December 2018

December 30, 2018

君は僕を好きかい '18


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先日のCCOチャリティショーをもって2018のライヴも完遂。飛び入り、乱入、何でもありの特別編。こんな日は血湧き肉躍らせたヤツが勝ちだ。その点で、オレは勝ちだ。

音楽が好きで、音楽を好きなヤツが好きで、音楽に救われているヤツが好きだ。ハニー、音楽もオレの事をもっと好きになってほしい。

去年のツケを根こそぎ払拭すべく2018を生きてきた。去年の年末だか年が明けた直後から「今年は2枚アルバムを作るぞ」などと周囲にホザいていた。

ソレはこちとらの最も好きなやり方で、「ホザく以上は出来んとダサい」という思考になってくる。生きる上でまず重要なコトは、せめて自らとの約束は裏切らないコトだ。

イカす一年だった。12ヶ月の内、気付けば1ヶ月は関西、1ヶ月は北海道に滞在していたらしい。

そして年内の内に猿小屋の契約更新にも成功した。ジェニーが出て行く前にヌカした言葉が耳にこびりついている、「もう此処で死んだらええやん」。

変わりまくっていくこの下北沢って街に少なくとももう暫くは居を構える。

2019のコトも着実且つ確実に決まりつつある。手帖には既に2019のミッションを書き殴ってある。「僕が僕である為に」、そう簡単に死ぬワケにはいかないって仕組みだ。

最後に26年連続「好きな言葉ランキング」堂々たる1位のこの言葉を一つ、よいお年を。

2018に脱帽。2019は年明けからレコードを回して踊るぜ。

 


drecom_eroom5session at 08:41|PermalinkComments(0)│ │ 

December 21, 2018

ぶちまけろ '18


アルバム制作、その後に立て続いたライヴ行程を果敢にクリアし、ようやく少し落ち着いた様な気分。しかし落ち着いたら落ち着いたで何とももどかしい胸中にもなってくる。

どっちつかずのポッピンボーイこのワタシ、とっとと向こう一年分のスケジュールがほしい。

そんな中、ジェニーが猿小屋を去った。ヤツはオレを随分と助けてくれたが、オレはヤツに何か出来ただろうか。考える事は塵の如くあるが、別に仲違いしたってワケじゃない。「また此処でレコーディングしましょう」、そう告げて別れた。

先日、空っぽになった部屋でブーツを磨きながら「亀岡寛明のエゾサリヴァンショー」を聴いていた。すると突然、「今日はパレード」というオレの曲が聴こえてきた。

不思議な気持ちになりながら、よくラジオを聴いていた10代時分の事を思い出した。時代は変われど、いつだってラジオは魔法だ。

さて、猿小屋を断固維持すべく今は様々な角度から見直しを計っている。そして今、最も気になっている部分は風呂場の黒ずみだ。オレってひょっとしてオカマなのかも知れない。

しかし、気になり出したら気が済むまでやれってのが信条だ。

格闘する事、早三日。いくら泡立てようがタワシを用いて擦ろうが黒ずみは黒ずみのまま其処に鎮座している。その強い意志に思わず一人ごちる、「かっこいい」。

それでも負けを認めるワケにもいかず、オレは遂に文明の利器を駆使してやってしまった、「風呂の黒ずみ 落とし方」なんてタイプして検索ってヤツを。オレってオカマなのかも知れない。

「クエン酸がどうの重曹がこうのをミックスして風呂場の床にぶちまけ、ラップをして一時間ほど放置し、その後で洗い流せ」とか何だとか、オレには医学の話同様、まるで馴染みのない言葉の羅列がそこには記されてあった。

オレは何をやっているんだろう。そんな事より向こう一年分のスケジュールに取り掛かりたい。

オールオーケー、オレは今、ジミヘンドリックスの「BBCセッションズ」を聴きながら、奇跡的に持ち合わせてあった重曹と食器用洗剤を適当に風呂場の床にぶちまけ、ラップをして律儀に一時間放置しているところ。





drecom_eroom5session at 08:27|PermalinkComments(0)│ │散文 

December 19, 2018

38とラプソディの夜 '18


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'18.12.13(thu)
【Light Up the Policies Special
Akinori Taka 38th Birthday Oneman Show!】

-CAST-
高哲典-Akinori Taka-
Jenny & Akinori Taka

-GUEST-
小林琢也(nanairo from 神戸)

-DJ-
Tatta

♦第一部 

1, ラプソディのテーマ
2, 街の灯 -city lights-
3, 何を想う
4, マーケットに春はない -can't buy spring-
5, 自由な犬
6, 恋とスモーキンシガレット
7, トップオブザワールド (with Jenny)
8, その闇
9, 愛すべき日々
10, ニューヨークサブウェイブルー
11, ロールオンザストリート
12, マリーと暮らす

♦第二部

1, ロマンのど真ん中
2, ラウンドミッドナイト
3, 珈琲の匂いのする方へ (with Tatta)
4, ヘアースタイルブギ (with Jenny & Tatta)
5, ルートスゥイートホームにて 
(with Jenny)
6, トレイントーキングブルース 
(with Jenny)
7, 風来坊ソング 
(with Jenny)
8, 喜怒哀楽な男 (with 小林琢也)
9, 今日はパレード (with 小林琢也)
10, 手紙

♦encore

1, 深夜高速バスブルース (with 小林琢也)
2, ヘイトアシュベリー (with 小林琢也 & Jenny & Tatta)


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北海道14デイズから見事生還した直後、38歳になった。なんとまだ生きて、そして笑えている。

今が一番いい。嘘偽りなく、そうホザき続けてやる。

ゲストには問答無用で小林琢也、ジェニー、DJ&コーラスにTatta、そして始めたら終わらないグッドスリッピン小僧このワタシ、四人で狙うロマン。コンプリート布陣。

オマケにオープニングSEは北海道の永遠のライバル、PISTOL BOOGIE VINCENTで「キャロライン」だった。チューニングをしながら、胸中は興奮の坩堝だった。

古い曲と新しい曲を混ぜ込んで約3時間全24曲、古い詩で泣き、新しい詩で笑った。唄いながら、頭の中には常にその当時の映像が見えていた。

ロックの日以来、半年振りのトーキョーワンマンショー。満員御礼に脱帽。

終演後は結局、AM8時過ぎまで与太話に明け暮れていた。窓からはヤケに強い光が差し込んでいた。

オールオーケー、懲りもせず宜しくやってもらえる様に、これからもジャリズリ感でゴーするけぇ。

オレは今、傷だらけになったブーツを2019へ向けて磨き直したところ。まだ歩けるってのがまず嬉しい。


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一人きりの夜に読書灯だけ灯して
ドロップアウトした男の物語に入り込み
興奮して眠れずに夜を明かしてる男は
とても健康な者だと信じて疑わない

ラウンドミッドナイト

 

drecom_eroom5session at 02:33|PermalinkComments(0)│ │ 
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