May 24, 2010
モダン・ビート・ジェネレーション
先日書き上げた短編(拝啓・ウラベ先生)はとても胸躍る出来映えだった。
座右の銘「簡単な事を簡単なままに」片付けた文章、蘇る場面、
俺はかれこれ22回読み返した、小学三年生は俺の原点なのかも知れない。
「へっ?あんなのどこがどの様に良いの?」だとか何だとか、そんな事柄断固ノープロブレム事項、
「生涯6軍選手&モグリは引っ込んどけ!」、俺は唱え続ける。
「突然俺の部屋に女が入ってきた。俺はずっと黙っていたが彼女の息が酒臭いと気付いていた。
そして、特殊だが腐敗臭だとすぐに分かる匂い、甘ったるく鼻につく老いの匂い、
この女性が老いていく匂いを感じた。俺は思った。狂ってる。
ここから逃げ出さなきゃ。彼女は俺にキスをした。ライ麦パンにのせたレバーソーセージの味がした」
どんな味やねん×3998、俺は真夜中に叫び散らしながら笑い転げる。
「塵に訊け!」ジョン・ファンテ、
快楽と試練を大袈裟な程に行き来する、精神をひけらかした偉大なる作家に愛とベストセラーを。
「ビートニク」という映画を観返す、77回観ても絶対に飽きない自信がある。
原点は小学三年生とやさぐれ文学集団、この中にあるんだと一丁前に洒落込む。
さて、モダンイカサマ両サイドは日々ミリ単位で刈り込まれている、
エグリは深くなる一方の今日この頃。
レット・イット・ビー、成すがままに、俺は思っている、
どうでも良い、俺は思っている。
美術館に行きたいが月曜日は定休日と相場は決まっている。
だから何年か振りにメガネをかけて街を歩く、傘をさして。
要するに休日にはたいがい雨が降る、
天下の喫茶室「トロワシャンブル」の別店舗へ向かったが閉まっている。
アンティーク感溢れる、この世にたった一つのスタンド灰皿を探し求めている、
1800円で手に入れば良いが1260円なら尚良いだろう。
大枚を叩けば簡単にヒップなモノが見つかるかも知れない、
バットしかし、ロマンのない買い方には永久に用がない。
今使っているモノは確か2002年12月13日、22歳の誕生日に手に入れて以来、
かれこれ3721本にも及ぶ吸殻を押し潰し、すっかりグラついて壊れかけている。
ところで「インチキ迷惑メール」の呼びかけは永久に止む事がない、そう、時には日本語でだ。
「今日は私、小倉がメールを書く事になりました」
ヘイ、ヘイヘイユー!!誰やねん×80000000301、
笑える喜びに幸せを噛み締める。
新しい詩を唄おう。