January 2014

January 28, 2014

AM11:06 2014.1.28


一番街を突き抜けたところに見える朝日

喫茶店は丁度、モーニングを始める時間


下ろされたままのシャッターにはポップアートの落書き

落書きで済ますには勿体無い、売れるに違いないから


直ぐ潰れると思っていたレコード屋は今も営業中

経営を助ける為じゃない、俺の為だけにレコードは漁る


「いらっしゃいませ」も云えないスーパーと

何も買わないのに「ありがとうございます」繰り返す古着屋

行き過ぎと物足り無さの中間地点、巧い場所を探している


誰かが吐き散らしたゲロを鳩が突ついている

その鳩の姿を、その誰かは知らんまま


自動販売機の小銭口を覗き続ける男と女

夕日に変わる頃には何かしらの変化を望んでいる


安いモノには目もくれないボンボンと

何もしてないのに「すいません」繰り返す小心者

行き過ぎと物足り無さの中間地点、生きる場所を探している


目の下の隈は御愛嬌

宝物を探しているせい


目の下の隈は御愛嬌

宝物を探し続けているせい


 



drecom_eroom5session at 11:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │散文 

January 18, 2014

太陽が三つある街 ’14


'14.1.10(金)

睡眠ジャストゼロのジャリズリ具合にて那覇空港に降り立てば直ちに口走る「全然寒ないやん」の連発、

前情報の「そこそこ寒いで」を一目散に蹴散らす「太陽が三つある街」との呼び声高き沖縄での出来事。

まず、横断歩道を裸で歩く日焼けなおっさんには心の投げキッス一つ。

以前も泊まった格安ホテルにチェックインを済ませば即座に投げ捨てるモッズコート、そしてジリブルとベルが鳴る、

「くらげにおこしやす」、

連絡の主は主催者「Barくらげ」のイカレモヒカンクレイジーみづき君、その2秒後「行くで!」などとホザき僅か8分後には階段の壁に飾ってあるルースターズレコードに御挨拶しそのまま店内に踏み込めばヌカす、

「ただいま!明けましておめでとう。ハフッ!」だとか何だとか。

半年前には見た事も踏んだ事もなかった地に今や帰る場所があるだなんて軌跡且つ奇跡、ロマン兼ヒップ、ポッピン&ラヴ、すなわち全てだ。

こちとら略す言葉がかれこれ8歳時分から許せない性分のあん畜生、特にその中でも諺だとか挨拶などを略して云われると直ぐさまハラワタ煮え繰り返り沸点越え&メマイさえ伴う厄介な癇癪持ちだが何分構わずみづき氏が吠える、

「おかえり!明けおめ!おー明けおめ!フィー!」

驚愕ワード「明けおめ!」さえ許せる、許せるどころか愛おしい、ソレがみづき、ボーンイン京都。

カウンターでメチャウマカレーをオリオンビールと泡盛で流し込み、オキナワンマナーを踏襲した後、次の日からに備える真面目さを辛うじて保ちスプリングベッドへスマイリーダイヴ。


'14.1.11(土)
沖縄 / OUTPUT


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1. 破れたズボンの後ろポケットから
2. 深夜高速バスブルース - 沖縄編 -
3. スリッピン&スライディン(新曲)
4. ニューヨークサブウェイブルー
5. 流れる道の上
6. アウトローバカヤロー with じゅりあん(煖臍-だんせい-)
7. ヘイトアシュベリー with JACK THE NICHOLSON'S 


初詣では後回し、天下のハイウェイ食堂に出向く以外はホテルに閉じ篭りアレやコレやを実践、

全ては宴で爆発。

一曲目から「それ何のキー?」と一緒に唄ってくれる男達、あれこそ理想の合唱、武者震い止まらんままにブーツを床に打ち付ける。

じゅりあんの純粋さに感服しながら目と目の合図で一発、途中で四弦吹き飛ばしじゅりあんのアコーディオンにほとんどを委ね、ラストは沖縄の酔いどれ堕天使楽団、ニコルソンズと一発。

ギター弾くのもヤメにしてハンドマイクにてシンガロング、もはや一緒に旅に出たい、堕天使達と。

こちとらいつだって「ドラムに飛び乗っていたい症候群」の筆頭ですが久方振りにソレが実現した、太陽が三つある街で。

この誰が撮ったかも定かでない写真はとても気に入っている、オレがいつか死んだら遺影にしてほしいくらいさー。


'14.1.12(日)
沖縄 / Barくらげ


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1. 破れたズボンの後ろポケットから
2. 自作自演屋
3. 思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
4. ワイルドサイドを歩け
5. ヘイトアシュベリー
6. スリッピン&スライディン(新曲)
7. 愛すべき日々


初詣では後回し、天下の三笠食堂に出向く以外はホテルに閉じ篭りアレやコレやを実践、

全ては宴で爆発。

リハーサルで早々に五弦吹き飛ばし、本番では「抑え切れず」と飛び入りで乱入の煖臍ナオヤ君、思うに「沖縄」と書いて「ロマン」と読めるだろう。

出番を終え、次の演者はブギの伝導「夜のストレンジャーズ」、

こちとら気付けば演者であったコトさえ忘れ、最前列でブーツを床に叩き付けまくり誰にも理解出来ないツイストを踊りまくっていた、無論「抑え切れず」。

打ち上げは去年夏に仲良くなったDJ BOOMERの7インチコレクションを眺め、「次はDJも演るぅ!」などと駄々をこね泡盛片手に酔いどれていた。

そこで突然ミウラさんが本家リトルリチャードの「Slippin and Slidin」を唄い出した後、オレに吠えた、

「ヘイ、タカ!」

そして唄った、デタラメの英語で。

最後に、ニコルソンズ金城小町氏がステージ上に立てたアンプへ飛び乗り吠えた言葉を一つ、

「ロックンロールを信じてます!」

オールオーケー、
横断歩道を裸で歩く日焼けなおっさんと同じくらい。

続く。

 


drecom_eroom5session at 10:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

January 08, 2014

サトウキビに訊け ’14


いつまでを昨日と呼びいつからを今日と呼べば良いのかさえ定かでない昨今の水面下事情、

一つだけ確かなコトはある、今が「 ’14 」であるってコトだ。

島倉千代子、大滝詠一、そしてやしきたかじん、お母ちゃんも愛したスターが死んで行く、ヒップな語り種を永久に残して。

年明けには特級バドワイザーを流し込みながらはっぴいえんどを回していた。

2013年の始まりもはっぴえんどだった。

「はいから いず びゅーてぃふる」

従順であるべき必要があるならまずはこんな言葉に対してだ、そんな胸中。

多分あれからお酒は呑んでない、特に意味はない。

ところで廃人とか何とかってヤツに片足突っ込みかけていたたかだか二ヶ月前の話は遥か遠い過去、

「前が見えん、前が見えん、前が見えんはいつか思い出」などと叫んでいたのは確か「 ’06」、

相も変わらずかれこれ21年強に亘り念じているコトがある、かの有名な「オカマになるべからず」だ。

さて、年明け一発目は沖縄、待ちに待った神聖ジョブタイム、

「毎月来るで!」などと息巻いた去年8月から僅か5ヶ月後、毎月といかずともそこそこのハイペース再訪にこちとら歓喜クラフラ気分、

去年10月、岡山の駅前で関わる気にもなれないチンピラ三人組に絡まれた直後、「Bar くらげ」のマスターみづき氏から我が目を疑うメイルってヤツが届いた、

「冬の沖縄は何もありませんがまた来て・・・」ってお前、「くらげの宴」があるやないか×2914701。

その瞬間、早急にゴキゲンを取り戻し先程のチンピラ三人組に「あのーお話の続きは?」などとハァハァ漏らしながら近付こうとしたモノです。

そんなワケで前のめり猫背スタイルにて10日の夕刻時には冬の沖縄に到着、

その足で冷えたサトウキビにねぶりつき、格安ホテルで詩を書き弦を換え、次の日からの宴に備える所存です。

そしてもう一つ、南に向かう前にどうしてもキメておきたかった事柄ナンバーワン、

【ジャリズリゴー2014 ー札幌編ー 】が4月、100%中15386%のハイカラ高確率にて決定出来そうです。

あまりに平たく且つヤスい一言で片付けてしまうのなら「感謝」しかありません。

こんな稼業に明け暮れている間に2028年さえ我が物顔でやって来るんだろう、生きている限りは。

そんなこんなで「明けましておめでとう」って言葉はその時その時、ツラを合わせての御挨拶が妥当だ、

ソレは4月でも7月でも構わない、宜しくお願いします。


'14.1.11(土)
【くらげの宴 vol.3】 

沖縄 / 那覇OUTPUT 

 

・夜のストレンジャーズ
・高 哲典
・マルチーズロック
・Jack The Nicholson's
・煖臍-だんせい-

 

OPEN 18:30 START 19:00

前売り:1800円 当日:2300円 Lコード:81901

 

http://outputop.com/index.html

 

 

'14.1.12(日)

【くらげの宴 vol.3】 

 

沖縄 / 那覇 Barくらげ

・夜のストレンジャーズ
・高 哲典
・ヨシムラタカシ
・gugumbo
・DJ UZA

 

OPEN 19:00 START 20:00
1500円(前日の半券お持ちの方は500円OFF)

 

http://rockbarkurage.com/index.php?FrontPage


大好きなバンドに囲まれてこちとら一人、さながら電気くらげの様相にて挑みます。

 


drecom_eroom5session at 09:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 
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