June 18, 2010

スパゲッティ・ソースとメモ帳のある生活


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要するに、喜怒哀楽を押し殺してまで生きるって事に何一つ魅力を感じてないって事だ

ドリステン


ほんの小さな街の、ほんの小さな社会の出来事であっても良い、

やるべき事さえやっていれば、たまには報われる事もあるって事実を目の当たりにしただけかも知れない。

それなら更に、今より更に、大規模な世界でもひけらかしてやりたいと思い続けて、やり続けてやれば良い。

満足とは違う、ほんの一瞬の優越感、自信とは臆病の裏返しだ。

バットしかし、浮いて沈んで絶望と希望、大袈裟の最高峰で俺はほざき続けよう。

またいつか必ず、ありとあらゆる大茶番演劇に出くわすだろう、

そんな時の為に、自らを守る為に、常に神経は研ぎ澄まし続けなければならない。

負い目を作るなんて真っ平御免、

俺は逃げない、隠れない、オマケにカゲで文句をいう程に腐ってもイカれてもいない。

指を咥えて誰かの後ろについた時だけほざく事が可能になる哀れな生涯6軍選手に未来などない。

ところでそんな戯けハッタリ与太話はともかく、

今日は今日とて雨が降る中、小粋な気分で訪れる逆セレブ六本木タウン、

何ちゃらヒルズの何ちゃらビル52階に堂々と存在する何ちゃら美術館を徘徊。

イカサマ洒落こましのビル内では随分と気後れしている俺がいる、

自動ドアの洒落こまし具合に気後れ、エレベーターガールの礼儀具合に気後れ、

オマケに場違いの極まり具合に気後れ、この世は狂喜乱舞の気後れ天国。

要するに器以上の人間にはなれない、

そしてそんな場に我が物顔で馴染める様な人間には断固なりたくもない。

BGMはレイ・チャールズ、スゥイートソウルに淡き夢を。


drecom_eroom5session at 22:06│Comments(0)TrackBack(0)散文 

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