January 2011

January 30, 2011

思い出を繋ぎ合わせて今を生きろ ’11





'11.1.13(木)
【ビバップ・ロマン】
アット 高円寺楽や

・思い出を繋ぎ合わせて今を生きる/高哲典
・監督/今村竜也


監督はハッタリ探偵物語姿のバンディーニ、

愛すべきボロストライプシャツは俺の得意技。

「将来を約束された男」などと誰かが颯爽とうそぶき、

「死んでから評価される男が生きている内に認識され始めた」などと誰かが盛大に冷やかす昨今、

過去と今後を生かすも殺すも決めるのはこちとら張本人、

全ては大好きなサクセスストーリーの類い、

満を持して過去と今後を更に「生かす」為の立ち位置にようやく鎮座、

始まるのは全てこれからだ、あぐらをかくなんて断固ショウモナイ事柄。

一月に入って間もない頃、

実のところ、大袈裟に沈み込んで「誰も知らない俺の闇」なんて曲を書き綴っていたボンクラ代表格このワタシ、

嘘みたいな大真面目な話が舞い込み華麗極まる三十倍返し。

昨夜はgirasoul/渡辺雅弘氏と72分に亘る奇跡の長電話、

「この会話、全部録音しとけ!」だとか何だとか、

暗闇を切り抜けて褒め讃え合いながら笑い合う声はエゲツナイ程の純粋具合。

去年夏の岩手県田野畑村「SONG OF HEAVEN 2010」を伝説にしたい、

その為に今を生きろ、無駄を根こそぎ排除しどいつもこいつも道を切り拓くってのが筋だ、

そして我が愛しのKEYNAの前でふんぞり返ってシテヤッタリ面を晒してやるってのがイヤラシイ程の魂胆だ。

沈み込むのは暫く終わりにしたい、浮かび続けたい、

そして365日中408日履き潰してもビクともしない程に頑丈なブーツをくれ、全ては大至急。

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January 28, 2011

ロマンはアルコールと男の中 ’11


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'11.1.27(木)


「一緒に写真を撮ってもらえませんか?」、

こんな言葉を呟くのは至って野暮だと思った。

御招待いただいた下北沢440では目が眩む程に粋な音楽家のライヴショーを観賞、

「もっとイカす曲を書きたい」と素直極まる胸中で感化され、

終演後、用意されたビジネスの匂い漂うテーブル席では大好きな一対一にて言葉を交わし合う。

「ボブディラン東京公演を貴方の真後ろで観ていたのはこのボクです」だとか何だとか、

広島の実家が目と鼻の先だった事実には甚だ閉口、

この急展開極まる状況の変化に心底戸惑いながら笑い合う。

4月を目処に果てしなく心強い執念の男達をプロデューサーに迎えてレコーディング&リリース、

バンドサウンド、ジャグスタイル、トーキングブルース、エトセトラ、

満を持して23歩先を闊歩してやる心意気、

とても大それた事柄が次から次へと着実且つ確実に動き始めている今日この頃。

CCOに流れ込んではビールを煽り、気付けばビタ一文払ってない、

俺はワルで、いつも調子に乗っていたいと切に願うあん畜生、

そしてそれよりも1287倍ワルな百戦錬磨の男達が俺みたいなボンクラの周りを取り巻いている、

理想も空想も超えたこの現実にエゲツナイ程の感謝とニヒリズムを。

これらの事柄にもしも落とし穴があるなら、俺はもはや正真正銘の人間不信になるかも知れない。 

ところでドサクサに紛れて名古屋の旅行代理店に電話を入れ、担当の無愛想中国人女に用件を告げる、

「4月、サンフランシスコ」

4月、100%中101%の高確率でサンフランシスコへと向かう、

そこに西海岸がある限りは。 

ズタボロに破れたブーツを久方振りの靴職人兄貴のところへ持ち込めば修理費が二万円、 

修理に出す前にもう一足ブーツが要る、全ては大至急。 


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January 27, 2011

現代詩人に会いに行く ’11


髭は生え、髪の毛はイカサマポマード、

若かりし頃に手に入れた眼鏡は今も変わらず現役、

ブーツは靴下の色さえ分かる程のズタボロ具合、

起伏の激しさは天下一品、

気分次第で快楽と試練、

あまりにナヨナヨしい焦燥阿呆に掛ける言葉など断固持ち合わせず。

仕事と休みの境目さえ定かでない昨今、

壁に貼った「MARIHUANA」と書かれたポスターは剝がれ放題、

明日はここ何年の中でもそこそこに胸躍る一日、 

いくら呑んだくれていても、怒り狂っていても、 

やる時はやり、キメる時はキメろ、

バランスって意味を弁えている限りは。

近々とんでもなくエゲツナイ、

ロマン極まる与太話を盛大極まる大言壮語でヌカしてやりたい心意気、

いつか掲げたレッツ・ゲット・ロマン、

断固まんざらでもない×33777。 


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January 26, 2011

フランク・ワイルド・イヤーズ ’11


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不規則極まる睡眠時間、デリケートお肌はガタボロ化、

時に眼鏡はイカす相棒、視界を狭めて一点集中の狙い。

近頃は笑う機会がヤケに多い、

ヤサグレだとか麻薬売人だとか極悪人だとか素行の悪さは天下一品だとか何だとか、

そんなモンは今どうだって良い、

侘しい気持ちと虚しい気持ちいつまでも続きません様に、

哀しみ背負い込んだままでも笑えます様に、

全部突き抜け、近頃は笑う機会がヤケに多い。

人のフンドシで相撲を取るって輩とノーモラルの達人共以外、

そこそこの寛大具合で許す事さえ可能可能×3。

ハッタリの心意気で仕上げたCDを抱えてCCOでは今村竜也とウエタケユキオ、

律儀に置かれた「予約席」プレート、その特級席にお肌ガタボロ我が物顔にて腰掛け観賞。

周辺がヤケに浮き足立つ感さえ漂う昨今、イカす仲間には口も悪く御挨拶、

一つだけ確かな事がある、調子に乗っているのは何も今に始まった事ではない、

かれこれ18年前からだ、すなわち、筋金入りの類いで良い、

バットしかし、同時にこちとら0.2ミクロンの余裕さえない始末。

近頃は笑う機会がヤケに多い、今まで溜め込んでいた大そう粋な波がまとめて溢れ出したって寸法、

後戻りなどしたくもない、苦みも渋みも歓喜も愛さえ全て知り尽くして天国行き。 

ノー睡眠の為、22時台に切り上げる予定が気付けば「イカしたライヴバーのカウンターで」AM3時、

ビールを6杯流し込みながら、返事を待つまでもなく俺は頷いていた。 


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January 24, 2011

ゲラとペラ ’11


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目覚めればPM14時ジャスト、

その足でギター抱えてカーテン閉めきり読書灯だけ灯して、

音が割れてもそれはそれで良し、

マイクの位置を決める間に熱が冷めるなんて本末転倒の最たる茶番、

適当な位置に何ちゃらレコーダーを置き、

暗闇の中、歌詞など見る訳もなくスナック・レコーディングス。

ノー編集、歌詞カード作り、印刷、生粋のデモ音源完成、

フルアルバム三枚分のストックの中から気分の四曲選りすぐり、


1.自作自演屋
2.流れる道の上
3.ニューヨーク・サブウェイ・ブルー
4.ロマンのど真ん中


夜には久方振りの古着屋徘徊、コンビニエンス店員の態度の悪さに手動ドアを蹴散らし、

部屋に戻ればスナック感覚で仕上げた音楽をスピーカーから永遠のリピート、

そしてブギウギ胸中にて律儀に洗濯物を丁寧に畳み込む忙しなさ。

これらの曲が化け、いつか完全プレス盤として発表する為のスカペラ弾き語り音源、

病気になる暇も死ぬ暇もなく、盛大極まる大往生でカマす心意気。

我が耳を疑う様な大そうな道を用意された今、狙うのはエゲツナイ程の六十四倍返しだけ、

もう駄目だとかれこれ三万回以上もほざいてきたけれど、驚いた事に俺はまだ駄目になりはしないって寸法。


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January 23, 2011

月に向かって踊り続ける夜 ’11


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昨夜、大袈裟且つヒップな何ちゃらクラブの雰囲気漂うハイカラな場所で、

総勢何十人からなる新年会という名のビッグ・パーティに参加、

団体と、周りに合わせて輪に入り込もうと企める程の器用さもなく、

誰彼構わずよーよー語りかける程の優しさもなく、

それでも気付けば大好きな人間に囲まれている事に気付く時、

勝手な一方通行だったとしてもそこそこに愛あるチンピラ、

まだまだ捨てたモンでもないなどと果てしなく嬉しい気分になってくる事がある。

酔いどれ天使の心意気で部屋に戻ればイカサマポマードを根こそぎ洗い流し、

気付けば素っ裸で眠りこけボンバーヘッド極まるスタイルで5時起床、

朝も夜も男も女も年金払ってるも払ってないも超えて未だブギウギ胸中にてどうにか存在。

ビルの屋上から見える東京タワーと満月の寛大具合が美し過ぎて閉口、

明日は丸一日を費やしてのデモレコーディングス、

月に向かって踊り続ける男は明日に賭けているんだろう×30。
 

愛読書はイカすポッピンカップルから頂戴した中島らも「今夜、すべてのバーで」、

どれだけイカレていても断固芯は譲らないって類い。

写真はニューヨークはロウアービレッジ周辺のポンコツバー、

これ位の大袈裟ボロ加減が性に合う男であればそれで良い。


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January 20, 2011

ヤケにニクい憎いアウトローとバカヤローの与太話 ’11


SHOE


「女の悪口は止めよう。長い間、世話にもなったし、良い夢も見させてくれたんだ」
中島らも


「絶望と希望のエレベーター、乗り込んで快楽と試練を行ったり来たり」、

そしてようやく遅ればせながら、一気に捲し立てるかの如く絶望側から希望側へと乗り換え乗り込んだ男このワタシ、

「2011は果てしなくイカす年になる気がする」、こんな事を書いた筈の元旦から約20日、

スタイル借りず、見方によっちゃ不器用、見方によっちゃ果てしなくニクいやり口、

はたまた憎過ぎるターゲット、引き摺り降ろそうと企む輩。

徹底的な拘りの呪縛人、エゲツナイのは寒さじゃなく、残念ながらこちとら単なるボンクラ。

いつかホールデンがヌカした、

「アンタが認められたらアンタの一人勝ち」

辞めたヤツ、死んだヤツ、ポリシー捩じ曲げたヤツ、ヌカすだけの偽者、どれもこれも気に食わない、

そんな類いにはなりたくもない×2011、良い夢を見続けたい。

広島にいた頃からイヤラシイ程に名前が届いていた「シェルター」というライヴハウスの名付け親、

経験と知性とウィットとニヒルさえ持ち合わせた教養の豊かさが語り口一発で分かる男達、
 
執念で自らの立ち位置を築いた素直に敬愛出来る男達に囲まれながら、

「俺みたいな輩を持ち上げるなんてアンタ等相当なモノ好きやね」だとか何だとか、
 
 慣れる事のない妙な感覚に戸惑いながら、深み溢れる見解に当の本人でさえさぞかし困惑気味、

それと同時に「さすがの理解力」と平常気取りで心底おどけながら、俺が俺で良かったと希望側でどうにかお調子具合を取り戻す。

一つだけ確かな事はその男前達の顔に泥を塗る程、俺はドンクサイ輩ではないという事実、

武器と弾は常時胸ポッケに詰めてある、詩と散文体と魂とトーキングブルースと何ちゃら。

確実且つ着実に何かが動き出そうとしている今日この頃、華麗極まる三十二倍返しで一人勝ちってのが断固性に合う、

いくら調子に乗ってもそれにまんまと溺れてしまう程、俺はノータリンでも八番煎じでもまして重症でもない、

なんたって始まるのはこれからだ、一本背負いをカマすのはその後の話だ。

今はただ動き出した事柄に不敵且つ薄気味悪い程のシテヤッタリ面で全ての環境に感謝を。


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January 19, 2011

詩が武器と化す時 ’11


CCO


'11.1.17(月)
下北沢BAR?CCO presents
【新春ブルーズィーナイト】
アット 下北沢BAR?CCO


1.ラウンドミッドナイト
2.自作自演屋
3.アウトローバカヤロー
4.ニューヨーク・サブウェイ・ブルー
5.流れる道の上
6.ロマンのど真ん中


去年3月、ボブディラン東京公演の時、

俺の目の前でボブディランを観ていた著名な男、「おー」と思いながら話し掛ける事も出来なかったイカす男、

そんな男が巡り巡って俺のライヴを観る為にわざわざ下北沢まで足を運んだ。

全ては俺さえ知らん水面下で動き出していた一大プロダクション、何よりもタマゲているのは俺自身で他の誰でもない。

ところがそんな話は二の次三の次、胸の内に秘めておくのは最低限の礼儀、

コソコソとやかましいファッキン共を睨みながらハナで笑う余裕さえ持ち合わせ、

見た事もないダブルカポタストは至って重要なやり口、

過去も今後も八の次、「耳かっぽっじって聴け」の類いで今の感情だけを爆発させる。


俺みたいなボンクラをどうにか浮かび上がらせようと百戦錬磨の男達が次から次へと作戦を企て、

今までそこそこ担ぎ上げられてきた「詩」とか「センス」とかいうヤツをいよいよ広めようと俺の背中を激しく押してくれる。

そこかしこに精通しているって雰囲気のお偉方が単なるボンクラを小突く、

「お前は愛され過ぎている、羨ましいぜ」

理解者が果てしない方法論で論議を交わす様を眺めながら、他人事の様に呆然としたりもする。

エゲツナイ程に驚愕な「業界」とか何とかいう匂いさえ漂う昨今、

小さくまとまるなんてまったくもってガラじゃない、

恐縮も遠慮も根こそぎ排除して、こうなったらまだまだドデカイ事をヌカしてやりたい心意気。


ビールとワインボトルを空け、何が何だかまるで定かでない十六倍返しの胸中でニヤケながら明け方を歩く、

世界が変わる瞬間ってのはきっとこんなモンだろう、 

そして気付けばビタ一文払ってない、絶対的な信頼関係と感謝、裏切り合いはもう無しだ。



'11.2.13(日)
ライヴ アット 下北沢Laguna



抜群のタイミングでイカサマリーゼント野郎からジリブルと電話が鳴る、

生粋の寝起きガリグリ声で二つ返事、俺は何処へでも行ける。


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January 17, 2011

八倍返しのあん畜生共 ’11


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凍える冬の坂道をロードバイクで駆け抜けながら、金持ちならタクシーか、はたまた送り迎えが来たりするのかなどと考える。

贅沢なら他の場面に残してある、よって、いつまたもげ落ちるかも知らんペダルに足を乗せる位が俺にはどうやら性に合う。

例えば身体一つで、個人的な感情で書き上げた唄で男も女も不良も生真面目も泣かせるってのは紛れもない快感に他ならない。

「御来場いただきましてありがとうございました」だとか何だとか、そんなドンクサイ類いはこんなところには書かない、

それで嫌われる位ならこちとら救い様のないヤサグレで構わない、感謝は全て心の中にある。

何ちゃらレコーダーに録りためたワンマンタイムの音源を聴き返せばヘッドフォンからは溢れんばかりの笑い声、

そして張り裂けんばかりの金切りジャリズリ声が聴こえてくる。

笑い声で全てが救われるってのはよくある話だ、すなわち、理想の方法論がある限り、空想は知らん間に現実になるって寸法だ。

ところでタツヤイマムラ、

今村竜也氏は「鬼ころし」という名の紙パック清酒と競馬新聞を携えて近年稀にみる程のシテヤッタリ顔でやって来た。

大好きな音楽家のかの有名なスタジオで、かの有名なスナック感覚を駆使してレコーディングをカマシたのだと盛大にヌカした。

俺は5つ上のポッピン男の肩を叩きほざいた、

「アンタ、八倍返しの立役者か!」

周辺がヤケに活気づく感さえ漂う2011の健全極まる滑り出し、

ご多分に漏れず明日は俺の出番、俺の大好きなアウトロー詩人兼音楽家が俺のライヴに足を運ぶという。

いくら敬愛する男だとしても媚びる筋合いなど微塵もなく、頬の一発でもシバイてやりたい心意気、

「やぁやぁ俺さ、お調子者だよ」と、

「昔の興奮と今の衝動を合わせてロックでストンプでも踏んだら新しい事出来そうな気がするわ」と。

どんな話が舞い込んでくるかまるで分かったモンじゃない、

爽快な八倍返しであの娘に不敵且つ薄気味悪い程のシテヤッタリ顔でも届けてやりたい胸中。

タツヤイマムラの嫁さんが呟いたという、

「皆さっさと売れれば良いのよ」

こんな嫁さんが近くにいるだけでも存分に幸せなくせに、更にその八倍上を狙おうってんだから贅沢は永久にキリがない。

以前、誰かが俺を吠え散らした、「アンタは思い通りに行かなかったら暴れてぶっ壊してどうのこうの」と。

相も変わらず思い通りに行かない事柄はエゲツナイ程に気に食わない、

歩く事さえままならず、手が震えて治まらない事だってある、

バットしかし、俺は断固馬鹿にしない、何かを企み続けているあまりにも人間らしい人間を。


'11.1.17(月)
下北沢BAR?CCO presents
【新春ブルーズィーナイト】
アット 下北沢BAR?CCO
来嶋けんじ/高哲典/渡辺雅弘
19時開場/20時開演/1500円(+order)


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January 14, 2011

反逆のメロディ ’11


'11.1.13(木)
高哲典ワンマンタイム
【ビバップ・ロマン】
アット 高円寺楽や


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・第一部

1.テーマ
2.憂鬱の隙間から
3.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
4.ラウンドミッドナイト
5.アウトローバカヤロー
6.自作自演屋
7.ニューヨーク・サブウェイ・ブルー
8.流れる道の上
9.ロマンのど真ん中
 
・第二部(3~5/高哲典&章吾(electric guitar from STOMP))

1.夢の暮らし
2.自由 
3.喜怒哀楽な男
4.モダンソファに腰掛けて
5.深夜高速バスブルース
6.マリーと暮らす
7.愛すべき日々


人間不信になるのはまだ先の話で良い、

モノホンの気狂いになるなんて当分後回しで良い、

「ありがとう」と「明けましておめでとう」は存分に伝えた、

改めてこんなところには書かない。

右肩上がりの左団扇、口が悪いのは単なる臆病風、

アルコールなど必要なく、独り言の様に思いつくままに喋り倒し、敬語もよそ行き面も根こそぎ排除して、

怒りも茶番も全て笑って片付けてやりたい。

お父さんが死んでから丸6年、好き勝手に生きて死んだ男が最後の電話口でほざいた、

「お前、いつまでもそんな事やっとる訳にもいかんやろ?」

ヤツは医師から「あと一本でも煙草を吸ったら命の保証は出来ません」と言われた事を俺に告げ、

「そんな事言うても一日中家におったら吸うてまうやろ」と高らかに笑い、俺はその八倍ヤツを笑った。

生粋の破滅型ファッキン野郎、俺はアンタの命日に勝手なロマンを掲げて、

6年経った今も懲りもせず「そんな事」とかいうヤツを演り続けているんだぜ。

気付けば去年と同じ破れたシャツを着て唄いながら、

6年前に一緒に過ごし、唯一お父さんに会った事のある女の子の顔などを思い出した。

恋人がいるなら、嫁さん子どもがいるなら、仲間がいるならさぞかし大事にした方が良い、

奇跡の意味を知っている限りは。

肩の荷が降りたのも束の間、

溜め込んだ食器、未払い請求書、洗濯機がピーピー鳴っては破れたシャツを干す。

生きるだけでも精一杯なのにそれだけでは断固モノ足りず、

存分に幸せな筈なのに、更にその八倍上を狙おうってんだから我儘は永遠に果てる事がない。


'11.1.17(月)
下北沢BAR?CCO presents
【新春ブルーズィーナイト】
アット 下北沢BAR?CCO
来嶋けんじ/高哲典/渡辺雅弘
19時開場/20時開演/1500円(+order)



そして3日後にはとても重要なライヴショー、降って湧いた様に与えられたチャンス、

ここに書き記す事ではないが、今後を左右するかも知れないし、何も変わらないかも知れない。

とにかくまだまだ「そんな事」を続けさせていただきたい気分、

感謝を忘れない限りは。


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January 12, 2011

御挨拶に告ぐ ’11





'10.11.17(水)  アット  十条梅の木

【ロマンのど真ん中】  
監督/今村竜也


夢のモノホン喫茶店ライヴはまだ僅か二ヶ月弱前の出来事、

監督はネクタイ姿のバンディーニ、

借りたギターは十条フォークジャンボリー改め小野雄介、すなわち、ゆうちゃん、

どいつもこいつも元気か、

煙たがられているか、嫌われているか、はたまた愛され過ぎているのか。

新年と信念の御挨拶、俺は御挨拶とモラルには断固事欠かない男でありたい、

最低限の礼儀を知っている限りは。

まるっきり犯罪者の様な気分、

バットしかし、

残念ながら俺は犯罪者になった事など一度足りとてないってんだから勝手極まる被害妄想に他ならない。

どいつもこいつも下の名前で呼び叫びたい、

年の差も男も女も年金払ってるも払ってないもジャンキーでもファンキーでもそんな類いは何だって構わない、

愛情を持ち合わせている限りは。

クズが俺の言葉を盗んで我が物顔を気取る、


阿呆な真似は止めろ、見え透いたニセモノの気取りは大茶番劇に他ならない。

背伸びなどするモンじゃない、

俺は気難しい男なんて洒落たボンクラではなくシンプル極まる輩で良い、

アルファベットも知らないキチガイをウワベだけで持ち上げられる程、俺は残念ながら「優しく」ないだけ、

理解に苦しむのはありとあらゆるファッキンな教訓の類い、

化けの皮を根こそぎ剥いだロマンのど真ん中でモノホンの御挨拶を交わそう。

'11.1.13(木)
高哲典ワンマンタイム
【ビバップ・ロマン】

アット 高円寺楽や
19時開場/20時開演/1000(+orrder)

第一部/高哲典
第二部/高哲典&章吾(electric guitar from STOMP)


立派な基地と化したイカサマベッドに横たわり今夜もどうにか眠るだけ。



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January 11, 2011

90円ビールで全てをチャラに出来るか ’11


ビバップ・ロマン 2


尊敬されても馬鹿にされても所詮こちとら一人しか存在しない、

コピーではなくオリジナルの笑い方だけ探りたい、

1月も10日の時点で早くも大そう低迷気味の胸中、

起伏が激し過ぎてもはや自分が誰なのかすら定かでない気分、

遅ればせながら気付く、

冬は寒過ぎて大嫌いだ、流れるプールに浮かぶ気になど到底なれない。

頭が悪過ぎて頭を使い過ぎている、

顔が醜く歪んで行くのが手に取る様に分かる、

目がトロけて行くのが目に見える様に分かる、

魂吸い取られて行くのがイヤラシイ程に分かる、

一言で例えるなら短気、それも特級の類いかも知れない、

残るモノはヘロフラの千鳥足、

そして髭は伸びた、旅に出たい、なるほど、

バットしかし、問題はエゲツナイ程に果てしない、

こちらの方がジャスト11111倍尊敬する、

感情抑えて、或いは何も感じずやり過ごせる人間を。
 
ポストには懲りもせず可愛げなピンク色の封筒、

5年以上前の駐車違反罰金払込用紙、

9000円払えばその罪はいとも簡単に消えるだろう、

185日毎日同じ場所に停めてたまたま通りかかった取締員が見つけただけのポンコツバイク、 

それなら185日×9000円の払込用紙を送って来い、

そしたらその誠意に応じて考えてやるぜ。
 
ろくに漢字も読めん生意気極まる素っ頓狂野郎に丁寧な敬語を使いこなせる程、

俺は残念ながらそこまでゴキゲンでも強くも、オマケに人間出来てもいなければ育ちも良くない、

優しさはそんなところにはないと知っている限りは。


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January 08, 2011

24時間酔いどれろ ’11


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'11.1.7(
)
R×A×D presents
Alcholic Friday Night vol.5
アット 新宿ANTI KNOCK
R×A×D / / THE BLUESDOGS / 高哲典 / 零核


1.ラウンドミッドナイト
2.憂鬱の隙間から
3.ニューヨーク・サブウェイ・ブルー
4.マリーと暮らす
5.流れる道の上
6.ロマンのど真ん中
 

近頃はまとまった文章が書けない、書かない。

バイクとの接触事故、正面衝突を間一髪で免れ、生命保険の加入を後押しし、 

魂吸い取られ、真っ直ぐ歩く事さえ困難な茶番劇の最中でもヘロヘラと笑い、

間髪入れず迷路新宿タウンでは迷子、いつまで経っても改札の出方さえ分からない有り様。

四人組バンドも三人組バンドも何人組何ちゃらでも金輪際ノープロブレム事項、

俺は一人で、誰かに頼るのは地盤を築き上げてからの話で充分事足りる、

流れる夢の中で2011年初ライヴは出番1時半頃、すなわち、ラウンドミッドナイト、

手当たり次第の与太話とリラックスムード、

神聖なるステージ上で呟く「結婚したい」、

一日の中にあまりにも様々な感情が渦巻いている。

ニューヨークでの経験、ピンク色のカポタスト、心ある野次、

勝手に味方につけてやれば、一人ぼっちを気取る程に一人ぼっちでもない。 

ビールとテキーラショット、朝方にはシャワーを浴びながら立ったまま眠っていた。

そして落ち着きもなく向かうのはビバップ・ロマン、

'11.1.13(木)
高哲典ワンマンタイム
【ビバップ・ロマン】

アット 高円寺楽や
19時開場/20時開演/1000(+orrder)

第一部/高哲典
第二部/高哲典&章吾(electric guitar from STOMP)

 
こんな事を繰り返している内にどうせまた大晦日がやって来るだろう、

生きている限りは。


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January 07, 2011

ザ・ブームス ’11


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第2次結婚したいブーム、

第23次免許取得ブーム、

第3次引っ越したいブーム、

第1次生命保険加入ブーム、

俺は今年死んでしまうかも知れないし、

75歳まで見事に生き耐えているかも知れない。

生きる準備に死ぬ準備、

もげ落ちるヤカンの取っ手、

ブーツの穴から隙間風が突く、

意識もないまま朝が来て、

気付けば真夜中、

恋人がいるなんてもはや奇跡、

落ち着ける場所を知りたい。

ブーツを磨き、ギターを磨き、弦を換え、

明日の真夜中にはライヴショー、

その前には追い駆けられて一仕事、

どれだけうらぶれていたとしても、

せめて「明けましておめでとう」と「ごちそうさまでした」と「ありがとう」くらい、
 
いくら使い古された単語だとしてもそれとこれとは話は別だ、

それくらいの言葉は忘れてはいけない。
 


'11.1.7(金)
R×A×D presents 

【Alcholic Friday Night vol.5】
アット 新宿ANTI KNOCK
R×A×D / 功 / THE BLUESDOGS / 高哲典 / 零核

◆OPEN 24:00 / START 24:30
◆ADV 1500 / DOOR 1500
※キリン一番絞り飲み放題



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January 05, 2011

2011とかいうヤツ ’11


写真(2011-01-05 02


慣れん手つきで現代の武器、平成マッキントッシュを操りながら晩年のブコウスキーの胸中を考える、

タイプライターからマッキントッシュに切り替えた際の胸中を考える。

炊事洗濯、大掃除に修理、作詞作曲に散髪、映画鑑賞に読書、人生が一度きりなんてまるで冗談の様に忙しなく、

もはやクレームをつける余地さえない始末。 

夜を超えては映画鑑賞、ウディ・アレンにロベルト・ベニーニ、

「ライフ・イズ・ビューティフル」を観て嫉妬心を抱かないのは100%中29983%俺だけではない。

手に入れたピンク色のチャーミング・カポタスト、1フレットに挟めば生み出される新曲、

安らげる時は一秒足りともない。

BGMはニューヨークで手に入れたニーナ・シモン、

2011年とかいうヤツはとっくに始まっている。


drecom_eroom5session at 03:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │散文 

January 03, 2011

芸術に力を ’11


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どこに行くも行かないも、いつ眠るも眠らないも、何をやるもやらないも、

一切の規制がない今日この頃、

アルコールは重要ではなく、必要なのは煙草と珈琲、

三日三晩ほとんど誰とも口を利かず、

ただただ思いつく事だけに忠実に右へ左へ縦横無尽、

時間など何千時間あっても常に追われっぱなしで、誰に構う暇もなく、

頭の中はフランスからアメリカ、無論日本、神経散乱で永遠にキリなどない。

元来、青春18切符なる武器を手に入れて適当な町まで旅に出たいと思っていたのに、

バラ売り切符は見当たらず、面積100%中233%を埋め尽くした部屋の中でギターを掻き鳴らす。

映画館ではゴダール最新作「ゴダール・ソシアリスム」、美術館では「モネ展」鑑賞、

これらはもはや初詣の様なモノで、特に80歳を迎えたゴダールの相も変わらずなやり口、

50年代から今も変わらずやり続けるその美しさに感動が溢れ出し、

見終えた後は日比谷の街をさぞかしゴキゲンにうろつく事となる。

昭和トランクに平成最新型マッキントッシュを乗せ、

ターンテーブルでは土臭いブルースが回る完全且つ完璧な作業基地と化した部屋の中、

底辺を経験したら後は良くなるだけという理論、

理想を上回る勝利を狙い続けたい心意気。


drecom_eroom5session at 23:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │散文 

January 02, 2011

解約と契約の人生 ’11


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明けましておめでとうなどと、毎年毎年声に出して笑ってみたい。

イカサマな髭は俺にとってもはや大そうな武器で、思えば化粧と似ていたかも知れない。

見慣れないファッキン面にイマイチ気分が乗らない、

それでもやらないよりはやってから後悔した方が100%中2011%良い、

あまりにありふれ過ぎた教養。

そんな訳で元旦口周辺スキンヘッド野郎このワタシ、

車の少ないニセモノ都会渋谷タウンの車道ど真ん中を歩く、

胸中は所詮今までと変わらない。

右手にはエゲツナイ程のスナック感覚を爆発して手に入れた格安マッキントッシュ、

ポケットには「自由は高くつく」という売り文句の「ゴダール・ソシアリスム」、

フランス映画鑑賞券を詰め込んでスキップ&タップ、

10年前の戯けインチキ原宿タウンで手に入れたレザージャケットを着て元旦口周辺スキンヘッド野郎が高らかに笑う。

そしてデジタルの渦の中で盛大にこんがらがりながらターンテーブルでは戦前ブルースが回る、

全ては入念且つ丹念且つ執念で築き上げるファッキンストーリー、

髭を生やして旅に出たい。


drecom_eroom5session at 06:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │散文 
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