November 18, 2010
喫茶店ドリームの夜明け ’10
’10.11.17(水)
【十条ワンコインライブ】
十条フォークジャンボリー/高哲典
アット 梅の木/十条店
・第一部
1.何を想う
2.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
3.憂鬱の隙間から
4.ロマンのど真ん中
・第二部
1.流れる道の上
2.ウイスキーとトランクを道連れに
3.愛すべき日々
夢にまで見た「喫茶店で唄う」の体現者このワタシ、
もはやノーマイク程に粋なモノはないんだと洒落込む。
合間合間には声を掛ける、
「ねぇ、珈琲もう一杯」
具合が良いのか悪いのか、酔っているのかいないのか、
オマケに禿げているのかいないのかなんて断固シャラクサイ事柄。
散々と呑み、食し、オマケにギャランティまでトランクに詰め込ませていただき、
願ったり叶ったりとはまさにこの事なんじゃないのかと意気込む。
名も知らんチャーミングガールと電車を乗り継ぎ、無意識の内に部屋まで辿り着く。
気付けばそこそこに酷く醜い酔い方で、ええ加減な事をまくし立て、万年ベッドで誰かの名前を叫び続けてみても、
俺は意識が飛ぶ程にアルコールに弱くも、ましてノー秩序野郎の代表格でもない。
「何もないから誰も居ない」、グランブランの頭の中で突然どうしようもない憂鬱が襲い出す。
そのまま二時間だけ眠り、真夜中を突き抜けて俺は起き続けている。
一つだけ確かな事がある、
日本円をドル紙幣と交換する為に、俺は本日もファッキンジョブを勇み足で勤め上げるという事だ。
「話を合わす」という行為が世間体というなら、俺には世間体の欠片もないかも知れない、
ドンクサイ敬語もシンキクサイ縛り合いも根こそぎ排除して、
道を堂々と横一列で塞ぎたがる驚異の集団愛好者には一目散にファイティングポーズを。
切り拓きたい事柄があまりに多過ぎる、
徹底的な差で、圧倒的な個人戦で、単純明快な仕組みで、ハートビートにだけ忠実に、
厄介者でも嫌われ者でもウサギちゃんでも何でも良い、何が一番大切な事かを知っている限りは。
気が狂っているのは俺じゃなくて貴様だって事は存分にありうる話だ、
要するに夢を貫き通して俺はいつか必ず死ぬだろう。