August 28, 2007

雨が降ったって大丈夫

雨に打たれた。雷が鳴り響いた。傘を置いてきた俺の判断ミスだった。映画を三本程借りた帰り道、びしょ濡れで歩いた。あんなにも濡れたのは久し振りだったが、決して走る事はなかった。俺は濡れて歩きながら「ゴーストドッグ」の葉隠れの一節を思い出した。

「初めから濡れる意思あらばそれ苦にならず」

こういうのもたまには良いモンだと感じた。モノは考え様で、心配なのは雷が俺に落ちる可能性がゼロではない事だけだった。俺は云わば、死と隣り合わせで歩いたという事になる。今考えたらそれは怖い。でもそれは今日に限った事ではない。毎日、そして今この瞬間もそうであるという事実がある。

at 21:21│Comments(0)TrackBack(0)日々 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
記事検索