May 15, 2010
「よー、このハッピーバースディ野郎!」と捧ぐ

長い間、心の中に降り続けた、まるで悪い冗談の様な雨は止んで、
一気に華麗なる八倍返し、今度こそはとんでもない快晴を望みたい心意気。
本日はヤツの誕生日、信頼出来る大好きな人間らしい人間に、
筋を通し続けて燃え尽きた、
勝手ながらとても他人とは思えない世紀最大の作家の本を捧げる、
その名はチャールズ・ブコウスキーだ。
信頼出来る大好きな人間らしい人間に、俺は教養溢れる本を勝手に捧げ続けたい、
そして、誕生日とは誰一人文句のつけようもない奇跡の如き一日だ、
「よー、このハッピーバースディ野郎!!」
肩でも叩いて罵るだけで、いわば関係のない俺まで勝手に胸が騒ぎ出すって寸法だ。
ところで、「今日も【らしく】働きました」などと一丁前に洒落込み、
ヘロンペロンになりながら久方振りに上を向いて歩けば、
この街はどこもかしこもファッキンオシャレ美容室だらけだと気付き、不貞腐れてニヤケる胸中。
安部裕二氏からは【レッツ・ゲット・ロマン】フライヤーがデジタル経由にて到着、
そしてこちとら、5、60年前のハイカラ邦画の中へ今宵もアナログ経由にてドロップイン。
「何度でも生まれ変わらせてほしい」、俺は唄おう。
すなわち、狂乱のハッピーバースディ天国、
俺は少なくとも地獄へは行かない、イカサマペテン師の様な生き方など出来ない。
俺は何も競わない、いや、たった一つだけ競う事があるとするなら、
それは精神の底力だけだ、それ以外は全てくだらない。