December 26, 2008

「よいお年を」目指せ

「俺は飯を食う暇もなく 立ったまま残飯をつついた」

口ずさむのは追われっぱなしの生活を唄うあのやさぐれ男の唄。俺よりも色んな意味で「やりまくっとる」男女がおる事は百も承知、バットしかし俺は俺の事だけでもはや精一杯。さて、俺は小さい男なのか?きっと、きっとそうなのかも知らん。

AM9時半、PCデスク前に堂々とお澄まし顔で鎮座出来ればスタイリッシュも板につくが、如何せんボンクラ、そんなに格好良くキマル訳はなく13時45分出勤の大遅刻。言い訳などは断じて御法度、平謝りと苦笑いを繰り返す。神様、俺には欠点が山程あるな。              

11時半に電話で起こされ、「すぐに行きます」などと勢い良く伝えたのも束の間、それでも俺は二度寝三度寝を繰り返してしまう。               

「二度寝したでしょー」と笑いながら問われる、

「さっ、埼玉から来とるんですよばってん」、ええ加減な発言を繰り返す、俺は確かに28歳。                 

何はともあれ今年最後のコールセンター、「よいお年を」の挨拶を粋な仲間達と交わす。最後まで迷惑をかけ続けてしまった人達とも交わす。この言葉を愛しとる。ありきたりでも愛しとる。 未来の明るさを望むという意図がこの言葉の中にはある。この言葉を交わすだけで元気がみなぎってくる。

タイムリミット18時まで(遅刻した俺が悪いだけやね)、年の瀬にも関わらず相も変わらず素っ頓狂な発言をさせたら右に出る者おらずな電話口の老若男女を相手にした後、バーへと駆け込む。トイレ掃除をしとるその時、感覚として自分が全く別の顔になっとる事に気付く。慌ただしく看板を出したらジャスト19時、すなわち滑り込みセーフ。今度は「いらっしゃいませー」の俺の出番がやってくる。

ところで君、明日はゆっくりレコード回したりギター弾いたり出来るのかいと優しく問いかけてみる。そこで返ってくる返事、まさかの

ノー!断固ノー!

明日こそ大仕事、年はそう簡単に跨がしてはもらえんこの仕組み。俺は休みの日こそ「ようやくほんまの仕事が出来るぞ」と捉える。では今のこの状況は一体何なのかまるでちんぷんかんぷんぷんぷんぷんぷん、そしてあるべき筈のお金はない。

もう辞めにしよう、人生など自分次第で景色をガラッと変える事が出来る。今の状況は何かが違う、そう感じたらそこから抜け出す方法だけを考える様になる。俺はまた、全く違う景色が見てみたくなった。こんなんじゃいつまで経っても「ほんまの仕事」にありつける訳がない。

「何しろ唄どころじゃない 生きる事からやり直しさ」

口ずさむのは追われっぱなしの生活を唄うあのやさぐれ男の唄。

自分とはまるで違う考えを押し付けられてもヘラヘラする俺、こんなのは何よりも俺が許し難い。だからもうおしまい、俺には俺の世代がある事を俺は知っとる。行く。

バーカウンターで一人、様々な選択について思いを馳せる、俺は確かに28歳。


at 23:12│Comments(0)TrackBack(0) 

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