January 12, 2012
モストラヴ ’12
腐りきった馬鹿共が俺の前をウロウロとしてんだ
面倒だ、馬鹿は相手にしないのさ
「馬鹿は相手にしないのさ」(2000年)
こんなポップなサビを持つ赤面級の詩を吠えていた19歳、
俺はシケた客に「葬式に来たんか?」などとどっかで聞いた事のある歯の浮く様な台詞を散々と捻くれながら吐き捨てていた。
そして今、頭掻き毟り、地団駄を踏み、思い通りに行かない事には甚だ憤慨、
馬鹿は俺か、アルコールか、煙草か、人間の顔した獣の仕業か、
いずれかか、全てか、ノープロブレムか、飛び散る会話に平常心は皆無。
頭イカレているのか、いないのか、少なくともIQ2の救い様の無いオカマにだけはなるな×2012、
そして恋は年中無休、桃色吐息、祭りの後の寂しさに心身追い付かず閉口、
ありふれた言葉遊びには日々飽き飽きしながら形式蹴散らして0歳から今日まで辛うじて辿り着き、
ソレと同時にエチケットを磨き、ついでにポンコツブーツまで磨き、
ファッキントレイン飛び乗れば本を読み、読みながら「コイツは俺を突然刺してくるかも知れない」などと意識散漫、
ソレと同時に脱走兵の行き先を案じたりするこちとらの行く末は未知、
「いつ死が訪れるか分からん」などと日に日に強く感じながら、この歩く神経質が生命保険にさえ入ってないだなんてまるで怪奇。
PM22:16、猿小屋舞い戻ればジリチャリと太々しく鳴り響いている目覚まし時計、
貴様、何故今頃鳴り響く、忘れるな、俺の望みは朝だ、イカレるのはまだまだ早い。
そしてそんな戯けた俺に必要なモノはウイスキーじゃない、シャンプーとリンスだ、
オマケに恋とか何とかってヤツを続けるってコトだ。