November 08, 2007

午前と午後の気分の違い

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午前11時前、芦花公園駅着。そう、俺は見事早起きに成功した男。世田谷文学館「植草甚一 MY FAVORITE THINGS」、こんな天気の良い日にこんな場所でこんな朝からこんな粋な企画展を見れるとは何と素晴らしい休日。古本、ジャズ、映画、コーヒー、煙草、この男の愛するモノが俺も好きだ。いつの間にこの洒落た爺さんと出会ったか、それが思い出せんが、とにかく自然と好きになり自然と格別の存在になった。その古本やらジャズレコードやら「探していた本がやっと見つかった」などと書かれた手紙やらが飾られたこの企画展は紛れもなく俺の心をくすぐった。併設された喫茶店で、豆から取り寄せたという植草甚一が愛したコーヒーを御多分に漏れず飲み干し、パンフレットの枠を飛び越えた分厚い本と映画の本(植草甚一がヌーヴェルヴァーグの事を書いた本)、二冊を買い込み、部屋に戻って午後の14時。コーヒーを飲みながらジャズを聴き、本をパラパラめくったのはいうまでもない。

午後16時、向かうは歯医者。最初の様なハラハラ感はない気がしたが、それでも怖いモンは怖い。そして。先に書くが、俺は今まともに話が出来る状態ではない。麻酔注射を何回打たれたかも定かではない。とにかく様々な治療が行われ、いつ痛みが押し寄せても分からん故、一時も気を許せん時間を過ごし、精神は降参。結果、痛みはそんなになかったが、口の中は薬の味で支配された状態。治療後は自ら煙草を控えたが、今、この文章を書き上げながらさりげなく煙草に火を点けた事はいうまでもない。

at 23:48│Comments(0)TrackBack(0)│ │日々 

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