July 15, 2010
鉛筆と紙と教養 ’10

ひょんなきっかけでまったく意識した事もない人間をどうしようもなく好きになってしまう事がある。
例えば天下の宮崎駿氏、
俺がこの御方の事をどうしようもなく好きになってしまうとはまったくもって驚きは隠せない。
何たって宮崎作品なる代物を観た事さえない事実に誇りさえ抱いている男このワタシ、
「何ちゃらの豚」然り、「何ちゃらを澄ませば」然り、「千と何ちゃらの何ちゃら隠し」然り、
単なる食わず嫌い、天邪鬼なのかどうかはさておき、とにかく観たいと思った事はない。
バットしかし、「I-pad」とか何とかヌカす最新ハイカラ機器をボロカス罵るインタビュー記事を偶然にも読み、
こちとら随分と胸を躍らせた次第、自らの感情にはとても逆らえない始末。
何といってもイカすのはこのクダリ、
「Iーナントカは自慰行為そのもの」
やっこさん、きっと「I-pad」と口にするのも嫌だったんだろう、
分かる、痛い程に理解出来るぜ×宇宙規模。
こんな発言が疑問視されるってんだから所詮世界はとっくに狂っている、今に始まった事でもない。
ごちゃごちゃヌカすのは何時だってオリジナリティ溢れる作品を創った事もない輩共だ、
全部ほっとけ、発言する権利があるのはスタイルを貫いている、貫こうとしている人間だけだ、
それ以外は全てくだらない。
http://www.j-cast.com/2010/07/13070985.html?p=all
何度でも読もう、そして築き上げたスタイルだけは断固見失うべからず。