June 12, 2009

モラルってどういう意味

スーパー袋にウォークマンと本を突っ込んで歩く。本はほとんど開く事がないが、耳にはイカしたバンドの音楽が聴こえてくる。

40’sだとか50’sだとか60’sだとか70’sだとかそんなモン何でもええが、あまりにも真っ直ぐに飛び込んでくる言葉、すなわちあまりに日本らしいバンドに胸は強く鷲掴まれる。

ある事ない事勝手な思考は止まらず、咳は不気味で、解放からは程遠く、うだつの上がらん戯けた苦虫顔ひっさげてフラフラと歩く。

何も知らずに考え込むより全てを知りたい、「知らん方が良い事もある」とか何とか、そんな言葉は俺の中にはない。

残虐なニュースを見てその被害者遺族のコメントを聞けば、俺がいかに小さい人間か、そんな事は安易に理解出来る。

ところがどっこいすっとこどっこい、俺は所詮そのニュースを明治いちごオレなどを飲みながら、そして煙草を吹かしながら流し見るだけのひょっとこ男、結局自らの事だけで頭は満杯、楽しい時間など幻の様にほんの一時、図々しかったり脆い気分だったり、大忙しの思考速度に知恵熱は加熱、とてもついていけそうにない。

そこまで俺は悪い事をしたのか、自らに問い詰めてみれば答えはイエス、断固イエス、おー、転がり続ける罪と罰。

笑い事でない様で笑い事、笑い事の様で笑い事でなく、どれが味方でどれが敵か判断は困難、次へも進めず行き止まり、泣く事も全てを片付ける術も知らず、唯一の救いは逃げる様に旅に出る事、まだ歩いた事もない場所、気付けば6月は半ば、毎日毎晩こんな事を口走り、これを永遠に背負うのか、想像しただけで恐ろしく高い壁。

大変残念な事にとても身が持ちそうにない。充分に幸せな人間の筈なのに、だ。

恥ずかしい恥ずかしい、俺は今、まったくもってニュースタイルの経験中、生きるとはきっと素晴らしい。

おっと電話が鳴る、ヘラヘラと能天気気取り、もはや誰もが役者。



at 21:37│Comments(0)TrackBack(0) 

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