June 2011
June 30, 2011
「心の友達」 Vol.9
'11.6.29(水)
アット 高円寺楽や
高哲典/今村竜也とウエタケユキオ/小野雄介/KEYNA
1. パレード
2. 輝いて見えるのはこれから(新曲)
3. ヘイトアシュベリー
4. ニューヨーク・サブウェイ・ブルー
5. 思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
6. ラウンドミッドナイト
7. ロマンのど真ん中
ヤケに力が入り過ぎていたのは「聴く精神」を持ち合わせているって雰囲気漂う人間達の視線のせいかも知れないし、
俺の前に演らかしたKEYNAと小野雄介のイカすやり口のせいかも知れない。
こちとら手が攣り、ギターを弾く事さえ半ば諦めかけながら一人ごちる、
「俺ってひょっとして相当なオカマなのかも知れない」。
その後、辛うじて右手を取り戻し、汗と唾は盛大に飛び散り消費カロリーは1980の大台をマーク、
すなわち、ライヴ感且つグルーヴ感は断固キープオン、
そして気付く、俺に必要なのはポマードじゃない、右手の力を八倍上げる事に他ならない。
終えた直後、スナック感覚で俺の名前を呼ぶ輩の声が聞こえた、
振り向けば其処に居たのは3年振りに何の前触れも無く現れた男がバーカウンターに座っていた。
勝手に調べ、勝手に仕事を抜け出し、一万円をポッケに詰め込み、何の前触れも無くやって来た、
「貴様一体こんなところで何しとる?」
口は悪いが俺はそれを奇跡だと思った、とんだドッキリ野郎のお出ましに視力0.6まで落ちた感ある我が目を疑った。
ヤツは以前、俺が今も続けているファッキンジョブのヒップ仲間、
当時は今より12倍酷く醜く、客を怒鳴りつけ、ヘッドフォンを投げつけ、コンピュータを殴り、人殺しかジャンキーかの如く目をしながらブレる事無く闘っていた。
「平たく云えば問題児」などと俺達は半ば呆れられかけていたが俺は頑なに信じていた、
「問題児は俺とヤツ以外全員だ」。
ヤツはゴミ箱を投げ散らかして仕事を辞め、あろう事か「存在するだけで迷惑」な俺だけ残った、
心の友達が消えた気がした、そして俺はその後も「要注意人物」なる称号を与えられ、「怖過ぎて近付けない」などと罵られながらブレる事無く闘い続けた。
そんな連絡先も知らんままに別れた男と突然再会し、当然の様にアイリッシュウイスキーで祝杯を上げながら思った、
「生を燃やし続ければ嫌でも人の記憶に残る」。
俺の愛車で最初に二人乗りをキメるのはさぞかしチャーミングなモダンガールだと思っていた、
ところが実際、愛車の荷台に初めて跨がったのは坊主頭を貫く想定外も甚だしいヤツだ、理想と現実との落差に閉口しながら思った、
「果てしなくイカす」。
高円寺から運転を交互しながら一目散に下北沢を目指した、
信じ難い程にペロンベロンになっていた俺達はその瞬間、紛れも無い問題児だった。
ヤツは今、思い描いていた職に就き、俺は遂に公の場でこれから始まるレコーディングの話をした、
3年後にまた突然会えたら今より更に喜び合えるかも知れない、
生を燃やし続けている限りは。
June 29, 2011
ゴー・エリクソン・ゴー ’11
「あなたの家で気に入っているのは不潔だということ。床じゅうにビール瓶が転がっている」
「君はどんなところに住んでいるかでその人を判断するという訳だね?」
「そうよ。整然とした部屋に住んでいる男がいるとしたらどこかおかしいに違いないって思うわ。あまりにもきれい好きだったら、そいつはオカマよ」
最高だ、何一つ申し分無い。
ファッキンジョブをもはや真っ直ぐ歩く事さえ定かでない状態にて抜け出せば行きつけライヴバーにて駆けつけ三杯、
来月出演させていただく「CCOナイト」をシタリ顔にて拝見する。
行きつけレンタル屋にてウディアレン映画とピンクムービーを受け取る時、
「御馳走様でした」などと素っ頓狂な言葉を吐き出しそうになる、
酔っていたとて記憶が飛んだ事など皆無、自らが暮らすノーオカマな部屋へと愛車を一目散に走らせる。
明日はどうやらハイカラライヴショー、ハイカラな愛すべき人間達と共に、
そして遂に様々な事柄をさぞかし盛大な心意気にて発表出来そうな夜。
ボーリングシャツの胸ポッケ付近には「エリクソン」の刺繍、
現実なのか夢なのかまるで定かでないまま、明日もきっと俺はどうせ酔いどれを気取るんだろう。
'11.6.29(水)
アット 高円寺楽や
高哲典/今村竜也とウエタケユキオ/小野雄介/KEYNA
19時開場/20時開演/1000円(+1order)
June 28, 2011
憎しみはティーチャーズの中 ’11
「もう一杯、いや、もう一杯」、延々と繰り返す内に迎えるAM5:07、
「TEACHERS」を抱え込みながら独り言と酷く醜い卑猥な言葉を叫びのたうち回った後、ヘロヘラで眠る。
「煙草や酒に興味は無い」と確かに唄っていた19歳の頃、
煙草だとか酒だとかドラッグだとかライダースだとか何だとか、
誰が決めたかも定かでない「ロック」とかいう型にハマる事を果てしなく毛嫌いし、
雪駄を履いてもオーバーオールを着ても「モッズ」と呼ばれる事こそがモノホンだと信じた。
ワルい奴等は万引きしたジャックダニエルを味の違いも知らず大人ぶりながら呑んでいた、
そして俺はウイスキーを、それ以上に万引きを毛嫌いしていた。
そんなこちとらが今、盛大に云わざるを得ないのはどうやら「煙草と酒を愛している」って事だ、
ドラッグだとかライダースだとか万引きだとか安いファッション話の類いは断固どうだって良い、
それでも今、盛大に認めざるを得ないのはどうやら「煙草と酒にすがりついている」って事だ。
ウワベだけの安い話を繰り返し、ウィットの欠片も無い会話でニタ笑いするなんて真っ平御免の最高峰、
俺は混じりっけゼロの面白さしか追求したくないなどと一丁前に切に願うあん畜生、
例えば10人中13人に「イマドキじゃない」なんて毛嫌いされてもモノホンの幸せを探す捻くれ具合。
June 27, 2011
約束果たす人間達 ’11
風向きがまた変わりつつある事を噛み締めている昨今、
すなわち、何曲分にも及ぶ詩が溢れ出し、それらを書き留め続けるイカす風向き具合。
笹塚の競馬プレーヤーと愛車に跨がり行きつけライヴバーではクダを巻き、
競馬で一儲けした男は「ラーメン奢るぜ」などと粋な発言を鼻息も荒くヌカす、
「何たって俺は競馬プレーヤーだ」
ブコウスキーの名文句とまったくもって同じ口調で。
2010年6月の文章を読み返せばあの頃の胸中が鮮明に蘇ってくる、
すなわち、「全員後悔させてやるぜ」などと救い様の無いイカサマモヒカンで息巻いていたあの時の気分が。
「ニューヨークに行きたい」と散々書いていた事を実行し、
スナック感覚でロサンジェルスとサンフランシスコを我が物顔で闊歩し、
一年前とはまるで違う俺が今日も懲りもせずに存在している。
腐ったキッチンの匂いもそのままにアコースティックギターをかき鳴らす、
一年後の今頃はまったく違う状況の中に居るかも知れない、
それをまたニヤケながら真夜中に読み返す為に書き続けている。
何を疑っても自らのポッピンセンスだけはどうか疑わない様に努めている、
柄シャツ然り、言葉選び然り、ハイカラ仲間然り。
'11.6.29(水)
アット 高円寺楽や
高哲典/今村竜也とウエタケユキオ/小野雄介/KEYNA
19時開場/20時開演/10000円(+1order)
イカす夜になる事は既に約束されている、
俺は約束を破る人間をエゲツナイ程に毛嫌いしているだけのあん畜生、
口先だけの空約束には甚だウンザリときている次第。
そんな類いには金輪際用がない、
俺にもそんな時期があったなんてどうしようもない汚点だ、
過ちはもう繰り返さないと盛大にヌカし努め上げたい始末。
June 25, 2011
KEEP YOUR STYLING 24h!! ’11
「DOUBLE X COOL GREASE」という名のポマード、
香りはモンキーバナナ、風が吹く度に強く漂う生意気なヤツ。
謳い文句は「KEEP YOUR STYLING 24h!!」、
人生にも同じ事が言える。
イカサマリーゼントはまだ止めない、いわば憧れ、
イカサマリーゼントはまだ終わらない、いわばスタイルの確立。
イカサマリーゼントなど流行らない、捻ったり浮かせたりするのが「イマドキ」なんだろ、
それなら俺が選択するのは「それ以外」だ、当たり前と書いて「秩序」の話だ。
ブコウスキーの名言を一つ、
「皺を伸ばせ!髪の毛を梳かせ!」
やさぐれた男が吐く言葉の説得力は桁違い、
これを小綺麗な爽やかボーイが口にしたところで何一つ響かない、
そして俺は未だ禿げてないなんて奇跡と書いて「ラッキー」極まる話だ。
新曲は続々と上がっているし、洗い立てのタンクトップだってある、
ヘド塗れのリーバイスは物干竿に吊るし、手に入れたスコッチウイスキーは「TEACHERS」、
「申し分無いぜ」などとホザイて然るべきなのかも知れない。
レコーディングする全てのバンドサウンド音源を聴いた、
ヘッドフォンで世界を遮断しながら。
そこで尾崎豊の言葉を思い出す、
「これが俺の曲か?さぁ演ろうぜ!」
100%中100%ジャストの同じ感覚、
ここで本気を出さずに一体いつ出せば良いのか、皆目見当もつかない始末。
シタリ顔をキープしながらとんでもない事が始まる、
期待の常時八倍上を目指しながら、モンキーバナナの香りを漂わせながら。
June 23, 2011
ヘビー・ドリンク・オン・マイ・マインド ’11
酔っている時と酔ってない時の境目がまるで定かでない今日この頃、
日に日に滑舌は悪くなり、もはやまともに喋れない有り様。
行きつけのライヴバーではシッカリと置かれた「予約席」プレート前に腰掛け、
ラムロックやらテキーラロックやらシャンディ何ちゃらやらを流し込み適当な事を話しまくる。
昨日、遂に完成したバンドサウンドの「アウトローバカヤロー」デモテープを聴けば立ち眩み、
素面状態でも充分極まる立ち眩み具合にもはやこれからどんな事が起こるのか他人事の様に夢想するボンクラ。
俺と同様に胸を躍らせている仕掛人が追い打ちを掛ける、
「ついったーとフェイスブック、今後のお前には必要だぜ」
こちとら現代から5周遅れ、或いは8周先行くあん畜生、フェイスブック、何の話か皆目見当もつかない気分。
バンドサウンドにエゲツナイ夢と希望を見た直後、8人のヒップ男女から形成されたお好み焼きホームパーティなる未知の領域へ参加、
こちとらクールとダンディズムとニヒルのハッタリ精神を決め込んだのも束の間、
気取ってギネスとビール大瓶を軽快に流し込み、
提供されたテキーラを「ソーダで割るなんて君はオカマか?」精神でシッポリロック3杯を嗜めば具合は最低ランクへ急降下、
人様の便所内にタップリ一時間半閉じ篭り久方振りに嘔吐を繰り返す体たらく。
大人数ってのはやはりどうやら性に合わない、そして一人になりたいが為に向かう先が便所ってのが性分、
俺は時に人様の便器でさえ堂々と抱き締めてしまえるシガナイ旅人、オカマは君じゃない、俺だ。
1時に眠り6時半に目覚める、昨夜穿いていたリーバイスはヘド塗れ、
気が気じゃなくなり面目なんてサッパリ捨てて部屋の主に連絡を入れる、
「ボクのリーバイスはヘド塗れなのですがお手洗いの方は異常無いですか?」
オカマは君じゃない、断固俺だ。
酔っている時と酔ってない時の境目がまるで定かでない今日この頃、
11時には新車に跨がり仕事場へ出向く、汗とポマードのベタつき具合は最高ランクへ急上昇、
今度俺の愛車を盗んだら100%中771%貴様の身体に嘔吐してやるぜ。
June 21, 2011
メルローズアベニューの夜明け ’11
'11.7.26(火)
CCOナイト
アット 下北沢BAR?CCO
高哲典/鴨原浩平/青山ハルヒロ(FAVE RAVES)/etc...
19時開場/20時開演/1000円(+2order)
'11.7.29(金)~30(土)
【SONG OF HEAVEN 2011】
岩手県下閉伊郡田野畑村
道の駅「たのはた」思惟の森公園
'11.8.6(土)
名古屋GURU×GURU
詳細後日
その他諸々、様々な確定事項がある。
レコーディングメンバーも近い内、エゲツナイ程のシテヤッタリ面で発表出来れば良い、
さっさとしたくてもはやウズウズ感且つソワソワ感が治まらない、
王と長嶋とイチローと野球チームを作る位、俺にとっては何一つ文句の無い鉄壁のメンバーだ。
「俺みたいなボンクラの為に」なんてホザくといささか大柄だが、
後押ししてくれる人間が確かに存在する限りこちとらその八倍上を行く心意気だけは断固キープオン、
そして俺はようやくスタート地点に足を置く。
June 20, 2011
リチャードソンズ・ワンダフル ’11
「一緒に暮らして何年になる?」
「6年近いね」
「まだ居座る気か?」
「居心地は最高」
「家賃は?」
「ビタ一文払わない」
「それでも居座る?」
「居心地は抜群」
「殺さないとでも?」
「虫を殺すなよって詩なかった?」
「それポリシー、でも家賃は?」
「ビタ一文払わない」
真っ黒いボディのヤツと魂の会話を交わす、
俺はヤツと音楽を聴き本を読む、自然の中で。
そんな俺を女は哀れむだろう、でももう後には戻れない。
いつかゴキブリをライターの火で焼こうとした事がある、
ヤツは人間の仕草と同じ様に灰皿の中でのたうち回りヘルプを叫び、
俺は瞬時に怖くなりベランダからヤツを一目散に逃がした、
「好きな様に生きろ!」とか何とかヌカしながら。
それ以来、自らの手で生き物の類いを殺すのは金輪際止めた。
半分腐ったカレーパンを半分腐った牛乳で流し込む俺はどうやら半分腐っている、
そんな俺を女は哀れむだろう、でももう後には戻れない。
洒落の通じる友達のあだ名を変化させて「チャックベリー」と呼ぶ、
毎日呼び方を変えて遊ぶ、それだけで気分が躍り出すから。
ヤツは本物のチャックベリーの事さえ知らないかも知れない、
でもそんな事はどうだって良い、
俺は知っている、ロックンロールの神様だと。
あだ名なんて何でも良い、もっと楽しくやりたいだけだ、
だから俺を「リチャードソン」と呼んでも良い、「ゴキブリ」でもオーケー、
そこに洒落が通じるヤツが居てくれる限りは。
いつかボーリングシャツの左ポッケ上に刺繍された名前で互いを呼び合った事がある、
「どうしたジョニー?」
「やかましい、エリクソン」
最高だ、もっと楽しくやれる筈だ、気分次第で髪型を変える様に毎日さり気ない変化を求めている。
June 19, 2011
リチャードソンズ・ブギ ’11
モダンソファに腰掛け常に考えてるのは
想像力を駆使していかに遊べるかって事
本当は簡単な事なのに何もかもがややこしくなる
説明書は博識人気取りの手っ取り早い自慢話
専門用語は低俗趣味の人間に捧げる与太話
本当は簡単な事なのに何もかもが難しくなる
暗い話は止めてくれよ、キリが無いから
俺はただ酔っていたいだけなのに
モダンソファにヒップスター、
ウィットに富んだ会話で楽しんでみないかい?
魂の解放区、俺の部屋で乾杯を
魂の解放区、俺の部屋で祝杯を
目立ちたがり屋の臆病者が
嫌われ者と厄介者の荒波を泳がされながら・・・
本当は当然の事なのに何もかもが煩わしく見える
モダンソファに腰掛け常に考えてるのは
想像力を駆使していかに笑えるかって事
簡単な事を簡単なままに片付けたい
軽い話は止めてくれよ、時間が無いから
俺は漂っていたいだけなのに
モダンソファにモダンガール、
神経衰弱という名のトランプ遊びでもしないかい?
魂の解放区、俺の部屋で乾杯を
俺の部屋に遊びに来ないかい、夜が明けるまで
魂の解放区、俺の部屋で祝杯を
俺の部屋に遊びに来ないかい、笑いが止まらない
哲学書は読まない、それが俺の哲学
哲学書は要らない、それが俺の哲学
--------モダンソファに腰掛けて(2009)--------
空想のロマン、想像の発展、大言壮語の先駆け、リチャードソンの夜。
モダンソファに腰掛けた笹塚のロックスター、今村竜也氏、
俺は裸同然の出で立ちで注文を出す、
「よー、もう一杯リチャードソン水割り」
ヤツの掻き混ぜる水割りは想像を遥かに凌ぐ口溶け具合、
すなわち、元モグリバーテンダーのこちとらが毎夜作るソレよりも軽く八倍はイカす。
何杯煽ったか気付けば4時、起きれば11時、
イカサマポマードを塗りたくる隙も無く傘を差して向かうステーション、
自慢のオールドバイクはこのファッキン天候のオカゲで未だ出番が無い始末、
リチャードソンの残り香を口に含みながら一人ごちる、
「俺の名前はリチャードソン」
二日酔いって一体どういう意味だ?
センスの欠片も無いオカマが作り上げたショウモナイ言い訳の類いか。
部屋を飛び出せば11時間は戻らない、
沁み込んだしかめっ面で今日は一体幾ら稼いだ?
そこそこにイカす、
そのお金で何を買う?
せーので答えよう、「リチャードソン!!」。
そのお金をポッケに詰め込み向かうのは田野畑村、甲子園、エトセトラ×22、
スナック感覚は専売特許、問答無用の強硬突破。
そして名古屋のナイス「外」、田中外氏から吉報、
空想のロマン、想像の発展、
いつか疲労困憊しながらジャリズリ唄った思い出溢れるあの場所で俺は懲りもせずにまた唄うだろう、
歓喜のあまり真っ裸になってブギさえ踊ってしまいそうだ、
そう、リチャードソンと共に。
June 16, 2011
恥を晒してパレードを ’11
'11.6.15(水)
【レッツ・ゲット・ロマン】パート7
アット 下北沢BAR?CCO
1.ラウンドミッドナイト
2.自作自演屋
3.パレード
4.ヘイトアシュベリー
5.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
6.流れる道の上
7.アウトローバカヤロー
時には人気の無さに愕然唖然のヒットパレード、
足りないモノは社交性、
アウトローバカヤロー、
パレードを続けるだけ。
ハイボールを呑んでウロツく3:38、
レコーディング後には旅に出る、宣伝材料とハードケース抱えて出来れば日本一周。
断る理由が皆目見当たらんので1.01秒のワールドタイムで即座にアンサー、
「それ、最高」。
'11.7.29(金)~30(土)
【SONG OF HEAVEN 2011】
岩手県下閉伊郡田野畑村
道の駅「たのはた」思惟の森公園
手始めに地震で愕然唖然の被害を受けたという岩手県田野畑村、
日本12大フェスティバルの一つ「SONG OF HEAVEN」。
ポンコツボーイの後部座席は2011年も独り占め、
流れ星が光り続けるあのヒップ極まる村へ。
June 15, 2011
ハレヲクレ ’11
笹塚のロックスターから頂戴した村上春樹「国境の南、太陽の西」を読んでいる。
僕は前よりも深く自分一人の世界に引きこもる様になった。
僕は一人で食事をし、一人で散歩をし、一人でプールに行って泳ぎ、一人でコンサートや映画に行く事に慣れた。
彼女達はもう僕の人生から失われてしまった存在なのだ。
時計を逆に回す事は出来ないのだ。
僕はよく独り言を言い、夜に一人で酒を呑む様になった。
或いはもう一生結婚しないかも知れないと思う様になった。
主人公が完全にこちとらと重なってしまった場面でページを閉じた。
いくら人嫌いでも未だに辞めていない事がある、
名を隠さず書く事とジャリズリ唄う事とファッキンジョブ。
いくら人嫌いでも未だにモノ好きな人間達と純真無垢な笑みを浮かべている、
よー、ロックスター、貴様はこの本の内容を知って俺に贈ってくれたんか、
それなら今度「RICHARDSON」奢るぜ。
'11.6.15(水)
【レッツ・ゲット・ロマン】パート7
アット 下北沢BAR?CCO
高哲典/藤原愛/山口ひろとし
19時開場/20時開演/1000円(+2order)
June 13, 2011
生を燃やして踊り狂う赤い人達 ’11
「さや侍」を観た、一目散に映画館に駆け込んで。
イカすお姉ちゃんを誘ってみようかと思ったが絶対に止めた、きっと邪魔で仕方なくなるからだ。
孤独を抱えた映画館内では一人緊張し、呆然とし、唖然とし、泣き、嫉妬し、意識さえ飛びそうになる、
全ての手法が出し尽くされた感さえ漂う2011年のデジタル事情、
その現状に抗いながら「誰もやらない事をやる」心意気、目も眩む程のハイカラ精神を突き付けられて。
観終えた後は用事も忘れ、気付けばファッキントレインに揺られてぼんやりと外の景色を眺めていた。
ラストシーンで手紙を読み唄う人を昔から知っている、
友達ではないが一緒にライヴを演り、企画に出てもらい、ビールを煽りながら「大日本人」について話した記憶がある。
この人をキャスティングした背景を事前にインタビュー記事では読んでいた、
それが映画を観て結び付き、その役どころに更に唖然とし、泣き、嫉妬し、歓喜した。
「シテヤッタリ」ってのはこういう事をいうんだろう、
これは一体何倍返しだ、少なくとも八倍なんてそんな生易しい数値じゃない。
こんな事が現実に起こるのか、どうやら起こるらしい、
とんでもないサクセスを見せつけられた気分で興奮が止まらない。
俺もクズ共やら親愛なる相棒達やら靴職人やら何やらかんやら、
誰彼構わずに狂乱の「シテヤッタリ」ってヤツをカマしてみたい、
ありのままに、ブレる必要も無く。
優しさってのは間違っても女のバッグを持ってやる事なんかじゃない、
「それが優しさでしょ?ウケる〜」なんてヌカすブーガルー女はほっとけ、出番じゃない。
口が悪い人間が好きだ、そこに隠し切れない優しさが溢れている限りは。
「怖い」なんてもはや当たり前だ、真剣に生きている限りは。
ハレマクレ ’11
近頃は抽象派印象派の如く到底理解し難い散文を書き連ね一見しただけでは甚だ訳が分からない様子の俺は20の頃、
おおよそ東京に出て来て初めて手に入れたボーリングシャツを今も変わらずどころか更に愛着を増して着倒し続けている30のあん畜生。
ロードバイクを盗まれて早72日、ヤツは結局戻らずじまい、
別れの挨拶も交わせず、俺は歩き、ファッキントレインではうな垂れ、ツイストする場が無い事を嘆き、また歩き続けた。
そして遂に届けられたオールドスタイルバイクは最高の仕様、俺は高揚感とエゲツナイ程の微笑と涙さえ浮かべて相棒を組み立て、
廊下でソイツに跨がり孤独を抱えてあれやこれやと想像した、さぞかし胸躍る光景の数々を。
まず初めにやる事はきっとアレだ、防犯登録とかいう神聖な作業、
死人の数だけ葬儀屋が儲かる様に、盗む輩が存在する限り防犯登録にすがるしかないなんて世知辛い話×808だ。
ところで笹塚のロックスターから頂戴した村上春樹「国境の南、太陽の西」を読んでいる。
官能小説の如き内容のシーンを読み耽りながらスゥイートな恋の展開に孤独を抱えてあれやこれやと回想した、さぞかし胸躍った光景の数々を。
「さや侍」という映画を一刻も早く観に行きたい、敬愛を通り越してもはや恐怖の男が創り上げた映画を。
明日は晴れなければいけない、黒い雨に打たれるのは御免だ、
今日は貴様から拝借した傘のオカゲでボーリングシャツを濡らさずに済んだぜ。
そして傘で身体を隠しながらあれやこれやと浮遊した、さぞかしウマの合うウィットを携えた相棒達の顔を。
June 11, 2011
西四丁目で笑う時 ’11
いつか誓いを立てたスペードの指輪とトランプ柄のスペード部分が破れたハンカチ、
スペードのコースターをストラップに張り付けてトランプ柄のガムテープで補修したトランクを持ち歩く。
「俺は模範みたいなモンか?」などと冗談めかして口にしたら「モンハン」とかいうファッキンな代物と聞き間違えられて慌てふためき捲し立て訂正する、
俺は「モンスター何ちゃら」のモの字も知らん逆流行野郎、
知りたくもない無関心男の代表格、
そして略式言葉と専門用語の類いをかれこれ小学三年生のクソガキな時分から毛嫌いしているあん畜生、
他人にはどうでも良い事でも俺にはポリシー違反の最高峰、
いくら勘違いされてもお構いないがこんな勘違いだけは断固許せない、気持ち悪くて吐いてしまいそうな程だ。
髪の毛を切り落とすのも「ついったー」とか何とかっていう代物に手を出すのも延期だ、
俺は自他共に認めざるを得ない気分屋、そして今現在はまるで気分が乗らない、
それ等があまりに滑稽なモノに思えて仕方ない始末。
そんな事よりニューヨークを再び訪れたい、一週間なんてセコい話は止めにして一ヶ月、
シンガポールへ行きたい、色んな事感じて歩きたい、
「いつ飛び掛かってくるか分からん」って面持ちで。
'11.6.15(水)
【レッツ・ゲット・ロマン】パート7
アット 下北沢BAR?CCO
高哲典/藤原愛/山口ひろとし
19時開場/20時開演/1000円(+2order)
June 10, 2011
拝啓・ウディのロック ’11
真夜中、ウディアレン「人生万歳!」観賞、
見終えた後は両手が酷く痺れやがる、その太刀打ち出来ないニヒル具合に。
「ウィット」と辞書で引けばウディアレンのチャーミング面を出す様にしてくれ、文明の利器を駆使して。
日本版に際し、やっこさんインタビューに答えていた、欠伸をしながらさぞかし気怠るそうに。
最高だ、その境地に辿り着いてこそサマになる太々しさ、
隠し切れない知性と教養をウィットとチャーミングさでカバーするその巧みさ、
どんなファッキン「ロック」野郎もこの禿げ散らかしている監督には敵わない有り様。
こんな場面にこそ胸を躍らせる俺はどうやらマイノリティのガラクタ、
結婚なんて到底出来たガラでも無いだろう。
そしてそんな境地に辿り着いても無いファッション感覚の偽者吹き溜まり共が堂々とのさばり蔓延る昨今のワールド事情、
そんな輩は相手にするなとウディアレンが甚だ気怠そうに唱えている。
街を歩けばウダツの上がらんボンクラがぶつかってくる、短時間で二人、
謝る素振りも無いクズに舌打ち六連発、「あのー、ひょっとしてロック気取りですか?」、
モラルの無さとロックとは永久に結びつかない、エチケットとマナーを整えて出直して来い。
オンナ、コドモ、オカマの類いとは到底分かり合えないロマン、
手に入れたスコッチウイスキーは「RICHARDSON」、
ロックの日にはオールディーズのオンパレード、
トランク抱えて旅の準備を始める。
June 09, 2011
個人流儀 ’11
「僕等IQ2しかないモンで・・・」って類いのウダツの上がらん給料泥棒共に魂と神経を精度の高い吸引機の如く吸い取られるのは甚だウンザリ、
チームワークなんて断固シャラクサイ事柄、
かくいう俺はIQ5のあん畜生、それでも最低限のエチケット位は辛うじて持ち合わせているボンクラ。
前髪が垂れずに済む仕様でポマードを塗りたくり、脇目も振らず感情が治まらない、
盛大に吠えれば奴等は悪びれる様子も無く立派な被害者面を携えてヌカすのかも知れない、
「怖い」、「口が悪い」、エトセトラ×5603、
地獄へ堕ちろ、金輪際這い上がるな、
そしてせいぜい「IQ2/被害者の会」でも結成して甘やかし慰め合えよ、クダラナイ×90671(クダラナイ)。
もはや「閉口顔」と辞書で引けば俺のジャリズリ面を出す様にしてくれ、文明の利器を駆使して。
悪役でも嫌われ者でも厄介者でも何でも良い、
化けの皮を剥がされる隙さえ無い限りは。
ところでそんな八流哀れ逆モダン話はともかく、
明日はロックの日、カレンダーなんて断固ノープロブレム事項の最高峰、
貴婦人が咎めようがボンボンがハナで笑おうが断固祝日に違いない。
ところでお前、ロックか否かを格好だけで判断する様な薄っぺらい思考の持ち主にだけはなるなよ、
「アンタ、ロックじゃないね」
どっかのIQ3野郎がほざいたらこちとら0.98秒のワールドタイムにて颯爽たるアンサー、
「それで充分です」
ショウモナイ且つドンクサイ論議に一目散でさようなら。
June 07, 2011
無頼派共の淀んだ希望に光を ’11
チラツく前髪に我慢がならない、そんな午後、
飽き性の達人このワタシ、「毎日同じ」と「同じ事を繰り返す」ってのに甚だ嫌気が治まらない始末、
気心知れた相棒の呼び名を頻繁に変えたくなるのもきっとこんな勝手な理由からだ。
「見る前に跳べ」を信条に掲げて久しき男このワタシ、
イカサマリーゼントは近々休業、生まれ変わる為にバッサリとやらかす事を決めた今日この頃。
ヤケに腫れた左足の痛みに我慢がならない、そんな午後、
未だ届かぬオールドスタイルバイクに思いを馳せながらこんな晴れ渡る日にファッキントレイン飛び乗りハートブレイクタウン高円寺、
沁み込んだしかめっ面で足を引き摺りチョロマカシながら練り歩く。
3杯引っ掛け「PLEASANT TAP」復活祭を謳歌し、
「俺をロックイン何ちゃらへ連れて行きまだ見た事の無い風景を見せてくれ」などと叫んでからライヴハウスをそそくさと後にし、
チラツく前髪と左足の腫れ具合に神経散乱、四方八方、日進月歩、
閉店間際の回転寿司屋で11皿を颯爽と平らげてからファッキントレイン飛び乗り家路を急ぐ。
ところでロマン溢れるドキュメンタリー映画を立て続けに見ている、
「悪魔とダニエル・ジョンストン」、「JOY DIVISION」、「ANVIL」、エトセトラ×28、
好きなモノは何かと問われたらこちとら0.8秒のワールドタイムでアンサー、「サクセス溢れるドキュメンタリーフィルム」。
社会の掟に愛想を尽かしドロップアウトしたあまりに人間らしい人間達の物語、
そして俺は近々推定8人から形成された「怒れる男達」とレコーディングなる神聖極まる作業に入る、
どうかカメラを入れてくれ、俺は記録屋と浮ついた茶番話と消えたロードバイクを探しあぐねているあん畜生。
June 06, 2011
チンピラの滴る情熱に愛を ’11
ここ数年で最も多く言われた言葉はどうやら他の何を差し置いても「チンピラ」って単語に違いない。
仁義だとか極道だとか一人スラムだとか日本刀だとか路地裏で常に闘ってそうだとか狼だとか何だとか、
勝手なイメージが知らん間に結びついて止まないらしいって寸法だ。
「平たく言えば問題児」などと誰かが罵り、
「あんな輩はいるだけで迷惑です」などと誰かが姑息に陰でうそぶいた時、
俺は「ロボットだけ集めて勝手に平和にやっとけ」と吠えまくる必要があった。
そして「呆れているのは貴様じゃなく俺だ」、疑いの余地無く、どうやら「マイノリティ」な意見をひけらかしていた。
ザ・ビートルズの大好きな曲に「ACT NATURALLY」がある、
映画の主役が回ってきた男が「リハーサルも無しで僕は僕の哀しみを地のまま演じてやればそれでこの世界一の愚か者がスターになれるんだぜ」と唄う。
オリジナルナンバーではないが、これを唄うリンゴスターの太々しさ具合は最高、
今、玩具箱を威勢良く投げつけてそのままにした様な倉庫部屋にて久方振りに聴き返してみても底無しの最高具合だ。
いつか「何故そんなに嬉しそうに笑うの?」と女が問った、
気付けば周りに疎通し合える愛すべき輩共が存在するからに他ならない。
いつか「何故そんなに気が狂った様に怒るの?」と女が問った、
嘘をついてまでヘラヘラしながらやり過ごす人生に意図を見出す事が出来ないからに他ならない。
いつか「アンタは社交性が無さ過ぎる」と女がほざいた、
俺は頷きながらその必要性をイマイチ理解する事が出来なかった。
クダラナイ事柄はあまりに多いが今日はそこそこにイカす一日、
気付けば茶々を入れられながら顔をシワクチャにしながら目を見開いて笑い合っている、
すなわち、積み重ねた茶番で沁み込んでしまった「チンピラ」の由縁を理解しながら輩共が笑っている。
オンナコドモの類いには理解困難でも俺は俺を、君は君を演じ続ければ良いって類いのあまりにもありふれ過ぎた話だ、
中身がスッカラカンでない限りは。
June 04, 2011
最高の千鳥足 ’11
「御招待頂きまして誠に有り難う御座いました」
ガラにも無く盛大にコウベを下げたい気分、
そしてその紳士且つ真摯的態度にコウベが上がらない気分。
その男の中の男達と御対面を果たす前に、俺は生ビール二杯、ウーロンハイ四杯を軽く流し込む必要があった。
「酒の力を借りて」、そんなハッタリはあまりに阿呆らしいが、
「酒の力を借りるってのはコレの事か」、曲がりなりにも理解した。
「思い立ったら迷わず突っ込め」を信条に掲げて久しき男このワタシ、
マネージャーなるハイカラ極まる味方など俺には居ない、
それでも教養とセンス溢れる男達が俺の背中をエゲツナイ程イヤらしく強く押してくれる。
腹の中にはCDを忍ばせ、後はランナーズハイ且つアルコールハイの心意気で悟られない様に余裕の表情携えて突っ込むのみ、
「御招待頂きまして誠に有り難う御座いました」
ガラにも無く盛大にコウベを下げたい気分、
そしてその紳士且つ真摯的態度にコウベが上がらない気分。
行き着けライヴバーではウーロンハイを二杯追加し、呂律回らず酔いだけ回し、
最高の千鳥足で家路を急いだ。
そしてインスタントうどんが出来上がる5分間を待つ余裕も無く眠りにつく、
起きた3時間後には麺などすっかり伸び切っていたがそんな事は断固どうだって良い、
俺はキツネと共に一気にソイツを流し込んだ。
至って重要な夜、この道で生きて行く事を堂々と思い立った超現実の夜、
元下北沢の呑んだくれと現下北沢の呑んだくれ、
たったそれだけの話だ、
レコーディングは七夕スタート、夢は語らず超現実だけ語れ。
June 02, 2011
ジューン・ファッキン・フィーリング ’11
ウダツの上がらん気分屋吹出物野郎このワタシ、
ヤケにゴキゲン斜めで焦点定まらず、
真っ直ぐ歩く事さえ確かでないのはチラツく前髪のせいかも知れないし、
このノー太陽なヤサグレ天気のせいかも知れないし、
連日連夜に及ぶケンタッキー産ハイカラバーボン「CABIN STILL」深酒のせいかも知れないし、
いくら粋がってみたとて説得力の欠ける鼻頭吹出物のせいかも知れない。
〜のせい、〜のせい、それ全部引っ括めて貴様のせいだぜ、
悲劇の酔いどれを気取るのは止めろ、とても恥ずかしい事柄。
考えている事はただ一つ、専門用語など終始且つ金輪際クダラナイという事、
そんなヒケラカシ与太名言集よりウィット且つヒップ極まるマイノリティ言葉の一つでも放り込んでくれという事。
ロックンロールブギを大音量で聴きながらファッキントレイン飛び乗れば、
ツイストをキメるスペースなどある筈もなく自ずとチャーミングガールの肩を抱き、この空間は一体何だと捻くれる。
東京名物ファッキントレインはもう充分、オールドスタイルバイクはいつになれば届けられる、
丁度ロックの日に届けばゴキゲンはヤケにストレートになるだろう。
青と白の制服に身を包んだコンビニエンス店員に告げる、
「アメリカンドックを一つ」
ヤツは言葉を聞き取れず申し訳無さそうに聞き返した、
「ハイ?」
俺は答えた、
「アメリカンドック」
ヤツは困った表情を曝して再度尋ねてきやがる、
「エッ?」
ここでようやく目が覚め、俺は目を見開いてヤツの顔面に向け吠えた、
「ドック、アメリカンのだ」
ヤツは青と白の制服で文字通り顔面まで蒼白にさせながらごちる、
「申し訳ありません」
悪いのはどうやら滑舌の悪いこちとらサイドだ、すなわち、気分屋吹出物野郎に非はある、
俺は呟いた、
「こちらこそ申し訳ありません」
但し心の中で。
ポマードを丸8日間付けてない、明日はイカサマリーゼントで気分転換ってのはどうだ、
そしたら何かが巧みに弾けるのかも知れない。
旅に出たい、当分出てない感さえ漂う昨今、
そしたらゴキゲンはヤケにストレートになるだろう。
もはや旅先で滑舌良く爽やかにほざくのが新たなる夢だ、
「どうかボクにアメリカンドックを下さい」。