October 09, 2008
スナック感覚でゴー
10.8(水)
久方振りの丸一日休み。「ちょっと待て、お前しょっちゅう休んどるやないか!」だと?おー、そうかも知らん。バットしかし、俺の中の休みはまるで何ヶ月振りかの様。例の如く、一番街「オトノマド」でレコードを一枚残らず物色。そこでセイハローする酔いどれレコード、
「あーっ、トムウェイツですか?」
ノー!!!
「じゃあ一体誰だっていうんですかー??」
などとしぶとく問い詰められたなら、俺は断固知らんがなの一点張り。だいたい、これが誰かなどはどうだって良い。俺はこれが好きか嫌いか、それだけをただシンプルに問いたいのである(とかいうてみたりして)。
スナック感覚で試聴し、「THE MONKEY SONG」という曲のドラムが入るその瞬間の音一発で、「あっ、こっ、これ下さい!」顔でレジへと駆け込む。
ディスクユニオンでは、一緒にライヴを演ってみたい「あの男」にタイミングも悪く遭遇する。俺は最近、いつ「この男」を見かけても良い様にCDを持ち歩いたりもしとったが、こんな時に限って持ち合わせがなく、またの機会をうかがう羽目になる。バットしかし、いつかまた近い内にそんな機会がきっと訪れるぞと信じて疑わん男このワタシ、冷静さを装う。おー、この考え、俺も多少は円熟味を帯びてきたんかも知れん。
「ビッグタイム下北沢店」に散歩感覚で繰り出し、そこでは俺が何年も探し求めた形に非常に近いブーツ「10290円」に遭遇する。そう、すなわち「お金もなく、大して探してもない時に限って見つかったりする」理論に忠実に基づく展開。色、そしてサイズでさえ「これって俺の為に作られたんちゃいますのん?」感覚で意気揚々とし、勝手に何度も履いたり脱いだりを繰り返す。
「いやっ、でもこれちょっとちゃうかー?7200円なら買うけどな、ほんでこれ一生履く事出来るかな?そしたら10290円でもありなんちゃうんけ?いやいや、10290円のブーツは俺みたいなモンには柄でもないやんけ、まぁ、5800円なら買うけどもやなー」
一人ぶつくさ葛藤し続ける事数十分、結局手に入れずに店を出る。俺は衝動を抑えたぞ、抑えてやったぞ、はたまた抑えてしまったぞ、か。
バットしかし、帰り道に投げ捨てる言葉、
「あのブーツ明日もあるかな?明後日にはなくなったりするのかな?そしたら僕は後悔するのかな?」。
俺は人間として小さいのか?そんな事は断じてどうでも良い、そう思ったモンはそれで良い。
部屋に戻り、足の踏み場のないこの部屋を足の踏み場のある部屋へとするべく作業を進める。すなわち、10.19(日)「ブレイクスルー・アコースティック vol.2」にも出演する、今村¨兄貴¨竜也氏訪問。実は徒歩5分の間柄、男は自転車で片手にビール、片手にアナログ盤、ビニール袋には砂肝、すなわち「それ以外に必要なモノなど何にもないっちゃ」顔でやってくる。兄貴と呼ばずに何と呼べば良いか、もはや分からん。呑みに行く呑みに行くと言い続けて早数ヶ月、外に呑みに行く予定が部屋で缶ビール片手に気軽な語らい、こっちの方が断然イカす。ビールは進み、竜也氏持参のさだまさしのレコードを聴き、色んな音楽を聴き、大笑いから沁みる話までまるで途切れる事はなく、心の中で呟く言葉、「あんた最高ですね!」。
男はコールセンターで働く。あまりにも理不尽な客の話を「こんなモン余裕や」と笑った。俺はそんな言葉を胸にしまい込み、「俺だって余裕やで」顔で今日もコールセンターで働いてみたが、周りの人物に「そんなに怒らないでー」と肩をポンポン叩かれる始末。俺はやはり人間として小さいのか?おー、兄貴、尊敬に値する。色んな経験をした男は間違いなく強い。俺は俺なりに今年だけでも数え切れん程の色んな経験をしたが、まだまだ生きる必要がある。
兄貴が言った、「お前は小説家になれば良い」。今日仕事場で、俺の文章を読んだ人物がそれと全く同じ事を言った。「こんな文章力のあるのを見たのは久し振りだぜ、腹立つ位にこれは凄いよ」。おー、そんな事を耳にする事が多い。非常に多い。すぐに調子に乗るが、どうか俺をもっともっと持ち上げてほしい。決して無駄にはせんぞ。俺自身の自信にその根拠が加わればもはや怖いモノなど何もない。無論、誰に何を言われる前から本を出したい夢はある。それを夢で終わらせる気なども毛頭ない。
俺の部屋にはなんだかんだと今まで色んな人達が足を踏み込んだ。それはとても嬉しい。とにかく昨晩、深夜1時まであんなに分かり合って笑えたのは幸せ以外のナニモノでもない。19日が今まで以上に楽しみになった。クールな夜を気取りに来ないか。
P.S
’08.12.10(水)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.5」(仮)
アット 下北沢off beat決定!!!
のえさんに捧げる、そう、のえさんを心底後悔させてやるべく、
この企画はやはり予定通り行う。
おいお前、しっかり見とけよってな。
共演に、
・KEYNA
・渡部百(フロム大阪) and more...
渡部百さんは俺に「その事」を知らせてくれた、のえさんと交流のあった女うたうたい。「出てほしい」とお願いした結果、返事をくれて実現。シビれる。
久方振りの丸一日休み。「ちょっと待て、お前しょっちゅう休んどるやないか!」だと?おー、そうかも知らん。バットしかし、俺の中の休みはまるで何ヶ月振りかの様。例の如く、一番街「オトノマド」でレコードを一枚残らず物色。そこでセイハローする酔いどれレコード、
「あーっ、トムウェイツですか?」
ノー!!!
「じゃあ一体誰だっていうんですかー??」
などとしぶとく問い詰められたなら、俺は断固知らんがなの一点張り。だいたい、これが誰かなどはどうだって良い。俺はこれが好きか嫌いか、それだけをただシンプルに問いたいのである(とかいうてみたりして)。
スナック感覚で試聴し、「THE MONKEY SONG」という曲のドラムが入るその瞬間の音一発で、「あっ、こっ、これ下さい!」顔でレジへと駆け込む。
ディスクユニオンでは、一緒にライヴを演ってみたい「あの男」にタイミングも悪く遭遇する。俺は最近、いつ「この男」を見かけても良い様にCDを持ち歩いたりもしとったが、こんな時に限って持ち合わせがなく、またの機会をうかがう羽目になる。バットしかし、いつかまた近い内にそんな機会がきっと訪れるぞと信じて疑わん男このワタシ、冷静さを装う。おー、この考え、俺も多少は円熟味を帯びてきたんかも知れん。
「ビッグタイム下北沢店」に散歩感覚で繰り出し、そこでは俺が何年も探し求めた形に非常に近いブーツ「10290円」に遭遇する。そう、すなわち「お金もなく、大して探してもない時に限って見つかったりする」理論に忠実に基づく展開。色、そしてサイズでさえ「これって俺の為に作られたんちゃいますのん?」感覚で意気揚々とし、勝手に何度も履いたり脱いだりを繰り返す。
「いやっ、でもこれちょっとちゃうかー?7200円なら買うけどな、ほんでこれ一生履く事出来るかな?そしたら10290円でもありなんちゃうんけ?いやいや、10290円のブーツは俺みたいなモンには柄でもないやんけ、まぁ、5800円なら買うけどもやなー」
一人ぶつくさ葛藤し続ける事数十分、結局手に入れずに店を出る。俺は衝動を抑えたぞ、抑えてやったぞ、はたまた抑えてしまったぞ、か。
バットしかし、帰り道に投げ捨てる言葉、
「あのブーツ明日もあるかな?明後日にはなくなったりするのかな?そしたら僕は後悔するのかな?」。
俺は人間として小さいのか?そんな事は断じてどうでも良い、そう思ったモンはそれで良い。
部屋に戻り、足の踏み場のないこの部屋を足の踏み場のある部屋へとするべく作業を進める。すなわち、10.19(日)「ブレイクスルー・アコースティック vol.2」にも出演する、今村¨兄貴¨竜也氏訪問。実は徒歩5分の間柄、男は自転車で片手にビール、片手にアナログ盤、ビニール袋には砂肝、すなわち「それ以外に必要なモノなど何にもないっちゃ」顔でやってくる。兄貴と呼ばずに何と呼べば良いか、もはや分からん。呑みに行く呑みに行くと言い続けて早数ヶ月、外に呑みに行く予定が部屋で缶ビール片手に気軽な語らい、こっちの方が断然イカす。ビールは進み、竜也氏持参のさだまさしのレコードを聴き、色んな音楽を聴き、大笑いから沁みる話までまるで途切れる事はなく、心の中で呟く言葉、「あんた最高ですね!」。
男はコールセンターで働く。あまりにも理不尽な客の話を「こんなモン余裕や」と笑った。俺はそんな言葉を胸にしまい込み、「俺だって余裕やで」顔で今日もコールセンターで働いてみたが、周りの人物に「そんなに怒らないでー」と肩をポンポン叩かれる始末。俺はやはり人間として小さいのか?おー、兄貴、尊敬に値する。色んな経験をした男は間違いなく強い。俺は俺なりに今年だけでも数え切れん程の色んな経験をしたが、まだまだ生きる必要がある。
兄貴が言った、「お前は小説家になれば良い」。今日仕事場で、俺の文章を読んだ人物がそれと全く同じ事を言った。「こんな文章力のあるのを見たのは久し振りだぜ、腹立つ位にこれは凄いよ」。おー、そんな事を耳にする事が多い。非常に多い。すぐに調子に乗るが、どうか俺をもっともっと持ち上げてほしい。決して無駄にはせんぞ。俺自身の自信にその根拠が加わればもはや怖いモノなど何もない。無論、誰に何を言われる前から本を出したい夢はある。それを夢で終わらせる気なども毛頭ない。
俺の部屋にはなんだかんだと今まで色んな人達が足を踏み込んだ。それはとても嬉しい。とにかく昨晩、深夜1時まであんなに分かり合って笑えたのは幸せ以外のナニモノでもない。19日が今まで以上に楽しみになった。クールな夜を気取りに来ないか。
P.S
’08.12.10(水)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.5」(仮)
アット 下北沢off beat決定!!!
のえさんに捧げる、そう、のえさんを心底後悔させてやるべく、
この企画はやはり予定通り行う。
おいお前、しっかり見とけよってな。
共演に、
・KEYNA
・渡部百(フロム大阪) and more...
渡部百さんは俺に「その事」を知らせてくれた、のえさんと交流のあった女うたうたい。「出てほしい」とお願いした結果、返事をくれて実現。シビれる。