えてほしい、そんなところで一体どんな話が落ち着いて出来るというのか。きっと電話相手も筋金入りの馬鹿なのだろうと安易に想像してしまう俺は何一つ間違ってないんじゃないか。

こちとら寝不足気味。


「ドキュメンタリーフィルムを常に撮られてる気分で居れればそれで良いのよ」

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そして俺はまるで眠れない。刹那のラウンドミッドナイト、今川焼に噛り付く。

新曲は8割方完成した。去年の今頃も沢山曲が生まれた気がする。誕生日前に曲が生まれるのはナニモノにも代えがたい喜びがある。死ぬまでこんな事を続けたい。そしたらきっといつか右肩上がりで事は爆発するぞと信じて疑わん男このワタシ、そんな事を考えれば考える程、睡魔はさらに逃げて行く。

写真は商売道具に貼り付けたステッカー。明日は本職ではない仕事が二つ。すなわち、本職は唄う事だぜと格好つけてみたい夢見る男な訳やね。
               
コーヒーを三杯。気付いたら部屋でアルコールを摂取する事など、仲間が遊びに来た時以外滅多になくなったな。


P.S

「ドキュメンタリーフィルムを常に撮られてる気分で居れればそれで良いのよ」

と、マリーが詩にしろといった。大好きな曲がまた一つ増えた、こう思える俺は幸せ者だ。

「ねぇ、アンタ!マリーって誰なの?」だと?

そんな事を俺に聞くのは最も、すなわちモスト野暮だといえる。それは俺が聞きたいところなのだ。まるで作った感覚がない、これまさしく理想的。

たった今、「あっ、来年1月後半辺り名古屋行っちゃおっかなー」発想が生まれた。よし、行こう、迷う事なくスナック感覚でゴー。9月にデモテープを持ち込んだ何件かのライヴハウスに根こそぎ連絡してやろう、そうしよう。


こんな発想が次々と浮かんできて、興奮せずに静かに眠れという方が無理である。歴史は夜作られるという事実を俺は胆に銘じとるのだ。

at 04:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

マリーに首ったけ

生まれる新曲、

タイトル、まさかの「マリー」(仮)。

お腹を空かせた女の子の唄を作ろうとしたら、一気に詩が溢れ出てきた。

気負いない時に限って生まれる詩、これこそが素晴らしい。

ところで今夜は早めに眠る必要がある。

眠れればの話ではある。


「眠たくないけど 眠るしかない」

と俺は唄う。

結局は時間に囚われとるしがない男だ。

BGMはよしだたくろう・オン・ステージ「ともだち」。

阿佐ヶ谷で手に入れた内の一枚。

おー、一緒に演りたいぜー。





at 00:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

December 04, 2008

無断欠勤の臆病哀愁バラード

刹那のラウンドミッドナイト、寝つきはすこぶる悪い。

すなわち様々な事に思いを馳せて興奮してまるで眠れず。

やれ「嬉しい事が続いた後は必ず嫌な事が起こるぞ」然り、

やれ「でも来年はもっとどでかい事が演れる気がしてしゃーないな」然り、

やれ「そんなうまく行く訳ないやろ、でも例外としてそういうのも有り得るんちゃうんけ」然り、

やれ「どう考えても家賃払ったら他のモン払えんやないか」然り、

やれ「安部裕二氏の結婚パーティはどう転んでも参加したいしな」然り、

やれ「ところでリモコンどこへ行った?」然り、

やれ「お腹空いたぜ、あっ、いつもお腹空かせとる女の子の唄でも作ろうかな」然り、

やれ「どう逆算してもやっぱりお金ないぞ」然り、

やれ「おいおい、俺もうすぐ28歳ちゃうんけ」然り、

やれ「そしたらお前、誕生日にお金ないのまずいやろ」然り、

やれ「明日の仕事を休む気は微塵もないぜ」然り。



「どうにかなるだろう どうにかしようぜって
そんな気持ちがあるだけで

どうにかなるだろう どうにかしようぜって
そんな気持ちがあるのならー」



口ずさむのはやけに前向きな唄。いつだって自分の唄と文章で救われたい。

バットしかし。

午前6時、ミッドナイトバンクローバーズでようやく眠りについたものの気付いた時には午後15時半。すなわちノンストップ・スリーピング・スペシャル。

バーで頂いた新色Tシャツを嬉しさのあまり着込んだまま、いつでも出れる態勢を整えてあったにも関わらずだ。



「夢を殺すなよ 確かに生きてる
無断欠勤を繰り返しながらやさぐれが叫ぶー」



夢は殺さんけどな、これは良くない、今日のは特に気持ち良くない。調子に乗った罰が当たったんかも知らん。いや、これは罰でも何でもないぞ、俺の寝起きが悪い、ただそれだけの事だ。

「キッチン南海」で御馳走を平らげたいが、今の俺にはそんな事をする権利すら持ち合わせてない。

レコードプレーヤーの前に正座しよう、そうしよう。














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興奮冷めやらずでゴー

昨夜は調子に乗った文章を書いた感はある。バットしかし、俺は至って冷静さを失ってない。

そのまま眠らず、得意のロードバイクまたがり六本木ピカソ展に出向こうと企みもしたが、午前11時前、俺は静かに眠りに落ちた。

夕方17時起床、それならば俺は部屋を一歩も出ず、片付けでもしちゃおっかなー感覚と相成る。

コロコロ、拭き掃除、そんな時のBGMは断じて、先日、阿佐ヶ谷に堂々と鎮座するヘビー級レコード屋で手に入れた6枚のレコード。

袋からようやくレコードを取り出してみる。そこで初めてお目にかかる「こんなの手に入れたっけ?」シリーズ、


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永ちゃんは唄う、「ホワーイ 何故にー」。確かに手に入れた覚えなどない男このワタシ、一曲目を確認してみると「SHAKE RATTLE AND ROLL」、すなわちオールディーズの御機嫌ナンバー。俺はこの曲をプロフェッサー・ロングヘアーなる最近知った人達が、「おっ、こんな曲も演っとるのか」という思いで手に入れた。

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バットしかし、こちらのレコードを今一度確認してみるとすっとこどっこい全く違う曲だ。レシートを確認してみると5枚分の会計しかしてない。すなわちこの2枚はぴったりべったりと隙間もない程にくっついとったのだなという結論が生まれる。俺はといえば、ヘビー級レコード屋の雰囲気にすっかりと飲み込まれ興奮状態にあったのだという事が窺える。

こんな運命に導かれやって来たレコードに限って外れはない。0円で手に入れた「JUKE BOX FAVORITES」、最高なのはジャケットのジュークボックスに付いた手と足を見れば明らかである。


出来たて極まりない俺のステッカーをカッターで切り、ギターケースとレコードプレーヤーに貼り付ける。

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おー、もっともっと貼り付け散らかしたい。

「赤と黄色と黒のストライプで ポップアートの偽者の住人ー」

とは俺の歌詞。気に入った。この歌詞も一つのモチーフにして俺はこのステッカーを作ったのだ。

昨日バーに来た女性客に「高哲典です」と告げると、「何でそんな両方とも名前みたいな感じなの?」と真顔で問われた。

はらわたは煮え繰り返り、素っ頓狂を極めた質問に、口から溢れ出そうになる「知らんがな」と「ほっとけたわけ野郎」の二大感情を精一杯抑え、俺は「そんな事言われても・・・」と答えた。

俺は自分の名前を愛しとる。感謝して止まん。ごちゃごちゃ言われる筋合いは微塵もない。

そんな訳で名前入りのステッカーもやっぱり作っておきたい。

頼れる男に相談してみよう、「ひょっとしてターゲットマークとかで作れたりもしますのんけ?」ってな。


P.S

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顔をさらすのも良いかもなと思った。「NO SMOKING」という写真集からヒントを得た。

以前書いた、例のアレだ。やるだけやってやろうと思っとる。

今年は今のところ、気付けば残り一本しかライヴがないじゃないか。





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December 03, 2008

便所の中で眠っても幸せ感は保たれたまま 其の二

「其の一」から続く。

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・THE REVOLBER

MCで解散の話を聞いた時は心底驚いた。

「その前に共演が出来て嬉しかった」とボーカルの秀夫君は言った。

「ありがとう」と伝えた時、泣きそうになった。

いや、俺は泣いた。

共演が出来て嬉しかったのは俺の方でもあるのだ。

このタイミングで共演したのも偶然じゃないなと思った。


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・THEWATTER

ドラマー・山口人史を信用して良かった。

初めて会った時から、この男とは仲良くなりたいなと思った。

何も間違ってないぞと思った。

あまりにも楽しそうに演奏するバンドメンバーの姿に恋をした。

バンドってええなと思ったし、深いなと思ったな。


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・PLEASANT TAP

竜也兄貴はリハーサルの時から俺の唄を唄った。

そして本番でも唄った。

「スナック感覚」を見事自分のモノにしやがった。

ニクイ男だ。死ぬまで生きるが死ぬまで付き合いたい。

MCは自信に満ち溢れた裏返しのおちゃらけ具合で、さすが余裕やなと思った。

下手な生き方してないなって偉そうにも思った。

兄貴は兄貴でこの日の事を自分の言葉で書いた。

読んでほしい。

http://blog.goo.ne.jp/kazuha4569/


この三組を観賞しとる間中、何度も涙が出そうになった。

気分が良過ぎて本番前にビールを二杯呑んだ。


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・高哲典+佐藤亮平

1.スモーキンブギのテーマ
2.どうにかなりそう
3.自由
4.アウトロー・バカヤロー
5.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
6.自作自演屋
7.ラウンドミッドナイト
8.深夜高速バスブルース
9.愛すべき日々
ーアンコールー
1.夢の暮らし


場の雰囲気を確認して俺はステージに立った。この四組でこそ一緒に演れて良かったと思ったし、やる事をやれば必ず俺も受け入れられるなと思った。緊張などない。あるのはこれ、そう、それ、武者震い。初めて弾き語りで立って唄った。「テーマ」を急遽追加し全9曲、5曲目からアップライト・ベース・佐藤亮平が加わった。MCでは「主役は俺や!」と言い放ったが、主役が出演者全員である事は俺が一番分かっとる。そんな当たり前の事は言う必要もないと思った。アンコールは一人で「夢の暮らし」、アンコールの曲を前もって決めとく事程恥ずかしい事はない。俺はその場、その雰囲気で、この曲をどうしても唄いたくなった。まさに「夢の様な夜」だったのだ。

水道が止まっても電気が止まっても大した問題じゃない。音楽に対する動きが止まった時が俺は一番怖い。レコードを愛しとるし、愛すべきアーティストは数え切れんが、俺には自分の唄が何より重要なのだ。

目の前の女の人がずっと頷いとるのが印象的だった。

「やる事なす事気に入らないから何にもしない
何にもしないの落ち着かないから動きは止めん」

「どいつもこいつも気に食わないから動きは止めん
動きを止めたら嫌われそうだぜ 動きは止めん」


とは俺の歌詞。気に入った。

こんな俺じゃなかったら誰も一緒に演ろうなどとは言わんのだ。すぐにどっかに消えてしまうだろう。そんなに甘くはない。俺が俺で良かった。

終わった後はやり切った感に満ち溢れてフラフラだった。

そして呑む、抱き合う、呑む。

各バンドメンバーと語り合う。

その場におってくれた人達に感謝を、佐藤亮平に敬意を。

竜也兄貴に出来たて極まりない俺のステッカーを渡すと、その場で自分の商売道具であるベースに貼り付けた。坂本竜馬のイカした写真に重ねて貼り付けてくれた。

「あっ、この男とラブホテル行けるな」と思った。

山口人史、すなわちぐっさんと朝までスモーキンブギに残った。朝まで呑み明かしてやるぞ精神が俺にもこの男にもしっかりとあったのだ。この男にもステッカーを渡した。スネアかギターに貼りたいと男は嬉しそうに笑った。どこまで素晴らしい男達が俺の周りにはおるのだと我が身を疑った。

バットしかし二時以降、近年稀に見る眠気、気持ち悪さ、それでいて変な気持ち良さ、頭痛に襲われた。おー、これが二日酔いならぬ一日酔いなのかと冷静にも思った。

便所に入り込み、十分休憩のつもりが二時間経った。眠ったり吐いたり吐いたり眠ったり笑ったり泣いたりを繰り返した。酔っ払って記憶がないと人は言ったりするが、俺はそんなに野暮ではない。こんな夜の記憶をこの俺がトバす訳がない。

頂いた蕎麦をキレイに吐いた。四時過ぎに秀夫君とTHEWATTERベース・タクローからのメールを確認して、嬉しくてまたへたり込んだ後、カウンターに戻るとマスターが「刑務所に入ってたのか?」とウィットに富んだ事を言った。一瞬足りともそんな瞬間を忘れたくない。

「コーヒーカップに染み込んだ騒がしい思い出と
灰皿の中に詰め込んだ苦々しい思い出を
繋ぎ合わせて今を生きてる」


とは俺の歌詞、気に入った。俺はアルコールよりもカフェインの方がきっと好きだ。

マスターに頼んで出来たて極まりない俺のチラシをどっかに貼ってほしいと頼んだ。

セロテープを渡され、どこに貼っても良いと言われた。二種類あるチラシの一つを二時間潜り込んだ記念すべきトイレの中に貼り付け、もう一つを手を洗う習慣がある人間なら誰もが目に付くであろう蛇口前、すなわちベストポジションに貼り付けた。

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座右の銘「酔っ払ってもやるべき事は忘れるべからず」。

マスターにステッカーを渡すとカウンター越しのサーバーに貼り付けてくれた。もはや、何も言う事はない。

長々と書いた。「自分を褒め称える作品しか作らん」とは三代目魚武さんの格言。これは見方によってはただの自慢話かも知らん。

バットしかし、文句があるならかかって来い、

うっちゃりしてあげるよ。

二編書き上げるのに五時間近くかかった。書かずとも記憶が消える事はないが、書かん事は俺にとって、もはやとんでもないストレスなのだ。

もっともっと自信に満ち溢れた顔をしたい。堂々としたい。全うしたい。その為に、動きは止めん。

まだまだ行ける。無論俺は次を狙う。

俺が死んだ時には「アイツは一体何だったんだ?」と笑われたい。

また必ず会おうぜ。死ぬまで絶対死ぬなよ。

大往生してやろうぜ。


P.S 気付けば午前九時。眠るのは止めだ、時間には囚われたくない。
















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便所の中で眠っても幸せ感は保たれたまま 其の一

’08.12.1(月)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.5」
アット 新宿スモーキンブギ
w/THEWATTER/PLEASANT TAP/THE REVOLVER


俺が俺である事を俺は忘れた事がない。

この「ブレイクスルー・アコースティック vol.5」は俺にとってあまりにも大きいモノになった。

何度でも書こう、見逃した輩は一生後悔してほしい。

「あの時どうしてワタシは、俺は・・・」と悔やんでも悔やんでも悔やみきれん程、俺はもっともっと大きくなってやろう。

「もっとBIGにならなきゃいけない男だから俺は」とは95年のB’zの名曲。

現状に満足しとると思った事はないが、かなりええ線行っとるんちゃうんけと俺は勝手に思ったな。

世田谷区民会館で演ったって人見記念講堂で演ったって何一つ恥ずかしい事はない。

男前な男達と素晴らしい夜を作り上げた。企画者は?そう、俺だ、覚えとけ。

はっきり書くと、俺は自分の事が羨ましくて羨ましくてしょうがなかった。

俺みたいなモンの事を理解してくれる男前達が呼びかけに応じて集まり、自分のやるべき事をただただやりまくる。

そこには「お前が呼んでくれたから」などという甘い考えは微塵もない。

自分がやるべき事にただただ神経を注いでやりまくるだけ。

始まる前も終わった後も色んな男達と握手をした。

終わった後は抱き合った。男と男が抱き合った。

ほんまはブッチューとキッスしても何の差し支えもないなと思った。

それ位、素晴らしかった。

各バンドのMCを聞いても、俺が如何に粋な男達に囲まれとるかというのが伝わって胸がいっぱいになった。

誇らしかった。もっと多くの人達に見せつけたかった。

俺の事が嫌いな輩にも見せつけたかった。

敵は多い方が良い。原動力の一つになる。

「お前にはこんな事が出来るのか」と仕返しをしてやりたくなった。

お母さん、俺は俺の好きな事をやれとるぞと胸を張りたかった。

自分に嫉妬してしまう事程幸せな馬鹿はおらん。

こんな男をほっとく女達はただの馬鹿やなと思った。

こんな事書いたら女達からは嫌われるのか?

敵は多い方が良い。原動力の一つになる。

何年か前、俺には仲間と呼べる人物が少なかった。「友達を選ぶ権利が俺にはあるぞ」と決め付けた。

俺はその時と何も変わってない。バットしかし、今やこの俺は「嫌われたくないな」と思える男達と沢山出会えた。

今年はその飛躍力が抜群に大きかった。

「来年は更に・・・」と考えただけでゾクゾクとくる。

これは俺が動いた結果だといえる。自信を持って何が悪い、文句があるならいつでもかかって来いと書こう。

一本背負いしてあげるよ。

来年二月にツーマンでぶちかます安部裕二氏がスナック感覚でフラッと遊びに来てくれた。

「相変わらず面白い事やってるね、動きを見てるだけで嬉しくなる、周りを巻き込んで引っ張って行く感じ」。

この男の言葉はいつも特別に胸に響く。

俺に「引っ張って行く」という感覚はない。バットしかし「俺が先にやらんとな」感覚はある。

誰かの何かを見て、「あんな風に演ろう」と思った事は一度もない。

俺は俺のやり方でやりたい様にやりたい。

「額に入れたターゲットマークの中心部を睨みながら
ひたすら狙うのは そこだけだバカヤロー」


とは俺の歌詞。気に入った。

脇役に用はない。中心は俺が作る。

もっともっと輪を広げるぞ、俺だけのやり方で。

続く。






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December 02, 2008

俺が俺だ、覚えとけ

有無を言わさず昨夜、世界一の幸せ者と化した男このワタシ、

この気分を汚さぬ為にはまだまだ動く必要がある。

昨夜の企画を見逃した輩は一生後悔してほしい。

詳細は後日、何故ならばバーへ行かなくちゃ行かなくちゃ。


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December 01, 2008

ツーデイズ・ヘビー

おー、こんな時間まで話し込む。

コンディションは万全、今は明日の事だけ考える。

本日のライヴは激しく突き抜けた感じがあった。

やれる事を最大限にやり抜けばそれでええのだ。

そして明日は無論、今日を越えよう。



’08.12.1(月)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.5」
アット 新宿スモーキンブギ
w/THEWATTER/PLEASANT TAP/THE REVOLVER
19時半開場/20時開演/1500円+1order 



シビれる男達とシビれる夜を獲得しろ。

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