December 28, 2010
酔いどれ天使の唄 ’10

取り乱しては右往左往、止まる事無く忙しない魂、
「酔いどれ天使」ではCCOマスターと酔いどれハイヒップ極まる会合。
いつもげ落ちるか分からんペダル、空気の抜けたロードバイク、
新宿西口では迷子、ようやく発見のレコード屋でルー・ルイスのチケットを引き換える、
「お電話でも申し上げた通り、何が起こるか分からない人物ですのでその点は御了承下さい」
苦笑いで5500円チケット、ポッケに入れてニヤける夕刻時、
電気屋では近寄ってくるマッキントッシュ店員、
こちとらインチキな「そろそろ交換時かな思てまんにゃけど顔」にてほざく、
「これ良いね、ほぉ、へぇ!」
ロードバイクで駆け抜けファッキン原宿タウン、
トーキョーヒップスターズクラブは閉店、「イカサマ関係者顔」にてその空間を最後に味わう。
親しくなった男がいつかこんな事を洩らした、
「初めて会った時、プッシャーかと思ってました」
プッシャーとは何だと思っていたら、どうやら麻薬売人の類いだ。
どうでも良いけど何が何だか分からん程に忙しない魂、
ところで来年はとてつもなく粋な年になりそうな気がして仕方ない胸中事情、
結婚とは無縁かも知れない、誰かに基準を合わせたり構う暇など微塵もない昨今。
それでも二年後にはちゃっかり結婚しているなんて事は存分にありうる話だ、
「何が起こるか知らん」って事を知っている限りは。
仕事はまだ暫らく辞めそうにない、そこに席がある限りは。
3月、遅くとも5月にはメンフィス&ニューオリンズ&シカゴを列車で横断、
いくら貯金箱の底がついても「何故俺はあんな旅に出たのか?」などと後悔する確率は100%中9631%ない、
すなわち、答えは出たにさも似たり、行動力を駆使して如何に笑えるかって事。
愛すべきドラマは「傷だらけの天使」、
失敗も茶番も偽者の戯言もどうでも良い、
重要なのは何でもかんでも真っ当にやり遂げようとする心意気だけだと知っている限りは。