December 31, 2007

2007年と2008年に捧げる文章

瞬く間に迎えた大晦日。俺は夢のストリート、茶沢通りを練り歩き三軒茶屋を目指す。立ち寄ったセブンイレブンの店員の態度に大いに憤慨しつつストリートを歩き続ける。今年一年を振り返り思い出す事は、笑った事より怒った事の方が鮮明。バス会社、クレジットカード被害、仕事関係、やかましい子ども、道行く馬鹿共。しかしそんな事はもう良い、俺は笑って過ごしたい。しかしいざ、毎日怒る事無く過ごせる日々が来たらどうか?俺は「やっぱり怒ってないと駄目やな」などと言い出しかねん。バランス、心地良いバランスを俺にくれ。「flap notes」で今年最後のレコードを漁る。そこでもやかましい子どもは泣き叫び、店内に流れるビートルズの音楽を御丁寧にも汚してくれる。「お前の可愛い子どもが誰の目にも可愛く映ると思うな」、これは俺が今まで何回口にしたか分からん言葉。俺は間違ってもあんな親にはなりたくない。神聖なレコード屋、場所をわきまえろ、タコ。さて、「ありがとうございます」もろくに言えんセブンイレブンとはうって変わり、ピカソのレジのおばちゃんが俺に告げるまさかの言葉、「良いお年を」。俺は感動のあまり涙を堪え「良いお年を」と笑顔で返す。見ず知らずの者同士が今年最後にお決まりの挨拶を交わす、これが日常茶飯事なら俺が人嫌いになる理由などない。こういう事がある分、どうしようもない輩に出会ってしまった時、そのあまりの落差に余計気が滅入ってしまうという寸法である。2001年の元旦、俺は年越しライヴの警備の仕事を終え、渋谷で降りる予定が寝過ごして原宿まで行ってしまい、右も左も分からん俺はごった返す明治神宮界隈をただ彷徨い、寂しい思いをした思い出がある。あれからもう7年も経つんか。確かに20歳だった俺は27歳になった。年が変われば気分も変わる。その新鮮な気分をいつまで持続出来るか、これが問題。俺は2008年、この一年で何か大きい事をやる。それが音楽の事か、はたまたそれ以外の事か、それは分からんが何か大きい事をやるべく少なくとも動き出す。あっという間に30歳になり、気付けば全て中途半端、何て事は避ける必要がある。とにかく俺はサラリーマンになる気などない。それにはダイナミックな行動が必要になってくる。BGMはコニー・フランシス、さぁ、年越しそばを頂こう。俺は時と場合により、昔からの伝統が好きだ。

at 18:31│Comments(0)TrackBack(0)日々 

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