March 2014
March 27, 2014
ポマードに宜しく ’14
'14.3.24(月)
【レッツゲットロマン】パート23
東京 / 下北沢BAR?CCO
AT JAIL CLUB
♦第一部
1. 何を想う
2. ニューヨークサブウェイブルー
3. ルートスゥイートホームにて
4. 明大前にて
5. 春一番 (キャンディーズ)
6. スリッピン&スライディン
◆第二部
1. ロマンのど真ん中
2. アウトローバカヤロー
3. ヘイトアシュベリー
4. ダーティオールドタウン (ザ・ポーグス)
5. It's Pomade Song (即興)
6. マーケットに春はない (can't buy spring)
アンコール
1. 愛すべき日々
花粉の「か」の字さえ颯爽と消し去り、勘違いした奴等をヤケに通ったハナで笑い飛ばすジャストあん畜生このワタシ、
ステージに灰皿と「JAIL CLUB DRINK」を置いて2ステージを疾走。
垂れ落ちたオールバックを見て敬介がセッド、「髪の毛、崩れてますよ」、
それから始まったポマードにまつわる与太話、そのままギターを弾き出す二人に合わせて即興で詩を組み立て唄うスローブルース、
ポマード選びと周囲に受け入れられないポマードへのアンサーソング「It's Pomade Song」、
一人では生まれ得ないコトが三人では生まれる、そんなAT JAIL CLUB。
気分高揚し呑み続ける「JAIL CLUB DRINK」、キメるJPS、ラストの言葉は確かにこうだった、
「ポマードに宜しく!」。
久方振りの男達や初めての男達と散々喋り倒し、打ち上がり中に突然現れたスマイリー原島氏とルースターズとフジロックの話をしたりして魂が喜び続けていた。
そして初めてやって来た平成元年生まれのレッドソウル野郎と純度の高い意気投合を果たし、笑い転げている内に夜が明けた。
ヤツがセッド、「生きていて良かった。死なないで下さい」、
まるで、まるで同じ胸中だった。
March 24, 2014
ポリシーにウソは含まれていない ’14
35時間起きて14時間眠り3時間起きて3時間眠り23時間起きて9時間眠る、
そんな変則ビートを繰り返している内に知らん間にセンバツ高校野球は開幕、お正月は一体何処へ消えたんだってな胸中。
ある時は睡眠コントロールを見失い、スタジオの時間が終わる頃に飛び起きた。
鏡の髭に問う言葉はただ一つ、
「アーユーオカマ?」。
ある時は特級のクシャミをまき散らしていた。
会うヤツ、会うヤツが合言葉の如きセッド、
「重度の花粉症ね?」
「キングオブオカマ」と捉えて久しき事柄がある。御多分に漏れず「花粉症」だ。
目にも見えん粉ごとき代物に潰される程、オレはヤワじゃない。
身体を壊す前に壊したいモノなど多々ある。例えば意味不明の法律と棒読みのお詫びトーク。
残念ながらオレと花粉は一番縁遠い場所にある。例えば南極とサンフランシスコ。
訳の分からんモノに邪魔をされるってのは真っ平御免の最高峰、花粉症だなんてポリシー違反の罰金刑でオーケー。
先日、遂に初詣でに出向く時が訪れた。かの有名な場所に狙いを定めようやく門を潜った瞬間、早急に嫌気がさしてきた。
そこに居る神は望みの神とはかけ離れていた。そんなコトさえ知らんオレが悪かった。
ポリシーに抗うべからず、この神に両手を合わすコトは断固出来ないと踵を返し初詣ではまたもお預けだ。
さて、そんなタマシーポリシートークはともかく、明日は2014年初のCCO、
当初の予定から外れ、「AT JAIL CLUB」の2ステージワンマンタイムとして臨みます。
ドリンキン&ポッピン、トーキン&ヒッピンスタイルにてCCOをスナックへと変化、
春の開幕戦にて一発キメます。
'14.3.24(月)
【レッツゲットロマン】パート23
東京 / 下北沢BAR?CCO
AT JAIL CLUB
※2ステージ
OPEN 19:00 START 20:00
¥1000(+2order)
March 08, 2014
ロックンロール・サーカス ’14
ザ・ローリングストーンズを観た。余韻は抜けない、抜かない、抜く気もない、のもはや三点張り。
14000円、たかが紙切れ、余裕で上回る素晴らしさ。3、4日を経て泣きそうになってきた、その余韻と歓喜で。
2003年、遂に実現した武道館公演を観に行こうとしていた。バット、オレは何かしらの事情を抱えてまんまと頓挫した。
その年の真夏、チャックベリーを観た。ロックンロールは生きていた。
それから数えても11年後の2014年、一番安い席ながらオレの席はまるで自ら選んだかの様に完璧だった。
3塁側最上段端、客席の全てを見渡せる上にオレの左側には誰にも邪魔出来ない立派な踊り場があった。
「レディース&ジェントルメン!ザ・ローリングストーンズ!」
電気が落ちてアナウンスが響いた瞬間、その瞬間だけで14000円の元は取った。
1960年代から第一線の特大モンスターバンドが5万人を相手にドラッグがどうしただとかアバズレ娘がこうしただとか唄う、
その光景、エゲツナイ奇跡。
誰にも邪魔出来ない立派な踊り場、すなわちオレのゴールデンサークル席でステージを眺め、客席を見渡し、時に吠え、時に回転した。
ライヴを観てあんなにあっという間と感じた2時間はまるで初めてだった。
3日間、どの日に観てもイカすニク過ぎる日替わりセットリスト、現役が現役たる所以、50年前に書いた曲を今も堂々と唄い上げる生粋のサービス精神、
凄過ぎて閉口。
叶うのなら次はCCRをナマで観たい。20000円でもオーケー。後悔しない為ならたかが紙切れだ。そこにCCRが居て50年前に書いた曲を現代に鳴らしてくれるのなら。
さて、こうなれば悔やみ続けてしまうのは去年11月のポール・マッカートニー、
「志望動機は?」、
シャラクサイにも程がある質問をされたあのどうしようもなかった日、オレはやはり張り裂けんばかりに胸を張って高らかにこう答えるべきだったんだ、
「ポール、ナマで観る為・・・」
ロックンロールは生きている、凄過ぎて閉口。