February 2014
February 27, 2014
転がる石が今も啼く ’14
ここ三ヶ月でウン十万円を稼いだ。捨てた夜の数だけ紙切れは降る。
目的はある。目的しか無い。
右から左、上から下へとシワクチャンマネーはジャスト2秒で吸い込まれて行くが手元には幾つかのチケットがある。
先日、アンディウォホール展へと駆け込んだ。今度こそ「エルヴィス」に会えるかも知れないと思っていた。
洗濯機の横にはいつ手に入れたかも定かでない「エルヴィス」の包装紙が貼り付けてある。
本来なら一等席に貼り付けるべき代物だが長年こんなシガナイ場所からオレを狙っている。
オマケにその奥にはエディコクランのポスターが丸められた状態で置いてある。本来なら一等席に貼り付けるべきお方であるのに、なんてザマだ。
「エルヴィス」があるかどうかの確証もないまま美術館に潜り込むと右に曲がった瞬間、何よりも目立つシルクスクリーンが堂々たる鎮座をカマしているのが我が目に飛び込んで来た。
云わずもがな、「エルヴィス」だ。
「いらっしゃるやないか!フィー!ピッ!」、ポリンティックガールに叫んだ。
生まれてこの方初めて、同じポストカードを三枚も手に入れた。ワーゲンバス貯金箱から抜き取った小銭をジャラチャリ鳴らしながら。
ところで巷では昨夜、ローリングストーンズって名のかれこれ1960年代から評判のバンドが東京ドームで盛大なる一発をキメたって話で持ち切りだ。
そんな時オレは、「IQの低さは金持ちの素振りでチョロマカせる」と思い込んで止まないって類いの、聞くに耐えないブタを相手に更なるウン十万円を稼ごうとしていた。
いつか、愛すべきニューオリンズの街中でズタボロ極まるサックスにガムテープを貼って、吹く場所を探しているノッポとすれ違った。
「完全なるヒップ!」とオレはヤツに敬服し心底からのたうち回ったが、この「IQの低さは金持ちの〜」な連中には見向きもされないどころか避けられてしまいそうなクールガイだった。
モノホンの格好良さってのはそんなところにある。「子どもの頃からスケート習わされてました」って連中には残念ながら到底伝わらない事柄。
ところでオレのシワクチャン財布には「3.4 THE ROLLING STONES」と書かれたチケットが入っている。
「IQの低さは金持ちの素振りでチョロマカせる」と思い込んで止まない連中をチョロマカして手に入れた価値ある代物だ。
さて、そんな「直ぐ役立つ!生活の知恵集」はともかく、肝心なのは今後のオレだ。
誰かのショーを観るだけで満足ヅラ晒す様なヤスい精神構造ではいられない猿小屋倉庫番このワタシ、
オレは今、爆発の準備に明け暮れているところ。
ある時はヤツから、ある時は貴方から、危うく以心伝心って言葉さえ信じてしまいそうな話が舞い込んでくる瞬間がある。
あの町にはヤツが居て、あの街には貴様が居る。
ようやく終わりが見えて来た冬にして、ネクスト冬のコトまでアタマは先行思考、
取り急ぎ12月までの流れはもはや決まっている感さえ漂う昨今のゴー事情、
まだまだ増やして行きますのでシワクチャンマネー握り締めて日本の狭さに笑いましょう×5529147。
そんなワケでお母ちゃんから最後に一言、
「アンタ初詣でまだか?ソレ、もう初詣で云わへんがな」
そしてオレはたとえ6月だとて「明けましておめでとう」と吠えれるシャバダバボーイでありたい。
'14.3.11(火)
東京 / 幡ヶ谷36°5東京 / 下北沢BAR?CCO
'14.4.10(木)
北海道 / 札幌LOG
'14.4.11(金)
北海道 / 札幌Bar Stingray
'14.4.12(土)
北海道 / 札幌円山夜想
'14.4.24(木)
京都 / 拾得
神奈川 / 溝の口12Bunch
'14.6.5(木)
京都 / ROOTER×2
'14.6.6(金)
大阪 / 梅田ハードレイン
'14.6.7(土)
大阪 / 谷町cafe&bar Lgt
'14.7.13(日)
愛媛 / 松山SINGOUT
and more...
February 16, 2014
AT JAIL CLUB ’14
'14.2.13(木)
東京 / 高円寺ショーボート
1. ルートスゥイートホームにて
2. ヘイトアシュベリー
3. ニューヨークサブウェイブルー
4. アウトローバカヤロー
5. スリッピン&スライディン
6. マーケットに春はない(can't buy spring)
メンバー紹介をするのが好きだ。ソレは一人じゃないという喜びだ。
メンバー紹介をするのが好きだ。ソレは爆発だ。
メンバー紹介をするのが大好きだ。ソレはもはや性癖だ。
「やだ〜チョ〜ウケる〜!」じゃねぇ!、ってコトだ。
リハーサルを終え、バドワイザーを空け、バランタインって名のウイスキーをソーダで割り、
ステージにテーブルを置き、テーブルには灰皿とウイスキーグラス、そんな感じの「AT JAIL CLUB」初ステージ。
普段、コトを終えるまでは断固呑まない派のこちとらもこの日ばかりは違う、いつもとは確かに異なる胸の躍り、
ソレは一人じゃないという奇跡だ。
ギターだけ弾きたいヤツ、詩だけ唄いたいヤツ、そんな感じの「AT JAIL CLUB」、
ライヴハウスをスナックへと変換しダブルミーニングでのスナック感覚を実践、
菊地勇輝への信頼感に身を委ね煙草を燻らす斉藤敬介、手を叩く猿小僧でこのワタシ、
あんなにも終始リラックスしてライヴを楽しめたのは久方振りだ、そしてあんなにもギターを持たんままに唄ったのは初めてだ。
気付けば喋り過ぎ、予定時間をとっくに過ぎていたコトに気付いたのはだいぶ後の話だ。
ソレはハイボールのせいじゃない、一人じゃないというゴキゲン具合からだ。
とにかく口の動きが溢れ出る感情に追い付かないってな仕組みだ、スナック・ショーボートへ最敬礼。
さて、勝手極まる速度で名付けた「AT JAIL CLUB」、このまま全国の酒場での喝采を狙いたい、狙え、狙おう。
また必ず演ります、例えば来月とかに。
2014年式の心意気で。
February 12, 2014
ジャスト・ア・ドロップキック ’14
眠って夢を見ればライオンに追われたり、スペイン軍から逃げたりと、とにかく忙しない。
はたまた「ドロップキックさせろ!」などとハッキリと叫び、その響き渡る自らの声に目を覚ましたりしている。
髭を剃り落としていたのはもはや遠い記憶、ペンが走らないってなワケもない、
ガリギューギュリゴー音は鳴らし続けている。
'14.2.1(土)
【BAR SOSANJI 1st ANNIVERSARY PARTY】
東京 / 下北沢BAR SOSANJI
1. 輝いて見えるのはこれから
2. オンマイビート
3. ヘイトアシュベリー
一周年のソサンジは定員オーバーの大盛況、全てはマスター辰朗氏の人情と心意気、
こちとら辿り着いた僅か8分後には状況掴む前にマイク掴みツバを飛ばしていた。
2012年12月のザ・ドリステンズライヴを観ていた人が何人か居り声を掛けてくれた、
「いやーアレは格好良かった。いやーまさか今日観れるとは」、
声を掛けてくれたのはモレナく輩だ、最高と書いてクレイジーラヴと読もう。
「ヘイトアシュベリー」のリクエストがDJブースから飛んで来た。
ヘイトアシュベリーに行ったコトがあるという男だった。
アンタとは今度、静かなバーで語りたい。
'14.2.7(金)
神奈川 / 溝の口12Bunch
1. ニューヨークサブウェイブルー
2. 思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
3. スリッピン&スライディン
4. ヘイトアシュベリー
ワイルドチャイルドボーイ、富山から飛んで来たW.C.カラス先生のオープニングに抜擢いただき短距離走。
もっともっと演りたかったが残念ながらオレはこんな言葉を知っているあん畜生、
「郷に入れば郷に従え」、主役でもないのに演り過ぎる阿呆にはなりたくもない。
短距離でキメるのだ。
「WCとAT!」とか何とかホザいた後、カラス先生にスポットをお譲りする。
あまりゆっくりと話せる時間は無かったが、話の続きは次回、今度はオレが富山に飛んで行き実現するのだ。
ソレは「7月とか8月とかはどうでしょう?」って話だ。
叶ったアカツキには「そのチューニングはどんな風に?」とか「小坂忠のカバーに粋を感じました!」とか「ブコウスキーについて」とか何とか、
話の続きをするのだ。両手を合わせてホタルイカをライターで炙りながら。
さて、書くべきコト多々有れど、今は違うコトを思考していたい、
'14.2.13(木)
東京 / 高円寺ショーボート
※AT JAIL CLUBとして出演
w / THE BELGA / THE TRASH / ベルノバジャムズ
OPEN 18:30 START 19:00
Adv ¥2000_ Door ¥2300
ギターに斉藤敬介&菊池勇輝(JAILBIRD CHESS CLUB)の二人を迎えて「AT JAIL CLUB」だなんて洒落込み初ライヴタイム。
ギターは二人に任せてこちとら詩&喜劇役者としてアプローチ、ギター持たずマイクだけ持ってライヴハウスに出向きます。
ずっとやりたかったコトの一つが明日叶うでしょう。
ところでいつになれば初詣でに行ける?
一目散にお願いしよう、「旅をくれ」。
February 01, 2014
白熱のGジャンボーイ言及 ’14
沖縄の生粋酔いどれ楽団、ジャック・ザ・ニコルソンズのサル君から貰った、いや、借りたGジャンを毎日着ている。
「一回着させてくれ!」などと無邪気に頼んだこちとらにヤツがヘベレケセッド、
「似合い過ぎ!チキショー!コノヤロー!バカヤロー!貸します!但し絶対返せよ!」
「貸してくれ!」とは一言とて頼んでないオレにヤツは一人、捲し立てていた。頗るゴキゲンなヤツだ。
そしてその言葉を額面通り受け取り、まんまと飛行機に乗り込んだダブルゴキゲンGジャンボーイはこのワタシ。
このまま行くと次に沖縄へ返しに行く頃にはとんでもなく立派なズタボロ且つガタピシ仕様となってしまうだろう、
何たって脱ぎたくもないから。
返したくないの指数は既にレッドゾーン最速突破のジャストフィット具合、
「今日は着るのは止めとこう」などと思ってみても次の瞬間には袖を通している、
コレこそかの有名な「愛」ってヤツなのかも知れない、オレは元気だ。
ある時は久方振りにCCOを訪れ、遅ればせながらの「明けましておめでとうございます!」、
首謀者とローリングストーンズ来日にまつわる与太話の二、三を交え、「オカマ野郎にもう一杯!」などとホザき、
ある時は降りる駅を間違え天下のギロッポンにて迷子、
大嫌いな携帯電話の地図でも睨んでみれば目的地まで徒歩30分強、
バット、「スタイリッシュに電車を乗り継ぐ男」よりなりたいモンは塵の如くある、オレは元気だ。
ところで何がスマートフォンだ、
「これよりスマートじゃないモノにオレは今日までお目に掛かったコトがない」とはかれこれ2914回以上もヌカしてきたいわば合言葉、
オレは何でこんなクダラナサ特級クラスの代物をさぞかし大事そうにポッケに放り込んでいるんだろう。
バット、もしもポッケに入れるのを忘れたのならオレは眉間に皺寄せこんな風に叫ぶだろうコトは火を見るより明らかってな始末、
「アレッ?フッ?何で無い?フォー!」
もはや手に負えない、オレは元気だ。
スッカラカンになっていたワーゲンバス貯金箱は今、息を吹き返し小銭で溢れ返っている、
「趣味/小銭を入れる」
セコい履歴書の何ちゃら欄には憎しみさえ込めた太字で書き込んでやっても良いかも知れないってな有り様、
それでいて請求書は山積み、オレは元気だ。
ところで「勝手にしやがれ」って映画を遂に神聖な映画館で眺める日がやってきた。
11年は待っただろう。観るなら今日だ。
T字路sのワンマンショーに出向き、7inchを手に入れ、その足で自らのライヴに向かう。
2月、考えている間に甲子園の季節が到来、襲来するだろう。
'14.2.1(土)
【BAR SOSANJI 1st ANIVERSARY PARTY】
東京 / 下北沢BAR SOSANJI
OPEN&START / 18:00
¥3000_(Free Drink+記念Tシャツ)
※23:30〜予定 投げ銭ライヴ
そこには果てしなくイカす寺でもあるに違いない。
最後にお母ちゃんから一言、
「初詣でにはまだ行ってへんのか?」
オレは元気だ。