December 14, 2011
ファンファーレ・ヒストリーズ 2011.12.13



'11.12.13(火)
かれこれ14年前からやり続けている事柄の一つに「ギターを弾きながら誕生日を迎える」という純粋行為がある。
ソレを「まだ生きてるぜ」の胸中で軽快に実践しようとジャリズリ唄い出した矢先、
0時ジャストのゴングからまるで予想もしていない程に鳴り止まないヤサグレ野郎&ポッピンガールからの「おめでとう」コールズ、
ソレは一日中ファンファーレの如く鳴り続け、
30人以上の「愛有りお金無き」生粋人間達がケツに火を点けて燃え上がるべき単なる火曜日、単なる猿に律儀に一言突き付ける、
「出逢ってくれてありがとう」、
「おい正気か、このモノズキ野郎」と感じる捻くれ気分多々有れど、
狙いを定めて一つずつ着実に積み重ねて行けばきっと「なりたかった人間」をまんまと貫く事が出来るんだろう、
随分とシケ込んでいたあの頃は仕返しを続け、今、ニヒリズムをカマす為に有効、
涙を拭けよ、その何年か前の誕生日に手に入れた真っ赤なハンカチーフで。
新年が明けた場面でさえコレだけの数「おめでとう」を告げられる事はない、
いや、俺に取っては新年が明けた瞬間に違いはないがコレは乱痴気に充分匹敵する騒ぎだ。
こんな時、「ありがとう」くらいしか返せる言葉が見当たらないのはウィット足らず野郎の様で実にシャラクサイが、
奇をてらう必要もなく今は「ありがとう」だけで充分事足りるってんだからスバラシイ、
恥じるだなんて、負い目を作るだなんて、屋根の無い場所での雨宿りと同義だ、すなわち御免で無意味だ、
取り急ぎ且つあと1213回でも書こう、ありがとう。
フラブラ電車旅の過程、長年意識し続けていたソウル福生タウンに辿り着く。
横田基地前ストリートはニューヨーク125thストリートを彷彿、
悶着は避け、ドンクサイ事柄からは逃げ、穏やか胸中をキープオンしながら行きたい場所へ向かう旅、
そしてハッタリ東京ライフは本日から驚愕の12年目へ突入。
俺がいつか死んだら哀しんでくれるモノズキがこの街に存在するだなんてエゲツナイ奇跡、
どうか今後も居続け、増やし続けられる様に心掛ける事はただ一つ、狙いは断固外さないという純粋行為、
ソレはヘラワラと頭を下げて「どうか気に入られる様に願う」だなんてヤス過ぎる手口ではない、
愛すべきチンピラ野郎&ヒッピーガール、ありがとう。
'11.12.16(金)
【レッツゲットロマン】~31イヤーズオールドワンマンタイム~
アット 下北沢BAR?CCO
出演 : 高哲典
OPEN / 19:00 START / 20:00
CHARGE / 1000(+2order)