May 12, 2006
マニュアル姉ちゃん
今日夜22時頃一本の電話があった。内容はいまいち分からんけど、まぁいわゆる勧誘の様な感じだった。電話口の女は、マニュアル丸出しの口調で喋りまくる。俺もすぐ切ればええんじゃけど、俺はこういう時の電話の切り方がどうしたらええか分からん。それは今コールセンターで働いとるけぇとかいう事じゃなくて、昔からこういう時は困る。相手が偉そうな態度だったら、こっちもなんぼでも言い返してやるけど、そんな感じでもない。「雑誌とか結構読まれたりしますか~?」。俺はまぁほんまはちょいちょい読むけど、ここは「いや~読まないですねぇ」。すると、「あ~そうですか~、じゃあジャンプとかしか読まないって事ですか~?」。いやいや、ちょっと待たんかい。何でジャンプやねん、どんなマニュアルじゃと思いながら、ここは冷静に「ジャンプも読みませんよ~」。しかし俺はそう言いながら吹き出した。向こうも笑っとった。その後も、宝石がどうのこうのとか言っとったけど、結局最後は部屋の電波が悪くて途中で切れた。これも変な話じゃけど俺はちょっと悪い事をした気もしたなぁ。今思ったが、ああいう時は向こうに話を進められる前に「ごめんなさい、ご苦労様です」とか言って切るのが一番ええんかも知れんな。俺がコールセンターで電話をかけとる時、はらわた煮えくり返る様な切り方をするおっさん、おばはんも、ちょっとは「あぁ悪い切り方したなぁ」などと思っとったりしとるんかな。うーん、そうは思い難いなぁ。さぁ、頭の狂った小説、「裸のランチ」を読むぞ。