February 17, 2008

馬鹿のお話

昨晩、イライラは治まる事無く。喉が枯れる程に叫び、地団駄を踏み、心地良くあるべき筈のジョン・ハートさえパンクに聞こえ、失った時間を上塗りするだけの無駄な時間を過ごし、足下に転がる焼酎の空瓶を引っ掴んで二階堂と黒霧島を何杯か一気に呑み干した。そしてギターを引っ掴み、真夜中の深い闇を切り裂くかの如く激しく掻き鳴らした、と書けば響きは良いが、ただ単純にきっと俺はやかましいだけだった。いつの間にか眠りに落ち、朝目覚めれば気分はどん底、酒のせいか叫んだせいか頭痛はひどく、昨晩にも増す勢いで再度叫び、暴れ、頭痛は更にひどくなった。「俺が持ってる悪い癖 辺り一面ぶち壊し 一晩中だってやりまくる」と唄う伊達男バンド、ルースターズが頭の中でループ。昔から俺はたまにこんな事になってしまう。癖、かんしゃく持ち、いや、ただの馬鹿か。頭のネジが外れとるか、はたまた余分なネジがあるか。しかし画面を殴り、キーボードを蹴り倒しても、椅子を直接パソコンには投げてないところを察すると、まだ多少の歯止めが利いとるという事か。そんな訳の分からん状態の時でも、「ほんまに壊れたらどないしましょ」などという乙女心があったりしたりする。本物のワイルドとは程遠い男このワタシ。しかしこれまで、きっと色んな人々に迷惑を掛けとるには違いない。道のど真ん中を叫びながら走ったり、壁を破ったり、電球を割ったり。物を大事に、この精神さえ嘘に聞こえてくる。昨晩から今朝までの、いや、今までの奇行、行動をビデオで見返せるとしたらきっと赤面、申し訳はない。しかし何とか安堵を取り戻し、14時からは(思いきり遅刻だが)さっきまでの出来事がまるで嘘の様なお澄まし顔で働いた俺であった。やれやれ。

P.S 部屋に戻れば憂歌団とジョン・エスティスのビデオが到着しており、俺は真っ先にビデオをデッキに突っ込んだ。ブルースを唄えば嫌な事も忘れるさ、という言葉通り俺も唄えばええのだな、ハハッ。

at 00:46│Comments(0)TrackBack(0)馬鹿 

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