May 29, 2006

5.28 下北沢ロフト

1.名を呼んだ
2.明大前にて
3.東京ライフ
4.首ったけ
5.コウモリの詩
6.ワンダフルピースタイム
7.何を想う

いよいよと言うか何と言うか、俺の客は誰一人と来てくれんかった。でも客は結構入っとったな。「今日はどうなるんか」と本番前ずっと思っとったが、いざステージに上がればいつもとなんら変わらんライヴが出来たな。俺の知っとる奴が一人もおらんでも俺は俺らしく演れるんじゃという事が確認出来て良かったよ。MCとかも殆ど考えてなかったんじゃけど、まぁ結構ポンポン出て来て良かった。俺の知らん人が俺の言っとる事で笑っとる、ああいうのはやっぱり嬉しいなぁ(まぁ終わった後の感想は、曲がどうこうより、「楽しませてもらいました」とか「面白かった」になりがちなんじゃけどな。それはそれでもちろんええ事なんじゃけど)。DJの話をして、「DJなんか悪い言い方したら所詮人の曲を流しとるだけじゃ」と言ったら、俺の知らん人が、「私もそう思う!」とか大きい声で返事を返してくれたりしてな。でもステージを降りたら一人ぼっちでちょっと寂しかったなぁ。下北沢ロフトでやるのは2月以来振り2回目だったんじゃけど、全部のライヴが終わった後、店の人が話しかけてきてくれて、俺が「俺の事覚えてますか?」と聞いたら、「いや~覚えてますよ!(俺の頭の中のト音記号が~)っていうのが頭から離れないんですよ」と言ってきた。この(俺の頭の中のト音記号が~)というのは、前、下北沢ロフトでやった時に唄った「ガラクタミュージック」という俺の曲である。3ヶ月前に一回やっただけなのに、俺の詩の一部分を覚えてくれとる、印象に残っとる事がまず嬉しかった。その人は続けた、「高さんみたいな感じで、さらけ出す感じのを演ってる人ってここに出てる人でも何人かいるんですけど、かっこつけてるだけで何か違うんですよ。でも高さんは滲み出るモノが全然違う、「コウモリの詩」なんて誰にでも出来るモンじゃないですよ。バイトの女の子も今日ほんとは休みなのに、わざわざ高さん見に来たんですよ。俺等ほんとにファンですよ」。くどい様だが3ヶ月振りの下北沢ロフトである。俺はほんまに心から嬉しかった。「えっ、俺を見に来たんですか?あの女の子?ほんまですか?」と何回も確認した程じゃ。いやぁ、分かる人には分かるんじゃ。その事実が嬉しい。その店員の人に「ずっと続けて下さい」と言われた。任しとけよ、やるだけやるぜ。俺の客は一人も来んかったけど、大いにプラスになった夜だった。次は6.3、下北沢BIG MOUTH。大口叩くぜ。

at 00:05│Comments(0)TrackBack(0)│ │ライヴ 

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