May 23, 2008
全てを正しく蹴散らせ

スペシャルズが好きだ。そんな思いが何年か前に根付いた。最初に聴いた時は良さが掴めんかった。三、四年前、衛星番組で「A MESSAGE TO YOU RUDY」がながれた。それ以前からレコードはあった。でもほとんど聴いてなかった。歌詞を字幕で追った。「俺が演りたいのはすなわちこういう事じゃないのか」と思った。あの衝撃は凄かった。それはルースターズを初めて聴いた時と同じ感覚だった。痺れた。真似はせんが大きな影響を受けた。一見やさぐれ連中に見える男達が政治的メッセージを投げかけた。ルースターズはいなたい格好で男の弱さを唄った。どちらも最高だった。「A MESSAGE TO YOU RUDY」はオリジナルではなくジャマイカのロックステディだった。カバー曲とはいえ、メッセージ性は抜群だった。レベル・ミュージックに辿り着いた。俺にはまだ知らん音楽が多過ぎる。多過ぎるが、自分が唄うべきものは意図せずとも反抗の音楽(もちろんそれだけではないが)、それを俺は自分で分かっとるだけ幸せではないか。矛盾を次から次へと暴いてやりたい。
P.S 殺意すら覚えてしまう事が毎日の様に起こる。俺は心が狭いのか、はたまたちゃんとし過ぎなのか。あまりにも理不尽な電話相手のおっさんに「お前入社何年目や?」などと怒鳴り口調で質問を投げかけられたなら俺は次回からこう問い返してやる事にもう決めた。「あんた人間何年目や?」。ふんっ。