June 03, 2012
春を創り上げろ ’12
'12.6.2(土)
【Seize The Time】
アット 高円寺showboat
OHIO101 (鈴木純也+調先人+サンコンJr) / ニーネ / 高哲典
1. ニューヨーク・サブウェイ・ブルー
2. 愛すべき日々
3. ヘイトアシュベリー
4. アウトローバカヤロー
5. 自作自演屋
6. 思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
7. マーケットに春はない (can't buy spring)
今の胸中をたったの一言で表しやがれと誰かが忙しなく急かすのなら0.03秒のワールドタイムで即座にアンサー、
ソイツは「最高」に他ならない。
233万枚売れて然るべきバンドなどこの世には腐る程にある、例えばOHIO101だとかニーネだとかオマケに・・・。
昨夜、スクービードゥのエンターテイナー振りをマザマザと魅せつけられながら、俺は頭の中で本日のセットリストを組み込んでいた。
2005年12月の高円寺ショーボート、25歳を迎える直前に初めて弾き語りスタイルにてステージに立った麗しのライヴハウス。
24歳のヤサグレた俺の幻影が、唄いながら颯爽とフラッシュバック、
ソイツに向けて俺は吠えた、
90歳になって煙草始めたお婆ちゃん笑顔でセッド、
「やり残した事がまだあるモンやさかい、死ぬ前に片付けておかんくちゃ」
チャーミング! それを聞いた娘、走り出した小僧、同様に大人の男
「従って労って無難に愛されてる内に平凡で終わるかもよ?」
そんな訳ないじゃんってフーチークーチーメン、ジャリズリ感でゴー
どうでもええじゃん、最後に一言、マーケットに春はない
マーケットに春が売ってないのなら自ら創るって心意気で。
バンドも一人もそんな大差はない、なんたって頭の中ではドラムが常に鳴っている、
イカしていれば、言葉が響いていればソレでオーケー、
2005年12月、あの時も同じ場所で同じ事を思っていたかも知れない。
終演後、「今後に繋がります様に」と正直に願いながら「今後に繋がるべく」話を繰り広げ、
4杯目のビールを嗜むその時、BGMには仕組まれた様に大好きなスクリーミン・ジェイ・ホーキンスとクリーデンス・クリアウォーター・リバイバルが聴こえていた。
どうでもええじゃん、最後に一言、心底からありがとう。