June 09, 2006
聞きたくもない苦労話でもない苦労話
全くふざけんな、今日仕事中電話に出たおっさんよ。KDDIのサービスを説明した後、「そんなの電話一本でする事か!」と怒りはじめた。それだけなら良く分かる。それは確かにそうかも知れんなぁと俺も思っとる。しかしその後が性質が悪い。「私はねぇ、石油関係のチラシをねぇ、一軒一軒ポストに入れて回る仕事をしてたんですよ。500軒位ねぇ。それで足を悪くしてねぇ、例え500軒配っても返事があるのは2、3件なんですよ。それをアンタは、電話一本で済まそうとはちょっとおかしいんじゃないですか?」。はぁ?(溜息)、苦労話のつもりか?苦労自慢のつもりか?一体どう捉えたらええんじゃ、ああいうのは。「オタクは分からないかもしれないけど」。おい、お前に俺の何が分かるんな。だいたいなぁ、苦労話のつもりとして、わざわざそんな事を電話口の顔も知らん相手にいちいち話すな。お前だけ苦労しとる様な口ぶりしやがって。お前に何が分かる?そう言うならなぁ、このKDDIの電話だって、8時間かけっぱなしで契約取れるのは4件位じゃ。それと何が違うんな。むしろその500軒の家のポストにチラシを入れるだけの方が、人と接しんでええ分楽なんじゃないんか。まぁそんなんはどっちでもええ、俺にとってそんなのは何の苦労話でもないぞ。俺は呆れた口調で言い返した、「いやいや、これもちゃんとした仕事なんですよ、遊びでやってる訳じゃないんですよ」。ほんまにええ加減にせーよ。俺は帰り道のバイク運転中に思った、「ああいうおっさんが、お笑い芸人などを見て、こいつ等はええなぁ、遊んでお金貰えて」と簡単に言ってしまえる様な連中なんじゃないかと。ふん、おかげで「聞きたくもない苦労話でもない苦労話」をテーマに詩が降ってきそうじゃな。