July 31, 2007
’07.7.28(土)のイカした夜について
’07.7.28(土)
ライヴ アット 福山ミュージック・ファクトリー
1.自由
2.ヘアースタイルブギ
3.深夜高速バスブルース(福山編)
4.コウモリの詩
5.シーサイド
6.何を想う
7.スポットライトな生き方
7年振りに訪れたライヴハウス。一人で演るのはもちろん初めてでステージがやたらと広く感じられた(実際広い)。俺の出番は一番手で予想外だった。少なからず昔からの友達が来てくれて、俺はいつもとは違う緊張感に苛まれた。がしかし、それは武者震い以外のナニモノでもなかった。
福山に帰って来たら東京の空は低いって
言われる理由がやっとこさ分かった
と唄った。ばっちりだった。俺はまだ唄っとる事を自分自身で噛み締めた。他の三組は全てバンドだったが、はっきり書く、俺は、ケタが違うと思った。上手い下手の問題ではない、少なくとも発信の仕方が全く違うと感じた(他のバンドをとやかく言う筋合いは一切ないが)。「えびすや」というバンドを今もやっとる、俺が昔「トライアングル」というバンドをやっとる時に一緒にライヴをした事のある人達と6年振り位に再会した。俺のライヴを見た後、口にした言葉、
「相変わらずビッグマウスだね」
俺にとって褒め言葉以外のナニモノでもなかった。俺は昔から、訳の分からん自信だけはある。謙虚も謙遜も好きじゃない。思っとる事を口にしたいだけだ。音楽家など好き嫌いがはっきりしてナンボや、と思う。そもそも中途半端で自信がないならこんな所にノコノコ帰って来て人を呼んで、まして歌など唄えん(大口を叩くのは自らを奮い立たせる為にハッパをかけとる部分も大いにあるが)。
そしてその後、唄い足らず向かった先、「神辺HIDEAWAY」。秀行氏に心から感謝する。彼は「まだまだ聴き足りん」と、開いとるかどうかも分からん(開いとっても演奏出来るかどうかも分からん)この場所まで勢いで連れて行ってくれた。俺は「唄えるなら何処にでも行く」と車に乗り込んだ。俺はこの男にどうやってお返しをすればええのか。土曜日の夜、店内に入ると、そこはイカしたブルース・バーだった。客達が陽気なブルース・セッションを繰り広げている。
俺はラム・コークを呑んだ後、時を見計らいマスターに声を掛ける、
「落ち着いたら俺にもちょっと演らせてもらえませんかね?」
返事はOK。まさかまさかの深夜のライヴ・ショー。ファクトリーでのライヴを見てなかった高校の時の友達も二人、観客として加わる。先程まで陽気なセッションを繰り広げとったベースのおっちゃんを誘い、ギターを借りてステージに立つ。曲のキーだけおっちゃんに告げる。
’07.7.28(土)
ライヴ アット 神辺HIDEAWAY
1.深夜高速バスブルース(福山編)ーゲスト・ベース おっちゃんー
2.何を想う(スロー)ーゲスト・ベース おっちゃんー
3.コウモリの詩 ーゲスト・ベース おっちゃんー
4.雨が降ったって大丈夫
5・ワンダフル・ピースタイム
6.その日暮らしの哲学
ギターが変われば、雰囲気が変われば、唄い方も全く異なる。とにかく一日二回唄えただけで俺は満足した。マスターにCDを渡し、「とにかく名前だけでも覚えといてくれ」と告げた。俺は実はこの「HIDEAWAY」で99年に一度だけライヴをした事がある(一曲だけ)。そして「HIDEAWAY レーベル」から出されたオムニバスCDに収められた事がある(マスターは完全に憶えてないと思うが)。ボブ・マーリィを敬愛するマスター。帰り際立ち寄ったトイレ内に手書きで書き記された「WAR」という曲の歌詞に俺は感銘を受けた。まさにレベル・ミュージック、俺がやりたいモノ。とにかくイカした夜だった。見に来てくれた人達は心から俺の誇りです。
P.S 「アイスクリーム・マン」とか「喜怒哀楽な男」とか、ファクトリーでのライヴでなくなく外した「東京ライフ」とか、普段あんまり演る事のない曲をもっといっぱい演れば良かった、これ、唯一の悔い。
ライヴ アット 福山ミュージック・ファクトリー
1.自由
2.ヘアースタイルブギ
3.深夜高速バスブルース(福山編)
4.コウモリの詩
5.シーサイド
6.何を想う
7.スポットライトな生き方
7年振りに訪れたライヴハウス。一人で演るのはもちろん初めてでステージがやたらと広く感じられた(実際広い)。俺の出番は一番手で予想外だった。少なからず昔からの友達が来てくれて、俺はいつもとは違う緊張感に苛まれた。がしかし、それは武者震い以外のナニモノでもなかった。
福山に帰って来たら東京の空は低いって
言われる理由がやっとこさ分かった
と唄った。ばっちりだった。俺はまだ唄っとる事を自分自身で噛み締めた。他の三組は全てバンドだったが、はっきり書く、俺は、ケタが違うと思った。上手い下手の問題ではない、少なくとも発信の仕方が全く違うと感じた(他のバンドをとやかく言う筋合いは一切ないが)。「えびすや」というバンドを今もやっとる、俺が昔「トライアングル」というバンドをやっとる時に一緒にライヴをした事のある人達と6年振り位に再会した。俺のライヴを見た後、口にした言葉、
「相変わらずビッグマウスだね」
俺にとって褒め言葉以外のナニモノでもなかった。俺は昔から、訳の分からん自信だけはある。謙虚も謙遜も好きじゃない。思っとる事を口にしたいだけだ。音楽家など好き嫌いがはっきりしてナンボや、と思う。そもそも中途半端で自信がないならこんな所にノコノコ帰って来て人を呼んで、まして歌など唄えん(大口を叩くのは自らを奮い立たせる為にハッパをかけとる部分も大いにあるが)。
そしてその後、唄い足らず向かった先、「神辺HIDEAWAY」。秀行氏に心から感謝する。彼は「まだまだ聴き足りん」と、開いとるかどうかも分からん(開いとっても演奏出来るかどうかも分からん)この場所まで勢いで連れて行ってくれた。俺は「唄えるなら何処にでも行く」と車に乗り込んだ。俺はこの男にどうやってお返しをすればええのか。土曜日の夜、店内に入ると、そこはイカしたブルース・バーだった。客達が陽気なブルース・セッションを繰り広げている。
俺はラム・コークを呑んだ後、時を見計らいマスターに声を掛ける、
「落ち着いたら俺にもちょっと演らせてもらえませんかね?」
返事はOK。まさかまさかの深夜のライヴ・ショー。ファクトリーでのライヴを見てなかった高校の時の友達も二人、観客として加わる。先程まで陽気なセッションを繰り広げとったベースのおっちゃんを誘い、ギターを借りてステージに立つ。曲のキーだけおっちゃんに告げる。
’07.7.28(土)
ライヴ アット 神辺HIDEAWAY
1.深夜高速バスブルース(福山編)ーゲスト・ベース おっちゃんー
2.何を想う(スロー)ーゲスト・ベース おっちゃんー
3.コウモリの詩 ーゲスト・ベース おっちゃんー
4.雨が降ったって大丈夫
5・ワンダフル・ピースタイム
6.その日暮らしの哲学
ギターが変われば、雰囲気が変われば、唄い方も全く異なる。とにかく一日二回唄えただけで俺は満足した。マスターにCDを渡し、「とにかく名前だけでも覚えといてくれ」と告げた。俺は実はこの「HIDEAWAY」で99年に一度だけライヴをした事がある(一曲だけ)。そして「HIDEAWAY レーベル」から出されたオムニバスCDに収められた事がある(マスターは完全に憶えてないと思うが)。ボブ・マーリィを敬愛するマスター。帰り際立ち寄ったトイレ内に手書きで書き記された「WAR」という曲の歌詞に俺は感銘を受けた。まさにレベル・ミュージック、俺がやりたいモノ。とにかくイカした夜だった。見に来てくれた人達は心から俺の誇りです。
P.S 「アイスクリーム・マン」とか「喜怒哀楽な男」とか、ファクトリーでのライヴでなくなく外した「東京ライフ」とか、普段あんまり演る事のない曲をもっといっぱい演れば良かった、これ、唯一の悔い。