November 22, 2008

ロマンチックな約束をしようぜ

俺は様々な、例えば時間やらお金やらのリスクを背負って、何故こんなウシミツ時まで働いとるのか、たまに分からん様になる。

明日はリスクを背負わずギターを背負い、井の頭公園まで向かう。正確な待ち合わせ時間などない、キーワードは「昼時」、ただそれだけ。おー、これすなわちスナック感覚を極める瞬間。

ウッドベース・クレイジーとその仲間達、繰り広げるは小粋なセッション。

さて、昼間の仕事場ではイカした男が俺にこう言った、

「いつになるかは分からんけど、一緒に演ってみたいね。その為にウッドベース練習しとくよ」。

「おー、しっかりやっとけよ」ってなモンでロマンチックな約束。

「アンタと演ったら、おいっ!とかって怒られそうだね。でもそれが面白いね」。

そんな事、バンドやっとる時はいつもあったな。バットしかし、俺はテクニック志向でも何でもない。面白がって上手くやれるなら何でもやりたい。必要なのは湧き出る心意気、ただそれだけ。

ライヴが何本も決まったら、その日その日でメンバーが入れ代わったり、やっぱり一人でやったりと、それは本物の自由だといえる。そんな男前達が自然と集まったら俺は嬉しい。

ところでブーツ、すなわち以前書いたメイド・イン・イタリー、履いた初日、生まれてこの方初めて履くロングブーツの圧迫感に「イタイイタイ」を連発し、サンダルの偉大さを思い知った10290円の一点物、こいつは今や完全に俺のモノとなった。当初、ブーツ側の立場からして「履かせてやっとる感」が尋常ではなかったが、ところがどっこいすっとこどっこい、今や俺の立場からして「履いてやるぜ感」が生まれた。おー、これすなわち大逆転。もうこうなったらコイツしか履きたくない。「破れるまで履いてやるぜ」とはルースターズの名曲、バットしかしこのワタシ、「破れても履いてやるぜ」態勢。今日は今日とて朝の9時半から3時までノンストップで履き続けたが相性は抜群、可愛過ぎて抱き締めたくなる。

一つだけ宣言しておきたい。俺がもしも「ブーツ・イン」なるハイカラ極まるファッションセンスで、何の躊躇いもなく堂々と誰かの前に登場したら、そう、その時はどうか俺の事を嫌いになってほしい。恥ずかしい人間だと思ってほしい。あれは俺にとって最も、すなわちモスト、柄でもないといえる。

ロマンチックな約束をしようぜ。

P.S 俺の腕時計、凝りもせず毎日毎日0時ぴったり律儀にアラームが鳴る。あれはなんだ?止め方がある筈なのにまるで分からず「ピーピーピーピー」叫びやがる。可愛いヤツだと捉える事にしよう。

ピカソ展に行きたい、いや、行く。「ロック誕生」は結局見逃してしまった。


at 04:03│Comments(0)TrackBack(0)│ │日々 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
記事検索