August 17, 2009

神様でトリップ

ニューヨーク・ドールズベーシスト、アーサー・“キラー”・ケインのドキュメンタリー映画「ニューヨーク・ドール」観賞。

これがあまりに素晴らし過ぎてモノが言えない。

ある人にとっては救いようのないクズ、ある人にとっては神様の如き存在。

やっこさん言ったぜ、

「ロックスターも今じゃバス通勤の身の上だ」

その時の表情、哀愁漂う表情、これをイカすと言わずして何をイカすと言えるのか、俺にはもはや分からない。

念願の30年振りの再結成ライヴを演り終えた22日後、男は夢を叶えて突然逝った。

あまりに素晴らし過ぎてモノが言えない。

俺にはまだまだ知らん事が多過ぎるが、俺は確かに激しく興奮している。

ありとあらゆるドキュメンタリー映画を今日まで数え切れん程に観てきた。

どれもこれも愛しているが、アーサー・“キラー”・ケイン、この男の名前も俺は断じて忘れない。

11月には松田優作ドキュメンタリー映画公開、俺はドキュメントをこの目に焼き付けるその為だけに明後日より甲子園行き、

「ドキュメンタリー映画を常に撮られてる気分で居られればそれだけで良いのよ」

マリーは永遠の恋人。


P.S

適切温度のハゥトゥを微塵も弁えてない世間の冷房機器の寒過ぎる温度調整、そして照りつける太陽との温度差に俺の体はまったくもってついて行けず取り残されている。

そんな訳でどいつにもこいつにも「温度調整の魔術師」の称号は残念ながら与えられない。

とある場所では貴様が温度調整の魔術師、俺は俺の温度調整の魔術師。

すなわちある意味、どいつもこいつも温度調整の魔術師。

価値観は如何なる時もずれっぱなし、だいたい風の吹く日に冷房機器など御法度。

例えるなら倒してさえもらえないボーリングのピンみたいなモン、すなわち飾り同然。



at 23:45│Comments(0)TrackBack(0)映画 

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