September 18, 2008

今月二度目の「どうしよう」について論 パート1

どうしよう?どうしたら良い?

俺は何をそんなに焦っとるのか?この焦り様、ただ事ではない。



釜山行きが消えた。

もう一回書こう、釜山行きがオジャン。

何?最後に?何回も書かせるな、釜山行きがまさかの断念に追い込まれた男このワタシ。

俺は嘘つきか、はたまた口だけ人間か。俺は一体何人の人々に「釜山に一曲だけ唄いに行ってくる」と誇らしげに熱く語ったのか。何しろこんなに格好悪く、恥ずかしい事は他にない。確かに俺の人生初の海外は、「友達の結婚式で一曲唄う為だけにギター担いで釜山に行った」、となる筈だった。そしてそれが断然クールだと思って信じて疑う余地もなかった。


ところで「ブレイクスルー・アコースティック」翌日の16日、18時に目を覚ましたこの俺は、それ以来眠ってない。釜山行きチケットをインターネットを駆使して調べたりもしたが、結局旅行会社に直接行った方が早いのではないかという結論に至り、他の事をやっとる間にあっさりと夜は明けた。以前調べた時の釜山行きチケット相場は2~3万円だった。

まず、今日というこの日まで何とかちょろまかしてきた9月分家賃をどうにか払い込み、HISに出向く。受付の兄ちゃんに必死で「俺、海外とかちょいちょい行ったりしてまんねん」顔を作り、「ちょっと21日から釜山でも行こかな思てまんねん」雰囲気で条件を告げる。兄ちゃんが調べてくれる間、俺はといえば余裕の面持ちに切り替え、「やっぱりニューヨークも行かなあかんなー」顔で、読んでもよー分からんくせにアメリカのパンフレットをパラパラとめくる。そして兄ちゃんが俺のところに戻り告げる。コオロギがガォーと鳴く程に驚く、

「それですと91000円ですねー」。

俺は「ちょっと兄ちゃん!!誰か一言でもインド行きたいて言いましたかいなー」顔になるが、兄ちゃんの顔は至って仕事人の顔だった。相場は2~3万円と頭にあると告げると、「日程が近過ぎる」という事だった。妥協して日程と時間を変えても7万円はかかると言われた。相場2~3万円が7万円に跳ね上がってはさすがに無理がある。この兄ちゃんにいくら頼み込んでも、この兄ちゃんが飛行機を飛ばす訳ではないが故、「まぁ、また来ますさかい」顔で店を出た後、俺は心臓をバクバクさせながら階段を二段飛ばしで駆け下りる。しかしこの時点でもまだそこまでの焦りはなかった。

今日払わん事にはいよいよ止まってしまう水道の料金を払い込む為、俺は茶沢通りを歩いて三軒茶屋へと向かう。歩きながら、結婚式で唄うであろう曲の歌詞を考えながら、おぉええやんけ、これはウケルんちゃうんかなどと何度も何度も頭の中で曲を繰り返しながら歩く。水道屋近くのブックオフでマックショウの廃盤DVDを奇跡的に発見し、「わがまま歩き・ニューヨーク」なる105円の本もどさくさにまぎれて手に入れる。ニューヨークへは何の知識も持たんまま向かうのがクールだと思っとったが、地図付で105円の誘惑に面白い程簡単に負ける。


dscn18690001.jpg




at 04:02│Comments(0)TrackBack(0) 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
記事検索