July 14, 2010
ロマンはワーキングクラスとエコノミーの中

とんでもなく難易度の高い質問愚問は永遠に収まる事がない。
「プリンタを無線で使いたいの!」だとか「photoshopの編集方法を教えてくれない?」だとか何だとか、
ちょっと待ったらんかいジャスタモメンプリーズ!!
「photoshop」ってひょっとしてアレか?かの有名な今世紀最大の文明の利器か?
すなわち、コスモ極まる話。
つい先日までPC画面に物差しを貼り付けてヘラヘラと笑っていたこの俺の許容範囲、器などとっくに飛び越えてしまっている始末。
バットしかし、昔に戻りたいなんて微塵も思わない、俺は今が良い、今で良い、
そんな訳で根こそぎ説明書を持って来い、
いつか全部破いて、全部頭の中に詰め込んで「あげる」。
例えPCの事を全て知り尽くしたとしても博識人を気取るなんてとても出来た芸当ではない、
PCの事で偉そうにして許されるのはその発明者達だけだ、
それ以外はまるでくだらない。
俺は、実は分かっている事でさえわざと分かってない振りをする位に謙虚だ、
知った振りなど赤面最高峰の類い。
発明したいのは哲学と文章と生き方、それ以外はまるでくだらない。
23000円の傘を持って笑う天下のハイカラ男が言ったぜ、
「アンタは死後に評価される」
「ところで3億円貯金があったとて俺は23000円の傘など買わないぜ」
俺は高らかに笑おう。
それでいて「今度美術館一緒に行こうぜ」などと心底言い合える二人はとても分かり合えるヒップな友達関係。
3億円あったら何をするか、
車の免許を取り、昭和50年代初期のセンチュリー、或いはセドリック、キャロル、必ず旧車に乗るだろう。
世界を知る旅へ、ファーストクラスなど永遠にどうでも良い、俺みたいなモンはエコノミーで充分事足りる、
贅沢などそんなところにはない、そんな類いは逆セレブ気取りに譲って「あげる」。
贅沢の度合いは千差万別、
見様によってはこちとら、単なるドケチなスーパーガリヒョロ髭ボーイと捉えられて終わるのかも知れない、
とんでもなくもったいない話だ。
さて、3億円は持っていなくともニューヨーク、或いはロスアンジェルス辺りへスナック感覚で向かおうと思っている。
時は11月、過大評価されたり受け取った言葉を杖にしたり、
それだけに埋もれて浮かれて、実は何もしていないなんて恥ずかし過ぎて胸も張れない、
スナック感覚は発明した者だけにひけらかす権利がある次第、
すなわち、説明書の前に航空券を持って来い×55。