June 07, 2011
無頼派共の淀んだ希望に光を ’11
チラツく前髪に我慢がならない、そんな午後、
飽き性の達人このワタシ、「毎日同じ」と「同じ事を繰り返す」ってのに甚だ嫌気が治まらない始末、
気心知れた相棒の呼び名を頻繁に変えたくなるのもきっとこんな勝手な理由からだ。
「見る前に跳べ」を信条に掲げて久しき男このワタシ、
イカサマリーゼントは近々休業、生まれ変わる為にバッサリとやらかす事を決めた今日この頃。
ヤケに腫れた左足の痛みに我慢がならない、そんな午後、
未だ届かぬオールドスタイルバイクに思いを馳せながらこんな晴れ渡る日にファッキントレイン飛び乗りハートブレイクタウン高円寺、
沁み込んだしかめっ面で足を引き摺りチョロマカシながら練り歩く。
3杯引っ掛け「PLEASANT TAP」復活祭を謳歌し、
「俺をロックイン何ちゃらへ連れて行きまだ見た事の無い風景を見せてくれ」などと叫んでからライヴハウスをそそくさと後にし、
チラツく前髪と左足の腫れ具合に神経散乱、四方八方、日進月歩、
閉店間際の回転寿司屋で11皿を颯爽と平らげてからファッキントレイン飛び乗り家路を急ぐ。
ところでロマン溢れるドキュメンタリー映画を立て続けに見ている、
「悪魔とダニエル・ジョンストン」、「JOY DIVISION」、「ANVIL」、エトセトラ×28、
好きなモノは何かと問われたらこちとら0.8秒のワールドタイムでアンサー、「サクセス溢れるドキュメンタリーフィルム」。
社会の掟に愛想を尽かしドロップアウトしたあまりに人間らしい人間達の物語、
そして俺は近々推定8人から形成された「怒れる男達」とレコーディングなる神聖極まる作業に入る、
どうかカメラを入れてくれ、俺は記録屋と浮ついた茶番話と消えたロードバイクを探しあぐねているあん畜生。