April 2010
April 30, 2010
「心の風来坊」 Vol.4
’10.4.29(木・祝)
アット 大阪/東心斎橋ドアーズインヘブン
1.ベリータイアードシンキングブルース
2.自作自演屋
3.ラウンドミッドナイト
4.ロマンのど真ん中
5.自由
6.マリーと暮らす
7.愛すべき日々
近年稀にみる程に枯れ果ててしまった声を有効活用して唄うトーキングブルース。
大阪新世界、串かつのオンパレードを経て、最後のベッドに倒れ込み眠りこける。
そして本日遠征最終日、昭和30年代の雰囲気漂うスマートボールに興じて笑う男達、
いつもの喫茶で珈琲を一杯、
リハーサルを終えれば繰り出すレコード屋、
すなわち、パーフェクトトリップの確信犯。
マリッジブルーの如き雰囲気漂う今日この頃、
明日の朝には新宿に降り立つなんてまったくもって冗談の一つにもならない始末。
April 29, 2010
「心の風来坊」 Vol.3
’10.4.28(水)
アット 京都/西院OHHーLAーLA
1.どうにかなりそう
2.ロマンのど真ん中
3.深夜高速バスブルース(京都編)
4.ウイスキーとトランクを道連れに
5.アウトローバカヤロー
6.マリーと暮らす
7.愛すべき日々
一弦、六弦、四弦、三弦、一弦、感情移入は最高峰、次から次へと弦を吹き飛ばし最後はギター歯抜け状態、
どうにかこうにか手拍子求めてアカペラにてハッタリ大団円、
飾ってあったFACES「OHHーLAーLA」のレコードジャケットを終始睨みながら盛大に唄う。
とにかく喉は枯れ果てまったくもってのあん畜生具合、
天下のイノダコーヒにてハイカラタイムを経て辿り着く大阪新世界、
どこまでも突き抜けたい心意気は断固キープオン。
April 28, 2010
「心の風来坊」 Vol.2
吹き飛ばされて圧し折れた傘のバラッド、
暴風雨の中を歩き回り這いずり回り辿り着くいくつかの喫茶、 びしょ濡れブーツで名古屋初日、
’10.4.27(火)
アット 名古屋/大須OYS
1.ロマンのど真ん中
2.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
3.ラウンドミッドナイト
4.モダンソファに腰掛けて
5.自由
6.愛すべき日々
よー君、CD購入底抜け気分でありがとう、
よー兄貴、純喫茶で渾身のイチゴショートを御馳走して差し上げるぜ。
世界の山ちゃん、天下の山ちゃん、手羽先で得る原動力、言動力、
偽者はこの世の重要廃棄物、
眠りもせずに繰り広げる偉大なる与太話、
一つのベッドに倒れ込みようやく眠りこける二人の男、
俺は夢を見た、ハイカラヒップグッドトリップの夢を。
朝も早よから起き上がれば温度差10℃の好天気、
ビールはガソリン、珈琲はハイオク、
ツナギはボロボロ、ブーツは擦り切れている、よろけながらロマンのど真ん中。
ポップな気分で向かう京都ウーララ、
すなわち、ロニーレインに思いを馳せて。
April 27, 2010
April 26, 2010
弾け飛ぶロックステディ日和に寄せる戯言
右肩上がりの左団扇、そんな自己暗示、言葉遊びを愛している。
次の日の朝に食べる為に手に入れた値引きシールの貼られたパンを帰り道に勢い余って根こそぎ平らげてしまう自由、
そんな自由を愛している。
「生の感情恐れるべからず」とはブコウスキーの格言にして俺の座右の銘、
湧き上がる感情に嘘などつく必要はない。
洗い立ての粋な香り漂う小汚いツナギを着て、髪の毛は刈り上げ、CDとロマンを持ち合わせて旅に出る。
準備は何もない、いや違う、
ここ2、3ヶ月、今日という日の為に準備ばかりしていたのかも知れない。
ドサクサ紛れに71年東映映画「女番長ブルース/牝蜂の逆襲」観賞、
池玲子がブラウン管から飛び出さんばかりの勢いでがなり立てる、
「猿芝居はガキの頃から見飽きてんのさ!!」
カルト映画は今こそ躍進時、俺はいつだって本気だ、メロンパンの袋を舐めまくるその瞬間もだ。
ところで仕事場では部署が変わり、俺には今、怒る事などどうやら何もない、
それは俺自身が強く望んでいた事だからだ。
あるとすれば自らに対する憤り、
とにかく果てしない大茶番演劇の時を経て、ようやくスタート地点に立てた感さえ抱かざるをえない胸中。
さて、一つ聞くけど「好きになった人がタイプの人」って一体どういう意味だ、
「ワタシは根本も何もないまったくもって流されやすい性分です」と同義か。
そんな類いは真っ平御免、そんな訳で筋の通った人間と仕事なら愛して止まない。
そして行動力と残業時間を駆使して何枚かの紙切れを手に入れ、そいつで旅に出るという事実。
2010年4月の東京は今日でお別れ、
バットしかし、明日の名古屋は雨が降るという。
要するに過呼吸になってしまう程に血涌き肉躍り出している始末。
April 25, 2010
煮え立つビート文学 ’10
長い長い期間、俺は一体何をやり、そして何と闘ってきたのかと自らに激しく問い詰めずにはいられない今日この頃、
とにかく果てしない大茶番演劇の時を経て、ようやくスタート地点に立てた感さえ抱かざるをえない胸中。
カツアゲされるのが嫌ならそうされない様に大そう気取れ、
脅されるのが怖いなら負い目など断固作るべからず、
こんな類いは「当然の話」と書いて「エチケット」と読んで然るべき事柄。
幼少期のいじめられっ子は今こそ躍進時、その反骨精神は尋常の粋をとっくにはみ出している。
まずは元を取り、後はプラスに持って行くだけって方法論、
すなわち、必殺八倍返しの大喜劇役者。
ところでエチケットといえばハンカチを後ろ左ポッケに詰め込み忘れた時の失望感、
ドアノブが手洗い後の水で濡れているなんて言語道断、無期懲役、
俺はその「エチケットの無さ具合」を100%中1950%許さない。
バットしかし、俺こそが誰よりも平気でドアノブを濡らしたまま行ける焦燥ナスビ野郎だと思われているってんだから憤りは宇宙規模、
すなわち、コンビニエンスの入口で出入りする客をいびりながらたむろしているのが俺だって寸法。
ノー、断固ノー、こちとら神経質を380円モダンジャケットで着飾り覆い隠すただの夢見がちな男、
随分やさぐれていたとて悪いクスリに手など出さない。
無力を肌で感じる時、思い浮かべるモノは旅、「パーマネント・ヴァケーション」という名の最高峰映画、シオン、エトセトラ、
色々あるのでクスリに手を出す隙などない、そして俺は60年代ボブディランを口ずさむ。
ウィットの一つも拾い出せん位なら書く事などとっとと止めた方が良い。
起伏があまりに激しいのは何も今に始まった訳じゃない。
それはこのファッキン極まるお天道様のせいかも知れないし、単なる俺の我儘であるかも知れない。
誰かが言ってたぜ、「思い通りに行かなかったら強行手段取ってそういうの甚だウンザリなの」だとか何だとか。
70年代めんたんぴんが盛大に叫ぶ、
気をつけなくちゃ俺たち、俺たちゃ不良さー
とんでもなく特別なバンドだ、要するに「不良」とは「真面目過ぎる」と紙一重だ。
ブラックチョコレートと狂乱日活映画に感じる並々ならぬ中毒性、
「不敵に笑う男」「霧笛が俺を呼んでいる」「紅の拳銃」、どれもこれも鑑賞後にはダブルサムズアップ×88。
真夜中、ウイスキーコークを浴びながら昔の写真に手をやれば、
坊主やら金髪やらイカサマモヒカン紛いやらファッキン長髪やら何やらかんやら、
あらゆる街の風景と共に写っているのはどうやらこちとら張本人、着ている服はポリシーに反さずまるで変化無し。
一年前は香港ルーレット天国の渦の中、アメリカ行きは一体いつになる?
求めているモノは行動力ではなく所詮ただの紙切れだという事実。
さて、一日38件にも及ぶ「英語インチキ迷惑メール」の類いが我が物顔にて呼びかけてきやがる、
say goodbye to ED!!
ヘイ、ヘイヘイガイズ!失礼なんだよ×19888120、
バットしかし、仰け反って笑える喜びとスリルに敬意と125連発の愛を。
俺は歩く、文庫本をパンツの中に突っ込んで。
「まるで刺される事を防いでいる様だね」、またも仰け反って大笑い。
どうでも良いけど旅が近い、非常に近い、
要するにビッグヒップトリップの華やかな幕開けに八倍返しの血が煮え繰り返っている始末。
April 19, 2010
今日の芸術 ’10
この本の中で、あなたはかつて耳にしたことがない、まったく思いもかけないこと、
いままでの常識とは正反対のことばかりを聞かれると思います。
しかしよく読んでいただければ、私の言っていることの方が、
遥かに自然で真実であり、理の当然であることに気がつかれるでしょう。
私はこの本を、古い日本の不明朗な雰囲気をひっくり返し、
創造的な今日の文化を打ちたてるポイントにしたいと思います。
ヒップ!ハイカラ!グッドフィーリング!
1954年8月、岡本太郎が「今日の芸術」に寄せたモダニズム、おまけにニヒリズムさえ極めた格好良いにも程がある声明文。
56年前にこのふてぶてしさ、すなわち、素晴らし過ぎてもはや閉口、そして脱帽の類い、
真っ赤なスゥイングトップの内ポケットに忍ばせて何度だって読み返そう。
BGMは1976年オレンジカウンティブラザーズ、
おいらは陽気なメキシコ野郎ー
まったくもってイカす、勝てなくとも俺は負けない。
1960年狂乱の日活映画「抜き撃ちの竜」&「電光石火の男」観賞、
風景、言葉選び、粋具合、斬新なる編集、何から何まで限りなく「好み」だ、こちとら勝手にスタンディングオベーション×2。
オールドタイプの桃源郷このワタシ、
「今時そういうの流行んないよ」だとか何だとか、古いだとか新しいだとか金輪際ノープロブレム事項、
白髪は増え続けたとてモデルガンを抱き締めてどう生きるかに重きを。
だからシングルなんてシケた注文は止めだ、ウイスキーをくれ、ロックでトリプルで。
April 18, 2010
ロマンは白い煙と旅の中
東京に出てきたばかりの頃、広島に残したハイカラ姉ちゃんにCDか何かと一緒に手紙を送った事がある。
物が届いた直後、ハイカラ姉ちゃんから電話が鳴った、
「封筒を開けた瞬間に煙草の匂いがしたわ」
なるほど、ヒップな言葉は永遠に脳裏に焼き付いたままだ。
朝も早よから起き上がり、食べる事も片付ける事もファッキンな事柄も全て忘れて後回しにし、
煙草を吹かす事だけはどうやら忘れず根こそぎCD封入作業に着手。
そんな訳で煙草の匂いとJPSの灰まで見事封入する勢いで初回分を完全パッケージ。
こいつが飛ぶ様に売れたなら仕事を颯爽と辞めて旅に出たい、たまにはスタイリッシュに決めたいところだ。
その前にこいつを売りさばく為に8日後には旅に出る、どちらにしても旅は続くぜと粋がりたくもなる昨今。
俺が買い手ならこの盤面の「レコード具合」の為だけにまずは800円叩くだろう、
後は内容でプラスに持って行くって方法論だ。
バットしかし、世間とのズレはどうやら否めない、
とにかく俺は俺がグッとくるヒップな代物を作った、ようやく第一段階突破だ。
こいつが飛ぶ様に売れたなら奴等を本物の昭和ロマン喫茶へと連れ込みたい、時にはゴキゲンに決めたいところだ。
作業中、携帯電話には52件にも及ぶメールが寄せられた、
内訳9割8分はご多分に漏れず「迷惑メール」の類いだったが、
俺はその回数、例のボサノヴァ昭和歌謡を耳に叩き込む事には成功していた。
ところで、全て英語で送られてくる文章の一文は例えばこんなモノだ、
ED pill for free!!!
ヘイベイビー、失礼なんだよ×875。
「恥の多い人生を歩んできました」、愛すべき太宰治が叫ぶ。
一体アンタの何がどの様に恥ずかしいんだ、ズレた人間なんて他に溢れんばかりに蔓延ってるぜ。
そして恥さえも武器にしたいと企む時代遅れの喜劇人このワタシ、
「ガラの悪いチャップリン」、誰かがお茶目に罵りやがる、
なるほど、ヒップな言葉を永遠に引き連れながら旅から旅へ。
価値観のブルース
言い訳などしない、
そんな類いは誰かと同じ服を着て堂々と自慢げに喜んでいるキチガイと同じくらい嫌いだ。
いくら盛大にほざいたとて物事はいつだってスタイリッシュに進まない、
「だから明日も楽しい」だとか何だとか、イカした男が唄っていたのを聴いた事がある気はする。
9割2分にはハナで笑われ、残りからは圧倒的支持を得るかも知れない、
結果にではない、その精神に。
4.17、今日という日は「全世界同時レコードストアディ」という眩暈がする程にヒップな名目の一日であったという。
春分の日だとかバレンタインディだとか体育の日だとか何だとか、
そんな類いはどんな場にでもすんなりと溶け込めるお人好し椎茸人間と同じくらい興味をそそられない、
バットしかし、遅ればせながら来年から「4.17」は勝手に俺の祝日。
音楽が鳴り止むと泣きそうだ、
要するに俺はモヒカンにしたい、モダンイカサマモヒカンに。
P.S
例のクールなロックンロール屋のホームページに、レジ前でレコードを抱いてヘラヘラと笑う戯けた俺の写真が掲載された。
俺は一体何なのか、何処へ向かうのか、もはや俺にも分からない。
April 17, 2010
新わからない節 ’10
本日の名言、
「ヒッピー、或いはバックパッカー。さもなくばホームレス」
呆れられているのか飽きられているのか、はたまた諦められているのか、
三歩進んでいるのか八歩後退しているのか、それはまるで分からない。
望むところだと大言壮語、
こちとらドデカイ事をやらかすかどうしようもないクズに成り下がるか二つに一つで大いに結構、
訳の分からんジャガイモ野郎共と筋の通らないインチキな事柄で競い合うなんて金輪際ノープロブレム事項、
俺はやるべき事をやってお金を稼ぎたいと切に願う、たったそれだけのシンプル極まるあん畜生。
信念を曲げんままに俺だけに与えられた突然のチャンスを俺は見事にモノにしてやりたい。
ところで「怖い」ってどういう意味だ、
俺は何に対してもヘラヘラと笑うイカサマ人間の裏の顔の方がどんなゴロツキよりもよっぽど「怖い」ぜ。
本日高田渡命日、命日とは考え方を変えれば誕生日だ、
そんな訳でBGMは高田渡を5枚立て続けに回した後の武蔵野タンポポ団、
読書はウィリアム・バロウズ「ジャンキー」、
筋を通しながらもアウトサイダーと呼ばれた本物のインサイダーに敬意と20008Vのスポットライトを。
「前例がないなら作っちまおうぜ」とはブコウスキーの格言にして俺の座右の銘、
「アンタ、筋金入りね」
ヒップな女に愛情たっぷりに呆れられるのが俺の夢、勝てなくとも俺は負けない。
タイトルは高田渡69年作、筋金入りの名曲「新わからない節」、
あーわからない わからなーいー 何が何だかわからーなーいー
まったくもってイカす、これが300万枚売れれば世界は変わる。
April 16, 2010
ロマンは珈琲と日々の中
AM10時、宅急便のおっさんが三連符のリズムでノッキンオンドア、胸躍るジャケット&歌詞カードは堂々たる到着。
狙い通りの出来栄えに飛び跳ねながらガッツポーズ、叫び散らかす言葉は「トゥルルルッフー」。
PM12時、【ロマンは珈琲と夜の中】を永遠のリピートにしながら盤面作成、
レコード好きにはたまらないデザインを駆使して盤面印刷さえ完成させる。
PM14時、「本日の行動メモ殴り書き」を片手に街を徘徊、
トイレに立ち寄るかの如き自然さで立ち寄ったレコード屋の店員の態度にハラワタ煮え繰り返るも罵り合いなどしない、
その店とは良い関係性を保ち続けたいからだ。
物差しやらボトルコーヒーやらウインナーやら980円高級リンスやらティッシュボックスやら何やらかんやら、
両手がもげる程のスーパー袋を抱えて一時帰宅、
ジャケットに目をやり、狙い通りの出来栄えに飛び跳ねながらガッツポーズ、叫び散らかす言葉は「トゥルルルッフー」。
PM18時、「散歩がてら」の名目拝借して例のロックンロール屋、
勝手なる常連気取りで二時間以上居座り与太話、珈琲を奢ってもらう代わりにこちとら煙草を御提供、
焦り過ぎて話し下手になってしまう事多々あれど、語り合えばきっとまだまだ仲良くやれると信じて疑わない。
ヒップレコード5枚抜き出し颯爽たる帰宅、
俺はあの店に当分の間、神経磨り減らしてようやく手に入れたお金を根こそぎ注ぎ込む事になるだろう。
PM21時、レコードを回しながら「塩カルビウインナーもやしキムチ/とろろ味噌汁付」を即座にオーダー、
すなわちこしらえ、そして平らげる。
PM23時、【ロマンは珈琲と夜の中】を納めるCDケースを50枚引っ提げて今村竜也兄貴が三連符のリズムでノッキンオンドア、
お互いのCDを見やりながら止まる事無くガッツポーズ、本格珈琲を啜りながらの与太話、
「おかげ様で」、こんな平たい言葉ではとても物足りない。
AM0時、珈琲をウイスキーコークに持ち替えて夜の中、日々はこんなにも彩られている、
だから俺は明日もハッタリをかましながら賢明に生きるだろう。
April 15, 2010
トゥルルルッフー ’10
座右の銘「溝が無くなるまで回し続けろ」を実践して止まない男このワタシ、
風呂掃除だとか洗い物だとか何だとか、そんな最中でさえCDには目もくれず、針を磨り減らしてレコードは回り続ける。
手間がいくら掛かったとて「アナログ」に敵うモノ無し、右に出るモノ無し、
すなわち、右肩上がりの左団扇最高峰。
バットしかし、目覚めれば電気供給は停止状態、まったくもって笑いが止まらない。
こんな状態では本末転倒最高峰、日の当たらない部屋では歯を磨く事さえ一苦労だ。
バットしかし、仕事を終えて部屋に戻れば電気が点いていた、
そんな訳で着替える時間もしゃらくさくインチキベッドに倒れ込み1961年狂乱の日活映画「俺の血が騒ぐ」観賞、
風景、言葉選び、粋具合、斬新なる編集、何から何まで限りなく「好み」だ、俺は勝手に拍手喝采を繰り返す。
これが50年前とはハイカラ過ぎて閉口、
こちとら驚く事に2010年まで生き延びたあん畜生。
次に止まるのは電話、次いで水道の王道路線、
バットしかし、俺は懲りもせず明日も常連気取りで例のロックンロール屋へ駆け込むって寸法だ。
ノートには山の様にレコード屋のレシートが挟まっている、
2010年を終える頃には辞書の如き厚さになっている事は想像に難くない。
そしてジャケット&歌詞カードは満を持して颯爽と到着予定、
あの手この手を際限無く駆使して何もかもを笑いに変えるってのは神聖極まる行為だ。
身を磨り減らしても笑い続けろ、
これ、磨り減らしても音を鳴らし続けるレコード針、底が剥がれても歩き続けるボロボロブーツと断じて同義、
全ては繋がっている。
April 14, 2010
脳内 50’s
ボロボロブーツの底が根こそぎ剥がれてきた感さえ漂う昨今、
要するに俺はモヒカンにしたい、イカサマなモヒカンに。
4.13、この日付には何かと見覚えがある。
キャロルが日比谷野外音楽堂で燃え尽きて35年、
2年前の今日はザ・マックショウという名のキャロルをそのまま真似たクールなバンドが同じ場所で革の上下を着て踊っていた。
そして俺はその日、ストンプという名のバーで魂に火をつけて唄っていた。
2010.4.13、部屋から徒歩にして4分37秒の位置に存在するライヴハウスに初めて駆け込み「PLEASANT TAP」、
すなわち今村「モダン」竜也氏率いるバンドのライヴ観賞。
4.13、この日付には何かと縁がある。
仕事中だとか電車内だとか何だとか、所構わず止む事もなく音楽が溢れている。
脳内ジュークボックスは今こそ躍進時、ならば俺は何が何でも踊り続ける事さえ可能可能。
スタンド灰皿は瞬く間に満パン状態、
俺は意味と由縁さえ知らない専門用語を我が物顔で口にしたりはしない、恥ずかしくて恥ずかしくてたまらないからだ。
どうやら面倒な性分にホットドッグとブラックコーヒーとオマケにレコード針を。
April 13, 2010
終身刑をボンクラ共と君に ’10
丸め込まれた猿共が何もかも分かった様な顔をして一生懸命を気取っている様はとても見るに耐えない。
俺は人の上に立たない、いや、立てたガラでもない、茶番な方針に従ってまで我が物顔を気取る事など断じて出来ない。
誰かが言ったぜ、
「社交性が無さ過ぎる」
俺は仰け反って大笑いしたけれど。
何もかもに「ノー」と叫びたい訳ではない、
むしろ「イエス」と盛大に叫んでみたいのに頷ける事など皆無に近いってんだから、
それを誤魔化してまで「イエス」と叫ぶのは俺の中で終身刑だ。
俺は人の上に立たない、いや、立てたガラでもない、疑問符は年中無休で営業中だ。
腐りきった馬鹿共が俺の周りをウロウロとしてんだー
嗚呼、面倒だ 馬鹿は相手にしないのさ
こんな戯けた唄を19歳の時に作った、タイトルは「馬鹿は相手にしないのさ」、
そして俺はどうやらさほど変化する事もなく29歳の春を迎えている始末。
当たり前の事を叫べば「怖い」と罵られ、そして「用はない」と嘲笑い。
「暴れるなら俺がいる日にしろ」
暴れる日を選ぶ余裕があるなら俺は大人しくお金を稼ぐ事が出来るだろう。
だから俺は真っ裸になってレコードを回して踊る、本物の踊りを。
レコード針を持って来てくれ、心安らぐ場所へ連れて行ってくれ。
よー君、神保町に堂々と鎮座する「純喫茶ロザリオ」へ本物の珈琲を啜る為だけに向かわないか。
「おいボンクラ共、会社を立ち上げるぞ!」
これしかどうやら手段はない、その為に要するモノは何か、お金だ。
俺はただの夢見がちな男、
君の1055個の夢、くたばる前に叶うと良いね、叶うと良いね。
April 11, 2010
自暴自棄のロックンロール言及
左手にサントリー角瓶、右手にレコード袋、この街を闊歩しているのは他の誰でもない、この俺だ。
叩き割るピアノ、喘ぐサックス、前のめりエイトビート、叫び散らしながら歌心溢れるインチキボーカル、揺れ続けるオンボロスピーカー、
探し求めて6年強、センス溢れるジャケットと共に内容さえ伴う「DESPERATE ROCK’N ROLL」シリーズ、
この文字を発見したら直ちに御一報を、はたまた俺の事を思い出してくれるだけでも良い。
偶然の出会いにこそ胸躍る性分な故、インターネットだとかコミュニティだとか何だとか、
それらの類いは今日まで断固避けてきたが「VOLUME SEVEN」は大阪「タイムボムレコーズ」からオーダー、
「VOLUME FIVE」はまさか、部屋から徒歩5分弱の場所に存在したロックンロール屋にて本日掘り当てた。
毎日通るルート・スゥイートホーム沿いにあんなヒップな店が存在したとは我ながらモグリ、人呼んで「モグラー」、
俺はあの店に当分の間、神経磨り減らしてようやく手に入れたお金を根こそぎ注ぎ込む事になるだろう。
そして「常連」と呼ばれるのはもはや時間の問題、明日にだって俺は無意識の内に立ち寄ってしまうのかも知れない。
ここにきて突然何の前触れもなく再び激しく燃え上がるロックンロールの大荒波、
出身はチャゲ&アスカ、ルーツは50’s、バットしかし、岡林信康さえ愛して止まない。
何から何までとっ散らかっているのはもはや御愛嬌、人呼んで「チャーミングポイント」、
ブラウン管には「気狂いピエロ」、
BGMは上田正樹&有山淳司「ぼちぼちいこか」、関西弁とラグタイムブルース奇跡の融合。
ちょっと小粋なおばはん わいと朝まで一緒に踊りに行かへんけ
ちょっと小粋なおばはん わいと朝まで一緒に踊りに行かへんけ
回すレコードも文章の書き方も気分次第で自由自在、
ロックンロール屋のオールバック兄ちゃんが言ったぜ、
「DJ募集してますよ!」
バットしかし、「そういうシーンにドップリ」なんてのも何分性に合わない。
ウォレットチェーンにライダース、バイクにリーゼント、これだけでカタがつくなんて真っ平御免の類い、
俺はロックンローラーなんかじゃない、括りを根こそぎ取っ払いたいと夢見るだけの単なるグッドミュージック探求家。
高田渡と榎本健一を回しても喰い付きの良いDJイベントなら満を持してやらせてほしいと切に願う。
P.S
夏発売を目途に製本に着手、誰よりも俺自身が待望して止まない「哲学の哲に辞典の典」文庫本化。
60年前の曲(50’s)に胸躍らせるのも良いが、何よりも今現在の自らの行動に胸を躍らせ続けなければならない。
与太話の夜明け
擦り切れたブーツ同様、擦り切れた心でも引きずって駅に降り立った矢先、
いつもとは逆方向の階段を無意識の内に上って向かった。
何処へ?
そんな問いは今や野暮、レコード屋だ。
レコード屋、こう書いて「駆け込み寺」と読む。
近頃は以前にも増して通称「掘りたい」、すなわち、お金もないのに漁りまくりたい気分だ。
探し求めて止まないレコードが掘り当てられなくとも他のモノが顔を出す、
そして良質盤を二枚掘り出しボトルコーヒーを抱えて家路につけばドアの隙間には不在票、
何の?
そんな問いはもはやモグリ、レコードのだ。
滅多に手を出さない通信販売を駆使して送られてきた大阪行きつけ「タイムボムレコーズ」からのロックンロールレコードだ。
俺はコレクターではない。
俺はレコード屋では働かない。
好きな事でお金を稼ぐなんて夢の話、絵空事なのかも知れない。
無論、面接に出向いた事はある、
問い合わせを繰り返した事もある。
バットしかし、この問いは俺の気持ちを萎えさせるには充分事足りるモノだった。
「今まで買ったレコードで一番高いのはいくら?」
オーベイビー、俺はコレクターではない。
「はい!72000円です!!」
こう答えれば俺は採用されたのか、それならこちらから願い下げだ。
高いレコード、高い服、それを持っているかいないかであらゆる基準が決まるなんて真っ平御免の類い、
安いレコード、安い服、それでいて「その値段でこんなヒップなモノがあるのかい!」、
要するに選曲とセンスの話、そして一級ロマンの話、
そこらに蔓延る二十二番煎じセレブリティ気取り姉ちゃんにこんな話は永遠に伝わらない。
どちら様からの逆ヒップ極まるコメントが焦燥たるフラッシュバック、
「ナルシシズムに浸るのも良いが程々にな!」
一体何なんだ君は、
まったくもって「僕は指を咥えながら陰に隠れて見てるだけです」と同義語にしか見えない。
後ろから人を刺すの「だけ」が得意なタイプと同類と捉えて何ら差し支えないだろう。
人に好かれようと意図的に何かを企むという機能が圧倒的に欠けている男このワタシ、
よって君は俺の事を永遠に毛嫌いしてくれて一向に構わない、むしろそれを望みたいくらいだ。
おっと、オマケにもう一つ、どちら様からの逆ポップ極まるコメントが疾走たるフラッシュバック、
「お前は欠落した人間だ、ようやく気付いたのか!とことん残念な人間だぜ!!」
一体何なんだ君は、失礼なんだよ×11509。
秩序って言葉の意味、特別に教えてやっても良いぜ。
こんな与太話を毎日律儀に読み漁ってアラを探す時間があるなら、
その時間、もっと他に割いた方が良いぜ×696(ロックンロール)。
明日はウォンテッド・レコードについて一編書く、俺は好きな事を勝手気ままに書き殴っているだけだ、
迷惑をかけた覚えも悪い事をした覚えもない、アラを探したいだけなら直ちに読むのは控えた方が良い。
バットしかし、残念ながらこちとら、煙たがられる事にはそこそこ慣れてしまっている始末、
脳ミソにこびりついてしまったトラウマをきれいに洗い落とす洗剤として、
ステージ、レコード屋、古本屋、旅、お姉ちゃん、エトセトラ、
充分過ぎる程に存在するから寛大な心でもって君を許そう。
亡くなったセックス・ピストルズ/マネージャー、マルコム・マクラーレンに心の花束を、報われない精神に光を。
P.S
俺はパンク出身ではない、チャゲ&アスカ出身だ。
忘れたらいけん事は忘れないで。
April 09, 2010
心のボサノヴァ鳴らす夜 ’10
踊り疲れた足が動けないの、本当なの
だけど「休んじゃダメ」と彼は言うの、なんて酷いのよ
ちょっと休んでコーク飲んでお話しましょう
だけど飲みながらでも彼は踊れるんだと言うのよ
でもヘイ、ボサノヴァで踊りましょう
いつも二人だけ
でもヘイ、ボサノヴァで愛してね
いつもこの私だけ
ボサノヴァー、ボサノヴァー
携帯電話からはとんでもなくイカす昭和歌謡が突然大音量で鳴り響く仕組み、
レコードを回しながらスピーカーに電話機を押し付けて録り収めた音源は、
音がいくらひび割れていたとて何度でも聴き返したくなる。
さて、「着うた」って一体どういう意味だ、
聞かれてもないのに何でも知った様な面しながら先輩風をなびかせて喋りたがる輩の味気ない戯言と同類の茶番話か。
「右にならえ」、「後ろについて」、
こんな言葉は誰かが誰かに呟くのを耳にするだけでも身震い、虫唾、オマケに寒気が走る。
そして俺は、「前に進め」と言われれば「後ろに道がないとは限りまへん」などと考えながら今日まで生きてきた。
バットしかし、「天邪鬼」の一言で片付けられるのはあまりに惜しい。
BGMはロニーレイン、レコード一枚一枚の思い出をいつか君と語り明かしたい。
April 08, 2010
「心の友達」 Vol.8
真夜中にはウイスキーコークを嗜み、立て続けに煙を吐き出しながらギターを抱えて唄っていた。
何ちゃらレコーダーに唄を吹き込めば即座に新曲を完成させたい気分さえ高まるって寸法だ。
本日の遅刻は断固許されるべからず、俺は眠る向きを逆にしてグラングデンのハートビートで眠りにおちる。
そして奇跡のAM7時起床、取って置きのバナナオレを冷蔵庫から取り出し颯爽とソニーロリンズを回す。
空は快晴、バナナオレはキンキン、悪くない朝だ、いや、近年稀にみる程のゴキゲン具合だ。
クマの絵が書かれた可愛らしいチョコロールに噛り付き、レコードは細野晴臣からはっぴいえんど、
朝の7時台から繰り広げられるヒップダンスパーティ、俺が欲しいのは「余裕」という名の武器だ。
ところでそんな与太話はともかく、
先日書いた町田のボヘミアン、純粋なサックス吹き、俺が知る限り唯一のヴィニールジャンキー、
そんなクール極まる男から昨晩突然連絡が入る、
「女の子が生まれたぜ!因みに生まれた時のBGMはロニーレインだ!!」
おー、素晴らし過ぎてもはや嫉妬、イカす男の行動は如何なる時も粋なんだと捉えざるをえない胸中。
生まれたての自らの子どもの耳に最初に聴かせる音楽がロニーレイン、
「さすが」と「ヒップ」、こんな言葉は今この男の為だけにある、どうにもこうにも認めざるをえない胸中。
それなら俺は憂歌団、はたまたCCR辺りをいつか生まれてくる子どもの耳にまずは飛び込ませてやろう。
さて、続けて男が驚く様な事を聞いたぜ、
「ところでジェイムズ・チャンスはいつ来る?サックス吹きとしては生で見ておきたいんだ!」
まったくもってイカす×57、話が早過ぎてもはや閉口。
「ボブディランの事を書いた日に俺の事を書いてくれた事は光栄過ぎるぜ!」
俺からすればアンタみたいな人間が存在する事自体奇跡×810、そして大いなる歓喜に値する。
こんなお父さんの元に生まれてきた女の子に愛とモダニズムとグッドミュージックを。
そう、心配など要らない、
お父さんはヴィニールジャンキー、グッドミュージックはお手のもの。
モダン中毒のすすめ ’10
履歴書に「中毒」という欄があるなら、俺は「珈琲」、「ウインナー」、そして「レコード」と書き殴りたい。
ボトルコーヒーを二本小脇に挟んで持ち歩いていた俺にモダン且つキュートな女が呟いた、
「珈琲で生きてるの??」
イエス、断固イエス、アイセッド「ガソリン!」、
君の言葉は何かと胸に焼き付く、そのさり気ない呟きはヒップな発言の宝庫だ。
仕事をササッと抜け出し駆け込み寺、はたまたホスピタルの呼び声高きレコード屋へと一目散、
12000枚程のレコードを次から次へと抜き差しして漁りまくる過程であっという間に心は洗浄、
計8枚を抜き出し10814円、稼いだお金は全てハイカラレコードにすり替わるって寸法だ。
「ホットドッグを世界一旨そうに平らげる選手権」驚異の18年連続金メダリストこのワタシ、
合間にはイカサマ渋谷タウンの街角で、駐車場に止まっていたオールドワーゲンを眺めながらホットドッグに噛り付き、
新宿のレコード屋へ乗り込む事も美術館へ駆け込む事もないままに瞬く間に時は過ぎて行く。
レコード袋を小脇に抱え込んで部屋の扉を開ける寸前、
俺は大事な支払いの為に取っておくべきお金をレコード漁りに費やしてしまった事を遅ればせながら思い出しいささか閉口したが、
座右の銘は「どうにかなる」だ、器の小さい人間さようなら。
因みに「大事な支払い」とはあれだ、そう、レコード代だ、まったくもって笑いが止まらない。
スピーカーからはサックス吹きがそのまま飛び出してきそうな音量で50’s ロックンロールを、
フランス人がそのまま飛び出してきそうなフランス音楽を、
そして雨の降る日は細野晴臣で踊り続ける。
ジャケット&歌詞カードは遂に根こそぎ印刷業者へオーダー、そして返事がくる、
「データチェックが完了しました!どうぞ御安心下さい!」
解放、解放、また一つ解放だ。
久方振りの映画観賞は1960年日活映画「錆びた鎖」、
嗚呼、俺はこの時代に生まれるべきだったと考えたくもなるモダン具合、時に昭和歌謡に勝るモノなどこの世にはない。
次は何だ、その次は?
旅に出たい、旅に出たい。
April 06, 2010
マリーに会ったら宜しくと ’10
残業、大残業、遅刻、残業、大遅刻、
まったくもってのオンボロ欠陥ヒッピーこのワタシ、一向に思い通りに事は運ばない。
「もう一つ体があれば」、「時間よ止まれ」、
今日に至るまでかれこれ何億もの人間が口にしたであろう往年のNGワードを今まさにこの俺が吐いてしまいたい体たらく。
そうだ、サニーディ・サービスを聴こう、
そっちはどうだい うまくやってるかい
こっちはこうさ どうにもならんよ
今んとこはまあ そんな感じなんだ
真夜中には「JAZZ ROYALE」を大音量で聴きながら「イラストレーター」なる大荒波を航海、
クラブジャズのノンストップミックス仕様、バットしかし「ジャズはレコードで聴け」、
一丁前にこんな言葉さえ吐いてやろう。
作業中、A面B面なんて瞬きの内に終わるが故、レコードには手が伸びない。
いや違う、アーリーレゲエ、鳴り止まないB級C級ガレージロックンロール、
いくらレコードを回しても「イラストレーター」なる大荒波からは逃れられない。
洗い立てのパンツがない、フライパンは流し台で油まみれ、そしてバスタオルは下水道の如き匂い、
俺はこいつで顔を拭う、まったくもって良い感じだ。
仕事の合間には寒空の下でチャールズ・ミンガス伝記本を読み漁る、この本はとても愛に溢れている。
ところで好奇心とは一体どこで途切れるのか、皆目見当もつかない。
精通してるか?精通しろよ、無駄は何もない。
明日はそそくさと仕事を切り上げ美術館なる駆け込み寺にて汚れてしまった心を洗い流したい、要するにバランスがほしい。
珈琲は一日一リットルオーバーの摂取量、ウイスキーはアーリータイムス、水割りでオーダー、
そして今夜も長い長いロマンの中。
「今日みたいな日にこそチョコレートが必要なんだ」
突拍子もなくこんな言葉を口にするポンコツファッカーに無言でキットカットを差し出してくれる女の子に両手を合わせて敬礼を。
April 04, 2010
メイキング/2010
驚く事に「1960年」とは50年前の話、
驚く事にこちとら今年30歳、
驚く事に2010年の春が到来、
選抜高校野球はまともに見る間もなく閉幕、
まったくもって目まぐるしい展開。
久方振りの映画観賞は1960年日活映画「男の怒りをぶちまけろ」、
風景、言葉選び、粋具合、斬新なる編集、何から何まで限りなく「好み」だ。
これが50年前とはハイカラ過ぎて閉口、
こちとら驚く事に2010年まで生き延びたあん畜生。
ジャケット&歌詞カードは9割方完成、バットしかし、こんなモノにキリなどない、どこで見切りをつけるかが大事だ。
「身震いする程にヒップ」、そう思っているのは俺だけかも知れない。
バットしかし、まずは自らのセンス疑うべからず、基本の中の基本だ、世間とのズレなど気にしない。
この調子で文庫本もマッチもコースターさえも作りたい、
何から何までオリジナルを作りたい、作り続けたい。
スペシャルサンクスは時にフォトグラファー、時に講師、すなわち今村竜也氏。
とてもドデカイ事をやらかしたい気分。
April 03, 2010
赤が呼んでいる ’10
ジョン・フォガティ38年振りの来日を記念して、CCRを立て続けに回しながら歌詞カード作成の旅は続く。
煙草を立て続けに吹かしながら盤面作成の夢は続く。
誰かが言ったって、
「エルヴィスを聴くとアンタを思い出す」と。
それはとてもセンス溢れる言葉だ。
何を見ても思い出さざるをえない、そんなエゲツナイ程の印象を与えてやりたい。
例えば赤、純喫茶、ボロの看板、ターンテーブル、サイコロ、ターゲットマーク、トランプ柄、モダンストライプ、
ヌードジャケット、アーガイル、ペンネ、ウインナー、旧車、マッチ、フランス映画、ハイカラシャツ、ボーリングピン、禿げ、
おー、ちょっと待ったらんかいジャスタモメンプリーズ×90、
禿げは違う、俺は禿げてない。
明日は休みだ、
こちとらPC画面に物差しでも貼り付けながらハッタリデジタルの渦の中へ懲りもせずダイブするんだろう。
本日の名言「君の問題児っぷりが何よりも心配だ」、
バットしかし、俺はそこまで間違っているとは思えない。
俺が思う「問題児」とは間違った教えをそのまま実行出来る救いようのない人間、
ボブディランの言葉を借りるなら「絶望的人物」の事だ。
周りに蔓延るマン&ウーマン、アタマスッカラカンズを見てみろ、
俺はいくらお金を積まれても飼い慣らされた偽善じゃがいも野郎になるのだけは真っ平御免なんだぜ。
「やめときゃ良いのに」と呆れられたとて「やるときゃやるぜ」、
そんな訳で見方によっては「果てしなき絶望的人物」このワタシ、
浮かばれない使命感に光と感謝状を。
April 02, 2010
ロマンは珈琲と夜と心の中
俺みたいなモンに出来る事などもう何もない、
そんな事はまるでないが一先ず出来上がるジャケット、
グッドヒップハイカラジャケット、胸躍るモダンテイスト具合、これこそまったくもってイカす類い、信じて疑わない。
「気が狂っている様に見えるかも知れねぇがそれはお前等の方だぜ」
「昭和のチンピラ」などと呼ばれて久しき男が高らかに叫ぶ場面を見た事があるか。
「文字がぼやけている様に見えるかも知れねぇがそれは気のせいなんだぜ」
今、俺に出来る事はもうない、所詮デジタルとはアナログの手の中、勢い任せしかもはや手段はない。
後は微調整を施すのみ、現在ぼやけた箇所にはしっかりとこう書いてある、
編集/今村竜也(PLEASANT TAP)
「フォトグラフ/たっちゃん」の文字もひょっとしたら付け足した方が気が利いているのかも知れない。
タイトルは何日か前、ウイスキーコークでペロンペロンの渦中に突然舞い降りてきた。
バットしかし、俺はウイスキーよりも珈琲を愛している。
BGMはボブディラン「ローリング・サンダー・レヴュー・1975」、
CDで、AM2時半とは到底思えない大音量で。
許せ、ボブディランだ、何ちゃら・アン・シエルではない。
「裏返さなくても聴ける音楽」、なるほど、これは文明の利器だ。
ところでそんな戯言はともかく、次から次へと送られてくる様々な請求書を眺めながら全てを笑い飛ばす事が出来るか、
俺なら出来る、座右の銘は「どうにかなる」だ。
誰かがほざいたぜ、
「頭のネジ、2、3本足りてないんじゃないの??」
ノー、断固ノー!アイ・セッド「8本多い!」、
そうそう、多過ぎるという発想、そこらに蔓延るノータリン十三番煎じ野郎共と一緒にする事なかれ×10023。
無冠の帝王このワタシ、すなわち、まだまだやる事は腐る程にある、何たって始まるのはこれからだ。
本日の名言「禿げたくないなら調子に乗り続けろ!」とはある意味で救いようのないボンクラの言葉、
今日の最後に贈る。