July 2014
July 30, 2014
ただボール追う坊主 ’14
近頃はほとんど音楽を聴いていない。レイモンドチャンドラーの本を手に入れたがページを開くタイミングがまるで分からない。
思考はもはや2015年まで吹っ飛んでいるってな始末、よって雑音はノー。
先日、旧知の仲の山口ひろとしとケーナがDJを務める胸躍るレディオショーに生出演、
一曲唄ってギター置いて、それからロマンとポリシーにまつわる話で持ち切りの30分。
質問に答えながら様々なコトを振り返り、狙いに過ちは無いで、などと思えてくる。
30分で全てを語れる程ヤスい且つペラスカなライフを送ってきたワケもないが、話しながら嬉しさが増す瞬間を味わう。
その後、タカシを誘いバックページに駆け込み、何十時間も眠らんままに朝まで突き抜ける。
ヤツは来月からドイツへ行く、半年とか一年とか。
ハンブルグ辺りで待ち伏せでもして、「貴様、もっとカマせ!」とか吠えてみたい。
無論、オレはその八倍カマす所存、懲りるって意味さえ知らず行きまくる権利がまだ、オレにだってあるだろう。
今週末は札幌、高知に続き初の福井&富山へ初上陸、
富山が誇る木こりブルースマン「W.C.カラス」、すなわち、ワイルドチャイルド先生と現地にて再会。
WCとAT、今年2月、今は無き神奈川随一の危険番地「溝の口12Bunch」にて御縁いただき共演、
その時からホザいていた「富山でも演りたいの!」がピュンと実現、
先生から連絡がありました、「高岡に着いたら直ぐに呑もう!」、
こんな言葉のポイントはたったの一つ、「直ぐに」に他ならない。
強固そうしましょう!×北陸、
【ジャリズリゴー2014 -北陸編-】
'14.8.2(土)
【FLESH for FRANKENSTEIN】
福井 / ノーサイド
w / W.C.カラス / 田村鉄火 / etc...
OPEN 19:00
¥1000_(+1drink)
'14.8.3(日)
【カラス祭り】
富山 / 村門レイジーロフト
w / W.C.カラス / 田村鉄火
OPEN 19:30 / START 20:00
前売 ¥2000_ 当日 ¥2500_(+1drink)
http://murakado.jp/
近頃はほとんど音楽を聴いていない。そんな言葉に一つ二つ付け加えよう、「W.C.カラス」と「バックページで」以外。
血沸く二日間を北陸にてキメたいと震えながら思っています。
ところで甲子園地方予選は早くも我が目を疑う白熱具合、
「ライバルは誰?」ってな愚問中の愚問にはいつだってこうアンサーする様に決めている、
「ただボール追う坊主」。
そしてその後の列島スケジュールも目白押し、徐々に見えてきました。
2015年には三枚目【ロールアップ・ステータス】を発表し【ジャリズリゴー - 日本編 -】などと洒落込みたい胸中、
東西南北に話が出来る人間が存在するコト、その事実に感謝を忘れません。
2014年が終わるまでに再度、北海道と沖縄で列島を挟み込むってコトを実現したい、
レイモンドチャンドラー、アンタの物語へはその後にでも潜り込む。
8.6(水) 東京 / 下北沢BAR?CCO
8.9(土) 東京 / 下北沢DAISYBAR
8.21(木) 東京 / 下北沢BAR?CCO
8.22(金) 東京 / 下北沢BACKPAGE
9.14(日) 東京 / 下北沢BAR?CCO
9.28(日) 大阪
9.29(月) 大阪 / 塚本エレバティ
10.24(金) 北海道 / 札幌
10.25(土) 北海道 / 札幌
10.26(日) 北海道 / 函館
11.21(金) 福岡 / 博多
11.22(土) 福岡 / 博多
11.23(日) 福岡 / 博多
11.24(月) 福岡 / 博多
11.25(火) 大分 / 別府
12.12(金) 沖縄 / 那覇
12.13(土) 沖縄
詳細は確定次第根こそぎ発表します×1534701。
July 22, 2014
軌跡に訊け ’14
'14.7.18(金)
【Laguna 6thAnniversary Special !!!《Minnie the Moocher !!!》 】
東京 / 下北沢ラグーナ
w / frills(THE BEACHES) / 沼田謙二朗 / 小川敦也(CULT FLOWERS)
1. 破れたズボンの後ろポケットから
2. ニューヨールサブウェイブルー
3. ヘイトアシュベリー
4. アウトローバカヤロー
5. 明け方のトーキングブルース(仮)
6. スリッピン&スライディン
メンフィス&ニューオリンズへの血沸き肉躍る強攻トリップから丸二年が経過、
今日まで「請求書をクッションにしても笑えない」期間もあるにはあったがそんなコトは今どうだって良い、
あの日の輝きを胸に今も生き長らえてるってんだから答えは明白、
ラグーナ6周年とエルヴィスに勝手に敬意を表してハッタリーゼントの夜。
アニヴァーサリーイベントにお呼びいただくってのは断固狂喜、30分ショートタイムを前髪崩れ落ちる前に軽快且つ痛快に完遂。
共演に札幌のドランカーバンド「PISTOL BOOGIE VINCENT」の仲間、小川敦也、
そして19歳時分から愛して止まない「THE JERRY LEE PHANTOM」でイカレた鍵盤を叩いていたあゆ子様率いるfrills、
「ファーっとキメてピィーと呑む」に相場は決まっている。
ラグーナ店長にまで昇格した以前の相棒に「なぁ良かったな!良かったんちゃう?いやー今日ええで!良かったやろが?フッ?」などと繰り返した後に潜り込むいつものCCO、
「ROCK'N'ROLL GYPSIES」市川勝也氏、「MAMORU&DAViES」岡本雅彦氏、すなわち偉大なる大先輩ベーシストお二人と久方振りに鉢合わせ、ライヴ後の勢いそのままに一丁前にカマす世紀の与太話、
この世は軌跡で出来ているってコトだけは忘れたらダメだ。
さて、年末までの旅のコトばかり思考している昨今、飽くなき探究心だけを頼りに確実且つ着実に決まりつつある2014スケジュール、
調子外れの逆モダンネクタイぶら下げてどっかのセコい社長の思うツボにハマっていたんでは到底辿り着けないであろうロマンを求めてオレは行く、免許もないままに。
日本って街の何処かしらでいつか会おう、強固死ぬ前に。
July 20, 2014
絶頂感に訊け ’14
【ジャリズリゴー2014 -四国編-】
'14.7.11(金)
香川 / 高松サードストーン
1. ロマンのど真ん中
2. 思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
3. 深夜高速バスブルース - 高松編 -
4. ヘイトアシュベリー
5. ニューヨークサブウェイブルー
6. スリッピン&スライディン
7. 流れる道の上
8. マーケットに春はない(can't buy spring)
'14.7.12(土)
高知 / リトルパワーズ
1. 破れたズボンの後ろポケットから
2. 自作自演屋
3. アウトローバカヤロー
4. ヘイトアシュベリー
5. スリッピン&スライディン
6. ワイルドサイドを歩け
7. 流れる道の上
8. 愛すべき日々
アンコール
1. 思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
'14.7.13(日)
愛媛 / 松山SINGOUT
1. シングアウトのテーマ
2. ロマンのど真ん中
3. 思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
4. ヘイトアシュベリー
5. ラウンドミッドナイト
6. 自作自演屋
7. ワイルドサイドを歩け
8. ニューヨークサブウェイブルー
9. スリッピン&スライディン
10. 愛すべき日々
アンコール
1. 深夜高速バスブルース - 松山編 -
美術館に行く気力もなく、レコードを裏返す余裕もない。人のコトより知りたいコトがある。無論、自らのコトだ。
早10日前、台風と入れ違いで四国上陸を果たした喋る台風小僧このワタシ、
◯◯行きと書かれた看板だけを頼りに飛行機へと乗り込む。
離陸すれば東西南北何処に飛んでいるかなんて分かったモンじゃない。
たかだか1、2時間を経て外に出てみれば新千歳空港、或いは鹿児島空港だなんてコトは存分にあり得る、看板なんてそんなモンだ。
今回はたまたま看板の指示が正しく高松空港まで辿り着けた、旅なんてそんなモンだ。
四国一のスパイダー野郎、シュンが律儀に空港で迎えてくれる。
約束通り四国へ戻って来た。ソレはパイロットのオカゲであり、看板の効果であり、心ある人間が其処に居るからに他ならない。
宿ではほとんど眠れない。早朝に目覚めたら夜、唄い終わるその瞬間までピリついている、脳内と胸中が。
高松、最前列のおっちゃんがヤケにイカしている。
「ツバキ、飛びまくるけどオーケー?」の問いにおっちゃんが即座のアンサー、
「もっと、もっとかけてくれ!」
最高だ、脳内と胸中が喜び勇んでいる、そのウィットに。
オレは生きている、ステージで。そんな風なコトを一丁前によく思う。
開放感に包まれ、格安ホテルのベッドの柔らかさも硬さも知らんまま気絶同様に眠る。
AM5:28、目を覚ませば再び闘いが始まる。
長い長い時間を経て遂に高知初上陸、溜めにタメた胸中を根こそぎステージで吐き出す。
高知での再会を約束していたバーボンボーイが店の紙ナプキンで神聖な涙を拭っていた、そんな話をオレは絶頂感に包まれながら聞いていた。
ヤツの友人の部屋に転がり込まさせていただき断固布団要らず、気絶同様に眠る。
丸二日間を共にした人達と別れ一人松山へと向かう。重たい荷物を抱え、五人がバス乗り場まで見送ってくれる。
チェックインし直ぐさまライヴバーへと向かう。
いつかこんな愚問中の愚問を投げ掛けられたコトがある、
「ライヴって夜じゃん?その時間までいつも何してんの?」
ヘイガール!オレの頭の中一回覗き込ませてそのまま溺れさせ+アルファしたろかこのポンポコヤロー、である。
13ヶ月振りの松山、再会したこの街のオーナーが夜の三番町を連れ回してくれる。
両手を合わせてまた会う約束を交わした後、ほとんど気絶して眠る。
そして気付けば次の日、オレは何と下北沢って名のヤケに馴染みある街で、松山のお土産「何ちゃらロール」を口に含みながら余裕の仕草で明け方まで呑んだくれ、そして完璧に気絶して眠った。
全てを書き殴るのは困難だ、バット、オレは全てを憶えています。オレは今、どれくらい感謝しているかを分かりやすく表す洒落た言葉を探しているところ。
「もう身が持たない」だなんてオカマ史上最上級の戯言を吐き出す前にキツく思っているコトがある、
もっともっと激しいヤツがほしい、溜めて貯めてタメた後の開放感と絶頂感を味わい尽くす為に。
敬具。
July 07, 2014
2014.7.7
2014.7.7
原発推進派は一刻も早く再稼働を願い、反対派は日本列島から一目散に煩わしいモノが消えるコトをただ願う。
どちらも「願い」ってな言葉でまとまるってんだから二つを同時に叶える神など存在しません。
「貴様、どっち派?」だなんて「派閥も集団も大嫌いです」と、今日まで入墨の代わりに眉間に皺を彫って生きてきました。
そしてあんなイヤラシいモノに賛同する程、ワタシのソウルは汚れていません。
何故って貴様、素っ頓狂なシステムと茶番レースに殺されるだなんて自らのロマンに申し訳が立ちません。
ところで兵庫県は西宮市、何ちゃら議員のかんちゃら会見は見た?
「身の毛がよだつ」と辞書で引けばヤツのツラが直ぐ出る様に辞書メーカーへ申請しよう。
いや、やっぱりヤメだ、身の毛がよだつのはもう御免だ。
お前まずアレな、お詫びな、
オレにじゃねぇ!神聖極まる真夏の阪神西宮甲子園球場にだよ!×984356。
敬具。
【ジャリズリゴー2014 -四国編-】
'14.7.11(金)
香川 / 高松サードストーン
OPEN 19:00 START 20:00
投げ銭(+1order)
出演:高哲典
フロントアクト:ロシアンブルー / 菊池よしき
'14.7.12(土)
高知 / リトルパワーズ
OPEN 18:30 START 19:00
投げ銭(+1order)
出演:高哲典 / ロシアンブルー / ビスコッティ
'14.7.13(日)
愛媛 / 松山SINGOUT
START 20:00
¥1100_(+1drink)
今週末は待ち望んだ四国三連発です。
去年10月、かの有名なリュックサック革命を気取って旅に出ました。
気付けば高松の商店街でギターを抱え、「ブコウスキー」の名を高松一のデシベル数にて叫んでいました。
そのデシベル数は今も高松一なんだと、断固自負しています。
その高松で、観てくれていたお姉ちゃんとお兄ちゃんと呑みながら約束をしました、
「次は一緒に演ろうぜ」だとか何だとか。
去年6月、岡山のイカレた夜に知り合った男は高知在住のバーボンボーイでした。
オレはヤツとグランプランのアタマで約束をしました、
「次は高知で会おうぜ。初の高知への切符はアンタとの約束を果たす為にある、フォー!」だとか何だとか。
同じく去年6月、愛媛では美容師になったばかりのチャーミンボーイと出会いました。
ヤツがセッド、
「コレとオレの大事なモノ、交換して下さい」
ヤツはオレの大事な首飾りを触っていました。
「コレはニューオリンズで手に入れた石だ・・・」と、オレは代わりに使ってない鍵を差し出し、ヤツは代わりにトランプカードを一枚差し出しました。
そのトランプカード、今もオレのズタボロ財布の中にあるコト、あのチャーミンボーイは知らんままかもな×794。
バット、オレはいくらプランホワンのアタマでも大切な約束だけは憶えている、
カネも払わず迷惑だけかけ帰ってしまう様なそこらの酔いどれとはてんで作りが違うんだと、強固自負しています。
そんなこんなでそれぞれの場所で出会い、その場その場での再会を懲りもせずキツく「願っていた」ってワケです。
強く願えよ!フィー!
敬具。
July 03, 2014
shout de CCO '14
先日、「下北沢BAR?CCO」の7周年ビッグパーティに参加、その楽しかった余韻がいまだ抜けない昨今の胸中事情。
「CCOと云えばボク」ヅラを勝手に引っ提げ、ハッタリ男前ジャーマネを引き連れ、いや、引き連れられ参加。
ビールを煽りながら余興に喝采を上げ、地団駄を踏みながらパーティに酔いしれていたらヤツがセッド、
「生活の柄、唄いましょう、唄わせてよ」。
ヤツは酷く酔いどれていたが、何ちゃら48のかんちゃらクッキーってな曲もしっかりと踊っていた、
踊り続ける男は断固明日に賭けているんだろう。
現代の喜劇役者、ミスター鴫原浩平大兄貴がギターを抱えて唄う、
「壁に貼ったポールウェラーのポスターが剝がれ落ちて〜・・・」
「松田聖子のポスターは剝がれ落ちた〜・・・」
そのギターに合わせてオレも唄おう、
「セルジュゲンスブールのポスターは〜・・・」。
スーツ姿の男がステージで「15の夜」を熱唱していた、
オレ達は最前列から大合唱を繰り広げた、
「誰にも縛られたくないと逃げ込んだこの夜に!」
最高だ。政治と社会とノーデリカシー野郎に縛られるだなんて真っ平御免の最高峰。
気付けば毎年参加させていただいていますが、7周年もオメデタさ特級の夜で今思い出しても笑えるワード、シーンが軽く29個以上も残っている。
最高だ。ソレが原動力となり、いつまででもやれそうな気分になってくる。
幸せな胸中を引っ提げたまま死にたいと思っている。
最後に、先日のライヴでも一節唄った加川良「教訓1」の詩を一つ、
「御国はオレ達死んだとてずっと後まで残りますよね、失礼しましたで終わるだけ、命のスペアはありませんよ」
活かしてくれてありがとう。