November 2018
November 25, 2018
ありがとうが宙を舞う '18
寒いのと、ドンクサイってのが何よりも嫌いだ。魂吸い取られる。
11月25日、現在時刻はAM06:59。呼びもせんのに知らん間に冬が来やがり、オレは今、世界一電気ストーブの近くに鎮座している男と化している。残念だ、夏が行方不明になるって事は。
11月前半、沖縄は30℃。ジャケットなどは綺麗にハンガーで吊るしてあげた後、半袖且つポッピンスマイルで街を練り歩いていた。
ザ・クールシュガーズ、バンドは最高だった。何よりメンバーが楽しんでいたし、ソレを見てオレは俄然、三人よりも喜んでいた。
一人では出来ん事、一人じゃないと出来ん事、色々ある。バンドはソレを分かりやすく示してくれる。来年は更に躍進ってのを企み続ける事こそ生き甲斐だ。
さて、明後日からは一人北海道へ飛ぶ。気温は既にマイナスって噂だ。
場所をおさえてくれた人達がいる。崩れかけたスケジュールを立て直してくれた人達がいる。一人ではとても出来ん事だ。嬉しくなる。
移動は車だ。まず怖いのは、いくらこちとらサイドがセーフティ運転を心掛けていたとて、対向車線の車が突っ込んできたら即座に終わってしまうって点だ。
オマケにオレには免許さえない。そんな不甲斐無いワタシに辛うじて出来る唯一の事といえば、助手席で煙草と珈琲でも嗜み、ホットな会話など繰り広げながらただただ無事を祈るってなくらいだろう。
その前にあのドデカイ大地へとオレを運んでくれるであろうパイロットへの敬意も捧げなくちゃいけない。はて、どうやら一人では出来ない事だらけだ。
ありがとうは現地で!ってのが信条です。生きて会おう。
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November 07, 2018
カムバックサマースペシャル '18
エルヴィスがオールブラックレザーに身を包んでロックンロールに回帰した1968年のテレビコンサートから今年で丸50年が経つという。
さて、オレは夏が終わっただなんて到底信じられる様なアタマもなく、来年の事さえ思考しながら11月の寒さの中にいる。
今年3月、レコーディング合宿が決まった直後から2018の終わらせ方ってヤツを思考していた。無論、その時まで生きているって事を前提に。
気付けば11月、全てを果敢にクリアして今がある。まだ生きているからこそ明日からは沖縄へ飛ぶ。無論、パイロットがしょうもないヘマをしない限りは。
名付けたバンド名は「ザ・クールシュガーズ」、奴等と沖縄を回る。弾き語りの音源もバンドサウンドに生まれ変わるってな寸法だ。
沖縄リミテッドで終わるにはあまりに惜しい、愛しのクールなメンバーがそこにはいてくれる。
「好きな行為は何ですか?」ってな愚問には即答で洒落込みたい、「ドラムセットに飛び乗る事」と「メンバー紹介」の二点張りに他ならない。なんたって、「一人じゃない」と実感出来る何よりの胸躍る行為だ。
ギターのよーへいが云っていた、「多分、まだ泳げますよ」。
キマりだ、オレは沖縄の海に浮かびながら竹野の燃える夏を思い出すだろう。
そして沖縄をクリアした直後には14日間14本の熱闘、今年二度目の北海道大作戦が待っている。
夏を終わらせたくないと思った時にまずやるべき事はただ一つ、夏はまだ終わらせられないと企み続けるって事に他ならない。
近頃はよく涙を流す。寂しいってワケでも女々しいってワケでもない。いちいち琴線に触れやがる映画や詩に触れた時、涙は単純明快な仕組みで溢れ出す。経験ってのは多ければ多いほどイカす。
2018の終わらせ方ってヤツはもはやとっくに見えている。無論、2019-2020へ向かう行動も射程範囲だ。まだ生きている限りは。
まずは沖縄、ドラムセットの上で会えたなら完璧にクールだと思う。脱帽。
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