September 2015

September 25, 2015

ロキソニンブルース ’15


平成のややこし屋このワタシ、長年くすぶっていた左上奥歯が激しく疼き出し、チョロマカしきれず、遂に観念して歯医者へと出向く。

歯が痛くては戦は出来ぬ、どんなポッピン野郎でも歯痛には敵わないってな有り様。

ドクターが一見してセッド、「とんでもない虫歯だ!レントゲンも撮ろう」。

手鏡を持たされ見たコトもなかった歯の裏側を見せられる。とんでもない虫歯だ!ド素人のこちとらにも分かる。

「神経を抜くか、残すか?」の問いにこちとらオカマ極まる小ボイスにてアンサー、

「それはどうにも痛そうですね?」、

まな板の上の鯉、捕えられた宇宙人、口から洩れるヒィー&ウォー、

横ではピンクの看護婦が無表情でオレのツバキを吸い取っている。

そしてオレは今、とっ散らかる作業に手を付けながらアイス珈琲をストローで啜っている。

「ストローでアイス珈琲」、オカマ極まる組み合わせだろう。

さて、痛み止めが効いているこの間にビールに手を出し眠るってのはどうだ?

目覚ましは痛みで。敬具。





drecom_eroom5session at 14:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │散文 

September 24, 2015

peace 150911-150923


小町
クラブドロシー


シルバーウィークとか何とかいうシャラクサさ特級な言い回しを定着させようと企むメディア、そしてまんまと定着しつつあるこのヤスい現状を君は一体どう思う?

オレは無論、身震い同様に嫌いだ。

さて、魂のレッドマンス9月にして2016年6月のコトなどに思いも馳せている昨今、その頃、生きているかも知らんクセに脳内は何時だって忙しない始末。

大阪スリーデイズは特級にゴキゲンだった。必殺技前乗りってヤツでドヤへチェックインした直後、疲れ知らずで外へ飛び出したその瞬間から特級だった。

ボロな焼鳥屋の大将は元親分、路上では早々に喧嘩が始まり、見たくもない血も流れていたが、そこには人情があった。人情しかなかった。

一発目は塚本エレバティにて吉見拓哉と再会、奇しくも「9.11」という日に演った「夢の暮らし」。

オヒネリでいただいた千円札には「戦争反対」と書いてあった。コレは使えるお金じゃないだろう。

二発目は鮨処小町にてトミーブギーと再会、完璧にニクいライヴをカマされ、オレは前の方でテメーコノヤローを連呼、

横に居たブラックミウラストーンは興奮しながら耳元で囁いた、「やっぱオレ、間違ってねぇ」、

ラストはそんなブラックミウラストーンを招いて三人で「ダーティオールドタウン」、そしてルースターズで「フールフォーユー」を演った。

職人哲也さんが握ってくれた鮨を食べながら呑みまくり、それからトミーの「夜垂レ」に行っては呑みまくり、ようやく寝るかと相成ったのは朝の9時だった。

三発目は塚本ハウリンバー、山田兎さんと初共演一時間勝負。

オレはライヴ中に力が入り過ぎて、初めてこのまま死ぬんじゃないかといった感じで意識がトンだ。

一瞬の出来事だったがアタマが光った。アレには驚いたが直ぐに持ち前のジャリズリ精神で立ち直り、終演後は兎さんと嬉しく呑んだ。

その日、別の場所でライヴを演っていたトミーと、T字路sのお二人と再会し、千日前の裏道駐車場にある屋台で食べた麻婆豆腐推定350円は絶品だった。

興奮冷めやらずまるで眠れんまま、エロな写真を眺めたりしている内に迎えたチェックアウトタイム。

バスで下北沢に舞い戻り、猿小屋から徒歩9秒のところにある串カツ屋で大阪を振り返った。

その後、ジャケット撮影、ウエタケユキオ先生とのリハーサル、そして旅、旅、旅、もう止められないってな仕組みだ。

そしてドサクサ紛れにトラベラーズファクトリーへ久方振りに出向いた。2016年のスケジュールを半分以上埋めるべく出向いた。その頃、生きているかも知らんクセにだ。

半年前から書き込んでいた「午前10時の映画祭 / ショーシャンクの空に」は結局観れんままに終わった。

そして先日は「Fujikawa Atomic Orchestra」 のワンマンショーへ出演。

藤川賢一、 13歳時分、かの有名な「ミュージックステーション」って番組を眺めていたら突然一人の男が現れた。左手にはトランペットを持っていた。

その記憶と唄を脳内に残したままの20年後、突然その男、藤川賢一は目の前に現れた。

短い出演時間の中、ラストは「Fujikawa Atomic Orchestra」をバックに従えての「ヘイトアシュベリー」、

「パシフィックトランペット藤川賢一!」、メンバー紹介をしてから客席に飛び込んだ。一人じゃ出来ない自由もある。

18個の事柄が同時進行している今日この頃、一人では到底追い付かないコトも様々なジャンルの人間達が手を貸してくれる。

無頼派を気取ったブコウスキーにも仲間が居た。そこには人情があった。人情しかなかった。



 


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September 08, 2015

peace 150908


IMG_5154BADMUSIC


連日連夜のビッグパーティ続きで覚醒し放題、そんな日々。脳内は既に再来年辺りを徘徊、追い付くワケもない。

週末には沖縄からヨシムラタカシがやって来た。二日間を共にし、夜から朝を彷徨う。

マイペースが何かってコトを弁えた男は自由に眠り、起き、そして次の町へと消えて行った。 

それでいい、それがいい、大そうなお見送りなど性に合わない。来年には沖縄で会えるコトを信じている。

ニューヨークからやって来たドン&リリィはジャパンを疾走中、東京から大阪、広島から沖縄の景色を焼き付くした後、ニューヨークへ舞い戻るという。

国境など軽く越えたフレンドリー具合、来年にはニューヨークで会えるコトを願っている。

今日は今日とてかの有名な「BADMUSIC」社長、門池氏の誕生日パーティに参加させていただく。

一曲カマせってコトで「BADMUSIC」へ捧げさせていただくべく、ミッシェルガンエレファント「GT400」を演っていたら、予期せず途中から門池さんがイカレたビートで付いて来てくれた。

I WANT THE MOTORCYCLE、免許持ってないけど。

19歳のオレに、今よりも291倍何も無かった頃のオレに教えてやりたくなる様な夜だった。

来年、再来年のスケジュールさえとっとと決めてソレに向かって飛び続けたい胸中、

沖縄、アメリカ、福岡に北海道、

そしたら34歳のオレに、53歳のオレが何か一丁前に告げたがる日が来るのかも知れない。

明後日には大阪へ、愛して止まない前乗りにてドヤ街へチェックイン。

生きるって悪くない、なんて断固云い続けたい。



'15.9.11(金)

【死にたいほどの夜Ⅲ】 第三夜

大阪 / 塚本エレバティ


w / 吉見拓哉 / 本城タカヒロ

 

OPEN 19:00 / START 19:30

¥1500_ (1d付) 

 

  

'15.9.12(土)

大阪 / 鮨処小町


w / トミーブギー / OA:ブラックミウラストーン

 

OPEN 18:00 / START 19:00

¥2400_ (寿司付 ※要+drink)

  

 


'15.9.13(日)

大阪 / 塚本ハウリンバー


w / 山田兎

 

OPEN 18:00 / START 19:00

¥1500_ (+1d)


 



drecom_eroom5session at 05:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 
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