July 26, 2010
超自然的空間を探す ’10

つけ麺と冷やし中華の違いが定かではない今日この頃、
これに冷麺が加わればもはや何が何だかまるで分からない。
午前には、思った以上にくたびれていたブーツを再び持って修理屋の職人兄ちゃんに御挨拶、
「コンニチハ!」
昼間には音楽も止め、
自然的な生活の音の中で何かが降ってくるのをずっと待っている。
夕方には空調はおろか扇風機さえも止め、
自然的な温度の中を裸で汗を垂れ流しながら、ペットボトルに向けてモデルガンを二発撃つ。
いつも落ち着かず、煙草を吹かし続けて、ウロウロとしながら時間は瞬く間に過ぎていく。
夜には汗にもすっかりと慣れ、小粋に水シャワーでも浴びてやろうとしていた矢先、
電話が鳴り、直後にドアがノックされ、汗まみれの部屋の中に今村竜也氏がむさ苦しくも我が物顔にて入ってくる。
そこでは空調を入れ、部屋はものの二分で快適具合、「世界のハイボール」を嗜みながら旅の話を。
岩手への誇り高き人間達とのドライブ、想像するだけで胸躍る様なドキュメント。
その直後には甲子園行き弾丸トリップ、
気付けば今年三度目の大阪新世界、ドヤ街の格安ホテルは一泊1500円の奇跡。
涼しげなストローハットが欲しいと思っていたのに、
真夏には断じて不向きの何ちゃらハットと偶然にも目が合い、そして離れなくなった。
問題が山積みなのは何も俺だけではない、
不器用を自覚しているだけ、俺はそこそこに器用なのかも知れない。